「どんなことに気をつけてハウスメーカーを選べばいいの?」
「選んではいけないハウスメーカーの特徴を教えて」
「せっかくのマイホームだから後悔したくない」
家づくりでは、多くのハウスメーカーや工務店の中から1つの会社を選ばなければいけません。
あなたの理想の家を建てられる相性のいいハウスメーカーや工務店を選ぶことができれば、きっと満足のいく家づくりができるでしょう。
反対に、ハウスメーカーや工務店選びを間違えてしまうと、後悔が残る家づくりとなってしまうかもしれません。
例えば、断熱・気密性を重要視していないハウスメーカーや工務店で家を建ててしまうと、夏暑く冬寒いだけでなく、高い光熱費にも悩まされることに。
施工不良などで耐震性に不安がある場合、大きな地震が発生した際に家族の安全を確保できない恐れも。
実際に、ハウスメーカー選びについて調べてみると、「後悔した」「ハウスメーカー選びに失敗した」といった声もよく目にします。
大切なことは、ハウスメーカーや工務店の正しい選び方についての知識を身につけてから、あなたたち家族に合った会社を選ぶことです。
ではいったい、避けたほうがいいハウスメーカーや工務店にはどのような特徴があるのでしょうか。
この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、やめた方がいいハウスメーカー&工務店の特徴について20の項目に分けて解説をしていきます。
さらに、後悔しないハウスメーカーの選び方とその理由についても解説をしていますので、気になる方は最後まで記事を読み進めてください。
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やめた方がいいハウスメーカー&工務店20選
家づくりを始めたばかりの人の中には、「どこにお願いしても一緒でしょ」と考えている人もいるかもしれませんが、その考えは非常に危険です。
結論、どのハウスメーカー・工務店にお願いするのか。どんな担当者と家づくりをするのかによって完成する家の性能には大きな違いがあります。
間違ったハウスメーカー・工務店を選んでしまうと、家の完成度にも影響してしまうんです。
ここからは、家作りの失敗を避けるために、やめた方がいいハウスメーカーと工務店の特徴20選について解説をしていきます。
すでに検討しているハウスメーカーや工務店がある人は、以下の項目に該当していないか確認しながら記事を読み進めてください。
やめた方がいいハウスメーカー&工務店20選
- 断熱性能を重視していない
- 樹脂サッシを採用していない
- 気密施工をしていない
- 安いからと第3種換気を提案してくる
- 耐震等級3に対応していない
- 床暖房を推奨してくる
- 適当な見積もりで契約を急かす
- 予算に合わせた提案をしない
- キャンペーンや値引きばかり推してくる
- 価格を抑えた提案ばかりしてくる
- デメリットを説明しない
- 財務状況が悪い・受注速報がマイナス続き
- 展示場のモデルハウスと実際の住宅が違いすぎる
- 急成長している
- 担当者が信用できない
- 他社の悪口を言う
- 建築現場が汚いという評判がある
- 保証内容やアフターサポートが手薄
- 悪い口コミや評判が目立つ
- 知り合いや身内が働いている
1.断熱性能を重視していない
断熱性能を重視していないハウスメーカーや工務店は避けるべきです。
家の断熱性能を高めることは、快適に暮らせるだけでなく、光熱費などのランニングコストを抑えられるメリットがあります。
さらに、エネルギー効率が良いため省エネ性能が高く、環境にも配慮した住宅となります。
断熱性を重視していない会社で家を建ててしまうと、夏は暑く冬は寒いだけでなく、光熱費も高くなります。
ハウスメーカー・工務店によっては、コスト削減のために性能の低い断熱材を使用していたり、断熱材の量を抑えている場合もあるので注意しましょう。
ハウスメーカー・工務店を選ぶ際には、住宅の断熱性能について、よく確認することが大切です。
2.樹脂サッシを採用していない
窓に「樹脂サッシ」を採用していない、もしくは樹脂サッシを推奨しないハウスメーカーや工務店には気をつけましょう。
世界と比べても、日本の住宅の樹脂サッシ窓の普及率はとくに低いのが現状です。これは、日本のハウスメーカーや工務店に、断熱性能を重要視していない会社が多いことも原因の一つと考えられます。
断熱性能の高い家づくりを目指すなら、 樹脂サッシを採用しているハウスメーカー・工務店を選ぶようにしましょう。
3.気密施工をしていない
気密施工をおこなっていないハウスメーカーや工務店には注意が必要です。
気密性が高いほど、外気が室内に入りにくく、室内の熱が外に逃げにくくなります。さらに、計画的な換気が可能となることで、快適で健康に暮らせる住まいとなります。
例えば、隙間の多い住宅では、外気が室内に入りやすいことで冷暖房の効率が悪くなります。空調効率が悪いと余計なエネルギーを消費することとなり、光熱費が高くなる原因に。
また、なるべくなら「気密測定」をおこなっている会社を選ぶのがおすすめです。
気密測定で十分な数値を出すためには、現場での作業にもある程度の正確性が求められます。そのため、気密測定をおこなっている会社なら、丁寧な施工をしている可能性が高いです。
家族が快適で健康に暮らせるように、しっかりと気密施工をしてくれるハウスメーカー・工務店を選びましょう。
4.安いからと第3種換気を提案してくる
価格を抑えるために、第3種換気システムを提案してくる会社には注意しましょう。
現代の高気密高断熱な住宅ほど、換気システムが非常に重要な役割を果たします。
なぜなら、換気システムによって正常に空気の入れ替えがおこなわれることで、室内の温度ムラをなくしたり、ハウスダストを排出して家族の健康を守る効果があるからです。
第3種換気は外気がそのまま室内に入るため、計画的な換気が難しく、室内に温度ムラができやすくなります。さらに、空気の循環がスムーズにおこなわれないことで、アレルギー症状など家族に重大な健康被害が及ぶ恐れがあります。
高気密高断熱な住宅ほど、第1種換気が相性がよくオススメです。
価格が安いからという理由だけで、第3種換気を勧めてくる会社は換気の重要性を理解していない可能性があります。第3種換気で十分だという場合には、根拠を説明してもらって納得してから選ぶようにしましょう。
5.耐震等級3に対応していない
日本の住宅において、地震に強いというのは必要不可欠です。
日本は世界的にも地震が多い国です。耐震性能の高い家にすることで、大きな地震が発生した際にも住宅の安全が保たれる必要があります。
耐震等級3は、建築基準法に基づく最も高い基準です。耐震等級3に達していない住宅では、大地震時による住宅の半壊や全壊のリスクが高まります。
ハウスメーカー・工務店を選ぶ際には、家族の安全を第一に考えて耐震等級3をクリアしている会社を選ぶことが重要です。
6.床暖房を推奨してくる
「とりあえず」で床暖房を推奨する会社はおすすめしません。
床暖房は、床からの冷気を感じることがなく冬も快適に過ごせる設備です。しかし、設置と故障した際の費用が高く、すべての家庭に適しているわけではありません。
裸足で過ごしたいという理由で、床の温かさを求めるのであれば「無垢床」がおすすめです。
無垢床は天然の木の風合いと、熱伝導率の低さから裸足でも冷たさを感じにくく、サラッとした肌触りが特徴です。
あなたの家庭に本当に床暖房が必要なのか、よく検討した上でハウスメーカー・工務店を選びましょう。
7.適当な見積もりで契約を急かす
見積もりの作成が異常に早く、とにかく価格を抑えた見積もりを提示してくる場合には注意しましょう。
正確な見積もりの作成には、時間をかけてお客様の要望をヒアリングする必要があります。適当な見積もりで契約をした場合、あとで予想外の追加費用が発生する可能性が非常に高いです。
実際に、契約後に「追加工事が必要だった」と言われ、当初の見積もりよりも多くの費用がかかった事例もあります。
他にも、見積もりの内容が最低限の仕様だったため、打ち合わせを進めるにつれてオプションの追加料金がかかり、当初の予算よりも大幅に金額が高くなってしまった。という方もいます。
ハウスメーカー・工務店選びは、契約までがとくに重要です。納得のいく見積もりや説明をしてもらえるまでは、急いで契約することは避けましょう。
8.予算に合わせた提案をしない
予算を無視した、無理な提案をしてくるハウスメーカー・工務店には気をつけてください。
快適な暮らしを提案するために、予算を超える提案ばかりされる場合もあります。確かに住宅の性能を高めれば、その分生活の質も高まるでしょう。
しかし、予算を超えて無理にグレードをあげたことで、将来、金銭的な負担が増えてしまうかも。そのため、ただグレードを上げる提案しかしてこない会社は避けたほうがいいでしょう。
あなたの予算に合わせた、最適な家づくりを提案してくれる会社を選ぶことで、後悔のない家づくりができます。
9.キャンペーンや値引きばかり推してくる
キャンペーンや値引きばかりを強調するハウスメーカーや工務店には注意が必要です。
価格につられて契約した結果、住宅の質やサービス面で不満が残る可能性があります。
例えば、大幅な値引きを打ち出すために、住宅にかかる材料費や設備のコストカットをして、そもそもの住宅の品質を下げているケースもあります。
初期費用の安さに惹かれて契約したが、住んでからさまざまな問題が起きて、追加の費用が必要になったというユーザーもいるようです。
値引きやキャンペーンだけに注目せずに、ハウスメーカーや工務店の特徴をよく理解して、あなたの希望する家を建てられる会社を選ぶことが、後悔しない家づくりのポイントです。
10.価格を抑えた提案ばかり推奨してくる
契約してもらうために、コストを抑えた提案ばかりしてくるハウスメーカーや工務店には注意しましょう。
価格重視の提案は、初期費用こそ安いためお客様に良い印象を与えやすいです。しかし、長期的な品質を考えるなら、あまりにも安すぎる提案には気をつけたほうがいいでしょう。
例えば、価格を抑えた家づくりには以下の懸念点があります。
- 断熱性・気密性が低く、夏暑く冬寒い家になる
- 防音性が低く、生活音が気になる
- 光熱費が高くなる
- 建材の劣化が早く、メンテナンスにお金がかかる
目先の価格だけでなく、「長期的に快適で安心して暮らせる家」を建てられるハウスメーカー・工務店を選びましょう。
11.デメリットを説明しない
メリットの紹介ばかりで、デメリットを隠すハウスメーカーや工務店は信用し過ぎないほうが良いでしょう。
どんなものにも長所と短所があります。デメリットを聞かずに家を建ててしまうと、後悔してしまう場合もあります。
例えば、家族用と来客用を分けてた2way玄関。収納を大きく確保できたり、来客に収納を見られないという理由でおすすめされることも多い間取りです。しかし、玄関にスペースを取られる。結局、来客用の玄関から出入りしてしまう。など、メリットに惹かれて採用したが上手く使えず後悔しているケースもあります。
親切なハウスメーカーや工務店ほど、デメリットも提示してくれて、その上で最適な提案をしてくれます。
あなたの家づくりを任せられる、信頼できる会社を探しましょう。
12.財務状況が悪い・受注速報がマイナス続き
財務状況が悪い業者や、受注速報でマイナスが続いている会社とは、契約は控えたほうがいいでしょう。
注文住宅では、家が引き渡されて融資が実行された段階ではじめて会社側に利益が入る仕組みになっています。そのため、受注に対して完成があまりにも遅れていると、その会社は資金ショートしている可能性があるわけです。
会社の財務状態が不安定だと、最悪の場合、建築中に資金難になって工事が中断される可能性があります。
ハウスメーカーや工務店を選ぶ際には、財務状態を含めて安定性のある会社を選ぶことも重要です。
13.展示場のモデルハウスと実際の住宅が違いすぎる
展示場で見たモデルハウスと、実際に建てられる住宅が違いすぎる場合は注意したほうがいいです。
モデルハウスによっては、来場者に魅力的に思ってもらうために、通常よりも高価な建材を使っている場合があります。そのため、実際に建てられた家との違いに差を感じてしまう恐れがあります。
例えば、モデルハウスの高品質な内装に魅力を感じて契約したが、実際にはかなり高額なオプション料金がかかってしまうと言われて、コストを抑えた安い内装の仕上げになってしまったケースもあるようです。
検討しているハウスメーカーや工務店を体感したい場合は、モデルハウスだけでなく可能であれば実際に建てられた家の見学もさせてもらいましょう。
14.急成長している
急速に成長しているハウスメーカーや工務店も、慎重に判断するほうが良いでしょう。
急成長している会社は、短期間で多くの家を建てているということです。そのため、人材の育成が追いつかず、経験の浅い職人も多いため建築ミスが頻発しやすくなります。
急成長していて人気があるからといって安易に選ぶのではなく、会社の教育体制やユーザーの評価も調べることも大切です。
15.担当者が信用できない
家づくりでは、信頼できる営業マンを担当者にすることで、質の高い家づくりができます。
家づくりの工程の多くは、担当者とともに話を進めていきます。そのため、担当者の提案次第で住宅の完成度にも大きく影響することに。
例えば、契約前と契約後で建築条件や金額が全く違い、工期の遅れや追加費用がかかるなどのトラブルが発生したケースもあります。
信用できない担当者と家づくりを進めてしまうと、満足のいく家づくりができない可能性があります。
せっかくのマイホームで後悔しないためにも、担当者が信用できない場合にはそのハウスメーカー・工務店は避けたほうがいいでしょう。
16.他社の悪口を言う
ライバルとはいえ、他社の悪口を言うハウスメーカーや工務店は選ばないほうがいいです。
自社のサービスに自信があるハウスメーカーや工務店であれば、自社の強みを正しくアピールすることで顧客を惹きつけられるはずです。
そもそも他社の悪口を言うハウスメーカーや工務店に対して好感なんてもてませんよね。
自信を持って、自社のサービスと品質を紹介してくれたハウスメーカーや工務店で家を建てたほうが、きっと満足のいく家づくりができますよ。
17.建築現場が汚いという評判がある
建築現場が汚いハウスメーカーや工務店は、品質管理に問題がある可能性が高いため、避けたほうがいいです。
綺麗に整頓された現場ほど、安全管理と品質保持が徹底されています。一方で、汚い現場は作業効率が低下し、施工不良も起きやすい環境といえるでしょう。
建築現場が汚いことは、施工不良だけでなく近隣の住宅にも迷惑をかける可能性があります。
せっかくの新生活なのに、険悪なご近所付き合いは避けたいですよね。
建築現場の整理整頓を徹底しているハウスメーカー・工務店を選ぶことで、より質の高い家を建てられます。
18.保証内容やアフターサポートが手薄
保証内容やアフターサポートが不十分だったり、対応が悪いなどの評判が多い場合には避けたほうがいいでしょう。
住宅購入後に発生する可能性がある問題への対応を保証してもらうことで、家族が安心して暮らすことができます。
反対に、保証やアフターサポートが不十分だと、将来的に大きな費用が発生するリスクが高まります。
アフターサポートに対する悪い口コミは意外と多く、 以下のような事例もあるようです。
- 保証期間が短かい
- 小さな修理に対しても対応が遅い
- 連絡をしてから修理までに数ヶ月かかった
検討するハウスメーカーや工務店の保証内容を詳しく確認し、信頼できるアフターサポートを提供する会社を選ぶことが重要です。
19.悪い口コミや評判が目立つ
どんなハウスメーカーでも悪い評判や口コミはあります。
ですが、あまりにも悪い評判ばかりが目立つハウスメーカーや工務店の場合には、検討を控えたほうがいいかもしれません。
口コミや評判がすべてではないですが、多くの悪評がある場合には一定の理由があるはずです。
ネットの口コミサイトでは、以下のような悪い口コミも多数見られました。
- 納期が大幅に遅れた
- 約束された仕様と異なる材料が使用された
- 施工不良が多数見つかった
これらの事例が多発している場合、あなたにも同様の問題が起こる可能性も十分に考えられます。
ハウスメーカーや工務店を選ぶ際には、ネット上のレビューや評価を参考にして、悪評の少なくユーザー満足度が高い会社を選ぶようにしましょう。
20.知り合いや身内が働いている
知り合いや身内が働いているという理由で、ハウスメーカー・工務店を選ぶ場合には、慎重に考えてから決めましょう。
あまり親しい関係にあると、客観的な評価が難しくなり、問題があっても指摘しにくくなる可能性があります。
例えば、親戚が経営する工務店で家を建てたが、納得のいく家づくりとならなかった場合。親しさが原因で、問題を指摘することができずに、不満が残る可能性があります。
家づくりはとても大きな決断の一つです。知り合いが働いているからといって、冷静な判断ができずに後悔することのないように、知り合いや身内が働いているハウスメーカー・工務店を検討する際には、慎重に判断することが大切です。
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【後悔しない】ハウスメーカー&工務店選び7つのポイント
ここからは、実際にハウスメーカー・工務店を選ぶ際に、気をつけてほしい7つのポイントについて解説をしていきます。
ハウスメーカー・工務店を選ぶ際に、気をつけてほしい7つのポイントはこちら。
- 複数のハウスメーカーを比較する
- 信頼できる担当者で選ぶ
- 予算内で建てられる会社を選ぶ
- 住宅の性能(断熱・気密・耐震)を確認する
- ネットの評判を確認する
- アフターサービスの内容を確認する
- 展示場で性能を体感してみる
1.複数のハウスメーカーを比較する
複数の会社を比較検討することは、理想のハウスメーカーや工務店を見つけるために欠かせません。
ハウスメーカーや工務店、それぞれにメリットやデメリットが存在します。また、価格やサービス、住宅の品質にも違いがあります。
複数の会社を比較することで、例えば同じ規模の家を建てた場合でも、品質やコストに差がある場合もあるでしょう。
他にも、一方は価格は高いが自由度の高い設計が可能な会社、もう一方は価格は抑えられるがデザインの選択肢が限られる会社など、ハウスメーカーや工務店によって特徴や強みにも違いがあります。
数あるハウスメーカー・工務店の中から、あなたのニーズに最も相性のいい会社を選ぶためには、できれば3社程度を比較するのがおすすめです。
2.信頼できる担当者で選ぶ
後悔のない家づくりをするためには、信頼できる担当者に任せることが非常に重要です。
注文住宅は、良くも悪くも担当者の提案力によって、完成する家の質に違いがあります。
つまり、提案力の低い担当者と家づくりをしてしまうと、満足のいく家づくりとならない可能性があるんです。
じつは、優秀な営業マンには優秀な設計士がペアになっているケースが多く、さらに優秀な設計士には優秀な現場監督がついている傾向にあります。
ヒアリング力や提案力に優れていると感じる営業マンをもつハウスメーカー・工務店を選ぶことで、スムーズかつ安心な家づくりができます。
3.予算内で建てられる会社を選ぶ
ハウスメーカーや工務店によって、価格帯にも違いがあります。そのため、予算に合わせた会社選びも重要です。
予算を大きく超えた価格帯のハウスメーカーや工務店を選んでしまうと、思い描いた家づくりができない可能性があります。
また、無理に予算以上の家を建てたことで、その後の生活を圧迫してしまうかもしれません。
契約する前に、見積もりから予算計画をしっかりと検討して、予算内で収まるようにハウスメーカー・工務店を選ぶようにしましょう。
4.住宅の性能(断熱・気密・耐震)を確認する
検討しているハウスメーカーや工務店については、よく調べておくことが重要です。
とくに以下の3つについては、家の性能を大きく左右する重要なポイントです。ハウスメーカー・工務店のホームページなどで、詳細を確認しておくようにしましょう。
- 【断熱】
- 家族が健康で快適に過ごせる住まいになる
- 【気密】
- エネルギー効率が良く、光熱費を抑えられる
- 【耐震】
- 高い耐震性で安心・安全に暮らせる
断熱・気密性の高い家は、冷暖房の効率が良いため、少ないエネルギーで一年中快適な室温を維持できます。
耐震等級3を取得できる家を建てられれば、大きな地震がきても建物の倒壊のリスクが低く安心です。
ハウスメーカー・工務店を選ぶ際には、上記の性能が確保されているかを確認して、その中であなたの希望を叶えてくれそうな会社を選ぶようにしましょう。
5.ネットの評判を確認する
ハウスメーカーや工務店について調べる際には、各社のホームページだけでなく、ネット上の評判や口コミも参考にするのがおすすめです。
また、多くの事例に触れることで、事前に対策をして万が一のトラブルを避けることができます。
ハウスメーカー・工務店選びは、自分から情報を集めることが大切です。
より多くの情報源から評判を集めて、信頼できる会社を選びましょう。
6.アフターサービスの内容を確認する
充実したアフターサービスは、大切なマイホームの維持管理のためにも重要です。
アフターサービスが充実しているハウスメーカーや工務店では、定期的なメンテナンスや長期に渡る無料点検を実施しており、小さな修理にも迅速に対応してくれます。
こまめな点検や修理をおこなうことで、大きな事故が起きる前に問題を解決できるので安心です。
ハウスメーカー・工務店を選ぶ際は、以下の点について確認しましょう。
- 保証期間(無償・有償)
- サポート内容
- 対応の評判・口コミ
納得のいくアフターサービスを提供する会社を選ぶことが大切です。
7.展示場で性能を体感してみる
ハウスメーカー・工務店を検討するなら、できれば展示場やモデルハウスを訪れて、実際に住宅の性能を体感することがおすすめです。
実際に体感することで、ネットなどの情報だけではわからない、住宅の快適性や機能性を直接確認できます。
例えば、展示場では、断熱性能の効果や快適性を直接感じることができ、実際の生活をより具体的にイメージしやすくなります。
検討しているハウスメーカーや工務店がしぼれてきたら、展示場を訪れて性能を体感することで、あなたに最適な会社を判断しましょう。
ハウスメーカー&工務店選び|よくある失敗事例を3つ紹介
続いてこちらでは、実際にハウスメーカー選びで失敗してしまった事例をいくつかご紹介します。
- 坪単価で選んだら想定よりも金額が高くなった
- もっと家づくりの知識をつけておけばよかった
- 比較せずに急いで契約してしまった
1.坪単価で選んだら想定よりも金額が高くなった
ネットやSNSで公表されている坪単価だけを参考にして、ハウスメーカーや工務店を選んでしまうと、予想以上に金額が高くなってしまい、予算オーバーとなる場合があります。
そのため、実際に家を建てる場合には、以下の費用が追加されます。
- オプション費用
- 付帯工事費(地盤改良などの工事費)
- 諸費用(各種申請費用など)
- その他費用(家具・家電など)
例えば、坪単価が安いという理由で工務店を選びましたが、実際にはオプションの追加が必要となり、見積もりの1.5倍の金額になってしまったケースもあります。
契約する前に見積もりを作成してもらう際には、建物本体だけでなく、すべての費用を含めた総額を明確にしておくことが重要です。
2.もっと家づくりの知識をつけておけばよかった
家づくりに関する知識が不足していることで、ハウスメーカー選びで後悔してしまう可能性があります。
知識が不足していると、ハウスメーカーからの提案内容が本当に自分たちにとって適切なのかの判断ができません。
そのため、必要以上に高性能な設備を勧められて高い費用を支払ったり、反対に性能の低い家となってしまい、後悔している人もいます。
例えば断熱性能について、断熱の重要性を理解していなかったために、営業マンに勧められるままに家を建てた結果、夏暑く冬寒い住宅となってしまい後悔している人もいるようです。
家づくりでは、施主自身が住宅に関する基本的な知識を身につけることが重要です。
3.比較せずに急いで契約してしまった
ハウスメーカーの比較をせずに、急いで契約してしまい後悔している人も多いようです。
市場には多くのハウスメーカーや工務店が存在し、それぞれ違った特徴や強みを持っています。急いで契約をすると、本当にあなたに合ったハウスメーカーを見つけられない可能性があります。
ハウスメーカーの比較をせずに契約をしてしまうと、もっとあなたと相性の良かったかもしれないハウスメーカーを逃してしまう可能性があります。
ハウスメーカーを選ぶ際は、少なくとも3社ほどの特徴や評判について比較検討して、あなたにとって最適なハウスメーカーを判断するのがおすすめです。
まとめ:ハウスメーカー&工務店を比較して信頼できる会社を選ぶことが大切
この記事では、やめた方がいいハウスメーカー&工務店の特徴について20の項目に分けて解説をしてきました。
後悔しない家づくりのためには、あなたに合ったハウスメーカーや工務店を選ぶことが重要です。
また、ハウスメーカーや工務店を選ぶ際には、以下の点に注意することで後悔のない家づくりができます。
- 複数のハウスメーカーを比較する
- 信頼できる担当者で選ぶ
- 予算内で建てられる会社を選ぶ
- 住宅の性能(断熱・気密・耐震)を確認する
- ネットの評判を確認する
- アフターサービスの内容を確認する
- 展示場で性能を体感してみる
この記事を参考に、あなたの希望を叶えてくれるハウスメーカー・工務店を見つけて、後悔のない家づくりを目指しましょう。