パナソニックホームズで後悔した4つの理由！実際に住んだ口コミとやばい噂の真相を暴露

パナソニックホームズを検討している人のなかには、「やばい」「後悔した」といった口コミを見て不安になっている方もいるのではないでしょうか。

とくに繰り返しの地震に強く、さらに地震に対する保証までつくことで、安心のマイホームを建てられます。

この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、パナソニックホームズで後悔した4つの理由と、口コミからわかったメリット・デメリットについて詳しく解説をしていきます。

さらに、パナソニックホームズの特徴や商品ラインナップ、おすすめな人についても解説をしていますので、「自分にあった商品を知りたい」「後悔のない理想の家づくりがしたい」という方は、最後まで記事を読み進めてください。

【後悔した】パナソニックホームズがやばいと言われる4つの理由

パナソニックホームズがやばいと言われている理由にはいくつか原因があるようです。
ここからは、筆者がパナソニックホームズについて調べてわかった、やばいと言われる4つの理由について詳しく解説をしていきます。

結論として、パナソニックホームズはやばくありません。悪い口コミがあることは事実ですが、一部の社員によるミスや担当者との相性によるものがほとんどでした。

そのため、会社全体として「やばい」ということはまったくありません。

1.営業マンの対応がやばい

パナソニックホームズっていうところです
パナソニックだからまともかと思ったけど結構対応悪い気がするね
色々契約にあたって確認事項を連絡しても返信が2週間後とかでふつーに遅っってなりました

— freeedom. (@freedom06815101) July 1, 2024

営業マンの対応が悪く、連絡も遅いことから「やばい」と感じたようです。

注文住宅では、必ず一人あなたに担当の営業マンがつきます。家づくり中は何度も連絡のやりとりをするため、営業マンの対応の良さもスムーズな家づくりには重要です。

営業マンに不満を感じたらなるべく早めに上司や本部に連絡をして、担当を替えてもらえるか相談してみましょう。

2.アフター対応が遅くてやばい

アフターに連絡するたび対応に2〜３ヶ月掛かるから、引き渡し時の不具合がまだ直らない。
アフターの受付は24時間なんだけどなぁ。#パナソニックホームズ

— にゃー (@nyao705) February 4, 2022

アフターサポートの対応が遅くて「やばい」と感じた方もいました。

注文住宅では、引き渡し後のアフター対応も重要です。アフター対応がしっかりしていることで、引き渡し後も安心して生活ができます。

もちろん、パナソニックホームズでは「早急な対応をしてくれた」という意見も多くありました。一方で、一部のアフター担当によっては対応が遅れることもあるようです。

対応に不満があった際には、担当を替えてもらうなどの対応をしてもらいましょう。

3.施工が雑でやばい

https://twitter.com/ganbareseshusan/status/1821170063292166457

床鳴りがするなどの施工不良が見つかり「やばい」という声がありました。

住宅の建築では人が手作業をするため、稀に施工ミスや施工不良が発生することがあります。

例えばこの方のように、床が沈み込む・床鳴りがするといった施工不良が起きてしまうこともあるでしょう。もちろん、今回のケースのように施工不良が見つかることは稀です。

どのハウスメーカーでもミスが起きることはあります。大切なことは、任せきりにせずに施主もこまめに現場で確認をして、ミスを未然に防ぐことです。

4.金額が高くてやばい

https://twitter.com/solitat3fx/status/1687673744775659520

金額の高さに「やばい」と感じた方もいました。

パナソニックホームズの坪単価はおよそ120〜130万円です。これはハウスメーカーのなかでも金額の高いハイブランドメーカーに位置します。

パナソニックホームズは、耐震性とメンテナンス性の高い、金額に相応しい非常に高性能なハウスメーカーです。

どうしても予算が合わない場合には、もう少し金額を抑えたミドルコストやローコスト住宅も検討してみましょう。

【性能がよくてやばい】パナソニックホームズで良かった口コミ・評判

続いて、パナソニックホームズで家を建てて良かったという口コミについても見ていきましょう。

外壁がキレイでやばい

11年経つ我が家ですが、未だに新築ですか？と言われる程。 外壁はキラテックにしてホント良かった

Xより引用

外壁がきれいで「やばい」と満足している意見がありました。

パナソニックホームズの外壁には、セルフクリーニング機能のついた独自の外壁『キラテック』が採用されています。

全館空調が快適でやばい

https://twitter.com/m_roy_e/status/1756251690460942611

全館空調によって、家中快適で「やばい」という声もありました。

パナソニックホームズでは、全館空調『エアロハス』によって、家中どこでも新鮮な空気と快適な温度で生活ができます。

エアロハスの特徴について以下にまとめました。

耐震性が高くてやばい

◻️パナソニックホームズを選んだ理由

･耐震性に優れている
･キラテックタイルのきれいさ
･全館空調エアロハスの性能と吹出し口が床ではなく天井であること
･全体的にラグジュアリー感がある（好みと主観です）

パナさんといえば当たり前の項目って感じだけどやっぱりこれかな、、

— たぁこ (@iam_tacco) January 18, 2024

耐震性の高さが「やばい」と満足しているユーザーもいました。

パナソニックホームズは、業界でもとくに耐震性に優れた鉄骨系のハウスメーカーです。

構造には以下の3つの種類があり、建物の大きさや間取りによって最適な構造で家を建てています。

とくに人気なのが『HS構法』で建てられた商品です。こちらは、高層ビルにも採用されている制震技術を用いているため、地震に強い安心な家を建てられます。

設計士・コーディネーターの提案力がやばい

注文住宅の後悔動画を片っ端から観てるけど、正直うちには関係ないなと思うことが多い。理由は、こちらから言わなくてもすべて設計士さんやICさんが考慮してくれてたから。
正直、私はパナ以外だったら後悔だらけの家だったと思う。
まじで本当にいい担当さんばかりでした！#パナソニックホームズ

— きくじろうの楽家事ハウス｜パナソニックホームズ (@kikujiro_home) November 23, 2023

提案力が高くて「やばい」担当者と出会えたことで、後悔のない納得の家づくりができたようです。

注文住宅は「どこで建てるか」だけでなく、「誰と建てるか」というのも満足のいく家づくりには重要です。

どんなに優れた性能のハウスメーカーでも、担当者の提案力が低いと満足のいく住宅とならない可能性があります。

実際に建ててわかったパナソニックホームズがおすすめな人5つの特徴

パナソニックホームズは、耐震性とメンテナンス性に優れた大手ハウスメーカーです。しかし、良い評判もあれば悪い評判もあるため、パナソニックホームズで後悔しないかと不安に思う方も多いですよね。

ここからは、実際に建ててわかったパナソニックホームズがおすすめな人の特徴について詳しく解説をしていきます。

1.地震に強い家に住みたい

大きな地震がきても安心な暮らしがしたい人には、パナソニックホームズがおすすめです。

パナソニックホームズは、鉄骨メーカーのなかでもとくに耐震性に優れており、『地震の後も安心して暮らせる』をテーマに家づくりをしているハウスメーカーです。

実大住宅でおこなった耐震実験では、

• 阪神淡路大震災の4.3倍
• 東日本大震災の1.8倍

の揺れに耐えたことが証明されています。

さらに、制震装置『アタックダンパー』によって、地震時の揺れを軽減し建物の損傷を抑えてくれることも特徴です。

2.都心部など住宅密集地に家を建てる

都心部など狭い土地に家を建てたい人にも、パナソニックホームズはおすすめです。

パナソニックホームズは、住宅が密集した狭い土地でも、柔軟な設計力であなたに最適な間取りを提案できます。

例えば、HS構法では15cm単位で建物の調整が可能です。そのため、狭小地や変形地でも以下のような無駄のない間取りで家を建てられるのが強みです。

• 地形に沿ったきめ細かな設計
• 天井の高さも4段階に設定できる（240cmを基準に250cm、270cm、225cm）
• 2階部分がせり出した『オーバーハング』

設計を細かく調整ができることで、パナソニックホームズなら都心部でも自由度の高い家づくりができます。

3.全館空調で家中快適に過ごしたい

部屋ごとに温度差のない住まいにしたい人なら、パナソニックホームズがおすすめです。

パナソニックホームズの全館空調『エアロハス』は、エアコン1台で家中快適な温湿度にできることが特徴です。さらに、微粒子を99.97%捕集するHEPAフィルターを採用することで、きれいな空気で家族の健康を守ります。

例えば、全館空調のメリットとして、部屋ごとの温度差がないことで、急激な温度変化によるヒートショックのリスクを防ぐ効果があります。

4.メンテナンスのかからない家に住みたい

なるべくメンテナンスの手間がかからない家に住みたい人には、パナソニックホームズがおすすめです。

パナソニックホームズの構造躯体には、非常に耐久性の高い建材が使われています。

例えば、パナソニックホームズの特徴の一つに、メンテナンスフリーのタイル外壁『キラテック』があります。一般的なサイディングでは、10年〜15年おきにメンテナンスが必要ですが、キラテックなら耐用年数60年以上とほぼメンテナンスが不要です。

メンテナンスの必要がなく、いつまでもきれいな家を保ちたい方にはパナソニックホームズが向いています。

5.保証が充実しているハウスメーカーを選びたい

充実したアフターサポートで、いつまでも安心した暮らしがしたい人は、パナソニックホームズがおすすめです。

パナソニックホームズでは以下の保証を用意しています。

特徴的なのが、地震に対する保証『地震あんしん保証』があること。

地震あんしん保証とは、地震で万が一建物が全壊・半壊してしまった際に、5,000万円を上限にパナソニックホームズが修繕費用を補填してくれる制度です。

高い耐震性に加えて、さらに地震に対する保証まであるため、安心して暮らせる住まいを建てたい人はパナソニックホームズを検討しましょう。

実際に建ててわかったパナソニックホームズをおすすめしない人の特徴4つ

続いて、パナソニックホームズをおすすめしない人の特徴についても解説をしていきますね。
これからご紹介する特徴に当てはまる方は、パナソニックホームズ以外のハウスメーカーも検討してみましょう。

1.高気密・高断熱な家に住みたい

高気密・高断熱な家づくりがしたい人には、パナソニックホームズはおすすめしません。

一般的に、鉄骨住宅は木造住宅と比較して断熱・気密性が劣ります。

鉄骨住宅の断熱・気密性が劣る理由はこちら。

• 鉄は木材よりも約400倍も熱を伝えやすい
• 鉄には木材のような調湿性がない
• 鉄は熱で伸び縮みするため、気密施工が難しい

2.低予算で家を建てたい

あまり予算をかけずに家づくりをしたい人にも、パナソニックホームズは向いていません。

パナソニックホームズの坪単価はおよそ120〜130万円です。ハウスメーカーの価格帯ごとの、おおよその坪単価がこちら。

ハウスメーカー（価格帯）	坪単価
ローコスト	50〜70万円
ミドルコスト	70〜90万円
ハイブランド	90〜130万円

上記からわかるように、ローコスト住宅・ミドルコスト住宅と比較すると、パナソニックホームズは金額が高めのハイブランドなハウスメーカーです。

できるだけ費用を抑えて家を建てたい人は、ローコスト・ミドルコスト系のハウスメーカーも検討してみましょう。

3.個性的なデザインにしたい

まわりとかぶらない個性的なデザインを求める人は、パナソニックホームズ以外のハウスメーカーも検討しましょう。

非常に高性能な住宅を建てているパナソニックホームズですが、デザイン性はそれほど高くありません。特デザイン性を高めることよりも、耐震性や快適性といった性能面を重視した家づくりをしています。

4.パナソニック製以外の設備を使いたい

住宅設備にパナソニック製品以外を導入したい人にも、おすすめしません。

標準装備でパナソニック製品をまとめて導入できることは、パナソニックホームズで建てるメリットの一つです。しかし、社外品を導入したいと考えている方にとってはデメリットと感じることもあるでしょう。

例えばデメリットとして、パナソニック製以外の設備や家電を導入したい場合、設置費用が通常よりも割高になる可能性があります。

パナソニック製品が好きな方にはメリットですが、ほかに採用したいメーカーがある方にとっては、融通のききにくいハウスメーカーと言えるでしょう。

パナソニックホームズとは？耐震性とメンテナンス性に優れたハウスメーカー

パナソニックホームズは、業界でもとくに耐震性とメンテナンス性に優れたハウスメーカーです。

独自の耐震実験では、ハウスメーカーで唯一、限界加振と呼ばれる過去の大地震を上回る震度にも耐えることを証明しています。

さらに、構造躯体や外壁に耐久性の高い素材を使用することで、性能の安定性とメンテナンス性に優れた住宅を提供しています。

ここからは、パナソニックホームズの耐震性とメンテナンス性が優れている理由について、もう少し詳しく見ていきましょう。

高い耐震性と万が一でも安心の『地震あんしん保証』

パナソニックホームズは地震に強いだけでなく、万が一地震で損害が発生した際に備えた『地震あんしん保証』を用意しています。こちらは掛け金も不要で、パナソニックホームズで家を建てた方で条件を満たしていれば、誰でも無料で加入できる保証です。

メンテナンスフリーの外壁『キラテック』

パナソニックホームズの特徴として、メンテナンスフリーの光触媒タイル外壁『キラテック』があります。

紫外線が外壁についた汚れを浮かせて、雨水が汚れを洗い流してくれるため、メンテナンス不要でいつまでもきれいな外観を保てます。

さらに目地（シーリング）がないことも特徴です。外壁に目地がないメリットがこちら。

• 外観がすっきりする
• シーリング材の劣化を気にしなくていい
• シーリングの打ち直し費用がかからない

セルフクリーニング機能のついたタイル外壁のおかげで、パナソニックホームズならメンテナンスフリーな暮らしを実現できるでしょう。

初期保証30年、最長60年保証

パナソニックホームズの初期保証は大手ハウスメーカーのなかでも充実しています。

初期保証終了後も有料メンテナンスをおこなうことで、最長60年まで保証を延長できます。

加えて、地震に備えた『地震あんしん保証』と24時間365日受付可能な住まいの相談窓口も用意。これは大手ハウスメーカならではの安心感ですね。

パナソニックホームズの坪単価は120〜130万円

パナソニックホームズの坪単価は、およそ120〜130万円です。これは一般的なハウスメーカーと比較して、金額の高いハイブランドに位置付けされます。

しかし、パナソニックホームズは頑丈で長持ちする住まいを建てていることから、メンテナンスの手間がほとんどかかりません。そのため、初期費用はかかりますが将来的なコストを抑えられます。

将来的なコストまで考えたら、むしろお得な場合もあります。

大手ハウスメーカーの坪単価や特徴について詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

会社概要

会社名	パナソニックホームズ株式会社
本社所在地	大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号
取締役	藤井 孝
設立	1963年7月1日
資本金	283億7,592万3,130円
社員数	5,470名 （2023年4月1日時点）
公式サイト	公式サイトはこちら

パナソニックホームズで家を建てる5つのメリット

ここからは、実際にパナソニックホームズで家を建ててわかった5つのメリットについて詳しく解説をしていきます。パナソニックホームズの強みについて理解することで、あなたの理想を叶えられるハウスメーカーなのかがわかります。

パナソニックホームズ5つのメリットがこちら。

1.繰り返しの地震がきても安心の家が建つ

鉄骨造を扱うハウスメーカーでもとくに耐震性が高く、自社でおこなう耐震実験では、以下の揺れに耐えたことが証明されています。

繰り返しの地震に強いことも特徴です。
大きな地震の後には数日にわたって何度も揺れが発生します。パナソニックホームズなら、繰り返しの地震に強いので復興までの期間も自宅に住み続けられます。

地震発生時だけでなく、震災後も安心して住み続けられることが、パナソニックホームズの強みです。

2.震災に対応した保証がある

パナソニックホームズには、震災による建て替えや補修費用を保証してくれる制度があります。それが『地震あんしん保証』です。

地震に強いだけでなく、万が一地震で被害をうけた際の保証があることは、ほかにはないパナソニックホームズ独自の強みです。

パナソニックホームズなら、大切な家族や住まいを地震から守る保証を備えています。

3.セルフクリーニングのタイル外壁でメンテナンスが不要

メンテナンスのいらない、セルフクリーニング機能のついたタイル外壁『キラテック』もパナソニックホームズを代表する強みです。

キラテックの主な特徴がこちら。

鉄骨住宅とタイル外壁の組み合わせによって、パナソニックホームズでは耐震性とメンテナンス性に優れた住宅を建てられます。

4.鉄骨メーカーでは間取りの自由度が高い

パナソニックホームズのHS構法では、建物の大きさを15cm単位で調整ができます。

一般的なハウスメーカーでは45cm単位での設計が多いため、パナソニックホームズなら土地の形状に合わせた柔軟な対応が可能です。

例えば、特殊な形状の土地でも、HS構法なら敷地を最大限に活用した無駄のない設計ができます。設計の自由度が高いことで、都心部などの狭小地でもゆとりのある家づくりができるでしょう。

5.パナソニック製品を割安で導入できる

パナソニックホームズでは、多くの住宅設備にパナソニック製品が使われています。

標準装備で高性能なパナソニック製品を導入できることは、パナソニックホームズで家を建てるメリットです。

例えば、以下の住宅設備がすべてパナソニック製品で揃えられます。

• キッチン
• トイレ
• お風呂
• 洗面化粧台
• 照明
• コンセント

住宅設備の多くを、高性能・高品質なパナソニック製品でまとめられるのは、パナソニックホームズで建てる特権と言えます。

パナソニックホームズで家を建てる4つのデメリット

続いて、パナソニックホームズで家を建てて分かった4つのデメリットについても詳しく解説をしていきます。デメリットについて理解しておくことで、「こんなはずじゃなかった」といった後悔を避けられます。

パナソニックホームズ4つのデメリットがこちら。

1.木造メーカーと比べて断熱・気密性が劣る

パナソニックホームズの住宅は、木造と比較して断熱・気密性能が劣る傾向にあります。

理由は、鉄骨住宅の特徴にあります。一般的に、鉄骨造は木造住宅に比べて断熱・気密性を確保しにくいことがデメリットです。

以下の理由から、鉄骨住宅は断熱・気密性を確保しにくいと言われています。

• 鉄は木材よりも約400倍も熱を伝えやすい
• 鉄には木材のような調湿性がない
• 鉄は熱で伸び縮みするため、気密施工が難しい

鉄骨造を扱うパナソニックホームズでは、木造ほどの高気密・高断熱な住宅は建てられない可能性があります。

2.ハウスメーカーのなかでは金額が高め

パナソニックホームズの坪単価はおよそ120〜130万円です。これは一般的なハウスメーカーと比較して、金額の高いハイブランドに位置付けられます。

そのため、高性能な住宅に憧れてパナソニックホームズを検討していたが、見積もり金額が予算と合わずに断念してしまう方もいるでしょう。

パナソニックホームズは、金額に相応しい高性能な住宅を建てているハウスメーカーです。予算が厳しい場合には、似た性能をもつハウスメーカーも検討してみましょう。

3.施工品質にばらつきがある

担当する工事業者によっては、施工品質にばらつきがある場合があります。

パナソニックホームズでは、提携している工事業者が住宅の施工をおこないます。そのため、ごく稀に職人のレベルに差が生じることがデメリットです。

もちろん施工ミスが起きないように、工事業者への教育を徹底していますが、パナソニックホームズほど大手になると、すべての施工業者への教育が難しい場合もあるでしょう。

基本的には丁寧な施工が評判のパナソニックホームズですが、職人によって施工品質にばらつきがあります。こまめに現場をチェックするなどの対策をして、施工ミスが起きないように注意しましょう。

4.社外品を導入すると割高になる

メリットとして、パナソニック製品を割安で導入できることについて先にご紹介しました。一方で、社外品を導入する際には設置費用が高額になる場合があるので注意が必要です。

社外品を検討している場合には、事前に以下の点について確認しておくことでトラブルを回避できます。

• 希望しているメーカー品の導入が可能か
• 標準装備との差額
• 設置費用がいくらかかるか

パナソニックホームズで社外品を導入したい場合には、通常よりも割高になる可能性があるので注意しましょう。

パナソニックホームズの商品ラインナップと特徴

ここからは、パナソニックホームズの商品ラインナップと特徴について詳しく解説をしていきます。
パナソニックホームズでは、価格を抑えた規格住宅から自由設計の注文住宅まで、幅広い商品ラインナップを用意しています。

FORTINA（フォルティナ）｜価格と性能のバランス重視

パナソニックホームズの主力商品の一つが、こちらのFORTINA（フォルティナ）です。

建物全体を面で支える大型パネル構造（F構法）で建てられています。

同じく主力商品のCASART（カサート）との大きな違いは「間取りの自由度」と「金額」です。

	フォルティナ （F構法）	カサート （HS構法）
間取りの自由度	低い（45cm単位）	高い（15cm単位）
金額	安い	高い

構造上、F構法は将来リフォームがしやすいことも特徴です。

細かい間取りの調整よりも、性能と金額のバランスの良い『コスパ』を重視した家づくりをしたい方はフォルティナを検討してみましょう。

FORTINA select PREMIUM｜高性能セミオーダー住宅

パナソニックホームズの高性能な住宅を、できるだけ価格を抑えて建てたい方は、こちらのFORTINA select PREMIUM（フォルティナセレクトプレミアム）を検討しましょう。

以下に、FORTINA select PREMIUMの特徴についてまとめました。

• 価格を抑えたセミオーダー住宅
• 外観は決まっているが、間取りの変更は可能
• 性能や保証は注文住宅と同じ
• 標準仕様のグレードが高い（キッチン：Lクラス、食洗機：フロントオープン型）

CASART（カサート）｜15cm単位の間取り設計が可能

CASART（カサート）の特徴は、15cm単位で設計が可能な制震鉄骨軸組構造（HS構法）で建てられていることです。

高層ビルに採用されている制震技術で、自由度の高い設計と、安心の耐震性で家づくりができます。

これにより、都心部などの狭小地や変形地でも、以下のような無駄のない提案が可能です。

• 地形に沿ったきめ細かな設計
• 天井の高さも4段階に設定できる（240cmを基準に250cm、270cm、225cm）
• 2階部分がせり出した『オーバーハング』

土地の狭い都心部でも、こだわりの自由設計で家づくりがしたい方には、カサートが向いています。

平屋の住まい｜スキップフロアと大容量の収納

平屋住宅を検討している方には、こちらの『平屋の住まい』がおすすめです。大きな軒を出したデザインや、空間を活かしたスキップフロアなど、平屋を存分に楽しめる設計が特徴です。

さらに平屋にすることで、耐震性とメンテナンス性に優れた住宅を建てられます。

メンテナンス性と、将来の暮らしやすさを考えた家づくりをしたい方は、パナソニックホームズの平屋を検討しましょう。

EL・SOLANA（エルソラーナ）｜ZEH基準の省エネ住宅

ZEH基準の省エネな住宅を建てたい方には、こちらのEL・SOLANA（エルソラーナ）がおすすめです。

ZEH（ゼッチ）とは…
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略で、太陽光発電システムや蓄電池を利用して、蓄える電力と消費する電力を0（ゼロ）以下にする住宅のこと。

V’esse（ヴェッセ）｜WEB限定の規格住宅

V’esse（ヴェッセ）は建物価格2,200万円〜建てられるウェブ限定の規格住宅です。

「とにかく価格を抑えたい」「忙しくてなかなか打ち合わせの時間が取れない」という方は、ヴェッセを検討してみましょう。

【対策】パナソニックホームズで後悔しないためには複数のハウスメーカーを比較すること

パナソニックホームズは誰もが一度は聞いたことのある有名ハウスメーカーですが、だからと言ってほかの会社と比較せずに決めてしまうのはおすすめしません。

ハウスメーカーには、それぞれ得意なデザインや性能面に違いがあります。ハウスメーカーごとの特徴について知ることで、本当にあなたと相性のいい会社を見つけられるでしょう。

もちろん、実績があることもハウスメーカー選びでは重要な判断材料ですが、ブランド力だけでパナソニックホームズを選んでしまうと後悔してしまうかもしれません。

例えば、間取りの自由度を優先したハウスメーカーもあれば、快適性を優先して性能に特化したハウスメーカーもあります。

大切なことは、あなたの理想の家づくりが叶えられそうなハウスメーカーを複数社比較することです。

パナソニックホームズについてよくある質問

パナホームとパナソニックホームズは別の会社？

パナホームとパナソニックホームズは同じ会社です。

2018年にパナホームからパナソニックホームズに社名が変更されました。

パナソニックホームズが倒産するかもって本当？

パナソニックホームズが倒産するという噂はありません。

事実、パナソニックホームズは直近の2022年、2023年も増収増益を続けています。
参考資料：パナソニックホームズの決算公告

さらに、ミサワホーム・トヨタホームと合併した『プライムライフテクノロジーズ』という連結会社の傘下に入っていることで、安定した経営を続けています。

パナソニックホームズでは樹脂サッシが使えないの？

2024年より、パナソニックホームズでも樹脂サッシの仕様が可能となりました。

ただし、非防火仕様の樹脂サッシのみ採用が可能なので、都心部で家を建てる場合には樹脂サッシを採用できない場合があります。

パナソニックホームズには割引制度はありますか？

はい。
パナソニックホームズで割引してもらう方法はいくつかありますが、おすすめは法人提携紹介割引です。

法人提携紹介割引では、建物価格の3〜5%の割引をしてもらえます。

例：建物価格4,000万円なら、3%〜5%割引で120万円〜200万円の値引き

パナソニックホームズで値引きを受ける方法について詳しく知りたい方は、以下も参考にしてみてください。

【2024年最新】パナソニックホームズで値引きを最大限してもらう方法と値引き交渉のやり方を徹底解説 | ロ…

パナソニックホームズと比較するならどのハウスメーカーがおすすめ？

パナソニックホームズを検討している方なら、以下のハウスメーカーと比較してみましょう。それぞれの特徴について理解することで、あなたの理想の家づくりができる会社を見つけられます。

• セキスイハイム
• トヨタホーム
• 一条工務店

【2024年8月】建てて良かったハウスメーカーランキング14選！建築士が厳選 | ロッサの家づくり

まとめ：パナソニックホームズなら、高い耐震性と地震保証で安心な家を建てられる

この記事では、パナソニックホームズで後悔した4つの理由と、「やばい」と言われる口コミからわかったメリット・デメリットについて詳しく解説をしてきました。

結論、パナソニックホームズはやばくありません。

一方で、パナソニックホームズに悪い口コミがあることも事実です。大手ハウスメーカーで実績も多いことから、一部のユーザーによってはヒューマンエラーが起きてしまうこともあるでしょう。

大切なことは、ハウスメーカーの特徴を理解して、あなたの希望を叶えられる住宅会社を見つけることです。

この記事を参考に、パナソニックホームズへの理解を深めて、あなたの理想の住まいを実現できるハウスメーカー選びをしてください。