積水ハウスとセキスイハイムの違い16選！メリット・デメリットからおすすめする人を紹介

積水ハウスとセキスイハイムは、どちらも実績＆知名度も非常に高いハウスメーカーですが、実はグループ会社でもない完全別会社です。

各社とも家づくりに対する考え方や建築方法には違いがあり、あなたのライフスタイルや家づくりに求める条件によっても最適な選択は異なりますよね。

この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが「積水ハウスとセキスイハイムの違い16個」をメリット・デメリット含め徹底比較していきます！

積水ハウスとセキスイハイムの違いを16の項目で徹底比較

積水ハウスとセキスイハイムの違いについて16の項目に分けて解説をしていきますが、先に結論からお話すると

上記のポイントを踏まえて16個の項目を比較していきます。今回比較する項目はこちら。

1. 会社概要
2. 事業内容
3. 工法
4. 基礎
5. 建築寸法
6. 建物のデザイン性
7. 間取りの自由度
8. 設計士の提案力
9. 価格・坪単価
10. 工期
11. 断熱性能
12. 耐震性能
13. 耐火性・外壁材
14. 省エネ性能
15. 空調システム
16. アフターサポート

１つずつ解説をしていきます。

【積水ハウスとセキスイハイムの違い】1：会社概要

社名に同じ「セキスイ」が入るためグループ会社と思う方も多いですが、実は積水ハウスとセキスイハイムはまったくの別会社です。

	積水ハウス	セキスイハイム
会社名	積水ハウス株式会社	積水化学工業株式会社
設立	1960年8月1日	1947年3月3日
独立経緯	積水化学工業から独立	積水化学工業の住宅部門
本社所在地	大阪市北区	大阪市北区 東京都港区
従業員数	14,932名 （2023年4月）	26,838名 （2023年3月）
資本金	2,025億9120万円	1,000億200万円
2022年度 戸建て販売戸数	10,061戸	9,700戸

積水ハウスの方が、従業員数や資本金の規模が大きく、販売戸数も上回っていることが分かります。

【積水ハウスとセキスイハイムの違い】2：事業内容

積水ハウスとセキスイハイムは、どちらも戸建て住宅の事業を展開していますが、事業内容に違いがあります。

	積水ハウス	セキスイハイム
事業内容	戸建て住宅 賃貸 分譲 リフォーム	戸建て住宅

積水ハウスは、戸建て住宅以外に、賃貸、分譲、リフォームなど幅広く事業を展開しています。

一方、セキスイハイムはおもに戸建て住宅をメインに事業をおこなっています。

【積水ハウスとセキスイハイムの違い】3：工法

積水ハウスには大きく分けて以下の3つの工法があります。

軽量鉄骨は1・2階建て向け、重量鉄骨は3・4階建て向けの商品です。

木造住宅では、高い耐久性を保ちながら大空間の間取りを実現できる、積水ハウス独自の木造軸組構法を採用しています。

セキスイハイムの工法はこちら。

セキスイハイムも積水ハウスと同様に、鉄骨と木造のどちらも扱っている会社ですが、セキスイハイムの看板商品といえば「鉄骨ユニット工法」です。

鉄骨ユニット工法とは、鉄のユニット（箱）を組み合わせてつくる家のことで、工場で家の大部分を生産して、現地で組み立てる工法です。

【積水ハウスとセキスイハイムの違い】4：基礎

	積水ハウス	セキスイハイム
基礎の種類	布基礎	ベタ基礎

積水ハウスの基礎は「デザイン基礎」と言われる、見てすぐに積水ハウスだと分かる特殊な模様が特徴です。

【積水ハウスとセキスイハイムの違い】5：建築寸法

住宅の建築寸法には、910mm×910mmを1マスとした「尺モジュール」と1,000mm×1,000mmを1マスとした「メーターモジュール」があります。

積水ハウス	セキスイハイム
メーターモジュール 1,000mm×1,000mm	尺モジュール 910mm×910mm

建築寸法が違うことで、積水ハウスとセキスイハイムとでは空間のゆとりに違いが生じます。

メーターモジュールのほうが階段の勾配は緩やかになります。また、トイレや浴室などの限られた空間では、特に空間の広さの違いを実感するでしょう。

【積水ハウスとセキスイハイムの違い】6：建物のデザイン性

建物のデザイン性については、積水ハウスのほうが優れていると言えます。

積水ハウスでは、土地の特性を活かした家づくりや、天井と軒をつなげる「クリアビューデザイン」など、一邸一低こだわりを持ったデザインが可能です。

画像引用：積水ハウス公式HP

一方、セキスイハイムはユニット工法を採用していることから、どうしても箱型の住宅になる傾向があります。

そのため、セキスイハイムで建てられた家は、どれも似たような外観になってしまいます。

【積水ハウスとセキスイハイムの違い】7：間取りの自由度

間取りの自由度は積水ハウスが圧倒的に高いと言えます。積水ハウスはハウスメーカーの中でも、とくに間取りの自由度が高いです。

一方で、セキスイハイムはユニット工法の特性から、どうしても間取りに制限があります。

【積水ハウスとセキスイハイムの違い】8：設計士の提案力

設計力の高さも、積水ハウスのほうが高いです。積水ハウスの設計士は、他のハウスメーカーと比べても、ずば抜けて提案力が高いことで知られています。

その理由として、積水ハウスの「チーフアーキテクト」と呼ばれる制度が関係していると言えるでしょう。

チーフアーキテクトとは…
積水ハウス内の優秀な設計士のみに与えられる称号で、在籍する設計士の上位8％相当の人がチーフアーキテクトの肩書を持つことができます。

多くの設計士が、チーフアーキテクトの称号を得るために切磋琢磨しているからこそ、積水ハウスの設計士のレベルが常に高い水準を保っていられるのだと考えられます。

【積水ハウスとセキスイハイムの違い】9：価格・坪単価

	積水ハウス	セキスイハイム
価格	高い	安い
坪単価	120〜140万円	80〜90万円

積水ハウスは、品質も提案力も高いことから、ハウスメーカーの中ではトップクラスの価格帯です。

一方で、セキスイハイムはユニット工法を採用していることから、鉄骨住宅を扱うハウスメーカーの中では、比較的価格を安く抑えることができます。

【積水ハウスとセキスイハイムの違い】10：工期

	積水ハウス	セキスイハイム
工期の目安	4〜6ヶ月	3〜4ヶ月

工期はセキスイハイムの方が短い傾向にあります。これは、セキスイハイムのユニット工法のメリットの1つと言えます。

ユニット工法は工場で生産するため悪天候による工事の延期の心配がありません。また、現場でユニットを組み立てる作業も、早ければ１日で終了します。

積水ハウスは現場で家を組み立てるため、作業工程も多く、セキスイハイムよりも工期が長くなります。

【積水ハウスとセキスイハイムの違い】11：断熱性能

積水ハウスとセキスイハイムの断熱性能は、ハウスメーカーの中では特段に高いというわけではありませんが、それぞれ断熱対策には違いがあります。

断熱材	積水ハウス	セキスイハイム
窓	SAJサッシ (スーパーアルミ樹脂サッシ)	アルミ樹脂複合サッシ
壁	グラスウール	グラスウール
基礎	ぐるりん断熱 ※軽量鉄骨系のみ	ベタ基礎断熱

窓については、積水ハウスでは、独自商品の「SAJサッシ(スーパーアルミ樹脂サッシ)」を採用しています。

SAJサッシは、通常のアルミ樹脂複合サッシよりも、断熱性能が高いことが特徴です。

セキスイハイムでは、アルミ樹脂複合サッシを採用しており、樹脂サッシと比べて、断熱性能が劣るため、決して断熱性能が高いとは言えません。

壁の断熱材は、どちらもグラスウールを採用しています。

基礎は、ベタ基礎断熱を採用しているセキスイハイムのほうが、断熱性に優れています。基礎断熱にすることで、床下からの冷気の影響を防げます。

【積水ハウスとセキスイハイムの違い】12：耐震性能

耐震性能は、どちらのハウスメーカーも最高等級の耐震等級3に対応しています。

耐震等級とは、地震に対する建物の強さを表す指標です。

住宅の耐震等級には1〜3の等級があり、違いは次のとおり。

耐震等級1	震度6〜7の地震で倒壊・崩壊しない
耐震等級2	耐震等級1の1.25倍の地震に耐えられる強度
耐震等級3	耐震等級1の1.5倍の地震に耐えられる強度

積水ハウスの耐震性能を向上させる機能として、木造住宅では基礎ダイレクトジョイント。

鉄骨住宅では、制震ダンパー（シーカス）を採用しています。

セキスイハイムでは、鉄の箱を組み合わせるユニット工法を採用することで、耐震性能の高い住宅を建てることができます。

【積水ハウスとセキスイハイムの違い】13：耐火性・外壁材

積水ハウス	セキスイハイム
鉄骨住宅：ダインコンクリート 木造住宅：ベルバーン	磁器タイル外壁 ジオマイト外壁 SFCボード

積水ハウスとセキスイハイムは、それぞれ耐火性の高いタイル外壁を採用しています。そのため、耐火性についてはどちらも高いと言えるでしょう。

ちなみに、セキスイハイムで家を建てる方のほとんどが、磁気タイル外壁を採用します。

ですが、予算の関係で費用を抑えたい人のために、セキスイハイムでは性能の高い順に磁気タイル外壁→ジオマイト外壁→SFCボードのラインナップを用意しています。

【積水ハウスとセキスイハイムの違い】14：省エネ性能

積水ハウス	セキスイハイム
グリーンファーストゼロ	スマートパワーステーション

省エネ性能については、どちらの会社も力を入れています。

どちらも、太陽光発電や蓄電池を利用することで、環境に配慮した家づくりを目指しています。

【積水ハウスとセキスイハイムの違い】15：空調システム

積水ハウスとセキスイハイムでは、それぞれ全館空調システムを採用しています。

	積水ハウス	セキスイハイム
全館空調システム	エアシーズン	快適エアリーT-SAS
特徴	家中が一定の温度に保てる エアコンの設置が不要 加湿機能が弱い 半畳ほどの機械スペースが必要 保証期間が５年と短い	空気清浄機能がある 抗ウイルス機能がある 部屋ごとにON・OFF機能がある 60年の無料点検と10年の設備保証 2階はオプション料金 加湿機能がない 床に吹き出し口がある ホコリや水こぼしに注意

【積水ハウスとセキスイハイムの違い】16：アフターサポート

積水ハウス	セキスイハイム
基本保証30年 10年ごとに有償で永年保証	基本保証30年 最長60年の無料点検

どちらも大手のハウスメーカーだけあってアフターサポートはしっかりしています。

何十年と住み続けるマイホームですので、保証が充実していると安心ですよね。細かい保証内容については、契約前に必ず確認するようにしましょう。

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積水ハウスで建築する4つのメリット

順番に解説をしていきます。

間取りの自由度が高い

積水ハウスは、大手ハウスメーカーの中でも間取りの自由度が高いです。

打ち合わせの回数も制限がないため、積水ハウスで家を建てる場合には、納得のいく間取りになる可能性が非常に高いです。

こだわりを持った家づくりをしたい方は、積水ハウスがおすすめです。

優秀な営業マンが多い

積水ハウスは優秀な営業マンが多く在籍しているため、安心して家づくりを任せられます。

家づくりは優秀な営業マンが担当になるかならないかで、住宅の完成度が大きく異なります。

優秀な営業マンには、優秀な設計士がペアを組むことが多く
優秀な設計士には、優秀な現場監督がペアになる可能性が高いからです。

もちろん、在籍するすべての営業マンがあなたと相性がいいとは限りませんし、中には相性の合わない営業マンが担当になることもあるでしょう。

しかし、積水ハウスであれば、優秀な営業マンに出会う可能性は比較的高いと言えます。

設計士の提案力がとにかく高い

積水ハウスは、間取りの自由度とあわせて設計士の提案力がとにかく高いです。

それは、チーフアーキテクトという優秀な設計士が在籍しているからです。

積水ハウスではお客様が普段どんな生活をしているのか、これから新しい家でどんな生活をしたいのかといった意見を参考にして、そのお客様にとって最適なプランを提案してくれます。

そのため、積水ハウスで家を建てる場合には、よほどのことがない限り、満足のいく住宅になる可能性が高いです。

ゆとりのある暮らしができる

積水ハウスは建築寸法にメーターモジュールを採用しているため、空間にゆとりのある住宅にできます。そのため、トイレや浴室といった限られた空間が広くなります。

また、メーターモジュールの家は一般的な尺モジュールの家と比べて、階段の勾配が緩やかになるため、安心して生活ができるのもメリットの１つです。

ちなみに、大手ハウスメーカーでメーターモジュールを採用している会社は以下の3社です。

• 積水ハウス
• ダイワハウス
• トヨタホーム

空間にゆとりを求める方であれば、上記の3社を比較検討してみてもいいでしょう。

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積水ハウス3つのデメリット

順番に解説をしていきます。

坪単価は業界一の高さ

積水ハウスは大手ハウスメーカーの中でもとくに金額の高い会社です。

その理由として、積水ハウスではお客様ひとりひとりへのサポートがとにかく手厚いことが挙げられます。

積水ハウスでは、お客様に対して

• 営業マン
• 設計士
• インテリアコーディネーター

といった、それぞれ専門の担当者がつきます。

また、打ち合わせも基本的に回数の制限がないため、納得のいくまで設計にこだわることができます。

これが、ローコストのハウスメーカーであれば、営業がお客様の対応から間取りの作成まで、ひとりで担当する会社もあります。

さらに、ローコストのハウスメーカーの場合、なるべく多くの契約をとらなければ採算がとれないため、打ち合わせの回数に制限を設けて、契約までの期間を短くする会社も少なくありません。

こういった理由から、積水ハウスは業界でもトップクラスの坪単価と言われています。

断熱性能が特段にいいわけではない

積水ハウスは大手ハウスメーカーの中では、とくに断熱性能が高いわけではありません。

積水ハウスは、窓や断熱材、空調といった設備に頼らずに、自然から入る日差しや風によって、家の快適性を保つ工夫を得意としています。

そのため、断熱性能に重点を置いた家づくりをしたい場合は、他のハウスメーカーを検討してもいいかもしれません。

担当によっては相性が合わない場合がある

積水ハウスには優秀な営業マンや設計士が多く在籍していますが、必ずしもあなたと相性のいい担当者がつくとは限りません。

家づくりに対する熱意の高い社員が多いですが、あなたの家づくりの方向性と合わない可能性もあります。

ひと対ひとである以上は、相性の不一致は仕方のないことです。

どうしても担当者と合わないようであれば、担当を替えてもらえるか相談してみましょう。

セキスイハイムで建築する4つのメリット

セキスイハイムの最大の特徴は、建物の大部分を工場で生産する「ユニット工法」です。

それでは順番に解説をしていきます。

施工品質が安定している

セキスイハイムの一番のメリットは、建物の大部分を工場内で生産するため施工品質が安定していることです。

さらには、天候に左右されずに作業しやすい環境で施工をおこなえることは大きなメリットです。

工場生産で、工程もマニュアル化することで、職人の負担が少なくミスを減らすことができます。

従来の、職人が手作業でおこなう工事と比べて、建物の完成度にバラつきがないのもうれしいポイントですね。

工期が短い

比較的、工期が短いこともメリットの1つです。

セキスイハイムではマニュアル化された工程をもとに、工場内でユニットを生産します。そのため、天候による作業の遅延などもなく、計画的に生産を進められるんです。

さらに、完成したユニットを現場に搬送して組み立てるのですが、ユニットの組み立て作業も、早ければ1日で完了します。

耐震性が高い

セキスイハイムは非常に耐震性に優れたハウスメーカーです。

理由は、鉄の箱を組み合わせてつくる「鉄骨ユニット工法」にあります。鉄骨ユニット工法では、柱と梁を溶接した非常に頑丈な鉄の箱で家をつくるため、耐震性と耐久性が高いことが特徴です。

とくに、セキスイハイムの耐震性能は、「ユニット構造」と「高性能外壁」を掛け合わせた「ハイブリッド耐震GAIASSガイアス」を採用しています。

世界的にも地震の多い日本において、地震に強いハウスメーカーを選ぶことも非常に重要ですよね。

大手の中では価格が安い

セキスイハイムは、坪単価80〜90万円と、大手ハウスメーカーの中では比較的価格を抑えて家を建てられる会社です。

理由は大きく以下の2つです。

• 工場で生産することによる工業化
• 工期が短い

建物を工場で生産することで、作業が効率化されて人件費の削減につながります。

また、工期が短いことより多くのお客様に対応が可能です。多くの家を効率よく建てることで、1棟あたりの価格を抑えられます。

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セキスイハイム4つのデメリット

順番に解説をしていきます。

間取りの自由度が低い

セキスイハイムは、他のハウスメーカーと比較して間取りの自由度は低くなります。これは、ユニット工法の特性によるものです。

具体的には、ユニットとユニットをつなげて家を建てる都合上、ユニットの間に梁があることで配管や階段の位置が制限されてしまうんです。

そのため、ユニットをまたいでの配管や階段の設置は基本的にできません。

似た外観になりやすい

セキスイハイムで建てた家は、どれも似た外観になりやすいです。

セキスイハイムはユニット工法で家を建てるため、どうしても箱型のデザインになります。そのため、デザイナーズ住宅のような個性的なデザインで家を建てたい方にはおすすめしません。

あとから細かな変更ができない

間取りの決定後に細かな変更ができないことも、デメリットの1つです。

セキスイハイムは工場で建物を生産する特性上、建物に必要な部品をまとめて注文するため、どうしても後からの変更が難しくなります。

従来の工法で家を建てるハウスメーカーでは、職人が現場で家をつくるため、場合によっては細かな修正も可能です。

セキスイハイムでは、打ち合わせの段階で納得のいく間取りに仕上げる必要があるので注意しましょう。

土地によっては建築できない場合がある

セキスイハイムは、建築予定の土地によっては家を建てられない場合があります。接道が狭すぎる土地では、工場で生産したユニットを搬入できないことが理由です。

セキスイハイムでは、工場で生産したユニットをトラックで現地まで搬送します。そのため、道路が狭すぎる土地では、トラックが通ることができず、ユニットの搬入ができません。

積水ハウスをおすすめする人

• 予算に余裕があり、こだわりのデザインで家を建てたい人
• 知名度の高いブランドで安心して家を建てたい人
• ゆとりのある空間で暮らしたい人

積水ハウスの魅力は、鉄骨住宅と木造住宅のどちらも扱っており、お客様ひとりひとりに合わせた高い提案力を受けて家づくりができることです。

家づくりにこだわりを持っている人ほど、積水ハウスは向いていると言えます。

反対に、「家づくりにそれほど詳しくない」「なるべく担当者に任せながら進めていきたい」

こういった方は、積水ハウスでは金額に見合った価値を得られない可能性があります。

セキスイハイムをおすすめする人

セキスイハイムは、独自のユニット工法により、耐震性が高く高品質な家を建てられる会社です。

また、大手ハウスメーカーの中では比較的金額を安く抑えられることも魅力的ですよね。

家づくりにおいて、品質の安定性と性能を求める人には、セキスイハイムがおすすめです。

一方で、間取りやデザインには多少の制限があります。

そのため、個性的な間取りやデザインを求める人には、セキスイハイムはおすすめできません。

まとめ：こだわり派は積水ハウス、品質派はセキスイハイムがおすすめ

積水ハウスとセキスイハイムは名前は似ていますが、家づくりに対する考えや建築方法の違いから、まったく別の会社だということがお分かりいただけたと思います。

どちらのハウスメーカーも、それぞれにメリットとデメリットがあり選ぶ基準は異なります。

家づくりで大切なことは、あなたの予算やライフスタイルに合わせて、無理なく家族が快適に暮らせる家を建てることです。

そのために、あなたにとって最適なハウスメーカーを選ぶことを心がけましょう。