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リビング階段で後悔する5つの理由とは?実際に住んだ人の体験と対策を紹介

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悩んでいる人

おしゃれで家族の気配も感じられるリビング階段に憧れるけど、住んでから後悔しないかな?

家族が自然に顔を合わせやすく、開放感のある空間をつくれることは、リビング階段の魅力です。

しかし、いざ採用するとなると、「冬は寒くない?」「音や料理のにおいが2階まで広がらない?」といった不安も出てきますよね。

ぽりんき

結論からいうと、リビング階段にはデメリットもありますが、住宅性能や間取りを工夫することで、後悔するリスクを減らせます。

この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、実際にリビング階段のある家で暮らす人の体験談を交えながら、後悔する理由や対策をわかりやすく解説します。

「リビング階段を採用するか迷っている」という方は、自分たちの生活スタイルに合っているか判断するためにも、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • リビング階段で後悔する理由
  • リビング階段で後悔しないための対策
  • リビング階段のメリット
  • リビング階段が向いている人・向いていない人
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目次

リビング階段で後悔する5つの理由

リビング階段を取り入れたいと思っていても、「実際に住んでから後悔しない?」と不安に感じる方もいるのではないでしょうか。

リビング階段は、寒さや音、においなど、暮らし始めてから気づくデメリットがあります。

ここでは、実際にリビング階段のある家で暮らす人の体験談も交えながら、後悔しやすい5つのデメリットを紹介します。

リビング階段のデメリット
  • 冬は寒く、暖房が効きにくいことがある
  • テレビや話し声が2階まで響きやすい
  • 料理のにおいが2階まで広がることがある
  • 来客時に家族のプライバシーを確保しにくい
  • 子どもが友達を家に呼びにくくなることがある

デメリット①:冬は寒く、暖房が効きにくいことがある

リビング階段は、冬にリビングが寒くなったり、暖房が効きにくくなったりすることがあります。

リビングと2階が階段でつながっているため、暖かい空気が上階へ上がりやすくなるからです。

実際に、リビング階段を採用した方からは、次のような声がありました。

家づくりするなら絶対リビング階段と意気込んだ私。
リビング階段にしてよかったけど…。
住んでびっくり。暖房の温度あげてもぜんっっっぜん部屋あったまらん。
原因はリビング階段からあったかい空気が2階へ。だから2階はポカポカ。

出典:リビング階段は寒さ対策が必須!暖房効率を改善した方法

この家庭では、階段部分にカーテンを取り付けたところ、暖房の効きがよくなったそうです。

ぽりんき

寒さの感じ方は住宅の断熱性能や間取り、冷暖房設備などによっても異なります。リビング階段を採用する際は、家全体の断熱性能や冷暖房計画まで確認しておきましょう。

デメリット②:テレビや話し声が2階まで響きやすい

リビング階段は、テレビや話し声などの生活音が2階まで響きやすい点にも注意が必要です。

リビングと2階が階段でつながっているため、音が上下階に伝わりやすくなります。

実際に、吹き抜けを兼ねたリビング階段を採用した方は、音の伝わり方について次のように書いています。

リビングのテレビの音はガンガン聞こえます。
子供がゲームしててもめっちゃBGM聞こえます。
補足すると寝室のドアを閉めれば気になりません。

出典:リビング階段と音

この家庭では、リビングの音は2階までかなり聞こえるものの、寝室のドアを閉めれば気にならないとのことです。

一方、リビング階段と大きな吹き抜けを採用した別の方は、友人家族が泊まりに来たときの様子を次のように振り返っています。

2階に音は筒抜けに響くし、1階リビングに隣接する寝室にも当然音は丸聞こえ…友達家族が泊まりに来たことがあり、2階の洋室に寝てもらったのですが、誰か一人でも部屋に寝に行くとリビングでテレビを見たり話したりするのが憚られ、気を使って疲れます。

出典:Yahoo!知恵袋

音が伝わりやすい間取りでは、家族の就寝時間が異なるときや来客が泊まるときなど、リビングで過ごす側が気を使う場面もあります。

ぽりんき

音の伝わり方は、吹き抜けの有無や階段の位置、個室との距離などによっても変わります。リビング階段を採用する際は、家族の生活時間もイメージしながら寝室や子ども部屋との位置関係を考えておきましょう。

デメリット③:料理のにおいが2階まで広がることがある

リビング階段は、キッチンから出た料理のにおいが階段を通して2階まで広がることがあります。

実際に、階段の入り口近くにキッチンがある家で暮らす方は、料理のにおいについて次のように書いています。

階段入り口のすぐ近くにレンジフードがあるので、結構料理の臭いは2階に上がりますが、たまに煮込み料理(水蒸気がでるもの)をしたり、何か茹でたあとに火を切って鍋を置いておくと、臭いが2階の廊下までかなり充満します。

出典:リビング階段を使ってみた感想(速報)

この家庭では、普段は2階にいて何の料理を作っているかわかるほどではないものの、煮込み料理などをしたときには、2階の廊下までにおいが広がることがあるそうです。

料理のにおいがどの程度広がるかは、キッチンと階段の位置や換気設備などによっても変わります。

リビング階段を採用する際は、キッチンとの位置関係や換気計画も確認しておきましょう。

デメリット④:来客時に家族のプライバシーを確保しにくい

リビング階段は、来客時に家族のプライバシーを確保しにくいことがあります。

2階へ行くためにリビングを通る間取りでは、来客中でも家族がリビングを横切らなければなりません。

そのため、部屋着でくつろいでいるときやお風呂上がりなど、人に会いたくないタイミングでも来客と顔を合わせる可能性があります。

実際に、次のようなエピソードが紹介されています。

風呂上がりなどでくつろいでるときに娘が友達を連れてくるとお父さんが大慌て。

出典:Yahoo!知恵袋

普段は家族が顔を合わせやすいことがメリットになるリビング階段ですが、来客時には同じ動線が気になることもあります。

ぽりんき

来客が多い家庭では、玄関から階段までの動線や、来客中に家族が1階と2階を行き来する場面まで考えて、階段の位置を検討しましょう。

デメリット⑤:子どもが友達を家に呼びにくくなることがある

子どもが成長すると、リビングを通ることを気にして友達を家に呼びにくくなる場合があります。

実際にリビング階段のある家で暮らす中学3年生からは、次のような声がありました。

家がリビング階段で、彼女とか友達とか呼ぶ時に居間を通らないといけないので、友達や彼女を家に誘えません。今まで一度も家に連れてきたことがありません。

出典:Yahoo!知恵袋

家族が自然に顔を合わせやすいことはリビング階段のメリットですが、子どもが思春期になると、友達と家族が顔を合わせることに抵抗を感じる場合もあります。

ぽりんき

リビング階段を検討する際は、子どもが小さい時期だけでなく、中学生や高校生になったときの暮らし方まで考えておくとよいでしょう。

リビング階段で後悔しないための5つの対策

リビング階段で後悔しないためには、間取りを決める前に実際の暮らしをイメージしておくことが大切です。

ここでは、リビング階段を採用する際に取り入れたい5つの対策を紹介します。

リビング階段で後悔しないための対策
  • 断熱性能と冷暖房計画を確認する
  • 必要に応じて階段を仕切れるようにする
  • 階段と寝室・子ども部屋の位置を離す
  • キッチンと階段の位置や換気計画を確認する
  • 来客時や子どもの成長後の動線を考える

対策①:断熱性能と冷暖房計画を確認する

リビング階段の寒さを抑えるには、家全体の断熱性能と冷暖房計画を確認しておくことが大切です。

断熱性能が低い家では、外の冷気の影響を受けやすく、暖房で暖めた空気も逃げやすくなります。リビング階段を採用する場合は、階段の位置だけでなく、断熱性能やエアコンなどの暖房設備も含めて検討しましょう。

ぽりんき

間取りを決める際には、冬にリビングを十分に暖められるか、暖かい空気が2階へ上がることも考慮した冷暖房計画になっているかを、住宅会社に確認しておくと安心です。

断熱性能について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

対策②:必要に応じて階段を仕切れるようにする

寒さや音、においが気になる場合に備えて、リビングと階段を仕切れるようにしておくと安心です。

リビング階段の仕切りには、引き戸や開き戸、折れ戸などの扉を設置する方法やカーテンやロールスクリーンなどで簡易的に仕切る方法もあります。

ただし、住み始めてから扉を後付けすると、工事費用がかかるだけでなく、階段や手すりの位置によって設置できる扉が限られることもあります。

リビング階段を採用する際は、将来扉を付ける可能性も考えて、設計段階で住宅会社に相談しておくとよいでしょう。

対策③:階段と寝室・子ども部屋の位置を離す

生活音が気になる場合は、階段と寝室や子ども部屋の位置をできるだけ離しておきましょう。

リビング階段では、テレビの音や家族の話し声が階段を通して2階へ伝わることがあります。階段を上がってすぐの場所に寝室があると、就寝中にリビングの音が気になる可能性があります。

間取りを考える際は、階段と寝室の間に廊下や収納を挟むなど、生活音が直接伝わりにくい配置を検討するのも一つの方法です。

対策④:キッチンと階段の位置や換気計画を確認する

料理のにおいが2階へ広がるのを抑えるために、キッチンと階段の位置や換気計画を確認しておきましょう。

キッチンの近くに階段があると、調理中のにおいが階段を通って2階へ広がることがあります。とくに、焼き物や揚げ物などにおいが強い料理をよくする家庭は注意が必要です。

間取りを決める際は、キッチンと階段をできるだけ離すほか、レンジフードの位置や換気方法についても住宅会社に相談しておくと安心です。

対策⑤:来客時や子どもの成長後の動線を考える

リビング階段の位置を決めるときは、来客時や子どもが成長したあとの暮らしまで考えておきましょう。

来客時には、家族がリビングを通ることでお互いに気を使うことがあります。また、子どもが成長すると、友達を自室へ案内する際にリビングを通ることを嫌がる場合もあります。

プライバシーが気になる場合は、リビングの端に階段を配置するなど、家族がくつろぐスペースを大きく横切らずに2階へ移動できる間取りを検討するのも一つの方法です。

悩んでいる人

間取りのこともよくわからないし、リビング階段がわが家に合うのか、自分たちだけで決めるのは不安…。

間取りは、家族構成や生活スタイルによって暮らしやすさが変わります。

「どんな間取りが自分たちに合うかわからない」という方は、家づくりのプロに相談してみるのもおすすめです。

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リビング階段は後悔ばかりではない!3つのメリット

ここまでリビング階段のデメリットや後悔しないためのポイントを紹介してきましたが、リビング階段ならではのメリットもあります。

ここからは、リビング階段の3つのメリットを見ていきましょう。

リビング階段のメリット
  • 家族が自然に顔を合わせやすい
  • リビングを広く開放的に見せやすい
  • 廊下を減らしてスペースを有効活用しやすい

メリット①:家族が自然に顔を合わせやすい

リビング階段のメリットは、家族が自然に顔を合わせる機会をつくりやすいことです。

2階へ行くためにリビングを通る間取りなら、子どもが帰宅してそのまま自室へ行くことがありません。

実際に、リビングとダイニングの間に階段を設けた家で暮らす方は、次のように書いています。

2階と1階の間に廊下をはさまないので、上下階で家族が離れていても、会話がしやすくなります。
また、必ずリビングを通って2階に上がっていくので顔を合わさない事がありません。
リビング階段の一番のメリットですね。

出典:リビング階段のメリット・デメリット。実際に住んでみての感想

ぽりんき

子どもが成長して自室で過ごす時間が増えても、帰宅時などに顔を合わせる機会をつくりやすいのは、リビング階段ならではのメリットといえるでしょう。

メリット②:リビングを広く開放的に見せやすい

リビング階段は、リビングを広く開放的に見せやすいこともメリットです。

階段をリビングの一部として取り込むことで視線が広がり、空間にゆとりを感じやすくなります。

リビング階段、空間の開放感もあるし、上下を移動する動線もよくて気に入ってます!

出典:リビング階段とロートアルミの手すり【WEB内覧会③】

リビングをより開放的に見せたい場合は、スケルトン階段もおすすめです。詳しくはこちらの記事で紹介しています。

メリット③:廊下を減らしてスペースを有効活用しやすい

リビング階段は、廊下を減らして居住スペースを有効活用しやすいこともメリットです。

玄関ホールなどに階段を設ける場合は、階段までの廊下が必要になることがあります。一方、リビングに階段を設ければ、廊下に使うスペースを減らし、その分をリビングなどに充てられる場合があります。

我が家はリビングを広くするために廊下などの無駄なスペースは無くしたいと考えていました。リビング階段にすることで廊下が不要になり、広いリビングを設置することができました。

出典:【後悔しない実例あり】リビング階段の後悔ポイントとメリットを紹介

この家庭では、廊下などのスペースをできるだけなくしたいと考え、リビング階段を採用しています。結果として、その分のスペースをリビングに使うことができたそうです。

ぽりんき

リビング階段を上手に取り入れることで、廊下を減らし、限られた床面積を有効に使える場合があります。

リビング階段が向いている人・向いていない人

リビング階段にはメリットがある一方で、家族の暮らし方によっては不便に感じることもあります。

採用してから後悔しないためにも、どのような人に向いているのか、向いていないのかを見ていきましょう。

リビング階段が向いている人

リビング階段は、家族とのつながりやリビングの開放感を大切にしたい人に向いています。

たとえば、次のような希望がある家庭です。

  • 帰宅した家族と自然に顔を合わせたい
  • 明るく開放感のあるリビングにしたい
  • 廊下を減らして居住スペースを広く取りたい
ぽりんき

寒さや音などのデメリットがあっても、それ以上にこうした暮らし方に魅力を感じるなら、リビング階段を検討してみるとよいでしょう。

リビング階段が向いていない人(注意が必要な人)

一方、冷暖房効率やプライバシーを優先したい人は、リビング階段を慎重に検討したほうがよいでしょう。

  • 家族の生活時間が異なり、生活音が気になりやすい
  • 来客が多く、家族のプライバシーを確保したい
  • 寒さや料理のにおいが2階へ広がるのをできるだけ避けたい

当てはまる項目があっても、必ずしもリビング階段を諦める必要はありません。間取りや住宅性能などで気になる点を解消できるか、住宅会社と相談してみましょう。

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リビング階段の後悔に関するよくある質問

ぽりんき

ここではリビング階段を検討する際に気になる疑問に、Q&A形式でお答えします。

リビング階段はやっぱり寒い?

リビング階段だからといって、必ず寒くなるわけではありません。

寒さは、住宅の断熱性能や間取り、冷暖房設備などによって変わります。ただし、暖かい空気が2階へ上がりやすいため、寒さが気になるケースがあるのも事実です。

リビング階段を採用する場合は、間取りだけでなく、家全体の断熱性能や冷暖房の方法もあわせて確認しておきましょう。

リビング階段に扉をつければ後悔しない?

扉をつけることで、寒さや音、においが2階へ広がるのを抑えやすくなります。

ただし、扉を開け閉めする手間が増えたり、階段の位置によっては設置しにくかったりすることもあります。

将来扉をつける可能性がある場合は、設計段階で住宅会社に相談しておくと安心です。

リビング階段と廊下階段はどちらがいい?

どちらが合うかは、家族の暮らし方によって異なります。

家族が顔を合わせる機会や開放感を重視するならリビング階段、音やにおい、プライバシーを重視するなら廊下階段も検討してみましょう。

まとめ|リビング階段で後悔しないために暮らし方に合うか考えよう

リビング階段は、家族が自然に顔を合わせやすく、開放感のある空間をつくりやすいことが魅力です。

一方で、実際に暮らし始めてから、次のような点を後悔するケースもあります。

  • 冬に寒く、暖房が効きにくい
  • テレビや話し声が2階まで響く
  • 料理のにおいが2階まで広がる
  • 来客時に家族のプライバシーを確保しにくい
  • 子どもが友達を家に呼びにくくなる

ただし、住宅性能を高めたり、階段の位置を工夫したり、必要に応じて扉を設置したりすることで、対策できることもあります。

リビング階段を採用するか迷ったときは、家族の生活時間や来客の頻度、子どもの成長後までイメージし、わが家の暮らし方に合っているかを考えてみましょう。

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