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住友不動産の坪単価は?30坪・35坪・40坪の延べ床面積ごとに徹底解説

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悩んでいる人

住友不動産が気になるけど、予算内に建てられるかな?
住友不動産で家を建てるといくらくらいになるんだろう・・・

この記事を読んでいるみなさんは、こんな悩みをお持ちではないですか?

マイホームの購入は一生に一度の高額な買い物です。

ぽりんき

家づくりの最も重要なポイントは、予算に合った会社選びです。

この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、新築マイホームを検討している方向けに、住友不動産の坪単価を紹介します。

また住友不動産について、下記の不安や疑問にすべて応えます。

住友不動産についての疑問
  • 坪単価は?総額はいくらになる?
  • どんな商品がある?
  • 他のハウスメーカーとの立ち位置は?
  • 安く建てる方法は?
  • 建てる時の注意点は?

本記事を読んでもらえれば、住友不動産があなたに合っているかどうか、会社選びの参考になるでしょう。

ぜひ、最後までお読みください。

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目次

最新の住友不動産の坪単価

住友不動産の坪単価は、平均70~80万円程度といわれています。価格を抑えつつ、高品質で洗練されたデザインの家が建てられる中堅ハウスメーカーの1つです。

ただし、実際に住友不動産で家を建てた人の坪単価は、50万~150万円と幅広い価格になっています。

これは、家を建てる土地の条件やオプションをどれだけ付けたかによっても変わってくるからです。

住友不動産は注文住宅以外にも、高級マンションや高層ビルの建築も行っています。そのため、高級マンションのような高品質かつ高性能な注文住宅が得意です。

高品質で高性能というと、価格も高くなるイメージですが、住友不動産の場合は違います。高級マンションや高層ビル建設と合わせた大量注文をしているため、費用を安く抑えることができるのです。

価格を抑えながらも、高品質で高性能な家に住みたいという人にはおすすめのハウスメーカーです。

30坪・35坪・40坪|延べ床面積ごとの建築総額

実際に住友不動産で建築した場合、総額はいくらになるのか、延べ床面積ごとの建築総額を見ていきましょう。

住友不動産の平均坪単価である70~80万円を用いて計算すると、住友不動産の延べ床面積ごとの本体価格は、以下のようになります。この本体価格に、諸経費などを2~3割プラスしたものが建築総額です。

延べ床面積本体価格(万円)建築総額(万円)
30坪(99.2平米)2100~24002520~3120
35坪(115.7平米)2450~28002940~3640
40坪(133.2平米)2800~32003360~4160

30坪の場合、2520~3120万円が建築総額の目安です。30坪で建てられる家は、2階建てにすると3~4人家族にちょうどいい大きさになります。

【30坪で建てられる家の例】

  • 2階建て/3LDK
  • リビングダイニング12帖
  • キッチン5帖
  • 主寝室8帖
  • 子ども部屋6帖×2

35坪の場合、2940~3640万円が建築総額の目安です。35坪で建てられる家は、2階建てにすれば4人~5人家族にちょうどいい大きさになります。ウォークインクローゼットや書斎のある広々とした間取りにすることが可能です。

【35坪で建てられる家の例】

  • 2階建て/4LDK
  • リビングダイニング15帖
  • キッチン5帖
  • 和室6帖
  • 主寝室8帖(ウォークインクローゼット3帖付)
  • 子ども部屋6帖×2

40坪の場合、3360~4160万円が建築総額の目安です。40坪で建てられる家は、35坪よりもさらに広々とした間取りになります。それぞれの部屋の広さを大きく取ることもできますし、個室を小さくして共有スペースを作るといった自由度の高い間取り設計がしやすくなります。

【40坪で建てられる家の例】

  • 2階建て/5LDK
  • リビングダイニング17帖
  • キッチン5帖
  • 和室6帖
  • 主寝室10帖(ウォークインクローゼット2帖付)
  • 書斎3帖
  • 子ども部屋6帖×2

他ハウスメーカーと坪単価を比較

次に、住友不動産の坪単価を他のハウスメーカーと比較してみましょう。

ハウスメーカー平均坪単価(万円)
レオハウス35~95
アイダ設計30~50
アイフルホーム30~65
タマホーム35~70
アエラホーム40~70
住友不動産70~80
一条工務店45~90
セキスイハイム60~90
積水ハウス75~130
ダイワハウス50~190
へーベルハウス65~105

住友不動産の坪単価は、他のハウスメーカと比べると、だいたい中間くらいの価格です。坪単価30万から家を建てることができるローコスト住宅よりも高く、80万円以上の坪単価の大手ハウスメーカーより安いことが分かります。

住友不動産は、高級マンションに使われている高品質で高性能な設備や装飾が標準仕様という特徴があります。他のハウスメーカだと、高品質・高性能にするために追加料金が発生してしまうことも少なくありません。

そう考えると住友不動産の坪単価は、価格を抑えてハイグレードな家を建てることができるという他のハウスメーカーにはない利点があるといえます。

住友不動産|商品ごとの坪単価と特徴

住友不動産には、次の4つの商品があります。

住友不動産の商品ラインナップ
  • PREMIUM.Jシリーズ
  • J・URBANシリーズ
  • J・RESIDENCEシリーズ
  • 邸宅型住宅シリーズ

それぞれのシリーズごとに、坪単価と特徴を詳しく見ていきましょう。

PREMIUM.Jシリーズの坪単価と特徴

まずは、PREMIUM.Jシリーズの坪単価と特徴です。

PREMIUM.Jシリーズの坪単価は70~100万円で、住友不動産の商品の中でいちばん価格の高いプランになります。

PREMIUM.Jは、住友不動産の最上位シリーズで、「2024年度グッドデザイン賞」を受賞した商品です。

また、過去にも数々のグッドデザイン賞を受賞しています。

高いデザイン性と最高の住み心地を重視しているので、おしゃれな外観と内装にこだわった家作りが可能です。

J・URBANシリーズの坪単価と特徴

次に、J・URBANシリーズの坪単価と特徴です。

J・URBANシリーズの坪単価は、55~88万円が目安です。

J・URBANシリーズは、限られた空間を効率よく使った住み心地の良い設計を重視していることが特徴です。

スキップフロアや小屋根ロフト、半地下空間など、子育て世帯に嬉しい機能的な設計が実現できます。

また、小さな土地でも、空間を効率的に使った間取り設計により、開放的で快適な家作りが可能です。

外観は都心の高級マンションのような洗練されたデザインなので、都会的でおしゃれな家に住むことができます。

住友不動産の建売住宅によく使われているタイプなので、住友不動産といえばこのタイプの家を想像する人が多いかもしれません。

J・RESIDENCEシリーズの坪単価と特徴

次に、J・RESIDENCEシリーズの坪単価と特徴です。

J・RESIDENCEシリーズの坪単価は、60~90万円が目安です。J・URBANシリーズよりも少し高めのタイプになります。

J・RESIDENCEシリーズは、天然木を使った深い軒があり、落ち着いた雰囲気の外観が特徴です。

天井の高さまであるハイサッシを使っているので、開放感のある家づくりができます。

日本で代々受け継がれてきた天然木を活かした家なので、都会的な雰囲気よりも自然のぬくもりを感じる家に住みたいという人におすすめのデザインです。

深い軒のある家は、どうしても価格が高くなりがちです。坪単価100万円を超えてしまうことも多い中、住友不動産は、坪単価60~90万円という比較的抑えた価格で深い軒のある家づくりが実現できます。

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邸宅型住宅シリーズの坪単価と特徴

最後に、邸宅型住宅シリーズの坪単価と特徴です。

邸宅型住宅シリーズの坪単価は、50~80万円が目安です。住友不動産の中では比較的安いタイプになります。

邸宅型住宅シリーズは、欧米テイストのデザインから、日本古来の和のデザインなど、好みの外観が選べるのが特徴です。

住友不動産の高級感は残しつつ、本格的な欧米テイストの家づくりが実現できます。欧米風の邸宅にあこがれがある人におすすめのタイプです。

住友不動産で建つ家を実例で紹介

住友不動産で実際にどんな家が建つのか、実例を紹介していきます。建築事例は、住友不動産の公式ページからの引用です。

住友不動産の商品別に紹介します。

J・レジデンス/心から安らげる「快適な木の家」

東京都K様邸

モデルハウスを参考に、木部を多く使用することにこだわって設計された外観が特徴の家です。床や建具にも木を使っているので、家の中でも木のぬくもりを感じます。

さらに、間接照明を使うことで、落ち着いた雰囲気を演出しています。

J・アーバン/モデルハウスのようなオシャレな住まい

兵庫県T様邸

タイルや御影石、ガラスマリオンを使った高級感ある外観に、植栽を合わせてオシャレを演出しています。

外観はコンパクトな見た目ですが、家の中はそれを感じさせない作りです。

吹き抜けを作ることで、自然な明るさが注ぎ込む開放感あるリビング。キッチンは住友不動産オリジナルで、高級感があります。

J・アーバン/スタイリッシュな外観と広々25帖LDK

茨城県O様邸

こちらの家は、J・アーバンの都市型デザインを残しつつ、外壁の色や外構に工夫を加えて個性ある外観が特徴です。

間取りにもこだわり、25帖もある広いLDKを実現しています。

リビング階段や吹き抜け、仕切りのないキッチンなど、開放感あふれるLDKです。

アメリカン/理想を超える外観デザイン提案に好感

愛知県M様邸

こちらの家は、邸宅住宅シリーズで建てられたアメリカンスタイルの住宅です。上品な白い壁と、多角形に張り出したデザインが目を引きます。

室内は白で統一された空間になっており、窓から光が差し込むととても明るく開放的です。

ドアの色がアクセントになっていて、美しさが感じられます。

住友不動産で家を建てるメリット5選

住友不動産で家を建てると、次のようなメリットがあります。

グッドデザイン賞を数多く受賞!洗練されたデザイン力

住友不動産は、これまでに数多くのグッドデザイン賞を受賞しているハウスメーカーです。外観から内装にいたるまで、細部にわたるデザインの美しさが評価されています。

特に、都市部に調和するシンプルモダンなデザインが特徴的です。限られた空間での住宅建設に強みを持っており、コンパクトながら快適でおしゃれな住まいが実現できます。

高級マンション仕様!高品質な室内設備や装飾が標準仕様

住友不動産では、高級マンション仕様の室内設備や装飾が標準装備されています。

例えば、デザイン性と機能性を兼ね備えた最新型のシステムキッチン、ホテルライクのような浴室、洗面所など、毎日の暮らしをより快適にする設備です。

また、照明を間接照明にしたり、収納スペースを作ったりと、住む人のライフスタイルに合わせた細かい設計もできます。

住友不動産は、こうした高品質な設備が標準仕様として提供されることが特徴です。そのため、高級マンションのような暮らしがしたいという人も、追加費用を抑えながら理想の暮らしを手に入れることができるのです。

耐震等級は最高ランク!地震に強い家が作れる

住友不動産で建てると、最高ランクの耐震等級3の地震に強い家を作ることができます。耐震等級3とは、病院や消防署などの重要施設と同等の耐震性能です。

住友不動産では、2×6工法(ツーバイシックス工法)を採用しており、断熱性、耐震性ともに高い家づくりができます。

2×6工法で作ると、壁がとても厚くなり、重くなってしまいます。そこで、住友不動産では、荷重を面で受け止めて支えるという独自のグランド基礎を使い、厚みと重みのある家を足元からがっしり支える仕組みを採用しています。

地震に対する不安を抱えている人でも、住友不動産の住宅なら安心です。

家計の負担軽減!ZEHが標準仕様

住友不動産の家は、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)が標準仕様です。ZEH住宅は、高断熱性能を備えており、太陽光発電システムなどの再生可能エネルギーを活用することで、年間のエネルギー収支をゼロにすることを目指した住宅です。

住友不動産は、このZEH住宅も標準仕様です。ZEH住宅は、高断熱性能や太陽光発電システムなどを必要とするため、オプション料金として高くついてしまうことが多くあります。

しかし、住友不動産なら標準仕様なので、他ハウスメーカーよりも価格を抑えてZEH住宅を建てることが可能です。

ZEH住宅にすることにより、光熱費を大幅に削減できるため、家計の負担軽減が期待できます。また、環境にも配慮した設計なので、地球に優しい暮らしを実現できます。

土地探しからサポートしてもらえる

住友不動産は、土地探しから設計、施工、引き渡し、さらにアフターサービスまで、一括してサポートしてくれます。

そのため、煩わしい手続きをすべてプロにお任せすることができ、忙しい人でもスムーズな家づくりが可能です。

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住友不動産で家を建てるデメリット3選

住友不動産のデメリットとしては、次のようなことが挙げられます。

下請けの工務店によって品質にばらつきがある

住友不動産では、施工を下請けの工務店に委託するケースが多いです。そのため、工務店の技術力や施工管理の能力によって品質にばらつきが出る可能性があります。

工務店の技術力や施工管理の能力は、家の完成度に大きく影響するため、事前の確認が重要です。

オプションを付けると高額になる

住友不動産の標準仕様は充実している一方で、オプションを追加すると予算を大幅に超えてしまうことがあります。

オプションを追加する際には、本当に必要かどうかを見極め、コスト管理することが重要です。

モデルハウスが全国展開していない

住友不動産は全国展開をしているものの、モデルハウスの展示場が限られている地域があります。

そのため、実際にモデルハウスを見て判断したい人にとっては、不便を感じるかもしれません。

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住友不動産はこんな人におすすめ

住友不動産は、以下のような人におすすめです。

  1. ZEHの家に住みたい人
  2. デザイン性の高い家に住みたい人
  3. 高品質な設備にこだわりたい人

1つずつ詳しく説明します。

ZEHの家に住みたい人

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の家に住みたいという人は、住友不動産での家づくりがおすすめです。ZEH住宅に住むことで、環境に優しく、エネルギー効率の高い暮らしが実現できます。

住友不動産のZEH住宅は、高い断熱性能と高効率設備を兼ね備えています。省エネと快適性を両立させた住まい作りが可能です。

太陽光発電や蓄電池システムを使うことで光熱費を削減し、家計への負担を減らすこともできます。

このZEHが標準仕様であることが、住友不動産の大きな特徴の1つでもあります。

デザイン性の高い家に住みたい人

住友不動産は、デザイン性の高い家に住みたい人にもおすすめです。

住友不動産の家は、モダンで洗練されたデザインが特徴です。外観から内装の細部まで美しさにこだわって家づくりができます。

住友不動産オリジナルの設備には、洗練された美しさが魅力の商品が数多くそろっているので、デザイン性の高い家づくりが実現できるのです。

高品質な設備にこだわりたい人

住友不動産は、高品質な設備にこだわりたい人にもおすすめです。

住友不動産では、高耐久性・高性能の建材を使い、長く安心して暮らせる住まいづくりを提供しています。また、キッチンや浴室などの設備も高品質なので、快適な暮らしが実現できます。

高級マンションでも使われている設備を使って家づくりができるのが、住友不動産の他とは違う特徴の1つです。

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住友不動産についてよくある質問

住友不動産のよくある質問についてお答えしていきます。

住友不動産で少しでも安く建てる方法は?
  • 部屋が少ない間取りにする
  • 建物の形を四角くする
  • 規格型住宅「+STORY」にする
  • オプションやグレードを見直す

部屋を少なくすることで出入り口の建具や仕切り壁の建築費用を減らすことが可能です。

四角いシンプルな家にすることで、1階と2階の面積が同じになり、材料が減らせます。でこぼこした家だと、それだけ多くの材料が必要になってしまいます。

住友不動産には、規格型住宅「+STORY」というプランがあります。住宅設備Panasonicのものから選ぶことになりますが、注文住宅よりも価格を安く抑えることが可能です。

住友不動産で家を建てるとしたら総額いくらになる?

建築総額に諸経費を足して、30坪なら2520~3120万円、35坪なら2940~3640万円、40坪なら3360~4160万円が目安です。実際に家を建てるとすると、建築総額と土地代が必要になります。上記の建築総額に、住みたい土地の費用を足して計算します。

住友不動産の注文住宅のアフターサービスの内容は?

住友不動産では、「長期60年保証システム」によって最長60年の保証を受けることができます。まず、引き渡しから3ヵ月、1年、2年、10年後に専任スタッフによる定期点検サービスがあります。10年ごとに有料メンテナンスがあり、有料メンテナンスを受けることで、さらに10年後定期点検サービスが受けられるという仕組みです。このサービスを最長で60年受けることができます。

もし住友不動産でお得に家づくりをするならモニターハウスにもチャレンジしましょう。

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まとめ

今回は、住友不動産の住友不動産の坪単価や建築総額について、30坪・35坪・40坪の延べ床面積ごとに解説しました。

住友不動産の平均的な坪単価は70~80万円ですが、商品やオプションの違いによって50~150万円という差があることが分かりました。

他のハウスメーカーと比べると、ほぼ中間の価格帯の坪単価で、比較的価格を抑えて家を建てることも可能なハウスメーカーです。

比較的抑えた価格でありながら、高品質・高性能な設備、洗練されたデザイン力が魅力で、土地探しからサポートしてくれるという魅力があります。

標準仕様でZEH住宅に対応しており、高級マンションでも使われている高品質で高性能な設備を用いた家づくりが実現可能です。

ぜひ、住友不動産で理想的な住まい作りを実現させてください。

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