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注文住宅でおすすめのキッチンは?後悔しない選び方・人気レイアウトを徹底解説

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注文住宅でのおすすめキッチン
悩んでいる人

せっかくの注文住宅、キッチンはこだわりたい!
でも選択肢が多すぎて悩む…

キッチンは、調理をする作業場だけではなく、インテリアの一部であり、家族とのコミュニケーションをとる大切な場所です。

ぽりんき

「キッチンは特に力を入れたい」と思う人も少なくないでしょう。

デザインや周辺設備など種類が豊富で選択肢が多いからこそ悩んだり、後で「失敗した…」なんて思ったりすることも多い箇所です。

この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、注文住宅で人気のキッチンのレイアウト・メーカー比較・失敗例まで詳しく紹介します。

理想のキッチン選びのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

この記事で分かること
  • キッチン選びで大切なポイント
  • 人気のキッチンレイアウト
  • おすすめキッチンメーカー比較
  • キッチンの費用相場
  • キッチンで後悔しやすいポイント
  • キッチン選びに失敗しないためのコツ
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目次

注文住宅のキッチン選びで大切なポイント

注文住宅のキッチン選びで大切なポイント

まずは、おさえておきたいキッチン選びで大切なポイントについて解説します。

キッチンは毎日使う設備だからこそ、デザインや機能だけでなく、家事動線や収納計画、LDK全体とのバランスも考慮しながら選ぶことが大切です。

以下のポイントを参考に、ご家族の暮らしに合ったキッチンを選びましょう。

  1. 家事動線の良さ
  2. 家族とのコミュニケーション
  3. 収納量と片付けやすさ
  4. デザイン性とインテリアとの統一感
  5. メンテナンス性・掃除のしやすさ

家事動線の良さ

キッチンは、暮らしの中心ともいえる場所です。

食事を運んだり、片付けたり。
調理をしながら洗濯を回したり、お風呂の確認をしたりする人も多いでしょう。

だからこそ、家事動線の良さは、日々の暮らしやすさを大きく左右します。

たとえば、キッチンとダイニングテーブルの位置関係。配膳がスムーズにできる間取りなら、日々の負担を減らせます。
回遊動線を取り入れて行き止まりがないようにしたり、ダイニングテーブルとキッチンが横並びになるようにしたりすると、効率よく家事ができるでしょう。

ぽりんき

横並びダイニングは特に人気のレイアウトです。

さらに、シンク・加熱機器(コンロ)・冷蔵庫の位置関係も大切です。

シンク・加熱機器(コンロ)・冷蔵庫の中心点を結んだ三角形の作業動線のことを、「ワークトライアングル」といいます。

一般的に、理想的な距離は以下とされています。

ワークトライアングルの理想距離
  • シンク~加熱機器:120㎝~180㎝
  • シンク 〜 冷蔵庫:120cm 〜 210cm
  • 加熱機器 〜 冷蔵庫:120cm 〜 270cm

狭すぎると作業スペースが不足し、広すぎると移動距離が増えてしまうため、バランスが大切です。

ただし、必ずしも三角形の配置になるレイアウトばかりではありません。

大切なのは、実際の暮らしをイメージしながら、使いやすい動線になっているかどうか。
レイアウトを考える際は、毎日の動きを具体的に想像してみましょう。 

家族とのコミュニケーション

昔は、台所とダイニングが別室になっている家も多くありました。
実際に、「実家は別室に台所があり、配膳のたびに部屋間を移動していた」という人もいるのではないでしょうか。

近年はLDKを一体化し、家族とのコミュニケーションを重視した間取りが主流になっています。

たとえば、「家族と会話がしやすい場所にしたい」「子どもを見守りながら料理したい」といった希望を出す人が多いです。

キッチンとリビング・ダイニングに仕切りがない「オープンタイプキッチン」や、食器棚などで一部が仕切られている「セミオープンタイプキッチン」を採用する家庭も増えています。

ただし、キッチンとリビング・ダイニングが一体化すると、食事の匂いが部屋に残りやすくなることも。
また、小さなお子さんがキッチンへ入りやすくなるため、安全面への配慮も大切です。 

収納量と片付けやすさ

収納スペースは少なすぎても、多すぎてもよくありません。
少なすぎると物が溢れてしまいますし、多すぎると無駄なスペースが増え、余計なコストにつながる可能性もあります。

カップボードやパントリーを検討する際は、現在使っているキッチンツールや食器の量を把握しておきましょう。

また、家の購入にあわせて、調理家電を新調したり、追加で購入したりする人も少なくありません。
新たに購入予定のものもリスト化しておき、どこに置くかまで考えておくと、後で「設置場所が足りなかった」と困ることが軽減するでしょう。

さらに、収納の量だけではなく、片付けやすさや取り出しやすさも重要です。
たとえば、棚や引き出しに奥行きがありすぎると、物をしまい込んでしまい、取り出しにくくなることも。

ぽりんき

家電の置き場所とあわせて、コンセント計画も忘れずに!
実際に住み始めてから、「ここに欲しかった…」となることが多いポイントです。 

デザイン性とインテリアとの統一感

オープンキッチン・セミオープンキッチンにする場合、LDKのインテリアに合ったデザインのものを選ぶと統一感が出ます。

オープンキッチン・セミオープンキッチンにする場合、LDKのインテリアに合ったデザインのものを選ぶと統一感が出ます。

たとえば、ナチュラルテイストな部屋の場合は木目調モダンなテイストの場合はグレーやブラック大理石調を採用するとマッチしやすいでしょう。
造作カウンターを取り入れると、好みのデザインに合わせたオーダーメイドも可能です。

リビングから見える景色をイメージしながら、キッチンデザインを考えてみましょう。

ぽりんき

見せ方だけでなく、隠し方も検討すると良いでしょう。
目立ちやすい家電は、家電収納や扉付きのカップボードを採用すると、すっきりとした空間を保ちやすくなります。

メンテナンス性・掃除のしやすさ

キッチンは毎日使う場所だからこそ、汚れやすい場所でもあります。
そのため、メンテナンス性や掃除のしやすさは、快適な暮らしにも大きく関わるポイントです。

特に、ワークトップの素材にこだわると、手入れがしやすいでしょう。

ぽりんき

ワークトップとは、シンクやコンロをつなぐ調理スペースのことです!

ワークトップの素材ごとの特徴は、以下のとおりです。

ワークトップ素材の特徴一例
  • ステンレス
     耐久性が高く、掃除しやすい素材。比較的リーズナブル。
  • 人工大理石
     熱やキズに強いものが多く、デザイン・カラーが豊富。
     ステンレスより高価な傾向があります。
  • セラミック
     熱や衝撃に強く、高級感のある空間を演出しやすい素材です。
  • クリスタルカウンター
     TOTO独自の素材で、すりガラスのような質感が特徴。
     デザイン性が高い一方、価格は高めです。
     

また、ワークトップ以外にも、掃除のしやすいレンジフードを選んだり、シンクとカウンターに継ぎ目の少ない仕様を採用したりすることで、日々のお手入れの負担を軽減できます。

ぽりんき

キッチンは毎日使う場所だからこそ、見た目だけでなく、ラクにきれいを保てるかも意識して選びましょう。

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注文住宅で人気のキッチンレイアウト

キッチンには、さまざまなレイアウトの種類があります。

ここからは、人気のキッチンレイアウトを解説します。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、違いを理解し、ライフスタイルや好みに応じて選べるようにしてください。

I型キッチン

I型キッチン

I型キッチンは、シンク・コンロ・作業スペースが一直線上に並んだレイアウトです。

壁付け・対面どちらにも対応しやすく、シンプルな設計なのが特徴。

掃除がしやすいほか、空間になじみやすいため、さまざまなインテリアに合わせやすいでしょう。

また、省スペースで設置できるので、狭小住宅やコンパクトな間取りにも採用しやすいレイアウトです。

一方で、コンパクトにまとめすぎると、作業スペースや調理家電を置く場所が足りなくなってしまう場合も。
逆に、横幅を広くしすぎると、シンク・コンロ・冷蔵庫間の移動距離が増え、作業効率が下がる可能性もあります。

どこで下ごしらえをするか、家電をどこに置くかなどをイメージしながら設計すると、後悔を防ぎやすいでしょう。 

Ⅱ型キッチン

Ⅱ型キッチンは、シンクとコンロを2列に配置したレイアウトで、「セパレート型キッチン」とも呼ばれます。

シンク・コンロ・冷蔵庫の移動が振り返るだけで完結しやすく、作業効率の良さが大きな魅力です。

ぽりんき

二人以上で同時に作業しやすいので、家族で料理を楽しみたい人にも向いています。

収納スペースも確保しやすいので、作業スペースがスッキリと片付けられます。

ただし、通路幅を狭くしすぎるとすれ違いづらくなり、調理中の安全性が下がるデメリットも。
反対に広すぎると移動距離が増えてしまうので、キッチンを使う人数や動作をイメージして、適切な通路幅を検討しましょう。

L型キッチン

L型キッチンは、シンクとコンロが直角に配置されています。

移動距離を短くしやすいうえ、作業スペース・収納スペースは広く確保できるのが特徴です。
また、壁付け・対面どちらにも対応しやすく、間取りに合わせて取り入れやすいレイアウトといえるでしょう。

しかし、I型キッチンなどと比べると設置スペースが必要になるため、ダイニング・リビングとのバランスは考慮する必要があります。

さらに、L字の角にあたる場所がデッドスペースになりやすい点も注意が必要です。
たとえば、使用頻度の低い家電置き場にしたり、回転式収納を取り入れたりすることで、スペースを有効活用しやすくなります。

ぽりんき

メーカーによっては、コーナー部分専用のワゴンやキャビネットが用意されているので、チェックしてみてください!

U型キッチン

U型キッチンは「コの字型」とも呼ばれ、料理が好きな人に人気のレイアウトです。
シンク・コンロ・冷蔵庫をU字型に配置することで、移動距離を短くしやすく、効率よく作業できる点が特徴。 

このレイアウトはワークトライアングル」を考慮した配置で、家事動線がスムーズなのがメリット。

また、三方向を囲まれるような形になるため、調理に集中しやすい点も魅力でしょう。 

作業スペースや収納スペースも広く確保しやすいため、調理器具や食器を多く持っている人にも向いています。 

ただし、メーカーによっては、U字型に対応できる素材などが限られている場合があります。
特にワークトップは、現場で継ぎ目を施工するケースも多くあります。I型キッチンなどと比べるとオーダー要素が強くなる傾向があるので、あらかじめ対応可能か確認しましょう。 

ぽりんき

さらに、L型キッチンと同様にコーナー部分がデッドスペースになりやすい点や、価格が高額になりやすい点にも注意が必要です。

アイランドキッチン

アイランドキッチンは、キッチンカウンターを壁から離して独立させたレイアウトです。

開放感があり、キッチン自体がLDKの主役になるような存在感があります。 

また、キッチンの周囲をぐるりと回れる回遊動線をつくりやすく、調理や配膳もスムーズに行いやすいのも魅力です。

一方で、キッチンがオープンな分、生活感が出やすい点は注意しましょう。
手元や調理器具が視界に入りやすいため、片付けや掃除をこまめにしたいレイアウトといえます。

また、通路幅を確保する必要があるため、比較的広いLDKが求められる点にも注意が必要です。

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片付けが苦手な人は、パントリーや背面収納を取り入れるなど、「生活感を隠す工夫」を検討するといいでしょう!

ペニンシュラキッチン

「ペニンシュラ」とは、「半島」を意味します。
ペニンシュラキッチンは、キッチンの左右のどちらかが壁に接している対面レイアウトです。
半島のように突き出ていることから、その名前がついています。

アイランドキッチンよりも省スペースで設置しやすく、開放感のある対面式のキッチンを取り入れやすいことから、注文住宅でも人気があります。

また、壁側を洗面所や玄関へつながる動線にすると移動がラクにできるので、家事効率アップにもつながるでしょう。 

しかし、アイランドキッチンと同様に、リビング・ダイニングからキッチンが見えやすいレイアウトです。
そのため、生活感が出すぎないよう、収納計画や整理整頓しやすい工夫も検討しておくとよいでしょう。

注文住宅でおすすめのキッチンメーカー比較

ぽりんき

ここからは、人気のキッチンメーカーを紹介します。

メーカーごとに特徴があるので、デザイン・機能面など詳しく見ていきましょう。

  1.  LIXIL
  2. TOTO
  3. Panasonic
  4. クリナップ
  5. タカラスタンダード
  6. その他|海外風キッチン・海外製設備

 LIXIL

 LIXIL
画像引用: LIXIL

LIXILといえば「セラミックトップ」と言われるほど、セラミックの天板にこだわりがあります。

セラミックは熱や傷にも強く、耐久性が強い素材です。

ぽりんき

セラミックは汚れにくく、手入れも簡単とユーザーの満足度も高いです!

LIXILの中でも、主力商品の「リシェル」は収納面も優れています。
「らくパッと収納」は、引き出しを開ける力を30%軽減させたつくり。立ち位置を変えずに道具の出し入れができる収納です。

LIXIL|らくパッと収納
画像引用:LIXIL|らくパッと収納

LIXILの従来品よりも、約1.5倍の収納力。
調理器具・調味料や食材・ストック品まで、手が届く距離に収納できるのは嬉しいポイントです。

TOTO

TOTO
画像引用:TOTO

TOTOはクリスタルカウンターを採用した「ザ・クラッソ」が主力商品です。

クリスタルカウンターは、透明度の高いエポキシ樹脂でつくられており、熱や衝撃にも強い耐久性を備えています。さらに、光を透かすような透明感のある美しいデザインも魅力です。 

また、使いやすさに配慮された機能も充実しています。

幅広いシャワーで汚れを効率よく洗い流せる「ほうき水栓」、水やゴミがスムーズに流れる「スクエアすべり台シンク」、さらに、ファンのお手入れが約10年間不要※となる撥油コート仕様など、家事負担を軽減する工夫が取り入れられています。
※使用環境によって異なります。

画像引用:TOTO|スクエアすべり台シンク

Panasonic

Panasonic
画像引用:Panasonic

Panasonicのキッチンは、「L-CLASS」「S-CLASS」が主要商品。
これらのシリーズは、使う人に合わせてカウンターの高さを選ぶことが可能です。

画像引用:Panasonic

カウンターの高さは、80㎝・85㎝・90㎝の3つのタイプが用意されています。さらに、「L-CLASS」シリーズの場合、80㎝~90㎝まで、1㎜単位で高さ調整が可能

空間や使い勝手に合わせて細かく調整できるため、造作キッチンのような自由度があります。

また、Panasonicは家電メーカーならではの視点を活かし、使いやすさや機能性にこだわったキッチンづくりが特徴です。 

画像引用:Panasonic|トリプルワイドIH

3口コンロを横並びに配置した「トリプルワイドIHは、Panasonicならではの代表的な設備。複数人で料理しやすく、配膳や盛り付けスペースも確保しやすい設計です。 

ぽりんき

ほかにも、4口のマルチワイドIHトリプルワイドガスがあり、熱源も口数も好みに応じて選べます。

クリナップ

画像引用:クリナップ

クリナップは「ステンレス」にこだわったキッチンメーカーです。

ステンレスは汚れ、カビ、臭いがつきにくい素材。さらに、水や熱にも強く、錆びにくい特徴もあり、衛生的なキッチン空間を保ちやすいのが魅力です。

クリナップでは、見えない骨組み部分にもステンレスを採用しており、お手入れのしやすさにも配慮されています。

またデザインの豊富さも嬉しいポイント。
天然木をつかったナチュラルテイストのキッチンや、ダークカラーのステンレスキッチンなど、インテリアに合わせて選べます。

シリーズによっては40色以上の扉カラーが用意されているなど、キッチンのデザインにこだわりたい方に人気のメーカーです。 

タカラスタンダード

画像引用:タカラスタンダード

タカラスタンダードのキッチンは、ホーローにこだわっているのが特徴です。

ホーローは汚れが染み込みにくく、油汚れや水はねもサッと拭き取りやすい素材。日々のお手入れがしやすく、キッチンを綺麗な状態に保ちやすいでしょう。

タカラスタンダードで採用されているホーローは高品位ホーローなので、より丈夫です。

ぽりんき

キャビネットの側面や内側、引き出しの底やケースなどにもホーローが使用されており、頑固な汚れが付着しても研磨剤や金属たわしでお手入れできるほど高い耐久性を備えています。

また、マグネットが付く素材のため、マグネット収納を活用して、自分好みにカスタマイズできるのも魅力です。 

ほかにも、洗う・切る・捨てるの動作をスムーズに行える「家事らくシンク」や、シンク前の立ち上がり部分に収納スペースを設けられるなど、家事負担の軽減につながる機能も充実しています。

その他|海外風キッチン・海外製設備

画像引用:GRAFTEKT

海外のキッチンに憧れる人も少なくないでしょう。

海外風キッチンは、家具のようなデザイン性や広々としたワークトップが魅力。空間全体に統一感を持たせやすく、LDKをおしゃれに演出したい方から人気を集めています。

たとえば、kitchenhouse(キッチンハウス)GRAFTEKT(グラフテクト)は、海外のキッチンを思わせる洗練されたデザインで支持されているブランドです。

また、設備にこだわりたい場合は、海外製の食洗機やオーブンなどを採用する方法もあります。Miele(ミーレ)Bosch(ボッシュ)は、高い洗浄力や大容量を備えた食洗機で知られており、家事負担の軽減につながります。

ぽりんき

TOTOなどの日本の設備メーカーでも、海外製の設備をオプションに設けているケースが多くあります。
「海外製キッチンはハードルが高そう…」と思う方でも、日本のメーカーに相談しながら取り入れられるので安心ですね。

ただし、海外製設備は部品の取り寄せやメンテナンスに時間がかかる場合があります。取り扱い可能な住宅会社やアフターサポート体制も確認しながら検討しましょう。

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注文住宅のキッチン費用相場・オプション費用

キッチンは、メーカーや種類、レイアウトによって費用が大きく変わります。
また、オプションをどこまで取り入れるかによっても左右されるでしょう。

ここからは、キッチンの費用相場、オプション費用などを解説します。

本体価格の目安

キッチンの本体価格は、一般的に50万円~200万円以上と幅広いです。
キッチンの価格は、システムキッチンのメーカーやグレード、オーダーメイドにするかどうかなどによって大きく変わります。

価格帯ごとの特徴は、以下のとおりです。

価格帯主なシリーズ例
50〜100万円前後LIXIL シエラS / TOTO ミッテ / クリナップ ラクエラ
100〜200万円前後TOTO ザ・クラッソ / クリナップ ステディア / LIXIL リシェル /GRAFTEKT
200万円以上kitchenhouse / オーダーキッチン
ぽりんき

この表はメーカー希望小売価格を参考にしています。
実際には、ここから値引きや工事費などを加味した金額で見積もりが作成されるケースが一般的です!

なお、ハウスメーカーや工務店によっては、標準仕様として選択できるキッチンが限られているケースがあります。

標準仕様から変更する場合追加費用が発生する場合も多いため、気になるキッチンがある場合は、あらかじめ担当者に確認しておきましょう。

オプション費用

キッチンは、本体価格だけでなく、オプションによって費用が大きく変わる場合があります。

特に、以下のような設備は追加費用が発生しやすいポイントです。

キッチンのオプション例
  • 食洗機
     深型タイプやフロントオープンタイプを選ぶと、費用が高くなる傾向があります。
  • 天板変更
     人工大理石からセラミックへ変更するなど、ワークトップの素材によって価格差があります。
  • カップボード
     サイズや素材によって費用が変動します。
  • 造作収納
     空間に合わせてオーダーメイドするため、既製品より高額になる傾向があります。

どこに費用をかけたいかを明確にしておくと、予算オーバーを防ぎやすいでしょう。

ぽりんき

キッチン周りは、住宅設備の中でも特にオプションが増えやすい場所です。
標準仕様のキッチンでも、オプションを追加していくうちに、トータルで100万円以上費用が膨らむケースもあるので要注意です。

注文住宅のキッチンでよくある後悔ポイント

キッチンは、グレードや種類によっては高額な住宅設備です。
また毎日使う場所でもあるので、後悔したくないですよね。

ここからは、注文住宅でキッチンを検討する際に気をつけておきたいよくある後悔ポイントを解説します。
キッチンを決定する前に、ぜひ確認しておいてください。

  1. 通路幅が狭かった・広かった
  2. ゴミ箱置き場を忘れた
  3. 冷蔵庫位置が使いづらい
  4. 油はね・水はねが気になる
  5. コンセント不足
  6. 予算がオーバーした

後悔ポイント①通路幅が狭かった・広かった

通路幅が狭すぎると、人とすれ違いづらくなったり、冷蔵庫や食洗機を開けた際に動きにくくなったりします。
特に、複数人でキッチンに立つ家庭では調理中にぶつかってしまい、ストレスを感じやすくなるでしょう。

一方で、広すぎる通路幅も注意が必要です。
シンク・コンロ・冷蔵庫間の移動距離が長くなり、かえって作業効率が悪くなる場合があります。

一般的に、1人で使う場合は80〜90cm前後、2人ですれ違うことを想定する場合は100〜120cm前後が目安とされています。

ただし、適した通路幅は、キッチンのレイアウトや家族構成によって異なります。

実際にショールームで歩いてみたり、現在のキッチンの通路幅を測ったりしながら、自分たちに合ったサイズを検討しましょう。

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通路幅を決めるときは、冷蔵庫・食洗機・引き出しを開けた状態もイメージしておくのがおすすめです。

後悔ポイント②キッチンにゴミ箱置き場を忘れた

意外と見落としがちなのが、ゴミ箱を置くスペースを確保することです。

置き場所がないと、通路にゴミ箱を置くことになり、調理や移動の邪魔になってしまう場合があります。

一般的に、45ℓのゴミ袋を使用する場合は、縦40~43cm×横25~26cm×高さ60cm前後のゴミ箱が必要です。

ゴミ箱を新調する予定がある場合、キッチン計画とあわせて、どのタイプを使うか、いくつ設置するかまで考えておきましょう。 

キッチンのメーカーによっては、カウンター下や収納内にゴミ箱を組み込めるタイプもあります。
ゴミ箱が視界に入りにくくなるため、生活感を抑えやすい点もメリットです。

ぽりんき

家を建築する地域のゴミ分別ルールも要チェックです。
分別が多い自治体の場合、その分のゴミ箱スペースが必要になります。

後悔ポイント③冷蔵庫位置が使いづらい

冷蔵庫のタイプと、冷蔵庫の位置が合わず「使いづらい」と感じてしまうケースがあります。

たとえば、片側開きタイプの冷蔵庫の場合、扉が身体側に開く配置になってしまうと、回り込まないと物を取り出せません。

また、調理スペースと冷蔵庫の位置が離れすぎていると、食材を取りに行く移動距離が長くなり、家事効率が下がる可能性があります。

使い勝手を良くするためには、使用する冷蔵庫の開閉方向や、動線をイメージしながら考えることが大切です。

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冷蔵庫を奥まった場所に隠すレイアウトも人気ですが、食材や飲み物を取りに行く動線が長くならないかチェックしましょう。

後悔ポイント④油はね・水はねが気になる

キッチンでは、油はねや水はねを完全に防ぐのは難しいでしょう。

特にアイランドキッチンのようなレイアウトの場合、遮るものが少ないため、汚れが周囲に広がりやすい傾向があります。対策をしていない場合、ダイニング周辺の床や家具に汚れが付着したり、壁や床に頑固な汚れが残ったりすることも。 

油はね対策としては、コンロ前にガラス製のオイルガードを設置するのが効果的です。折りたたみ式の商品もあるため、後付けもできます。

また、シンク周辺では水はねも発生しやすいため、壁や床は汚れや水気が拭き取りやすい素材を選ぶと良いでしょう。

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リビング・ダイニングは無垢材、キッチンはクッションフロアやモルタル調の床材にするなど、空間ごとに素材を変えるのもおすすめです。
汚れ対策になるだけでなく、空間にメリハリも生まれます。

後悔ポイント⑤コンセント不足

注文住宅の場合、調理家電を新たに購入する人も多いです。

もし、コンセントの数や位置を十分に検討していないと、家電を置きたい場所で使えなかったり、延長コードが必要になったりするケースがあります。

あらかじめ使用する家電をリストアップし、どこに配置するのかを考えながらコンセント計画を立てましょう。

新築時より入居後のコンセント増設のほうが、壁を取り壊したり、回線を新たに設置したりするため、費用も手間もかかるので注意しましょう。

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ライフスタイルや家族構成の変化に伴って、セカンド冷蔵庫や冷凍庫を追加する人も結構多いです。
すぐに使用しなくても、将来的に置くかもしれないと想定しておくと後悔しにくいでしょう。

後悔ポイント⑥予算がオーバーした

キッチンは住宅設備の中でもオプションが多く、費用が膨らみやすい場所です。

当初は標準仕様で考えていても、ショールーム見学や打ち合わせを重ねるうちに、食洗機やカップボード、ワークトップの変更などを追加し、予算を大きく超えてしまうケースが多くあります。

後悔を防ぐためには、絶対に譲れないポイントと、予算が厳しくなったら見直すポイントを事前に整理しておくことが大切です。

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設備によっては初期費用だけでなく、メンテナンス費用が相場より高くなることもあります。
たとえば、高機能レンジフードや海外製の食洗機などは、部品交換や修理に専門業者が必要になる場合もあるため、あらかじめ修理費用を確認しておくと安心でしょう。

注文住宅のキッチン選びで失敗しないコツ

カタログやショールームでは、デザインやインテリアに目が向いてしまいがちですが、使い勝手や予算も十分に考慮しなければ、後悔してしまうかもしれません。

ここからは、注文住宅でのキッチン選びで失敗しないコツを解説します。

  1. SNS・実例でイメージを固める
  2. メーカーごとのキッチンを比較する
  3. 優先順位を決める

コツ①SNS・実例でイメージを固める

SNSやブログなどで、自宅の写真や動画を発信している人のアカウントをチェックしてみましょう。

カタログやショールームよりも、実際に暮らしている様子が見られるため、使い勝手や生活感をイメージしやすくなります。

特に、キッチンのレイアウトや収納方法、ゴミ箱の設置などは、実際の家だからこそ参考になるポイントです。
また、失敗例・後悔ポイントの投稿も多くあるので、あわせてチェックしましょう。

気になる写真を見つけたら、担当者へのイメージ共有がしやすいように、PinterestやInstagramで保存しておくのがおすすめです。

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オーナー宅見学会を実施しているハウスメーカー・工務店もあります。
キッチンも見せてもらえる場合は、オーナーさんに使い心地などを聞いてみましょう。

コツ②メーカーごとのキッチンを比較する

キッチンはメーカーごとに特徴が異なるため、複数社を比較することが大切です。

たとえば、収納力に強みを持つメーカーもあれば、掃除のしやすさやデザイン性に力を入れているメーカーもあります。

ショールームでは引き出しの使い勝手やワークトップの質感、レンジフードのお手入れ方法なども確認しておきましょう。

複数のメーカーを比較することで、自分たちのライフスタイルや家族構成に合ったキッチンを選びやすくなります。

ただし、住宅会社によって標準仕様で採用できるメーカーが限られている場合があるので、注意しましょう。

コツ③優先順位を決める

キッチンには、レイアウトや収納、デザイン、設備など、さまざまな選択肢があります。

ぽりんき

すべての希望を取り入れようとすると、予算オーバーになったり、かえって使い勝手が悪くなってしまう場合もあります。

「家事効率を重視したいので回遊動線は優先する」「デザインにこだわりたいのでワークトップはグレードアップする」など、優先順位を決めておくと良いでしょう。

家族で意見が異なる場合もあるため、事前に話し合いながら方向性を決めておくと、打ち合わせもスムーズに進みます。

キッチンについてよくある質問

キッチンの費用相場はどれくらいですか?

システムキッチン本体は50〜200万円以上と幅があります。


グレードやメーカーによって異なります。
また、オプションによって費用が大きく変わるため、事前に予算を決めておきましょう。

アイランドキッチンとペニンシュラキッチンはどちらがおすすめですか?

アイランドキッチンは開放感や回遊動線が魅力です。
一方、ペニンシュラキッチンは省スペースで設置しやすく、費用も抑えやすい傾向があります。

間取りや予算に合わせて選びましょう。

キッチンの寿命はどれくらいですか?

一般的にシステムキッチンの寿命は20〜30年程度とされています。
ただし、食洗機やレンジフード、水栓などの設備は、それより早く交換が必要になる場合があります。

キッチンでおすすめのオプションは何ですか?

ライフスタイルによって異なりますが、特に人気が高いのは以下のオプションです。

キッチンで人気のオプション
  • 食洗機
  • タッチレス水栓
  • カップボード
  • 深型シンク
  • 自動洗浄機能付きレンジフード
  • パントリー

特に食洗機やカップボードは満足度が高く、「付けてよかった」という声も多く聞かれます。一方で、オプションを追加しすぎると予算オーバーになりやすいため、優先順位を決めて検討しましょう。

まとめ|キッチンは「暮らし方」に合わせて選ぶことが大切

キッチンはメーカーを始め、レイアウトやデザイン、オプションなど、選択肢が多くある設備です。

ぽりんき

選択肢が多い分、夢が広がって楽しい時間ではあります!
だからこそ、後悔をしないように優先順位を決めながら検討していきましょう。

改めて、「キッチン選びで大切なポイント」「よくある後悔ポイント」をおさらいしましょう。

キッチン選びで大切なポイント
  • 家事動線の良さ
  • 家族とのコミュニケーション
  • 収納量と片付けやすさ
  • デザイン性とインテリアとの統一感
  • メンテナンス性・掃除のしやすさ
キッチンでよくある後悔
  • 通路幅が狭かった・広かった
  • ゴミ箱置き場を忘れた
  • 冷蔵庫位置が使いづらい
  • 油はね・水はねが気になる
  • コンセント不足
  • 予算がオーバーした

キッチンを決める際は、複数のメーカーを比較検討しましょう。また、ショールームのほか、SNSや実際の施工事例などを参考にするのもおすすめです。

大切なのは、デザインだけで判断するのではなく、実際の動線や暮らし方をイメージしながら選ぶこと。
家の中心ともいえるキッチンが、快適で満足度の高い空間になるよう、じっくり検討してみてください。

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