「断熱性ってハウスメーカーによって違うの?」
「断熱性の高いハウスメーカーが知りたい」
「そもそも断熱性が高いと何がいいの?」
ハウスメーカーについて調べていると、各社とも必ず断熱性についてアピールしていますよね。現代の家づくりでは、住宅の断熱性能を高めることは絶対条件といってもいいでしょう。
冷暖房効率もよく省エネ性も向上することから、高断熱の住宅は環境にも優しいとされています。
反対に、断熱性にこだわらずに家づくりをしてしまうと、住み心地に影響するだけでなく無駄にランニングコストのかかる住宅となってしまいます。
では断熱性の高い家を建てるためには、どんなハウスメーカーを選べばいいのでしょうか。また、ハウスメーカーの断熱性能にはどんな違いがあるのでしょうか。
この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、断熱性の高いハウスメーカー10社をランキング形式でご紹介していきます。
さらに、後悔しないハウスメーカーの選び方から、高断熱住宅のメリット・デメリットまで徹底解説をしていきます。
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ハウスメーカーが断熱に力を入れているのは、断熱最高等級が7に引き上げられたから
ハウスメーカー各社が家の断熱に力を入れている要因として、断熱等級が7に引き上げられたことが挙げられます。
断熱等級が引き上げられたことで、ハウスメーカーはより高断熱な住宅を求められるようになりました。高断熱の住宅になることで、わたしたちにはさまざまなメリットがあります。
高断熱住宅のメリット
- 一年を通して快適な室温に保てる
- 冷暖房効率がよくなる
- 光熱費を抑えられて経済的
住宅の断熱性能を表すのはUA値とQ値
断熱性の高い住宅にするなら、目安としてUA値0.4以下はクリアするようにしましょう。
参考までに、国土交通省が定める断熱等級の基準値がこちら。
一般的に、ハウスメーカーの断熱性はUA値を参考にします。ですが、冷暖房効率まで見込んで断熱性能を判断するには、Q値も参考にするほうが望ましいです。
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断熱性の高いハウスメーカーランキング10選
ここからは、断熱性の高いハウスメーカー10社についてランキング形式でご紹介していきます。
ランキングの作成にあたりまして、各ハウスメーカーが公表している断熱性能と、実際に家を建てたユーザーの評価をもとに独自に作成をしました。
ランキング結果はこちら。
- ダイワハウス
- 一条工務店
- 積水ハウス
- ミサワホーム
- 三井ホーム
- 住友林業
- パナソニックホームズ
- セキスイハイム
- ヘーベルハウス
- トヨタホーム
結論として、ランキング上位は木造住宅を扱うハウスメーカーが占める結果となりました。
それでは、ランキング順にハウスメーカーの特徴についてご紹介していきますね。
第1位 ダイワハウス|断熱最高等級7に対応
- 木造商品「xevo GranWood」で断熱等級7に対応
- 断熱性能を選べる
- 鉄骨住宅で付加断熱を採用
ダイワハウスの特徴
ダイワハウスは、鉄骨と木造の両方の商品を扱っているハウスメーカーです。鉄骨と木造どちらも付加断熱を採用していることから、断熱性能は高いハウスメーカーと言えます。
木造住宅のxevo GranWoodでは、断熱性能の最高等級である7まで対応。予算や求める性能に応じて断熱性能を選べることが最大の特徴です。
選べる断熱性能は、鉄骨住宅と木造住宅で種類が異なります。木造住宅のほうが選べる種類が多く、断熱性能も高いです。
鉄骨住宅と木造住宅の選べる断熱仕様を比較したものがこちら。
会社概要
会社名 | 大和ハウス工業株式会社 |
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本社所在地 | 大阪市北区梅田3丁目3番5号 |
取締役 | 芳井 敬一 |
設立 | 1947年3月4日 |
資本金 | 1,619億5,715万2,677円 |
社員数 | 連結:49,768名 (2023年3月31日) 単体:16,093名 (2023年3月31日) |
UA値 | 0.38W/㎡・K(エクストラW断熱) |
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第2位 一条工務店|業界最高水準の断熱性能
- 断熱最高等級7に対応
- 外内ダブル断熱構法(2×6工法)
- 樹脂サッシLow-Eトリプルガラスの高性能窓
一条工務店の特徴
一条工務店は「家は、性能」をキャッチコピーとしているほど、住宅の断熱・気密性能に特化したハウスメーカーです。
一条工務店では以下の2つの構法の商品を扱っています。
- 夢の家 I-HEAD構法(木造軸組構法)
- 外内ダブル断熱構法(2×6工法)
上記のうち、外内ダブル断熱構法は断熱等級7まで対応しています。
さらに、住宅の断熱性能に大きく影響するのが「窓」です。一条工務店の窓は標準仕様で「樹脂サッシトリプルガラス」を採用しています。
ハウスメーカーの多くは、アルミ樹脂複合サッシを標準仕様としているため、オプション追加せずに断熱性の高い窓を採用できることは一条工務店のメリットです。
会社概要
会社名 | 株式会社一条工務店 |
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本社所在地 | 東京都江東区木場5-10-10 |
取締役 | 岩田 直樹 |
設立 | 1978年9月 |
資本金 | 3億円460万円 |
社員数 | 6,400名 (2023年3月31日現在) |
UA値 | 0.25W/㎡・K(i-smart) |
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第3位 積水ハウス|断熱性とデザイン性の両立
- 断熱仕様グリーンファースト・ゼロ
- 超高断熱アルミ樹脂複合サッシ(SAJサッシ)
- 土地を読んだ空間提案が得意
積水ハウスの特徴
積水ハウスは、鉄骨と木造の両方を扱っているハウスメーカーです。
積水ハウスでは、天井・壁・床それぞれに適した断熱材を使用します。家全体のバランスを考えた設計をすることで、熱を逃さない「夏涼しく冬暖かい家」を実現します。
また積水ハウスでは、ご希望に合わせて断熱仕様を変えられる仕組みがあります。
- 標準仕様
- グリーンファーストゼロ
- グリーンファーストゼロ・プラス
- グリーンファーストゼロ・スーペリア
- グリーンファーストゼロ・プラスアルファ
上記の中でも、断熱性能に特化するならグリーンファーストゼロ・スーペリアがおすすめ。
断熱性能も確保しつつ、デザインにもこだわりたい人にはグリーンファーストゼロ・プラスアルファがおすすめです。
また、積水ハウスではガラスメーカーのAGCとのコラボ商品である「SAJサッシ」を標準採用しています。
SAJサッシは中空層16mmアルゴンガス入り、樹脂スペーサーを使用するなど、アルミ樹脂複合サッシの意匠性と高い断熱性能を併せ持った、積水ハウスのオリジナル商品です。
会社概要
会社名 | 積水ハウス株式会社 |
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本社所在地 | 大阪市北区大淀中一丁目一番88号 梅田スカイビル タワーイースト |
取締役 | 仲井 嘉浩 |
設立 | 1960年8月1日 |
資本金 | 2,028億5,449万9,372円 (2023年6月7日現在) |
社員数 | 14,932名 (2023年1月31日現在) |
UA値 | 0.6W/㎡・K以下 |
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第4位 ミサワホーム|高断熱×大開口を実現
- 断熱性に優れたセンチュリーモノコック構造
- 大空間・大開口でもZEH基準
- 標準仕様で省エネルギー基準に対応
ミサワホームの特徴
ミサワホームは、独自構法の「木質パネル接着工法」を採用することで、高断熱でありながら大空間・大開口の間取りを実現できます。
さらに、大空間を実現しながらZEH基準にもしっかりと対応しています。
木質パネルには120mm厚の高性能グラスウールを充填。工場で生産することで、ズレのない高品質な木質パネルを生産できるのが特徴です。
ミサワホームでは建築に必要な資材の多くを工場で生産してから、現場で組み立てをおこなっています。そのため、非常に施工精度が高いことも高い断熱性能を発揮する理由の1つです。
ミサワホームは断熱性の高さから、標準仕様でも「省エネルギー基準」に対応しています。冷暖房効率がよくランニングコストを抑えられることもうれしいポイントです。
さらに、ミサワホームは34年連続グッドデザイン賞も受賞するほど、住宅のデザイン性にも優れています。
機能性もデザインもどちらもこだわりたい人にはミサワホームがおすすめです。
会社概要
会社名 | ミサワホーム株式会社 |
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本社所在地 | 東京都新宿区西新宿二丁目4番1号 新宿NSビル |
取締役 | 作尾 徹也 |
設立 | 2003年8月1日 |
資本金 | 118億9,275万5,813円 |
社員数 | 2,033名 (2022年3月末) |
UA値 | 0.33W/㎡・K |
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第5位 三井ホーム|高断熱のプレミアム・モノコック構法
- プレミアム・モノコック構法
- 屋根断熱「ダブルシールドパネル」
- 従来の1.6倍の断熱材を使用した「2×6ウォール」
三井ホームの特徴
三井ホームは、大手ハウスメーカーの中でも洋風デザインを得意としています。
そんな三井ホームの住宅は、高気密高断熱を可能とする「プレミアム・モノコック構法」で建てられていて、新基準の断熱等級6までに対応しています。
具体的に進化させた部分は以下の4つ。
- 屋根
- 壁
- 床
- 基礎
屋根は「ダブルシールドパネル」にすることで、荷重に強く日射の熱を防いでくれます。
続いて、壁に使われている断熱材について。従来の断熱材の厚さ90mmに対して、2×6ウォールでは1.6倍の140mmの断熱材を充填しています。
床は「トラストフロア」と呼ばれる三角形のトラス構造により耐震性を高めています。
最後に基礎。三井ホームの基礎は「マットスラブ」と呼ばれるベタ基礎です。これは従来の基礎に比べて鉄筋の量がおよそ2倍と圧倒的な強度を誇ります。
会社概要
会社名 | 三井ホーム株式会社 |
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本社所在地 | 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 新宿三井ビル53階 |
取締役 | 池田 明 |
設立 | 1974年10月11日 |
資本金 | 139億70万円 |
社員数 | 2,580名 (2023年4月1日現在) |
UA値 | 0.39W/㎡・K |
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第6位 住友林業|360°トリプル断熱
- 木造の断熱性の高さを活かした家づくり
- 高密度グラスウールを採用
- 高断熱の窓サッシ
住友林業の特徴
住友林業といえば「木」の強みを活かした家づくりが特徴のハウスメーカーです。
一般的に、鉄骨住宅に比べて木造住宅の方が断熱・気密性は高いと言われています。
住友林業では、鉄よりもおよそ400分の1の熱伝導率である木材を使用することで、断熱性に優れた家づくりをしています。
壁に使われている断熱材には、高密度のグラスウールを採用。
従来の断熱材と比較して以下の点に優れているのが特徴です。
- 断熱性
- 遮音性
- 耐火性
窓には、断熱性能の高い「アルゴンガス入りLow-E複層ガラス」を採用することで、従来の1枚ガラスよりも熱の伝わりを80%低減します。
会社概要
会社名 | 住友林業株式会社 |
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本社所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目3番2号 (経団連会館) |
取締役 | 光吉 敏郎 |
設立 | 1948年2月20日 |
資本金 | 55,088百万円 (2023年12月31日時点) |
社員数 | 5,139人名 |
UA値 | 0.46W/㎡・K |
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第7位 パナソニックホームズ|鉄骨造でも高断熱な住宅
- 高断熱仕様にすることで断熱等級7に対応
- 樹脂サッシのトリプルガラスを採用
- 鉄骨住宅の弱点である気密性も高い
パナソニックホームズの特徴
パナソニックホームズは、鉄骨住宅を扱うハウスメーカーの中でも比較的、断熱性能が高い会社です。
メイン商品であるHS工法では、高断熱仕様にすることで、最高で断熱等級7まで対応が可能。※一部地域で平屋を建てた場合
窓部分には樹脂サッシのトリプルガラスも採用できるため、鉄骨住宅でも断熱性の高い家づくりができます。
さらに、鉄骨住宅の弱点とされている気密性についても、すべてのスイッチ・コンセントに防気カバーを設置することで気密性を高める対策をしています。
また、パナソニックホームズは繰り返しの地震に強いハウスメーカーでもあります。
- 高耐久による安心した暮らし
- 高断熱で快適な暮らし
- 光熱費を抑えた暮らし
- メンテナンスのかからない暮らし
これらを実現したい人にはパナソニックホームズがおすすめです。
会社概要
会社名 | パナソニックホームズ株式会社 |
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本社所在地 | 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号 |
取締役 | 藤井 孝 |
設立 | 1963年7月1日 |
資本金 | 283億7,592万3,130円 |
社員数 | 5,470名 (2023年4月1日時点) |
UA値 | 0.6W/㎡・K以下 |
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第8位 セキスイハイム|断熱等級6を標準化
- ユニット工法により断熱材の施工精度が高い
- 断熱材に高性能グラスウールを採用
- オプションで樹脂サッシのトリプルガラスも可能
セキスイハイムの特徴
セキスイハイムは積水化学工業株式会社の住宅部門で、「あったかハイム」のキャッチフレーズで有名な大手ハウスメーカーです。
セキスイハイムの最大の特徴は「ユニット工法」で家を建てていること。
ユニット工法は大半の作業を工場でおこなうため、以下のメリットがあります。
- 施工精度が安定している
- 天候による影響を受けない
- 工期が短い
- コストを抑えられる
断熱等級は6を標準化。セキスイハイムの断熱材には、繊維の密度が高い高性能グラスウールを採用。さらに工場で充填することでズレがなく確実に断熱性能を発揮します。
セキスイハイムの標準仕様の窓はアルミ樹脂複合サッシのペアガラスですが、オプションで樹脂サッシのトリプルガラスに変更が可能です。
高断熱仕様で家を建てたいなら窓のグレードアップは必ずおこないましょう。
会社概要
会社名 | 積水化学工業株式会社 |
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本社所在地 | 大阪本社: 大阪市北区西天満2丁目4番4号 東京本社: 東京都港区虎ノ門2丁目10番4号 |
取締役 | 加藤 敬太 |
設立 | 1947年3月3日 |
資本金 | 100,002百万円 |
社員数 | 26,838名 (2023年3月期連結ベース) |
UA値 | 0.46W/㎡・K |
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第9位 ヘーベルハウス|ヘーベル板と断熱材の二重構造
- ALCコンクリート・ヘーベル
- 高性能断熱材「ネオマフォーム」
- 業界随一の耐震性と耐火性
ヘーベルハウスの特徴
ヘーベルハウスは、鉄骨住宅を扱うハウスメーカーの中でも、耐震性と耐火性が非常に高いことが特徴です。
施工エリアは都心部に限られることから、狭小地での建築を得意としています。
ヘーベルハウスの断熱性能のおもな特徴は以下の3つです。
- 75mm厚のALC外壁
- 独自開発の高性能断熱材「ネオマフォーム」
- 断熱・保温効果の高い「低放射複層ガラス」
ALCコンクリート・ヘーベル(通称ヘーベル板)は、内部に細かい気泡があることで空気層が熱の伝わりを抑えてくれる特徴があります。
そしてALC外壁の内側に施されるのが、独自開発した高性能断熱材「ネオマフォーム」です。
壁面にネオマフォームを施工して外気からの影響を防ぐことで、家の断熱性を高めます。
また、ヘーベルハウスの窓は一般的な複層ガラスよりも断熱・保温性の高い「低放射複層ガラス」を採用しています。
日射熱を室内に取り入れつつ、室内の熱が外に逃げるのを防ぐことで、暖房効率を高めてくれる効果があります。
会社概要
会社名 | 旭化成ホームズ株式会社 |
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本社所在地 | 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング |
取締役 | 川畑 文俊 |
設立 | 1972年11月 |
資本金 | 32.5億円 |
社員数 | 7,612名 (2023年3月末現在・連結) |
UA値 | 0.6W/㎡・K以下 |
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第10位 トヨタホーム|鉄骨ユニット工法で断熱等級6に対応
- ZEH基準をクリアした高い断熱性能
- 工場生産による安定した断熱性能
- デザイン性と断熱性を両立
トヨタホームの特徴
トヨタホームでは、セキスイハイムと同様にユニット工法を採用した「シンセシリーズ」と、狭小地にも対応した鉄骨軸組工法の「エスパシオシリーズ」の2つの商品を扱っています。
シンセシリーズの断熱は「充填断熱」を採用しています。工場で断熱材を敷き詰めるため、高い施工精度で隙間なく断熱材を充填します。
これにより、断熱性に不利な鉄骨住宅でありながらZEH基準をクリアした断熱等級6まで対応可能。
鉄骨住宅で、デザイン性と断熱性能を両立した家づくりがしたい人にはトヨタホームがおすすめです。
会社概要
会社名 | トヨタホーム株式会社 |
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本社所在地 | 名古屋市東区泉1丁目23番22号 |
取締役 | 後藤 裕司 |
設立 | 2003年4月1日 |
資本金 | 129億円 |
社員数 | 709名 (2022年4月時点) |
UA値 | 0.5W/㎡・K |
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断熱性の高いハウスメーカー選び3つのポイント
ここからは、断熱性の高いハウスメーカーを選ぶ際に、気をつけたいポイントについて3つご紹介していきます。
これからご紹介するポイントに気をつけることで、確実に断熱性の高い家づくりができます。
ハウスメーカー選びで後悔したくない人は必ずチェックしてください。
- 木造住宅のほうが断熱性能が高い
- 断熱方法は付加断熱がベスト
- 施工精度が高いハウスメーカーを選ぶ
1.木造住宅のほうが断熱性が高い
断熱性・気密性を高めるなら木造住宅のほうが有利です。
理由は大きく2つ
- 鉄は木の400倍熱を伝えやすい
- 鉄は温度によって伸び縮みするため、隙間ができやすい
鉄骨住宅を検討する場合には、ハウスメーカーが上記のデメリットをどのようにカバーしているのか確認してみると良いでしょう。
2.断熱方法は付加断熱がベスト
住宅の断熱方法には以下の3つがあります。
- 充填断熱
- 外張断熱
- 付加断熱
結論、上記の中では付加断熱が最も断熱性能が高いです。
それぞれの断熱方法について簡単に説明しますね。
充填断熱の特徴はこちら。
- 柱の厚みに応じて断熱材を多く敷き詰められる
- 比較的コストを抑えて施工ができる
- 選べる断熱材の種類が多い
- 施工技術によって隙間ができやすい
外張断熱の特徴はこちら。
- 気密性が高い
- 比較的施工が簡単
- 内側の空間を有効活用できる
- 充填断熱よりもコストがかかる
付加断熱の特徴はこちら。
- 断熱・気密性が非常に高い
- 施工の手間とコストがかかる
3.施工精度が高いと評判のハウスメーカーを選ぶ
断熱性の高いハウスメーカーを探すためには、施工精度の高さに定評のある会社を選ぶことも重要です。
どんな断熱方法や断熱材の種類を使っていても、現場の施工精度が低くては断熱・気密性を確保できません。
例えば、スイッチやコンセント周りは隙間ができやすいため、正確な施工が求められます。
ハウスメーカーを選ぶ際には、施工の丁寧さや現場がキレイかなどの口コミや評判も参考にしてみましょう。
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断熱性を高めるメリットとデメリット
各ハウスメーカー、断熱性能を高めるためにさまざまな工夫や研究をしているんですね。
断熱性の高い家にすることで、わたしたちにはどんなメリットがあるのでしょうか。
反対に、断熱性を高めるデメリットについても併せて解説をしていきます。
断熱性を高める5つのメリット
- 夏涼しく冬暖かい家になる
- 冷暖房効率がよく経済的
- ヒートショックを予防できる
- 防音性が高い
- 結露の発生リスクを抑えられる
1.夏涼しく冬暖かい家になる
断熱性の高い家は、外気の影響を受けにくく、室内の温度も外に逃げにくくなります。
そのため、断熱性が高い住宅ほど、夏涼しく冬暖かい家にできるわけです。
断熱性能にはできるだけ予算をかけることを意識しましょう。
2.冷暖房効率がよく経済的
断熱性を高めることは、ランニングコストの面でもメリットがあります。
断熱性が高ければ、少ないエネルギーで室温を調整できます。さらに一度調整された空気は長時間一定に保たれるため、非常に経済的です。
3.ヒートショックを予防できる
入浴中の死亡は交通事故よりも多いとされています。
そのため、家の断熱性を高めて、できるだけ建物内の温度を一定に保つことがヒートショックによる事故を防ぐためには重要です。
家族の安全のためにも断熱性は重要なんだね。
4.防音性が高い
断熱性が高いほど音が外に漏れにくく、外の音が室内に入ってこなくなります。
土地によっては、車の騒音や近隣へのプライバシーが気になる場合もあるでしょう。断熱性が高いことで、外からの騒音や屋内の声が外に漏れるのを防いでくれます。
一方で、室内の音が外に漏れないため、高断熱の家ほど音が反響しやすいと言われています。
とくに、まだ家具が置かれていない引き渡し時は音の反響が気になるかもしれません。家具を揃えていくことで音の反響は軽減されます。
5.結露の発生リスクを抑えられる
断熱性を高めることは、結露の発生リスクを抑えるためにも重要です。
結露は室内と室外の温度差によって発生します。そのため、断熱材や窓の断熱性能を高めることが結露対策には有効です。
内部結露によって柱が腐食することで、建物の強度が落ち、シロアリの被害にも遭いやすくなります。
せっかくのマイホームを長持ちさせるためにも、断熱性を高めることは重要です。
断熱性を高める2つのデメリット
- 建築コストが高くなる
- 室内が乾燥しやすくなる
1.建築コストが高くなる
断熱性を高めるためには、ある程度コストがかかることは想定しておきましょう。
理由は大きく以下の2つ。
- 高性能な断熱材を使用するから
- 多くの断熱材が必要になる
断熱性を高めるために初期費用はかかりますが、冷暖房効率がよくなることでランニングコストを抑えられる可能性が高いです。
一方で、断熱性の低い家を建ててしまうと、家族の健康被害のリスクが高まりますので注意しましょう。
家の断熱性能には、予算内でなるべくお金をかけることをおすすめします。
2.室内が乾燥しやすくなる
断熱性の高い家に住みはじめたら、乾燥しやすくなったと感じる人が多いです。
原因は、相対湿度が下がることで乾燥を感じやすくなるからです。
空気中の温度が高くなるほど飽和水蒸気量も増えます。
もともと乾燥しがちな冬の空気が、室温が温められることで相対湿度が下がります。そのため、空気が乾燥していると感じるようです。
高断熱住宅の乾燥には以下の対策が有効です。
- 加湿器を設置する
- 部屋干しで湿度を調整する
- 室温を高くしすぎない
高断熱住宅を建てる際に気をつける3つのこと
こちらでは、高断熱住宅を建てる際に気をつける3つのことについて解説をしていきます。
- 気密性を高める
- 第1種換気システムを導入する
- 高断熱の窓を採用する
1.気密性を高める
断熱性能と合わせて必ずこだわりたいのが気密性能です。
断熱性に加えて気密性も確保することで、熱が外に逃げにくく、室内の温度を一定に保てます。
気密性が低いと、隙間から入り込んだ空気と室内の温度差によって結露の発生リスクが高くなるので注意しましょう。
結露が発生すると、柱を腐らせてシロアリの被害を招くほか、カビの発生による家族の健康被害に繋がる恐れがあります。
断熱性の同じくらい気密性も大切なんだね。
2.第1種換気システムを導入する
断熱と合わせて気密が重要だと申し上げてきましたが、もう一つ重要になるのが「換気」です。
換気は室内の空気を入れ替えるのが目的と思うかもしれませんが、ほかにも室内の湿度の調整にも重要な役割を果たします。
第1種換気とは、給気と排気を機械によっておこなう換気システムです。一般的な住宅の換気システムには第1種換気のほかに、自然給気・機械排気の第3種換気があります。
第1種換気の特徴を簡単にまとめたものがこちら。
- 給気の際に外気を室内の温度と湿度に調整する※全熱交換型の場合
- 気密性が高い住宅ほど効率よく換気できる
- 設置費用が高い
適切な換気をおこなうことで、家族が健康で快適に暮らせる住まいにしましょう。
3.高断熱の窓を採用する
断熱性の高い家を建てるなら、断熱材のほかに「窓」にもこだわりましょう。
窓は壁以上に外気の影響を受けやすいです。
下の画像のとおり、夏は窓から73%もの熱が室内に入り、冬は暖気の58%が窓から逃げていきます。
おすすめは「樹脂サッシ窓」
一般的にハウスメーカーの標準仕様として扱われているのが、外側がアルミ、内側が樹脂の「アルミ樹脂複合サッシ」です。
上記の2つを比較して、より断熱性能が高いのは樹脂サッシ窓です。さらに、ガラスの枚数も2枚のペアガラスよりも3枚のトリプルガラスにすることで、高い断熱性能を発揮します。
ただし、樹脂サッシは断熱性能が高い反面、以下のデメリットもあります。
- 窓枠が太くなる
- 大開口の窓はできない
意匠性を重視するなら、アルミ樹脂複合サッシのほうが窓枠が細くスタイリッシュになります。
基本的には樹脂サッシが断熱性が高くおすすめですが、南側に大開口の窓を設置する場合にはアルミ樹脂複合サッシも検討しても良いでしょう。
まとめ:高断熱住宅は快適で経済的な住まい|現代の家づくりにはマスト
この記事では、断熱性の高いハウスメーカー10社をランキング形式でご紹介してきました。
あらためて、断熱性の高いハウスメーカーランキング10選はこちら。
- ダイワハウス
- 一条工務店
- 積水ハウス
- ミサワホーム
- 三井ホーム
- 住友林業
- パナソニックホームズ
- セキスイハイム
- ヘーベルハウス
- トヨタホーム
断熱性の高い家にすることで、家族が健康で快適に暮らせる住まいとなります。
冷暖房効率もいいため、光熱費を抑えられて経済的なのも嬉しいですよね。
厳しい暑さと寒さが続く現代では、高断熱住宅の需要はますます高まっていきます。
各ハウスメーカーの断熱性の特徴をよく理解して、あなたの理想の家づくりができるハウスメーカーを選びましょう。
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大きな間違いが、カタログを取り寄せる前にイベントへの参加や展示場見学をスタートしてしまうこと。
なんとなく、見学した営業さんから言われるがまま、「間取りや見積作成」に進んでいってしまう人が多いのです。
家づくりは下調べをせずに進めてしまうとマイホーム完成後に「もっと良い会社があったのに」と後悔することになりかねません。
そのため、
とはいえ、どんな会社があるのか調べていくのも大変なので、最近は、一度にカタログが取り寄せできる「一括資料請求サイト」が人気です。
しかし、一括資料請求サイトも数多くあり、サイト選びを間違えると、カタログが届かなかったり強引な営業を受けることにもなります。
この3サイトは、大手の企業が運営しており、登録されている住宅会社は厳しい審査をクリアしている会社のみです。
そのため、カタログを取り寄せたからといって強引な営業をしてこないため、非常にメリットの大きいサービスです。
ぜひ、信頼できる一括資料請求サイトを利用し、効率よく家づくりを進めていってください。