「今後予想されている大きな地震が心配」
「地震に強いハウスメーカーが知りたい」
「ハウスメーカーの耐震性能ってどう違うの?」
地震大国と言われる日本で家を建てるなら、地震に強いハウスメーカーを選ぶことは非常に重要です。住宅における耐震性とは、地震が起きて倒壊しないことはもちろんですが、地震の揺れによる住宅へのダメージをいかに抑えるかも重要になります。
そのため、各ハウスメーカーでは独自の耐震技術や制震技術を使って、何度も実証実験をおこなうなど、地震に対する研究を日々続けています。
結論として、本記事でご紹介するハウスメーカーはどこを選んでも地震に強い家を建てることは可能です。
各社、耐震技術に違いはありますが、大切なことは耐震の最高等級3を取得することです。耐震等級3を取得するために、ハウスメーカーはそれぞれ独自の耐震技術で家を建てています。
どのハウスメーカーも耐震等級3を取得するという目的は同じなんだね。
この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、地震に強いハウスメーカーランキング10選についてご紹介していきます。
さらに、地震に強い家を建てるためのポイントについても解説していきますので、万全の地震対策をして家づくりをしたい人は最後まで記事を読んでみてください。
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地震に強いハウスメーカーランキング10選
それでは早速、地震に強いハウスメーカーをランキング形式で10社ご紹介していきます。
今回のランキングの作成にあたっては、各ハウスメーカーの耐震技術に対する評判や口コミをもとに、とくに人気のあった10社に厳選してご紹介します。
地震に強いハウスメーカー10社はこちら。
- ヘーベルハウス
- パナソニックホームズ
- 積水ハウス
- 三井ホーム
- セキスイハイム
- 一条工務店
- ダイワハウス
- ミサワホーム
- トヨタホーム
- 住友林業
順番に解説をしていきます。
第1位 ヘーベルハウス|業界随一の耐震性と耐火性
- 業界随一の耐震性・耐火性
- 地震に強い3つの構造躯体
- 耐火性に優れた外壁「ヘーベル板」
ヘーベルハウスの特徴
ヘーベルハウスは重鉄構造と独自の制震フレームによって、3〜4階建てでも非常に強度の高い建物を建てられるハウスメーカーです。都心部での施工をメインとしているため、狭小地でも高い設計力を発揮します。
最大の特徴は、耐震性が非常に高い以下の3つの構造躯体から最適なものを選んで家を建てられることです。
- 軽量鉄骨のハイパワード制震ALC構造
- 重量鉄骨の重鉄・システムラーメン構造
- 重量鉄骨の重鉄制震・デュアルテックラーメン構造
外壁には、耐火性の高いALC外壁(通称ヘーベル板)を採用することで、地震発生後の火災にも耐えられます。
鉄骨造でシロアリの被害を受けにくいこと、建物の劣化がしにくいことから、長期にわたって安心して住み続けられるハウスメーカーと言えるでしょう。
会社概要
会社名 | 旭化成ホームズ株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング |
取締役 | 川畑 文俊 |
設立 | 1972年11月 |
資本金 | 32.5億円 |
社員数 | 7,612名 (2023年3月末現在・連結) |
構造 | 鉄骨 |
構法 | 重鉄制震・デュアルテックラーメン構造 ハイパワード制震ALC構造 重鉄・システムラーメン構造 |
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第2位 パナソニックホームズ|繰り返しの地震に強い
- 繰り返しの地震に強い
- 地震に強い3つの構造技術
- 地震あんしん保証
パナソニックホームズの特徴
パナソニックホームズでは、高層ビルにも使われている制震技術を住宅にも採用することで、繰り返しの地震に対する強度が高く、大きな地震が複数回きても安心した強度を保てます。
具体的には、パナソニックホームズの制震技術には、建物の歪みを抑える制震装置「アタックダンパー」が使われていることが特徴です。
アタックダンパーを採用することで、地震時の建物の揺れを抑えて、歪みによる外壁や内装の損傷を抑えます。
パナソニックホームズの工法には以下の3種類があります。住宅の規模や土地の特性に合わせて、どれも非常に耐震性の高い住宅を建てられるのが特徴です。
- 制震鉄骨軸組構造(HS構法)
- 大型パネル構造(F構法)
- 重量鉄骨ラーメン構造(NS構法)
会社概要
会社名 | パナソニックホームズ株式会社 |
本社所在地 | 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号 |
取締役 | 藤井 孝 |
設立 | 1963年7月1日 |
資本金 | 283億7,592万3,130円 |
社員数 | 5,470名 (2023年4月1日時点) |
構造 | 鉄骨 |
構法 | 制震鉄骨軸組構造(HS構法) 重量鉄骨ラーメン構造(NS構法) 大型パネル構造(F構法) |
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第3位 積水ハウス|鉄骨と木造それぞれ独自の耐震技術
- 独自の制震構造「シーカス」
- 基礎ダイレクトジョイント
- 外壁パネルロッキング工法
積水ハウスの特徴
積水ハウスでは、鉄骨住宅と木造住宅それぞれ独自の耐震技術が使われています。
まず鉄骨住宅では、独自の制震装置である「シーカス」を採用。
本来、鉄骨住宅は木造住宅に比べて、地震時に建物が揺れやすい特性があるのですが、シーカスを採用することで、揺れ幅を抑えた地震に強い家を建てられます。
次に木造住宅について、積水ハウスの木造住宅では「基礎ダイレクトジョイント」という日本の伝統工法をベースにした独自の工法で家づくりをしています。
一般的な住宅では、建物の水平をとるために、基礎の上に土台となる木材を敷いてその上に柱を建てていくのですが、基礎ダイレクトジョイントでは、土台を敷かずに基礎に直接柱を立てていきます。
さらに、地震時に外壁へのダメージを抑える「外壁パネルロッキング工法」により、地震の揺れで外壁が割れたり落下するのを防いでくれます。
補足ですが、天災によって建築中の家が損壊してしまった場合には、積水ハウスが全額保証してくれる制度もあります。
会社概要
めい会社名 | 積水ハウス株式会社 |
本社所在地 | 大阪市北区大淀中一丁目一番88号 梅田スカイビル タワーイースト |
取締役 | 仲井 嘉浩 |
設立 | 1960年8月1日 |
資本金 | 2,028億5,449万9,372円 (2023年6月7日現在) |
社員数 | 14,932名 (2023年1月31日現在) |
構造 | 鉄骨・木造 |
構法 | ダイナミックフレーム・システム フレキシブルβシステム シャーウッドハイブリット構造 |
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第4位 三井ホーム|震度7の地震に60回耐えた家
- 耐震・断熱・耐久のプレミアム・モノコック構法
- 震度7の地震に60回耐えた家
- 地震に強い洋風建築が得意
三井ホームの特徴
三井ホームは独自の建築構法である「プレミアム・モノコック構法」で家を建てています。
三井ホームでは、耐震実験にも力を入れています。実際に起きた地震よりも過酷な耐震実験を何度もおこなっていて、最新の実験では震度7の地震に60回耐えたことが証明されています。
参考記事>>>三井ホーム公式
三井ホームは洋風デザインを得意としているハウスメーカーです。また最近ではモダンデザインにも力を入れてきています。
耐震性の高い洋風建築を好む人には三井ホームがオススメです。
会社概要
会社名 | 三井ホーム株式会社 |
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 新宿三井ビル53階 |
取締役 | 池田 明 |
設立 | 1974年10月11日 |
資本金 | 139億70万円 |
社員数 | 2,580名 (2023年4月1日現在) |
構造 | 木造 |
構法 | プレミアム・モノコック構法 |
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第5位 セキスイハイム|高耐久・高品質の「ユニット構法」
- 高耐久・高品質の「ユニット構法」
- 地震吸収システム「GAIASS(ガイアス)」
- サビ対策に高耐食メッキ「ZAMメッキ」を採用
セキスイハイムの特徴
セキスイハイムは、積水化学工業の住宅部門として立ち上げられた会社で、鉄骨住宅と木造住宅の両方を扱っているハウスメーカーです。
特徴は、住宅のおよそ8割を工場で生産して、現地で組み立てる「ユニット構法」で家を建てていることです。
- 施工精度が安定している
- 天候に左右されない
- 職人の負担が少ない
- 工期が短い
- 構造躯体の耐久性が高い
- 生産コストを抑えられる
さらに、構造+外壁の地震吸収システム「GAIASS(ガイアス)」によって、地震に耐えるだけでなく、地震の揺れによる外壁や内装の損傷を防いでくれます。
鉄骨住宅では、構造躯体に使用する鉄材の強度も重要です。セキスイハイムでは、鉄材に高耐食の防錆加工「ZAMメッキ」を施すことで、高い耐久性を保つことが可能です。
セキスイハイムでは、鉄骨住宅と木造住宅のどちらもユニット構法を採用しています。
自分には鉄骨と木造のどちらが向いているのか悩んだ場合には、都心部であれば鉄骨、郊外で高い断熱性能を求めるなら木造といった基準で選ぶのがおすすめです。
会社概要
会社名 | 積水化学工業株式会社 |
本社所在地 | 大阪本社: 大阪市北区西天満2丁目4番4号 東京本社: 東京都港区虎ノ門2丁目10番4号 |
取締役 | 加藤 敬太 |
設立 | 1947年3月3日 |
資本金 | 100,002百万円 |
社員数 | 26,838名 (2023年3月期連結ベース) |
構造 | 鉄骨木造 |
構法 | ボックスラーメン構造 |
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第6位 一条工務店|標準仕様で耐震最高等級3
- 高耐久のツインモノコック構造
- 実大耐震実験をおこなっている
- 耐震最高等級3が標準仕様
一条工務店の特徴
一条工務店では、実大耐震実験を何回もおこなっていて、どうすれば地震に強い家が建てられるのかをとことん研究しているハウスメーカーです。
一条工務店では、独自のツインモノコック構法で家づくりをしています。
ツインモノコック構法は、建物を「面」で支えることで、地震の揺れに対して建物が歪みにくいことが特徴です。そのため、地震が起きても外壁の損傷や断熱材のズレ、内装の損傷といった被害を防げます。
一条工務店の家は非常に耐震性の高い構造となっているため、オプション料金を払わずとも標準仕様で耐震等級3の取得が可能です。
会社概要
会社名 | 株式会社一条工務店 |
本社所在地 | 東京都江東区木場5-10-10 |
取締役 | 岩田 直樹 |
設立 | 1978年9月 |
資本金 | 3億円460万円 |
社員数 | 6,400名 (2023年3月31日現在) |
構造 | 木造 |
構法 | ツインモノコック構法 |
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第7位 ダイワハウス|耐震技術「D-NΣQST」
- 繰り返しの地震に強い
- エネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」
- 業界屈指の基礎強度
ダイワハウスの特徴
ダイワハウスは、積水ハウスと同様に鉄骨と木造の両方を扱っているハウスメーカーです。
まずは鉄骨住宅について。ダイワハウスの鉄骨住宅は「持続型耐震構造」といって、繰り返しの地震に強いことを表します。この繰り返しの地震に耐える耐震技術が「D-NΣQST」です。
- 震度7クラスの地震に耐える
- 建物の揺れを早く収束する
- 高い耐震性能を持続する
続いて木造商品のxevo GranWoodについて。木造住宅では、独自の「グランウッド構法」により、基礎と柱を直接つなぐことでどの方向からの地震の揺れも均一に受けながせることが特徴です。
また、基礎の立ち上がり幅が業界屈指の180mmあることで、基礎にかかる荷重を分散します。
会社概要
会社名 | 大和ハウス工業株式会社 |
本社所在地 | 大阪市北区梅田3丁目3番5号 |
取締役 | 芳井 敬一 |
設立 | 1947年3月4日 |
資本金 | 1,619億5,715万2,677円 |
社員数 | 連結:49,768名 (2023年3月31日) 単体:16,093名 (2023年3月31日) |
構造 | 鉄骨・木造 |
構法 | 連結:49,768 (2023年3月31日) 単体:16,093人 (2023年3月31日) |
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第8位 ミサワホーム|業界一地震で揺れない家
- 業界一地震で揺れない家
- 木質パネル接着工法
- 制震装置「MGEO(エムジオ)」
ミサワホームの特徴
ミサワホームが地震に強い最大の特徴は、地震がきても建物がほとんど揺れないことにあります。
ミサワホームでは、接着剤でパネルを形成する「木質パネル接着工法」で家を建てます。
そして、この木質パネル接着工法に加えて、制震装置「MGEO(エムジオ)」を合わせることで、地震がきても建物がほとんど揺れない住宅を建てられます。
具体的に、建物の揺れ幅が少ないことには以下のメリットがあります。
- 壁や内装の損傷を防ぐ
- 家具家電の転倒や落下を防ぐ
- 断熱材のズレを防ぐ
- 隙間の発生による気密性の低下を防ぐ
また、ミサワホームは34年連続でグッドデザイン賞を受賞しています。
耐震性も高めつつデザインにもこだわりたい人にはミサワホームがおすすめです。
会社概要
会社名 | ミサワホーム株式会社 |
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿二丁目4番1号 新宿NSビル |
取締役 | 作尾 徹也 |
設立 | 2003年8月1日 |
資本金 | 118億9,275万5,813円 |
社員数 | 2,033名 (2022年3月末) |
構造 | 木造 |
構法 | 木質パネル接着工法 |
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第9位 トヨタホーム|ユニット工法+制震装置「T4システム」
- ユニット工法+制震装置「T4システム」
- 独自の鉄骨ラーメン構造
- 防錆技術「カチオン電着塗装」
トヨタホームの特徴
トヨタホーム最大の特徴は、鉄骨ユニット工法+制震装置「T4システム」による高い耐震性能です。
このユニット工法に加えて、制震装置「T4システム」を採用することで、地震の揺れにも強い強固な住宅を建てられます。
同じくユニット工法を採用しているハウスメーカーにセキスイハイムがありますが、トヨタホームとセキスイハイムのユニット工法の違いは、制震装置が入っているか入っていないかにあります。
さらに、住宅に使われている鉄材には、クルマづくりから生まれた「カチオン電着塗装」と呼ばれる防錆加工を施しています。これにより、高い耐久性を長い年月保ち続けます。
トヨタホームの商品ラインナップは主に以下の2つ。
- 鉄骨ユニット工法のSINCE(シンセ)シリーズ
- 鉄骨軸組構法のESPACIO(エスパシオ)シリーズ
コストを抑えつつ、高品質な住宅を建てたい人にはシンセシリーズ。都心部などの狭小地で家を建てる場合や、間取りとデザインにこだわりたい人にはエスパシオシリーズがおすすめです。
会社概要
会社名 | トヨタホーム株式会社 |
本社所在地 | 名古屋市東区泉1丁目23番22号 |
取締役 | 後藤 裕司 |
設立 | 2003年4月1日 |
資本金 | 129億円 |
社員数 | 709名 (2022年4月時点) |
構造 | 鉄骨 |
構法 | 鉄骨ラーメン構造 鉄骨軸組構法 |
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第10位 住友林業|ビッグフレーム構法
- ビックフレーム構法
- 木造なのに大空間・大開口が可能
- 耐震性の高い平屋が得意
住友林業の特徴
住友林業のビッグフレーム構法は、通常のおよそ5倍の太さの柱を使うことで、高い耐震性を持ちながら広い開口部を可能にしています。
ビッグフレーム構法を採用することで、木造では珍しい最大7.1mまでの大空間・大開口が可能です。
また、住友林業で家を建てる人のおよそ4割が平屋を採用していることから、平屋の提案力が比較的高いことも特徴の1つです。
耐震性の高い平屋を検討したい人には住友林業がおすすめです。
会社概要
会社名 | 住友林業株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目3番2号 (経団連会館) |
取締役 | 光吉 敏郎 |
設立 | 1948年2月20日 |
資本金 | 55,088百万円 (2023年12月31日時点) |
社員数 | 5,139名 |
構造 | 木造 |
構法 | ビッグフレーム構法 マルチバランス構法 |
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震災で倒壊しなかったと話題になったハウスメーカーとは?
多くの家屋が倒壊して、甚大な被害が起きた阪神・淡路大震災や東日本大震災において、倒壊しなかったとニュースで話題になっていたハウスメーカーをご存知でしょうか。
こちらでは、そんな震災時にあった2つのニュースについてもご紹介していきます。
積水ハウス|阪神・淡路大震災
1995年1月17日に兵庫県南部で発生した阪神・淡路大震災。
さすが着工数も価格も日本一のハウスメーカーですね。
参考記事はこちら。
一条工務店|東日本大震災
2011年3月11日に発生した東日本大震災において、当時のニュース中継で海辺に1軒だけ残された家が話題になりました。
のちに、この1軒だけ残された家が一条工務店で建てた家だったと分かり、一条工務店の耐久性の高さが広まるきっかけになったようです。
住宅の性能に特化したハウスメーカーだからこその結果ですね。
参考記事はこちら。
地震に強い家の5つの特徴
地震に強い家には、ハウスメーカーの耐震技術だけでなく他にもいくつか特徴があります。
地震に強い家の5つの特徴はこちら。
- 2階建て・3階建てよりも平屋
- シンプルな箱型の形状
- 耐震性の高い構造を採用している
- 地盤の強い土地に建てられている
- 耐震等級3を取得している
2階建て・3階建てよりも平屋
建物は高さがあるほど揺れ幅が大きくなり、地震に対する強度が必要になります。そのため、できれば平屋にするほうが地震の揺れに対しての強度は高くなります。
もちろん、土地の形状や条件によっては平屋を建てられない場合もあるでしょう。あくまでも1つの知識として、なるべく複層階にしない、3階建て以上にならないように設計することで、地震に強い家づくりができます。
シンプルな箱型の形状
建物の形状によって地震に対する強度に違いがあります。
複雑な形状の家ほど地震に対する強度は低くなります。反対に箱型のシンプルな形状の家ほど地震に対する強度は高いです。
デザインや間取りを自由に決められるのが注文住宅ですが、耐震性のことも考えて家づくりすることも大切です。担当の設計士ともよく相談して、耐震性を保ちつつあなたの好みのデザインとなるように設計しましょう。
耐震性の高い構造を採用している
耐震性の高い構造を使っていることも、地震に強い家の特徴です。
住宅の構造には大きく以下の2つがあります。
- 木造軸組構法
- 木造枠組壁構法
上記の2つでは、基本的に木造枠組壁構法のほうが耐震性が高い家を建てられます。
一方の木造軸組構法では、耐震性は木造枠組壁構法と比べて劣る傾向にありますが、間取りの自由度が高いことが特徴です。
ただし、どちらの構造でも耐震等級3を取得できる住宅であれば、十分地震に強い家といえます。
建物の強度だけにこだわりすぎずに、希望する家づくりと相性のいいハウスメーカーを選びましょう。
地盤の強い土地に建てられている
地震に強い家は、強固な地盤の土地に建てられていることが多いです。
地震の影響は建物だけでなく、地盤の傾きや液状化によっても引き起こされます。そのため、どんなに頑丈な建物も、軟弱な地盤では傾きなどの恐れがあります。
建物の強度と地盤の強度、どちらも高いことが地震に強い家の特徴と言えます。
耐震等級3を取得している
耐震等級3を取得している家は、地震に強い家としてしっかりと認められた住宅です。
そのため、どのハウスメーカーで、どんな耐震技術で建てられた家だとしても、耐震等級3を取得できる家なら基本的に地震に強い家と言えます。
耐震性能や制震性能などハウスメーカーそれぞれに強みがありますが、家づくりの要望を伝える際に、「耐震等級3を取れる住宅にしたい」と伝えるだけでも十分に地震に強い家を建てられますよ。
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地震に強い家を建てる際の5つの注意点
続いて、地震に強い家を建てる際に気をつけたい5つの注意点についても解説をしていきます。
あらかじめ注意点を理解しておくことで、地震に強い家づくりの失敗をなくせますよ。
地震に強い家を建てる際に気をつけたい5つの注意点はこちら。
- 軟弱な地盤の土地は避ける
- 大きすぎる吹き抜けは家の強度が下がる
- 必要以上に窓の数を増やさない
- 2階リビングにしない
- 定期的にメンテナンスをする
軟弱な地盤の土地は避ける
土地探しから家づくりをする場合には、軟弱な地盤は避けたほうがいいでしょう。
必ずハザードマップで液状化しやすい土地や、揺れやすい土地を調べること。
また、地名に「田、沼、川」といった言葉が入っている土地は地盤が柔らかい可能性が高いです。こういった土地はなるべく避けるか、周辺の住宅に問題はないかなど不動産の担当者に確認しましょう。
大きすぎる吹き抜けは家の強度が下がる
耐震性能を優先するなら、なるべく吹き抜けはつくらないほうがいいです。
大きな吹き抜けをつくりたいのであれば、大空間な間取りを可能とした構造で家を建てているハウスメーカーを選ぶようにしましょう。
必要以上に窓の数を増やさない
窓をつけすぎると家の耐震性能が落ちるので注意しましょう。
窓は壁に比べて薄く強度も低いです。そのため、大きな窓や必要以上に多くの窓をつけてしまうと、家の耐震性が低下する恐れがあります。
2階リビングにしない
地震に強い家を建てるなら、できれば2階リビングは避けましょう。
建物の高さが増すほど、地震時の揺れが大きくなり外壁や内装が損傷する可能性が高くなります。
さらに、1階よりも揺れ幅の大きい2階にリビングを配置すると、家具や家電の落下などの危険性も。
とはいえ、狭小地などプライバシーや日当たりの関係で、2階リビングにしなければならない場合もあるでしょう。2階リビングでハウスメーカーを選ぶ際には、地震時の建物の揺れに対してどのような対策をとっているのか確認してから選ぶのがおすすめです。
定期的にメンテナンスをする
地震に強い家を建てるポイントの5つ目は、定期的にメンテナンスをして構造躯体を長持ちさせることです。
木造住宅でとくに気をつけたいのが湿気対策です。湿気により木材が腐食するとシロアリ被害にあいやすくなり、柱の強度が低下してしまいます。
具体的には以下の点に気をつけることで、湿気に強く長持ちする家を建てられますよ。
- 断熱性の高い窓を採用する
- 建築時に気密施工をしてもらう
- 第一種換気を導入する
- 防蟻処理をしてもらう
あとは、日頃から床下の定期点検やメンテナンスをして、家の老朽化を防ぐことを心がけましょう。
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地震に強い家を建てるために知っておきたい3つのこと
地震に強い家を建てるために、こちらでは住宅の地震対策に関する予備知識についても解説をしていきます。
打ち合わせを進めていくと、必ず関わってくる内容なので、前もって予備知識をつけておくことで、スムーズに家づくりを進められるでしょう。
- 地震に対する強さの最高ランクは「耐震等級3」
- 火災に備えて耐火性のある内装や外壁を選ぶ
- 家具や家電の配置にも気をつける
地震に対する強さの最高ランクは「耐震等級3」
まず、地震に強い家づくりをしていくと必ず耳にするのが「耐震等級」というワードです。本記事でもたびたび使われていますね。
耐震性の高さに応じて、以下の3つの等級に分けられます。
- 耐震等級1
- 建築基準法で定められた基準を満たす住宅
- 耐震等級2
- 耐震等級1の1.25倍の耐震性能。学校や避難場といった建物は耐震等級2以上の強度が必須。
- 耐震等級3
- 耐震等級1の1.5倍の耐震性能。もっとも高い水準の耐震性能で、複数回の大きな地震にも耐えられます。消防署や警察署のほとんどは耐震等級3の建物。
各ハウスメーカーの耐震技術は、あくまでも耐震等級3を取得するための「手段」であって、地震に強い家を建てるための最終目的は耐震等級3を取得することです。
火災に備えて耐火性のある内装や外壁を選ぶ
地震の恐ろしさは、揺れによる家屋の倒壊だけではありません。地震発生後の火災も非常に危険です。
たとえ耐震性を高めて倒壊を免れたとしても、隣家からの火災が燃え移る可能性も考えられます。そのため、地震対策には火災に備えて耐火性を高めることも重要なんです。
具体的には、以下の対策をすることで耐火性の高い住宅にできます。
- タイル外壁など耐火性のある外壁を使う
- 軒天や屋根に不燃性の材料を使う
- 耐火性のある石膏ボードを採用する
- ハウスメーカーの耐火性に対するこだわりを確認する
ちなみに、耐火性の高い住宅の場合、火災保険の金額が安くなるメリットもあるので覚えておきましょう。
家具や家電の配置にも気をつける
地震の揺れによってインテリアが損傷する可能性もあります。また、家具家電の転倒や落下が原因で家族が怪我をする恐れも考えられます。
そのため、設計段階から地震に備えるために家具や家電の配置にも気をつけることで、地震がきても安心な家づくりができますよ。
具体的には、以下の対策が有効です。
- テレビを壁掛けにする
- 造作家具を採用する
- あまり高すぎる位置に家電を配置しない
- 出入り口を塞ぐ位置に家具を配置しない
- 転倒防止グッズを活用する
地震に強いハウスメーカーについてよくある質問
- 鉄骨住宅と木造住宅はどっちが地震に強いの?
-
耐震等級3を取得した住宅であれば、鉄骨住宅も木造住宅も耐震性能にそれほど大差はありません。
住宅の強度を高めるために重要なことは、
- 地震に強い住宅の構造
- 施工精度
- 制震装置が適切に配置されている
- 筋交いや耐力壁が適切に配置されている
これらが適切に施されていることで、地震に強い家を建てられます。
ですが、もちろん鉄骨住宅と木造住宅の耐震性能には、それぞれ違った特徴があります。
両者の耐震性能の違いについて比較したものがこちら。
鉄骨住宅木造住宅 - 鉄骨住宅は木造住宅に比べて揺れるって本当?
-
鉄骨住宅は、建物が揺れることで地震のエネルギーを受け流す構造のため、木造住宅と比べて揺れやすいです。
一方、木造住宅は耐力壁によって地震の揺れに耐える構造になっています。そのため、地震時の揺れ幅が小さく、建物にかかるダメージを最小限に抑えるなら木造住宅のほうが有利です。
まとめ:各ハウスメーカーの耐震性能を比較してベストな選択をしよう
この記事では、地震に強いハウスメーカーランキング10選についてご紹介をしてきました。
本記事で紹介したランキングはこちら。
- ヘーベルハウス
- パナソニックホームズ
- 積水ハウス
- 三井ホーム
- セキスイハイム
- 一条工務店
- ダイワハウス
- ミサワホーム
- トヨタホーム
- 住友林業
各ハウスメーカー、独自の耐震技術や制震技術をもっており、地震に強い家を建てられると多くの評判を集めています。
結論として、本記事でご紹介するハウスメーカーはどこを選んでも地震に強い家を建てることは可能です。
各ハウスメーカーの耐震技術はあくまでも手段であり、地震に強い家の目的は耐震等級3を取得できる家を建てることです。
そのために、ハウスメーカーの特徴をよく理解して、あなたの家づくりと相性のいい会社の選択することが大切です。
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大きな間違いが、カタログを取り寄せる前にイベントへの参加や展示場見学をスタートしてしまうこと。
なんとなく、見学した営業さんから言われるがまま、「間取りや見積作成」に進んでいってしまう人が多いのです。
家づくりは下調べをせずに進めてしまうとマイホーム完成後に「もっと良い会社があったのに」と後悔することになりかねません。
そのため、
とはいえ、どんな会社があるのか調べていくのも大変なので、最近は、一度にカタログが取り寄せできる「一括資料請求サイト」が人気です。
しかし、一括資料請求サイトも数多くあり、サイト選びを間違えると、カタログが届かなかったり強引な営業を受けることにもなります。
この3サイトは、大手の企業が運営しており、登録されている住宅会社は厳しい審査をクリアしている会社のみです。
そのため、カタログを取り寄せたからといって強引な営業をしてこないため、非常にメリットの大きいサービスです。
ぜひ、信頼できる一括資料請求サイトを利用し、効率よく家づくりを進めていってください。