東宝ホームはやばいって本当？評判や口コミは？坪単価・標準仕様も徹底解説

東宝ホームは九州・西中国地方の気候に配慮した家づくりを行うハウスメーカーで、外張り断熱＋独自の空気循環システムによる快適性と住み心地を重視しています。

宿泊体験ができる展示場があり、実際の暮らしを体感しながら検討できる点も東宝ホームの特徴です。

この記事では建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、東宝ホームの評判、坪単価や建築費用、住宅性能や保証内容までプロの視点からわかりやすく解説します。

この記事を読めば、東宝ホームが自分たちに合ったハウスメーカーかどうかを判断できるようになります。後悔しない家づくりをしたい方はぜひ最後までご覧ください。

東宝ホームとは？

東宝ホームは九州・西中国地方の気候に合った家づくりを行うハウスメーカーです。

高温多湿な西日本の環境を考慮し、断熱性・気密性・耐震性を重視した住宅を提供しています。

特徴の一つが、外張り断熱と二重通気を組み合わせた独自の工法です。湿気や結露を抑えることで、住宅の劣化やカビの発生を防ぎ、快適な室内環境を長く保つことを目的としています。

また宿泊体験ができる展示場を用意しており、実際の住み心地を体感したうえで検討できる点も特徴です。

項目	内容
会社名	東宝ホーム株式会社
代表取締役	渡部 通
本社所在地	福岡県北九州市小倉北区下到津4丁目9-2
施工エリア	福岡県全域、熊本県、佐賀県、広島県

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やばいって本当？東宝ホームの口コミ・評判

住宅会社を検討する際、ぜひ確認しておきたいのが実際に家を建てた人の口コミや評判です。

東宝ホームについて調べていると、検索結果に「東宝ホーム やばい」といったワードが表示されることもあり、どんな懸念点があるのか気になる方も多いでしょう。

そこでこの章では、インターネット上の掲示板やGoogleマップに投稿された口コミをもとに良い口コミと気になる口コミの両面からご紹介します。

それぞれの評判から見える傾向や建築士としての視点もあわせて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

良い口コミ

梅雨時期に家建てて住んでたけど湿度とかは全然気にならなかった。冬も暖房20畳用を付けてるけど、自動風量にするとめちゃくちゃ暑くなる！最低風量で充分だった。魔法瓶の中にいるみたいな感じ。熱が保たれてて、湿度もすぐ除湿されてる感じ。

出典：マンションコミュニティ

私も東宝ホームで建ててます。1Fは玄関やトイレ洗面を除いて20坪近いワンルームですが、12畳用程度のエアコン1台で、通常は静音運転か強くしても風量４段階中1で十分です。ちなみに夏は25度くらい、冬は20度くらいで快適に感じます。冬に寝るときはエアコン等は一切つけずに寝ますが、外が氷点下まで下がっても、朝は13度以下にはなりません。（各部屋に温湿度計を置いてます）冬は、朝一で風量1で動かし、20度くらいになったら静か運転に移行して十分です。我が家では外断熱効果だと思いますが、冷暖房が良く効く家だと思ってます。

出典：マンションコミュニティ

実際に東宝ホームで家を建て、住み始めて6年になりますが、今でも些細な事でも電話やLINEで困った事を尋ねるとすぐに対応して頂き感謝しています。

出典：Googleマップ

入居してもうすぐ１年経ちますが、よく顔を出してくれていつも気にかけてくれます。アフター対応も含めて本当に満足です。光熱費も安く、ランニングコストを抑えられ充実の毎日です。

出典：Googleマップ

注文住宅を建築するにあたって、構造躯体や設備、価格相場等、相当勉強して、大手含め複数のハウスメーカーと検討しましたが、東宝ホームに決めました。決め手となったのは断熱性能（外張り断熱と白蟻に食われない鉄骨並の強度を誇る柱）と外観デザイン（標準仕様の選択肢の多さと図面の自由度の高さ）のバランスの良さと、東宝社員の真摯な対応です。注文住宅において、引き渡しまでに細かなトラブルは付きものですが、その全てに真摯に向き合って頂きました。また、引き渡し後も質の良い手厚いサービスを受けています。

出典：Googleマップ

我が家は防音性は高いです。雨は普通の雨では音は聞こえませんから、外を見て、あ、雨なんだと気づくことも多いです。我が家は屋根材は瓦にしたので、そういう点では雨音に有利かもしれません。

出典：マンションコミュニティ

住み始めてやがて2年になります。外断熱がしっかりとしているし、エアコントロールシステムのおかげでエアコン代が思ったよりも全然かかりません。さらに家の中は驚くほど静かです。

出典：Googleマップ

東宝ホームに関する口コミを総合すると「住み心地の快適さ」「断熱・気密性能の高さ」「アフターサービス」に対する評価が特に目立ちます。

梅雨時期でも湿度が気にならない、真冬でも少ない暖房で室温が安定するといった声が多く、外張り断熱やエア・コントロール工法による冷暖房効率の良さを実感している人が多い印象です。

また室内の静かさや防音性についても評価があり、雨音や外部の音が気になりにくい点をメリットとして挙げる口コミも見られました。

引き渡し後のアフター対応が丁寧で、入居後も相談しやすい体制に安心感を持っている人が多い点も特徴です。

気になる口コミ

不具合があり電話しても、担当者までちゃんと連絡が届いてなく、結局またこちらから電話をして、再度説明なんてことがざらです。折り返しの電話はなかなかくれません。また不具合をなおしてもらうようにほかの業者を手配してはくれますが、その後は連絡なし。謝罪の言葉もありません。

出典：すてき空間

東宝ホームは営業が約束したことを守りません。「あれは営業担当が勝手に決めたことで社内規則によるとそれは対応できません」と上司の方がわざわざ家まで来てできない・・・の一点張り。何か都合が悪いと「担当者の責任」として個人になすりつけ。会社として信用できない。

出典：すてき空間

打ち合わせをしていく中で予算や月々の支払い額等の話になると小馬鹿にしたような発言や他のお客さんと比較し誹謗中傷するような発言もありました。性能は良いのに、担当が悪いという理由で他社を検討するのはどうなんだろうと、家族会議等して検討していました。すると、担当から連絡(メール)が来ました。今後どうするのか連絡が無いのであれば、間取りを作成する事も、キャンペーンに応募した件も全てキャンセルします。と、信じられないようなメールが届きました。この瞬間、もう無いなと確信しました。

出典：マンションコミュニティ

東宝ホームに関する気になる口コミを見ると、住宅性能そのものよりも担当者の対応や連絡体制に対する不満が挙げられているケースが目立ちます。

また、営業担当の説明や対応について、約束した内容と認識にズレが生じたと感じた人や、コミュニケーションの取り方に違和感を覚えた人もいるようです。

ただし担当者の良し悪しは東宝ホームに限らず、どのハウスメーカーでも起こり得るリスクの一つです。これらの口コミはあくまで一例であり、すべての人が同じような経験をするとは限りません。

不安を感じた場合は無理に我慢せず、担当者の変更を相談することも一つの方法です。

担当者を変更する方法は下記の記事で解説していますので参考にしてください。

東宝ホームの坪単価と総額シミュレーション

家づくりを始めると「いくらくらいで建てられるのか？」と費用面が気になりますよね。

この章では、東宝ホームの坪単価の目安や建築総額のシミュレーション、そして無理のないローン返済計画についてわかりやすく紹介していきます。

予算を考える際の参考として、チェックしてみてください。

東宝ホームの坪単価の目安

東宝ホームの坪単価は約62万〜100万円が目安です。

SUUMOで公開されている東宝ホームの建築実例から算出した金額になります。

上記の坪単価は本体価格をもとに計算したおおまかな目安です。実際の費用は、選ぶオプションや設備のグレード、外構工事の内容などによって大きく変わる可能性があります。あくまで比較の際の参考としてご覧ください。

東宝ホームの坪単価や特徴を他社と比較

初めての家づくりでは「東宝ホームの坪単価は他社と比べてどうなの？」とわからない方も多いと思います。

ここでは東宝ホームとよく比較される、九州エリアのハウスメーカーについて坪単価の目安と特徴をまとめました。比較検討の参考にしてみてください。

会社名	坪単価目安	特徴
昭和建設	約55万～80万円	W断熱の自由設計住宅から、コストを抑えた規格住宅まで幅広く選べるラインナップ。
東宝ホーム	約62万～100万円	外張り断熱、ハイブリッド・エア・コントロールシステムを採用。宿泊体験ができる点も特徴。
ユニバーサルホーム（コスモス）	約70万～90万円	1階全面床暖房や高耐久ALC外壁が標準採用し、暮らしやすさを重視。
福岡工務店	約75万～102万円	HEAT20 G2水準、C値0.08、耐震等級3など高性能な家づくりを行う。
WITHDOM建築設計	約87万～109万円	HEAT20 G2水準の断熱性能と全館空調が標準採用。デザイン性と性能の両立が強み。
エコワークス	約119万円	自然素材×高性能住宅。UA値0.39・C値0.5、全館床暖房が標準仕様。

他社と比較すると東宝ホームの坪単価（約62万〜100万円）はミドル〜やや高めの価格帯に位置します。

ローコスト住宅のように価格優先ではありませんが、外張り断熱や換気システムなどの住宅性能、住み心地やアフターサポートまで含めて考えると内容と価格のバランスが取れた住宅会社といえるでしょう。

東宝ホームの建築総額とローン支払いシミュレーション

東宝ホームで家を建てる場合、延床30～35坪なら建築総額は約2,325～4,375万円が目安となります（※土地代別）。

ここでは坪単価を62～100万円で建てた場合の建築総額のシミュレーションと返済額・必要年収の目安をまとめました。本体価格以外にかかる費用は、総額の20％として算出しています。

※35年ローン／金利2.0%固定／頭金なし。返済額は年収の20%として計算

延床面積（坪）	建築総額の目安	月々返済額（概算）	世帯年収目安（手取り）
25坪	約1,938万～3,125万円	約6.4～10.4万円	約384～624万円
30坪	約2,325万～3,750万円	約7.7～12.4万円	約462～744万円
35坪	約2,713万～4,375万円	約9～14.5万円	約540～870万円
40坪	約3,100万～5,000万円	約10.3～16.6万円	約618～996万円

この金額に土地代は含まれていません。また、実際の返済額は金利や条件により変動します。

この条件で試算すると、月々の返済額はおおよそ6.4〜16.6万円となります。

子育て世代のご家庭では今後の教育費や生活費の増加も見据え、住宅ローンの返済額は世帯手取り年収の20％以内に収めるのが理想的です。

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東宝ホームの住宅性能

東宝ホームは九州・西中国の気候に適した家づくりを重視し、住み心地の良さや省エネ性につながる住宅性能の高さが評価されています。

耐震性能｜耐震等級3が標準仕様

東宝ホームでは耐震等級3を標準仕様とし、制震ダンパー「H.E.A.R.T」も全棟で標準採用しています。

耐震等級3は、国が定める住宅性能表示制度の中で最も高い耐震ランクです。

消防署や警察署などの防災拠点と同等レベルの耐震性能とされ、大地震が起きても倒壊しにくい基準とされています。

東宝ホームでは、地盤・基礎・構造体・制震の4つを組み合わせることで、建築基準法の約1.5倍の地震力に耐える構造を実現しています。

断熱性能｜外張り断熱工法が標準仕様

東宝ホームは外張り断熱工法を全棟標準仕様で採用しています。

外張り断熱とは柱の外側から屋根・壁・基礎までを断熱材で包み込む工法のことです。建物全体をすき間なく覆うため外気の影響を受けにくく、夏は涼しく冬は暖かい室内環境を保ちやすいのが特徴です。

また、部屋ごとの温度差が生じにくく、冷暖房効率が高まることで、省エネ性や快適性の向上にもつながります。

断熱性能については「LX-Ⅱ ネクサスシリーズ」では断熱等性能等級6レベルに対応し、ZEH基準もクリアしています。

断熱材には熱伝導率が低く、遮熱性にも優れた硬質ウレタンフォーム「キューワンボード」を採用。加えて、熱の出入りが大きい窓にはトリプルサッシを組み合わせることで住まい全体の断熱性能を底上げしています。

換気性能｜ハイブリッド・エア・コントロールシステム

東宝ホームでは独自の「ハイブリッド・エア・コントロールシステム」を標準仕様として採用しています。

ハイブリッド・エア・コントロールシステムとは、第一種換気システム（全熱交換型）をベースに室内だけでなく壁内・床下・小屋裏まで空気を循環させる東宝ホーム独自の換気システムです。

24時間換気で取り入れた新鮮な空気を、温度や湿度を調整しながら家全体に行き渡らせることで、快適性と住宅の耐久性の両立を目指しています。

ハイブリッド・エア・コントロールシステムを導入することで、次のようなメリットがあります。

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東宝ホームの保証内容とアフターサポート

家づくりは完成がゴールではなく、住み始めてからの安心やサポート体制も重要なポイントです。

東宝ホームでは工事中の厳しい検査から入居後の点検・保証・アフターサポートまでを一貫して整え、長く安心して暮らせる体制を整えています。

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東宝ホームはどんな人に向いてる？向かない？

これまで東宝ホームの価格・住宅性能・保証やアフターサポートについて紹介してきましたが、「自分たちの家づくりに本当に合っているのかな？」と感じる方もいるかもしれません。

ここでは建築士の視点から東宝ホームの家づくりが向いている人の特徴と、ほかの住宅会社もあわせて検討したほうがよいケースについて解説していきます。

東宝ホームが向いている人

東宝ホームが向いていない人（注意が必要な人）

自宅にいながら複数のハウスメーカーや工務店の資料をまとめて取り寄せられる「資料一括請求サービス」を使うと、とてもスムーズに比較できます。いろいろな会社の特徴や強みも知ることで、自分たちの理想にぴったり合う一社を見つけやすくなりますよ。

東宝ホームに関するよくある質問（Q＆A）

モデルハウスやショールームはありますか？

はい、東宝ホームにはモデルハウス・住宅展示場があります。

福岡・北九州・久留米・佐賀・熊本・広島などに複数のモデルハウスを展開しており、間取りやデザインだけでなく、外張り断熱や換気システムなど住宅性能を実際の空間で確認できます。

また一部のモデルハウスでは、実際に泊まって住み心地を体感できる「宿泊体験展示場」も用意されているため、日中だけでは分からない温度感や静かさ、動線の使いやすさまで確かめられるのが特徴です。

展示場を見るだけでなく、暮らしのイメージをしっかり持ちたいという方には、見学や宿泊体験を活用するとよいでしょう。

来場予約はこちら

東宝ホームの宿泊体験ってなんですか？

東宝ホームの宿泊体験は、完成後の家に近い性能・設備を備えたモデルハウスに実際に泊まって過ごせるサービスです。

見学だけでは分かりにくい「住み心地」や「家の性能」を生活シーンの中で実際に確かめられます。

宿泊体験で確認できるポイント

• 外張り断熱＋ハイブリッド・エア・コントロールシステムによる室内の快適さ
• 冬の暖かさ、夏のさらっと感など温熱環境の違い
• キッチン・浴室・洗面など設備の使い勝手
• 部屋の広さ、収納量、生活動線、音の響き方

宿泊体験展示場一覧はこちら

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まとめ｜東宝ホームの口コミ・評判からわかる後悔しない選び方

この記事では東宝ホームについてリアルな口コミや評判、坪単価、住宅性能、保証内容まで詳しく見てきました。

東宝ホームが本当にあなたに合う会社かどうか、後悔のない家づくりをするためにも、ここまでの重要なポイントを整理しましょう。

家づくりは、人生の中でも大きなイベントのひとつ。

理想の家づくりを叶えるには、「自分たちに合った会社かどうか」を見極めることが成功のカギと言えます。

家づくりは下調べをせずに進めると完成後に「え？もっと良い会社あったじゃん！調べておけばよかった〜！」と後悔する人が続出します。

そのため、まずやるべきは

建てたいエリアに、「どんな住宅会社があるのか？」を知るところから始めるのがオススメ

とはいえ、一つずつ調べていくのも大変なので、最近は、一度にカタログが取り寄せできる「一括資料請求サイト」が人気です。

しかし、一括資料請求サイトということもあり、サイト選びを間違えると、カタログが届かなかったり、強引な営業を受けることにもなります。

良質な資料請求サイトを利用して、まずは興味がある会社をピックアップしましょう。

たくさんの中から最もおすすめな資料請求サイトは、下記の3つ

この3つは、大手企業が運営しており、登録されている住宅会社は厳しい審査をクリアしている会社のみです。

そのため、カタログを取り寄せたからといって強引な営業をしてこないため、まずはカタログを集めて情報収集する家づくり初心者さんには大変メリットの大きいサービスです。

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