タクトホームはなぜ安い？坪単価と口コミ・評判から理由を徹底解説

そこでこの記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、「本当にタクトホームは安いのか」「なぜ安く家を建てられるのか」などの疑問に、実際にタクトホームで建てた人の口コミや評判をもとにわかりやすく解説していきます。

タクトホームが建てる家の特徴や性能のほか、家づくりを検討するうえで大切なことについても詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

タクトホームはどんな会社？

会社概要

会社名	タクトホーム株式会社
英文社名	TACT HOME CO.,LTD.
所在地	〒202-0021 東京都西東京市東伏見3丁目6番19号
設立	1984年4月2日（1982年創業）
代表取締役社長	小寺 一裕
従業員	1,063名（2025年3月31日現在）
ショールーム	東京（西東京市・立川市・杉並区・町田市）・埼玉（さいたま市・志木市） 千葉（柏市）・神奈川（藤沢市）・愛知（名古屋市）・宮城（仙台市）
公式サイト	https://www.tacthome.co.jp/

タクトホームは飯田ホールディングスグループ

飯田グループホールディングスは、2013年に以下6社の経営統合によって設立された共同持ち株会社です。

タクトホームの住まいとは

I.D.S工法

安心の保証

タクトホームの坪単価は安い？総額の目安

タクトホームの坪単価

タクトホームの平均坪単価は、約56.9万円です。

約56.9万円というのは平均値であり、実際には45万円から80万円までの幅があります。

タクトホームの坪単価は公式サイトでは公表されていないため、明確な金額を知ることができません。

しかし、住宅情報サイトに掲載されている情報などから、おおよその坪単価がわかるので、目安となる金額をご紹介しています。

坪単価は、注文住宅と規格型住宅では異なり、規格型住宅「マイセレクト」の場合は少し予算を抑えられ、50万円から60万円程度が目安です。

設計や選ぶ建材やプランなどによって坪単価は変動するため、複数の住宅会社に見積もりを依頼し、比較して選びましょう。

注文住宅の相見積もりについては、こちらの記事もご覧ください。

タクトホームは本当に安い？他社との比較

住宅会社を決める際には、数社と比べて選ぶことが大切です。タクトホームと検討されることが多い住宅会社は、どれくらいの坪単価なのか、以下の表で比べてみてください。

住宅会社	坪単価（目安）
タクトホーム	45～80万円
アイダ設計	54～72万円
秀光ビルド	57～80万円
一条工務店	75～105万円
アキュラホーム	68～89万円

上記の表で比較するとわかる通り、タクトホームの坪単価は他の住宅会社と比べて、低めに抑えられています。

なぜタクトホームは坪単価45～80万円という価格を実現できるのか、安さの理由を探ってみましょう。

タクトホームの商品ラインナップ

タクトホームでは、自由設計ができる注文住宅の他にも、注文住宅と建売の良い部分をあわせ持った分譲土地付住宅、完成した家を購入する建売住宅があります。

それぞれの商品について、特徴などを見ていきましょう。

注文住宅

自由設計

規格住宅

分譲土地付住宅「マイセレクト」

分譲ブランド「グラファーレ」

タクトホームの口コミ・評判

タクトホームで家を建てた人の口コミは、他のどのような情報よりもリアルな声として参考になります。会社選びの重要なヒントとなるので、判断材料として活用しましょう。

口コミを参考にする際には、良い口コミと気になる口コミの両方をチェックすることが大切です。

良い口コミ

タクトホームで建てたことを満足している人の口コミから見ていきましょう。

物件の購入を検討していたので一度お話させていただきました！ 分譲や、注文などの違いやライフプランまで含めてお話くださりわかりやすかったです！

出典：Googleマップ・タクトホーム株式会社への口コミ

パック？での契約でしたが、スイッチの位置や間取りの相談など、細かいところまで丁寧に対応してくださいました。 担当の方にNOと言われた部分に最後までかなりわがままを言ったこともありましたが、嫌な顔はせず、最後まで配慮のある言葉選びと速いレスポンスで真摯に対応してくださいました。

出典：Googleマップ・タクトホーム株式会社への口コミ

良い口コミに共通していることは、対応の丁寧さです。

こだわりたい点や要望があれば、事前の相談が重要で、対応できない場合でも代替え案を提案してもらえるでしょう。

気になる口コミ

次は気になる口コミです。なぜ満足できなかったのか、どのようにすれば、問題が起きなかったのかを解説します。

打合せもしてましたが聞かれない事は、こちら客側は分からないので、しっかり全て聞いて欲しかったです。『 お風呂が湧きました』が無い物をつけられていたり、2階にパラペットが勝手に作られていたり 外装をブラックと注文していたのに建築途中差し入れしに寄ったら行者が白の壁を貼り付けていた。この為引き渡し一週間遅れました。

出典：Googleマップ・タクトホーム株式会社への口コミ

注文住宅で大切なことは、事前の準備と確認です。

価格の安さを魅力に感じて住宅会社を選び、価格重視であることを担当者に伝えた場合、価格が加算される提案を控える可能性が高いです。

完全な注文住宅であれば細かい部分まで自分で選択することになりますが、規格住宅などある程度決まっている場合は、標準的なものが装備されていることが考えられます。

形状や色などの大きなポイントは、間違いがないかどうかを設計図など書面で確認しておきましょう。施工中であっても、早急に担当者へ伝えるとトラブルを防げます。現場で気づいた場合には、現場監督に相談するのも一つの方法です。

タクトホームの住宅性能

タクトホームの住宅には、さまざまな性能が備わっています。

特に、大切な住宅に長く住み続けるための耐震や劣化に関する性能は、購入を検討する際にしっかりとチェックをしておきましょう。

長期優良住宅

タクトホームの住宅は、長く住み続けるために制定された、8つの認定基準をすべてクリアしています。8つの認定基準とは、以下のとおりです。

長持ちする住宅は、住み始めてから数十年が経過しても、資産価値が正しく評価されるでしょう。次世代にも続く住宅づくりを実現できます。

耐震性能

耐震性能「等級3」に認定

耐震性能とは、地震に対して建物が耐えられるかどうかの度合いをいい、住宅性能表示制度と耐震診断によって等級が認定されます。

建物が耐えられる地震の程度は1～3の「耐震等級」によって定められ、以下の表を参照してください。

等級1	建築基準法で定められた耐震基準を満たしている
等級2	建築基準法で定められた耐震基準の1.25倍
等級3	建築基準法で定められた耐震基準の1.5倍以上

阪神淡路大震災と同等の耐震実験では、構造体と仕上げ材の両方で損傷がまったく見られませんでした。耐震性能が非常に高いことを証明しています。

ZEH水準

ZEHとは「ゼッチ」と読み、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスを略したものです。

創るエネルギーが使うエネルギーよりも多い、または同じである住宅のことをいいます。これは、政府が2030年までに目指している新しい住宅の基準です。

基準を満たすためには、断熱性能や省エネ性能の向上が欠かせません。長期的な視点で見ると、環境だけでなく住む人にもメリットがある住宅といえます。

主要7項目「最高等級」

住宅性能表示制度においてタクトホームは、耐久性や防災性などの主要7項目で最高等級を取得しています。7項目については、上の図のとおりです。

そもそも住宅性能表示制度は何かというと、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づいている制度で、2000年から運用されています。

住宅の内部構造は、完成した後では確認ができません。住宅性能表示制度によって、完成後に確認が難しい内容について知ることが可能になりました。

タクトホームのデメリット2つ

タクトホームのデメリットとしては、主に次の2点が挙げられます。

住宅展示場がない

タクトホームは住宅展示場やモデルハウスがないため、実物を見ることができません。

注文住宅を建てる場合、どのような家を建てられるのかを知るため、または他のハウスメーカーと比較するために、住宅展示場へ行く人が多いです。そのため、住宅展示場がないことを不安に思うかもしれません。

一軒の家をまるごと見ることはできませんが、ショールームは首都圏を中心に、仙台や名古屋など10カ所にあります。ショールームではバスルームやトイレ、キッチンなどの設備を見ることが可能です。

タクトホームの家を見たい場合、建売住宅も取り扱っているので、建売住宅を見に行くのも一つの方法です。また、公式ホームページではバーチャルモデルルームがあり、オンラインで手軽にモデルハウスを見学できます。

バーチャルモデルルームでは、外壁や床材、キッチンや浴室などのシミュレーションが可能です。素材や色の違いによる雰囲気を確認できるのは、大きなメリットといえるでしょう。

オプションによっては費用が高額になる

タクトホームを選ぶ人の多くは、ローコストに魅力を感じていることでしょう。

オプションを選ばない標準装備であれば、低価格で高品質な家づくりが可能です。しかし、オプションの中には割高な物もあり、多くのオプションを加えると驚くほど高額になる可能性があります。

オプションを選ぶ前に予算などしっかりとした資金計画を立て、オーバーした場合には優先順位をつけて本当に必要な物だけを選びましょう。

タクトホームが向いている人の3つの特徴

価格重視の人

業界トップクラスの低価格なので、価格重視の人におすすめです。

どんなに低価格でも品質が良くないと意味がないですが、タクトホームでは低価格で高品質の住宅を建てられます。安心して長く住み続けられるでしょう。

他社と比較する際は建築費用だけを見るのではなく、住宅性能も比較してみてください。

耐震性重視の人

耐震等級3相当が標準仕様なので、耐震性重視の人におすすめです。

地震大国である日本では、地域によって地震の危険度が異なるものの、どこで地震が起きても不思議ではありません。安心して暮らすためには、住宅の耐震性が重要です。

タクトホームの住宅は、阪神淡路大震災と同等レベルの災耐震実験で損傷がなく、耐震性能が非常に高い建物であることがわかります。

耐震性を重視する人は、ぜひタクトホームの耐震性能に注目してみてください。

シンプルなデザインを好む人

流行に左右されないシンプルなデザインを好む人におすすめです。

タクトホームは、シンプルで洗練されたデザインの住宅が特徴のハウスメーカーです。

印象に残りやすい個性的なデザインではありませんが、飽きがこないデザインなので、長く愛着を持って暮らせる家づくりができることでしょう。

タクトホームをおすすめできない人の特徴はこちら。

タクトホームは自由設計に対応していますが、どのような希望や要望も叶えられるわけではありません。

タクトホームは低価格の住宅なため、お金をかけて贅沢な家を建てたい人には向いていません。設計も限界があるため、こだわりが多い人は満足できないでしょう。

タクトホームに関するよくある3つの質問

タクトホームの強みとは？

コスパの良さが強みです。低価格でありながら、住宅性能表示制度で7項目において最高等級を取得、耐震性や耐熱性にすぐれ、高い品質を誇ります。

なぜ低価格を実現できるのか？

仲介業者や下請け業者を挟まないで、すべて自社で施工しているために、低価格で家を建てられます。間に挟む業者が多ければ多いほど、マージンなど余分な費用がかかり、建築費用に上乗せされるのです。

タクトホームでは、施工からアフターフォローまですべて自社で行っています。

タクトホームの標準装備は？

タクトホームの注文住宅では、低価格でありながら標準装備で大手メーカーの製品を付けられます。

以下の表が標準装備の一覧です。

スクロールできます

玄関ドア	LIXIL YKKAP
ガラス・サッシ	LIXIL YKKAP
門柱	トーシンコーポレーション
キッチン	ファーストプラス ハウステック グラフテクト
浴室	パナソニック LIXIL ハウステック TOTO
洗面化粧台	ファーストプラス ハウステック

まとめ｜タクトホームで理想の家を建てるためのポイント

この記事では、タクトホームについて坪単価や口コミ・評判などを中心に、住宅の性能やラインナップなどを解説しました。理想の家をたてるためにチェックしておきたいポイントを、しっかりと押さえておきましょう。

上記からわかるように、タクトホームの家は低価格で建てられます。こんなに安くて大丈夫なのか、不安に感じる人もいらっしゃるでしょう。タクトホームには5つの安心ポイントがあり、多くの人に選ばれています。

家づくりは下調べをせずに進めると完成後に「え？もっと良い会社あったじゃん！調べておけばよかった〜！」と後悔する人が続出します。

そのため、まずやるべきは

建てたいエリアに、「どんな住宅会社があるのか？」を知るところから始めるのがオススメ

とはいえ、一つずつ調べていくのも大変なので、最近は、一度にカタログが取り寄せできる「一括資料請求サイト」が人気です。

しかし、一括資料請求サイトということもあり、サイト選びを間違えると、カタログが届かなかったり、強引な営業を受けることにもなります。

良質な資料請求サイトを利用して、まずは興味がある会社をピックアップしましょう。

たくさんの中から最もおすすめな資料請求サイトは、下記の3つ

この3つは、大手企業が運営しており、登録されている住宅会社は厳しい審査をクリアしている会社のみです。

そのため、カタログを取り寄せたからといって強引な営業をしてこないため、まずはカタログを集めて情報収集する家づくり初心者さんには大変メリットの大きいサービスです。

ローンの返済に苦しみたくない！ローコスト住宅をお考えなら【LIFULL HOME’S（ライフルホームズ）】

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ぜひ、信頼できる一括資料請求サイトを利用し、効率よく家づくりを進めてください。

キンライサーは創業26年、累計30万件の経験と実績があり、これまで30万件を超える多くの給湯器交換を経験している会社です。

なので、似たような境遇だったり、実は、同じマンションの別の部屋で既に交換工事を完了したりします。

キンライサーの技術力ノウハウが社内でもしっかりと蓄積・共有されているため、無駄な作業や失敗もなく工事ができるんです。

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