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新築の火災保険はどこで入る?見積もり比較と補償の選び方を建築士が解説

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新築注文住宅の引き渡しが近づくと、火災保険の案内を受けることが多いです。

ハウスメーカーや銀行から紹介された保険に、そのまま入ろうとしている方もいるのではないでしょうか。

「住宅ローンの手続きで忙しいし、火災保険まで比較する余裕がない」
「ハウスメーカー紹介なら安心そう」
「とりあえず一番安いプランでいい?」

悩んでいる人

火災保険って、ハウスメーカーや銀行にすすめられたものに入ればいいの?
比較した方がいいとは聞くけど、何を見ればいいのかわからない…。

結論から言うと、新築の火災保険は最低でも2〜3社は見積もり比較した方が安心です。

ただし、安さだけで決めるのはおすすめしません。

ぽりんき

建築士目線で見ると、火災保険は「火事だけの保険」ではありません。
台風、落雷、水災、給排水の水漏れ、破損汚損まで、家の立地や暮らし方に合わせて選ぶものです。

新築の火災保険は、保険料の安さ・補償範囲・自己負担額・水災補償の必要性をセットで比較しましょう。

この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、新築の火災保険をどこで入るべきか、見積もり比較のポイント、一括見積もりサービスのメリット・デメリットまで解説します。

この記事でわかること
  • 新築の火災保険を比較した方がいい理由
  • ハウスメーカー・銀行紹介の火災保険で注意すること
  • 火災保険の補償範囲と選び方
  • 水災補償・家財補償・地震保険の考え方
  • 火災保険一括見積もりのメリット・デメリット

「コストを抑えつつ、毎日の生活にゆとりを持たせたい」という方は、ぜひハウスメーカー選びの参考にしてくださいね。

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  • トヨタホーム
  • ヘーベルハウス
  • パナソニックホームズ
  • 三井ホーム
  • 積水ハウス

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  • シアーズホーム/シアーズホームバース(九州全域)
  • クレバリーホーム(*神奈川/鳥取/島根/広島のみ)
  • 飛鳥住宅(石川県金沢市)
  • きゅあホーム(福岡県宗像市)
  • 辰巳住研(福岡県古賀市)
  • ゼルコバデザイン(大阪府高槻市)
  • モリケンハウス(滋賀県大津市)
  • アールギャラリー/アールプランナー(愛知/東京/一部:岐阜/三重/神奈川/埼玉)
  • アッシュホーム(愛知県稲沢市)
  • イトコー(愛知県豊川市)
  • WITHDOM (ウィズダム)建築設計(福岡、鹿児島、広島、愛知、長野、静岡、長野、神奈川、岐阜、埼玉、千葉)
  • SAWAMURA(澤村)建築設計(滋賀、福井)
  • 彩(いろどり)ハウス(いのうえ工務店:埼玉、群馬、栃木)
  • オフィスHanako(オフィスはなこ:新潟)
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目次

新築の火災保険はどこで入る?

新築の火災保険は、主に次のルートで加入します。

加入ルートメリット注意点
ハウスメーカー紹介手続きがスムーズ他社比較なしだと高いか判断しにくい
銀行・住宅ローン窓口ローン手続きと合わせやすい補償内容が自分に合うか確認が必要
保険代理店相談しながら選べる担当者の提案力に差がある
ネット保険保険料を抑えやすい自分で補償内容を理解する必要がある
一括見積もり複数社を比較しやすい連絡が来る・条件確認が必要

どのルートにも良い面があります。

問題は、「すすめられたから何となく」で決めてしまうことです。

ぽりんき

火災保険は、同じ建物でも保険会社や補償内容で金額が変わります。
だからこそ、ハウスメーカー紹介が悪いわけではなく、比較したうえで納得して選ぶことが大切です。

火災保険料はなぜ比較した方がいい?

火災保険料は、家の条件と補償内容で決まります。

インズウェブ公式でも、火災保険料に影響する要素として、物件所在地・構造・築年数・補償範囲・保険金額・保険期間・自己負担額などが挙げられています。

火災保険料に影響する主な要素
  • 建物の所在地
  • 建物構造
  • 築年数
  • 建物だけか、家財も含めるか
  • 水災・破損汚損などの補償範囲
  • 保険金額
  • 保険期間
  • 自己負担額

つまり、火災保険は「A社が安い」「B社が高い」と単純に決まるものではありません。

同じ家でも、水災を付けるか、家財を付けるか、自己負担額をいくらにするかで保険料は変わります。

火災保険は、保険料だけでなく、同じ補償条件で比較しているかが重要です。

2024年以降は火災保険料の見直しも重要

火災保険は、近年値上げ傾向があります。

インズウェブ公式では、2024年10月に火災保険が値上げされ、参考純率が全国平均13.0%引き上げられたと説明されています。

また、水災に関する保険料率は、市区町村単位でリスクに応じて5段階に細分化されたとされています。

ぽりんき

水災補償は、昔より判断が難しくなっています。
「川が近くないから不要」と決めつけず、ハザードマップ・敷地の高さ・周辺道路の排水状況まで見て考えましょう。

火災保険は、契約時に一度入ったら終わりではありません。

新築時、更新時、補償内容の見直し時に、複数社を比較する価値があります。

新築の火災保険で見落としやすい補償

火災保険という名前ですが、実際には火事以外の補償も含まれます。

インズウェブ公式では、火災・落雷・破裂爆発・風災・雪災・雹災・水災・水濡れ・盗難・破損汚損など、さまざまな補償が説明されています。

新築で特に確認したいのは、次の補償です。

  • 火災・落雷・破裂爆発
  • 風災・雪災・雹災
  • 水災
  • 給排水設備の水濡れ
  • 盗難
  • 破損・汚損
  • 家財補償
  • 地震保険

ここで大切なのは、全部付ければ良いという話ではありません。

補償を増やせば安心感は増えますが、保険料も上がります。

ぽりんき

注文住宅では、土地選び・外構計画・建物性能によってリスクが変わります。
高台の家と低地の家、都市部の家と雪が多い地域の家では、重視すべき補償も変わります。

水災補償は外してもいい?

火災保険の見積もりで悩みやすいのが、水災補償です。

水災補償を外すと保険料を抑えられることがあります。

ただし、安くなるからという理由だけで外すのは危険です。

水災補償を判断するときに見ること
  • ハザードマップで浸水想定区域に入っているか
  • 敷地が周辺道路より低くないか
  • 近くに川・用水路・崖・傾斜地がないか
  • 豪雨時に道路冠水しやすい地域か
  • 盛土・造成地か
  • 基礎の高さや外構の排水計画はどうなっているか

建築士目線でいうと、水災は地図だけでは判断しきれないことがあります。

道路の勾配、側溝の位置、隣地との高低差、駐車場の水勾配でもリスクは変わります。

水災補償を外す前に、ハザードマップと現地条件を確認しましょう。迷う場合は、複数社の見積もりで「水災あり・なし」を比較するのがおすすめです。

家財補償は必要?

火災保険では、建物だけでなく家財も補償対象にできます。

新築時は建物価格に意識が向きますが、家具家電もかなり高額です。

冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン、ソファ、ベッド、パソコン、衣類。

一式を買い直すとなると、想像以上にお金がかかります。

家財の例見落としやすいポイント
家電冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンなどは高額
家具ソファ・ベッド・ダイニングセットなど
衣類家族人数が多いほど再購入費が大きい
パソコン・カメラ仕事や趣味で高額になりやすい
子ども用品ベビーカー・学用品・ゲーム機など
ぽりんき

家財補償は「何となく付ける・外す」ではなく、家族構成と持ち物の金額で考えましょう。
特に新築時は家具家電を新調していることが多いので、思ったより家財価値が高いケースがあります。

地震保険は火災保険とセットで考える

地震保険は、単独では契約できず、火災保険とセットで加入する保険です。

地震・噴火・津波による火災や損壊などに備えるものなので、地震が多い日本では必ず検討したい補償です。

ただし、地震保険は建物を完全に建て直すための保険というより、被災後の生活再建を支える意味合いが強いです。

地震保険を考えるときの視点
  • 住宅ローン残債があるか
  • 被災後の生活再建資金をどう確保するか
  • 耐震等級・地盤・エリアの地震リスク
  • 家財も地震保険の対象にするか

耐震等級3の家だから地震保険はいらない、とは言い切れません。

建物が倒壊しなくても、外壁、屋根、基礎、設備、家財に被害が出る可能性はあります。

火災保険一括見積もりのメリット

火災保険を比較する方法の一つが、一括見積もりサービスです。

インズウェブ公式では、火災保険一括見積もりに参加している保険会社として、東京海上日動、損保ジャパン、三井住友海上、AIG損保、日新火災、セコム損保などが掲載されています。

一括見積もりのメリットは、複数社の保険料と補償内容を比較しやすいことです。

火災保険一括見積もりが向いている人
  • ハウスメーカー紹介の保険が高いのか確認したい人
  • 新築の引き渡し前に火災保険を比較したい人
  • 水災あり・なしで保険料を比べたい人
  • 家財補償や自己負担額を調整したい人
  • 更新時に保険料が上がって驚いた人

保険は、内容が見えにくい商品です。

だからこそ、同じような条件で複数社を比較するだけでも、判断しやすくなります。

火災保険は、同じ家でも保険会社・補償内容で金額が変わります

新築・持ち家の火災保険を比較したい方は、無料の一括見積もりで相場を確認しておきましょう。

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火災保険一括見積もりのデメリット・注意点

一括見積もりにも注意点はあります。

メリットだけを見て申し込むのではなく、デメリットも理解しておきましょう。

一括見積もりを使う前の注意点
  • 保険会社や代理店から連絡が来る可能性がある
  • 建物資料や補償条件を自分で確認する必要がある
  • 最安だけで選ぶと補償不足になる可能性がある
  • 見積もり条件が違うと正しく比較できない
  • すぐ契約できるとは限らない

火災保険は、安ければ良いわけではありません。

水災なし、家財なし、自己負担額高めにすれば保険料は安くなります。

しかし、その分だけ補償されないリスクも増えます。

ぽりんき

最安プランだけを見て決めるのは危険です。
「なぜ安いのか」「何が外れているのか」を確認してから選びましょう。

火災保険の見積もり前に用意するもの

火災保険の見積もりを取る前に、資料をそろえておくとスムーズです。

  • 建物の所在地
  • 建物構造
  • 延床面積
  • 建築年月・引き渡し予定日
  • 建物価格
  • 省令準耐火構造かどうか
  • 耐火・準耐火の確認書類
  • 住宅性能評価書や長期優良住宅の資料
  • ハザードマップの確認
  • 家財補償の希望額

特に、木造住宅で省令準耐火構造かどうかは保険料に影響することがあります。

ハウスメーカーや工務店に、見積もり前に確認しておきましょう。

新築火災保険の比較ポイント

見積もりを比較するときは、次の順番で見ると判断しやすいです。

火災保険比較で見る順番
  • 補償対象を確認する
  • 補償範囲を確認する
  • 水災補償の有無を見る
  • 家財補償の有無を見る
  • 自己負担額を見る
  • 保険期間を見る
  • 地震保険の有無を見る
  • 保険料を比較する

保険料は最後です。

先に補償内容をそろえないと、正しい比較になりません。

火災保険は「安い順」ではなく、必要な補償を満たしたうえで安い順に見るのが基本です。

新築の火災保険に関するよくある質問(Q&A)

新築の火災保険はいつまでに入ればいいですか?

原則として、引き渡し日までに補償が始まるように契約しておくと安心です。住宅ローンを利用する場合、金融機関から火災保険加入を求められることもあります。

ハウスメーカー紹介の火災保険に入っても大丈夫ですか?

大丈夫ですが、他社見積もりと比較してから決めるのがおすすめです。紹介保険が悪いわけではなく、補償内容と保険料に納得できるかが大切です。

火災保険は一番安い会社を選べばいいですか?

安さだけで選ぶのはおすすめしません。水災、家財、破損汚損、自己負担額など、何が含まれていて何が外れているかを確認してください。

水災補償は必要ですか?

立地によります。ハザードマップ、敷地の高さ、周辺道路の排水、川や用水路の有無を確認し、迷う場合は水災あり・なしで見積もり比較しましょう。

インズウェブの火災保険一括見積もりは無料ですか?

公式サイトでは火災保険一括見積もりサービスとして案内されています。利用前に入力条件、連絡方法、キャンペーン条件などを確認してから申し込むと安心です。

まとめ|新築の火災保険は「安さ」よりも補償内容をそろえて比較しよう

新築の火災保険は、ハウスメーカーや銀行の紹介だけで決めず、複数社を比較して選ぶのがおすすめです。

ただし、安さだけで決めると水災・家財・破損汚損などの補償が不足する可能性があります。

  • 火災保険料は所在地・構造・築年数・補償範囲で変わる
  • 2024年以降は火災保険料の値上げや水災料率の細分化にも注意
  • 水災補償はハザードマップと現地条件で判断する
  • 家財補償は家具家電を新調する新築時ほど検討する
  • 一括見積もりは便利だが、最安だけで選ばない
  • 補償内容をそろえてから保険料を比較する

火災保険は、家を建てたあとの暮らしを守るための保険です。

家づくりの最後に慌てて決めるのではなく、引き渡し前に余裕を持って比較しておきましょう。

ぽりんき

新築の火災保険は、住宅ローンや引き渡し準備でバタバタする時期に決めがちです。だからこそ、早めに見積もりを取って、補償内容を落ち着いて確認してくださいね。

火災保険は、同じ家でも保険会社・補償内容で金額が変わります

新築・持ち家の火災保険を比較したい方は、無料の一括見積もりで相場を確認しておきましょう。

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