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新築で掃除が大変になる設備ワースト5|トイレ・お風呂で後悔しない選び方を建築士が解説

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最近、家づくり相談でかなり増えているのが、契約後の設備選びで予算と暮らしやすさが崩れてしまうケースです。

特に多いのが、トイレ・お風呂・洗面まわり。

モデルハウスでは「ホテルみたいでかっこいい」と思った設備が、住み始めてから毎日の掃除ストレスになることがあります。

悩んでいる人

「黒いお風呂っておしゃれだけど、掃除は大変?」
「造作洗面にしたいけど、カビや水はねは大丈夫?」
「契約後に設備を決めればいいって言われたけど、本当に大丈夫?」

ぽりんき

ここ、めちゃくちゃ大事です。
住宅会社から「設備はあとでショールームを見ながら決めればいいですよ」と言われることがありますが、これをそのまま信じると、契約後に100万〜200万円単位で増えることがあります。

結論、掃除が苦手な人ほど、おしゃれな水回り設備は契約前に“掃除の手間”と“追加費用”まで確認してから選ぶべきです。

この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、トイレ・お風呂・洗面で採用すると掃除が大変になりやすい設備ワースト5を、実際の相談で多い後悔ポイントも交えて解説します。

この記事でわかること
  • 新築で掃除が大変になりやすい水回り設備
  • 黒い浴槽・黒い床で後悔しやすい理由
  • 造作洗面やベッセル型洗面ボウルの注意点
  • 浴室ミラー・カウンター・収納棚の落とし穴
  • タンクレストイレの手洗い器で水はねしやすい理由
  • 契約後のオプション地獄を避ける確認ポイント

「コストを抑えつつ、毎日の生活にゆとりを持たせたい」という方は、ぜひハウスメーカー選びの参考にしてくださいね。

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  • きゅあホーム(福岡県宗像市)
  • 辰巳住研(福岡県古賀市)
  • ゼルコバデザイン(大阪府高槻市)
  • モリケンハウス(滋賀県大津市)
  • アールギャラリー/アールプランナー(愛知/東京/一部:岐阜/三重/神奈川/埼玉)
  • アッシュホーム(愛知県稲沢市)
  • イトコー(愛知県豊川市)
  • WITHDOM (ウィズダム)建築設計(福岡、鹿児島、広島、愛知、長野、静岡、長野、神奈川、岐阜、埼玉、千葉)
  • SAWAMURA(澤村)建築設計(滋賀、福井)
  • 彩(いろどり)ハウス(いのうえ工務店:埼玉、群馬、栃木)
  • オフィスHanako(オフィスはなこ:新潟)
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目次

新築で掃除が大変になる設備は「契約後」に決めると危険

家づくりでは、間取りや外観に気を取られて、水回り設備の細かい仕様は後回しにされがちです。

実際、相談でもよく聞くのが次のような流れです。

  • 契約前は標準仕様のまま概算見積もり
  • 契約後にショールームへ行く
  • 実物を見て、黒い浴槽・造作洗面・タンクレストイレが欲しくなる
  • オプション追加で100万〜200万円増える
  • さらに住み始めてから掃除の大変さに気づく

住宅会社側に悪意があるケースばかりではありません。

ただ、契約後は比較がしづらくなります。

「この設備を入れるといくら増えますか?」と聞いても、その会社の見積もりしか見られないからです。

ぽりんき

営業担当から「あとで決めればいいですよ」と言われたら、その場で止まってください。
あとで決めていいのは、金額が大きく変わらないものです。水回り設備は、見た目・掃除・費用に直結するので契約前に方向性だけでも決めておきましょう。

掃除が大変になる設備ワースト5

ここからは、プロ目線で「自分の家なら慎重に考える」水回り設備を紹介します。

おしゃれさを否定したいわけではありません。

大事なのは、見た目の良さと引き換えに、どんな掃除・メンテナンスが増えるかを知ってから選ぶことです。

順位設備後悔しやすい理由
1位黒い浴槽・黒い床白い水垢が目立ちやすい
2位ベッセル型洗面ボウルボウルまわりの隙間が汚れやすい
3位横長の浴室ワイドミラーウロコ汚れの面積が増える
4位浴室カウンター・収納棚裏側やボトル底がヌメリやすい
5位小さなトイレ手洗いボウル水はねで床・壁が汚れやすい
ぽりんき

掃除が好きな人なら止めません。
でも「できれば家事をラクにしたい」「休日を掃除で潰したくない」という人は、この5つはかなり慎重に見た方がいいです。

1位|黒い浴槽・黒い床は水垢が目立ちやすい

黒い浴槽や黒い床は、モデルハウスで見ると本当にかっこいいです。

ホテルライクで高級感があり、カタログ写真でもかなり映えます。

ただし、実際に住むと話は変わります。

お風呂の汚れで代表的なのが、水垢やカルキ汚れです。

この汚れは白く見えやすいため、黒い浴槽・黒い床だとかなり目立ちます。

黒いお風呂をきれいに保つには、入浴後に毎回、水切りと拭き上げをする覚悟が必要です。

黒い浴槽で起きやすい後悔

  • 白い水垢が目立つ
  • 石けんカスが乾くと汚く見える
  • 水滴跡が残りやすい
  • 毎日の拭き上げが必要になりやすい
  • 掃除をサボると一気に生活感が出る

最近の相談でも、「黒い浴槽に憧れていたけど、毎日拭き上げる生活は無理かも」という声はよくあります。

ここで大事なのは、ショールームの見た目だけで決めないことです。

ショールームの浴槽は、当然きれいに清掃されています。

でも、実生活では皮脂、シャンプー、石けん、水道水のミネラル、子どもの入浴後の水はねが全部乗ってきます。

ぽりんき

黒い浴槽は「おしゃれを選ぶ」というより、「毎日拭き上げる暮らしを選ぶ」に近いです。
掃除が苦手な人は、白・ベージュ・明るいグレーの方が家族全員にやさしいです。

2位|ベッセル型洗面ボウルは隙間掃除が大変

ベッセル型洗面ボウルとは、カウンターの上にボウルを置くタイプの洗面台です。

カフェやホテルのような雰囲気が出せるため、造作洗面で人気があります。

ただ、注意したいのがボウルとカウンターの接地面です。

ここに水が入り込むと、ホコリや皮脂汚れと混ざり、カビ・ぬめり・臭いの原因になります。

ベッセル型洗面で見落としやすい場所
  • ボウルとカウンターの接地面
  • 水栓まわり
  • 壁との取り合い部分
  • 木製カウンターの水染み
  • コーキング部分の黒ずみ

洗面台は毎日使います。

朝の洗顔、歯磨き、手洗い、子どもの水遊びのような使い方まで考えると、想像以上に水が飛びます。

特に木製カウンターにベッセル型を組み合わせる場合は、かなり注意してください。

水が染み込むと、変色や膨れ、カビの原因になることがあります。

ぽりんき

造作洗面はおしゃれですが、掃除しやすさまで設計できて初めて成功です。
「写真で映える洗面」ではなく、「毎朝気持ちよく使える洗面」になっているか確認しましょう。

ベッセル型にするなら確認したいこと

  • ボウルの外側に水が垂れにくい形か
  • 壁付け水栓にできるか
  • カウンター素材は水に強いか
  • コーキング部分を掃除しやすいか
  • 子どもが使っても水はねしにくい高さか

どうしてもベッセル型にしたい場合は、ボウルとカウンターの一体感があるタイプや、水はねしにくい深めのボウルを選ぶと失敗しにくいです。

3位|浴室の横長ワイドミラーはウロコ汚れの面積が増える

浴室の横長ワイドミラーも、見た目はかなり良いです。

空間が広く見えて、ホテルライクな印象になります。

でも、鏡の面積が広いということは、掃除する面積も広いということです。

お風呂の鏡は、放っておくとウロコ汚れがつきます。

このウロコ汚れは一度固まると落とすのがかなり大変です。

ワイドミラーは、見た目の高級感より先に、毎週どれくらい鏡掃除をする生活になるかを想像してください。

浴室ミラーで後悔しやすい人

大きな浴室ミラーを慎重に見た方がいい人
  • お風呂掃除をできるだけ減らしたい人
  • 入浴後の水切りを毎日続ける自信がない人
  • 浴槽側まで鏡が伸びるデザインを選ぼうとしている人
  • 子どもがいて水はねが多い家庭
  • 将来の掃除負担を減らしたい人

最近は、そもそも浴室に鏡をつけない方も増えています。

髭剃りや洗顔で必要な人は、標準的な縦長ミラーで十分なことも多いです。

ぽりんき

お風呂の鏡は「大きければ満足度が上がる設備」ではありません。
必要なサイズに絞るだけで、掃除時間も将来のストレスもかなり減らせます。

4位|浴室カウンターと収納棚はヌメリの温床になりやすい

浴室カウンターや収納棚は、標準仕様でついてくることも多い設備です。

シャンプーやボディソープを置けるので、一見便利そうに見えます。

ただ、掃除目線で見るとかなり厄介です。

カウンターの裏側、棚の下、ボトルの底は、水が残りやすく、ヌメリやカビが発生しやすい場所です。

  • カウンターの裏側が洗いにくい
  • ボトル底がヌルヌルしやすい
  • 棚の下に水が残りやすい
  • 奥の壁が掃除しにくい
  • 外したくても後から外しにくい場合がある

ここは、実際の暮らしを想像するとわかりやすいです。

仕事や育児で疲れている夜に、お風呂上がりにカウンター裏まで毎回掃除できますか。

多くの人は難しいはずです。

ぽりんき

最近のおすすめは「全部浮かせる」です。
マグネット収納や吊り下げ収納を使えば、ボトル底のヌメリを減らしやすく、カウンター自体をなくせる場合もあります。

契約前に聞くべきこと

浴室カウンターで確認したいこと
  • カウンターなしにできるか
  • 収納棚なしにできるか
  • 外した場合に減額されるか
  • マグネット収納が使える壁か
  • 掃除しやすい浴室仕様になっているか

「標準でついているからそのまま」ではなく、いらないものは外せるか確認してください。

標準設備は、必ずしも自分たちに必要な設備とは限りません。

5位|小さなトイレ手洗いボウルは水はねしやすい

タンクレストイレを採用すると、トイレ内に独立した手洗い器をつけることがあります。

これ自体が悪いわけではありません。

ただ、カフェ風の小さな手洗いボウルは、水はねしやすいです。

特に子どもが使う場合、手を洗うたびに壁や床が濡れることがあります。

トイレ手洗い器は、見た目よりもボウルの深さ・水栓の位置・水はねのしにくさで選んでください。

小さな手洗い器で起こりやすい後悔

  • 手を洗うと床に水が飛ぶ
  • 壁紙が濡れて傷みやすい
  • 来客が使うと気を遣わせる
  • 子どもが使うと毎回拭き掃除になる
  • 見た目は良いが実用性が低い場合がある

トイレ内に手洗い器をつけるなら、手がしっかり入るサイズを選びましょう。

もしくは、トイレの外に洗面台を近く配置して、そこで手を洗う動線にするのもおすすめです。

ぽりんき

タンクレストイレはすっきり見えますが、手洗い器まで含めて考えないと失敗します。
タンクレストイレ単体のメリットだけで判断せず、トイレ空間全体で見てください。

掃除が大変な設備を避けるための契約前チェックリスト

水回り設備は、契約後に決めても良いように見えます。

でも、実際は契約後ほど比較しづらく、オプション費用も見えにくくなります。

契約前に最低限、次の項目は確認してください。

契約前に確認したい水回り設備
  • 標準仕様の浴槽・床・壁の色
  • 浴室ミラー・カウンター・棚の有無
  • 洗面台は既製品か造作か
  • トイレはタンク式かタンクレスか
  • 手洗い器のサイズと水はね対策
  • ショールーム変更時の追加費用
  • よく出るオプションの価格表

特に大事なのは、ショールームへ行くタイミングです。

契約後に初めてショールームへ行くと、良い設備が欲しくなっても他社比較ができません。

できれば契約前に一度ショールームへ行き、気になる設備の見積もりを取っておきましょう。

ぽりんき

「あとで決めればいい」は、家づくりでかなり危険な言葉です。
あとで決めた結果、キッチン・お風呂・洗面・トイレだけで数百万円増える相談は本当にあります。

掃除しやすい水回りにするための考え方

掃除しやすい家にするコツは、設備を豪華にすることではありません。

むしろ、凹凸・隙間・水が残る場所を減らすことです。

見るポイント避けたい例おすすめの考え方
黒・濃色で水垢が目立つ白・ベージュ・明るいグレー
隙間や段差が多い一体型・シンプル形状
収納置きっぱなし収納浮かせる収納
大きすぎるミラー必要最小限のサイズ
手洗い小さすぎるボウル深さと幅のあるボウル
ぽりんき

掃除しやすい設備は、暮らし始めてから効いてきます。
家は毎日使うものなので、写真映えより「疲れている日でもきれいを保てるか」を基準にしてください。

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関連記事|タンクレストイレや水回りの後悔も確認しよう

タンクレストイレそのもののメリット・デメリットを詳しく知りたい方は、既存記事の「タンクレストイレのメリット・デメリット」もあわせて確認してください。

また、水回り全体の失敗例を広く知りたい方は、「注文住宅の後悔25選」も参考になります。

この記事の役割

この記事は、タンクレストイレ単体の解説ではありません。
トイレ・お風呂・洗面で「掃除が大変になる設備」を契約前に見抜くための記事です。

よくある質問(Q&A)

黒い浴槽は絶対にやめた方がいいですか?

絶対にダメではありません。ただし、水垢が目立ちやすいため、毎日の水切り・拭き上げを続けられる人向けです。掃除が苦手な人は白・ベージュ・明るいグレーの方が無難です。

お風呂の鏡はなくても困りませんか?

髭剃りや洗顔で必要な人はあります。ただし、浴槽側まで伸びるワイドミラーは掃除負担が増えやすいです。必要最小限のサイズにするだけでもかなりラクになります。

ベッセル型洗面ボウルは後悔しやすいですか?

おしゃれですが、ボウルとカウンターの接地面、水はね、木製カウンターの水染みに注意が必要です。採用するなら掃除しやすい形状と水に強い素材を選びましょう。

浴室カウンターは外した方がいいですか?

掃除をラクにしたいなら、なしにできるか確認する価値はあります。マグネット収納や吊り下げ収納で代用できる場合も多いです。

契約前にショールームへ行くべきですか?

できれば行った方がいいです。契約後に設備を決めると、オプション費用が増えても他社比較しづらくなります。気になる設備だけでも契約前に見積もりを取っておくと安心です。

まとめ|おしゃれな設備ほど「掃除」と「追加費用」を契約前に確認しよう

新築の水回り設備は、見た目だけで選ぶと後悔しやすいです。

最後に、この記事のポイントを振り返ります。

水回り設備は、契約後に変更すると100万〜200万円単位で追加費用が増えることがあります。契約前に、掃除のしやすさ・設備の方向性・オプション費用まで確認しておきましょう。

掃除しやすい水回りにするポイント
  • 白・ベージュ系の浴室は水垢が目立ちにくい
  • 浮かせる収納は浴室掃除をラクにしやすい
  • 必要最小限のミラーや棚にすると掃除負担を減らせる
  • 凹凸・隙間・水が残る場所を減らすと、掃除のストレスが少なくなる
注意したい水回り設備
  • 黒い浴槽・黒い床は水垢が目立ちやすい
  • ベッセル型洗面は隙間掃除に注意
  • 小さすぎるトイレ手洗い器は水はねしやすい
  • 「あとで決めればいいですよ」は追加費用の入口になりやすい
ぽりんき

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