
オープンキッチンに憧れるけど、後悔する人が多いって本当?
SNSでも話題になることが多く、おしゃれなオープンキッチンに憧れている人は多いでしょう。
しかし、キッチンは毎日使う場所なので、見た目がおしゃれでも生活のスタイルに合わなければ後悔するケースもあり、注意が必要です。



後悔する人がいることは事実です。でも、失敗する原因や設置するポイントを押さえた上で選ぶと、オープンキッチンに満足できますよ。
この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、オープンキッチンを設置して後悔する原因や、失敗しない間取りのポイントについてわかりやすく解説します。メリットやデメリットだけでなく、オープンキッチンの種類やどのような人に向いているのか、注意点なども取り上げていきますので参考にしてください。
オープンキッチンを設置して後悔するのは、次のようなポイントがあり、対策についても解説しています。
- 油汚れが気になる
- ニオイがリビングに広がる
- 収納スペースが少なくなる
- 間取りが制限される
- 生活感が出る
- ベビーゲートが設置しにくい
対面キッチン・壁付けキッチン・独立型キッチンとの違いを理解して、自分の住まいやライフスタイルに合うキッチンを選びましょう。


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オープンキッチンとは


オープンキッチンとは、キッチンとリビングの間に壁などの仕切りとなるものがなく、つながっている状態のキッチンのことをいいます。
SNSやモデルハウスで見て憧れる人が多く、近年ではオープンキッチンの需要が高まっています。
しかし、一方でオープンキッチンを選んだことを後悔している声が聞かれることも事実です。
オープンキッチンで後悔する6つのポイントと対策



オープンキッチンで後悔した人は、どういうところを後悔しているのかが気になります。



後悔するポイントを知っておくと、オープンキッチンを選ぶかどうかの判断基準にもなりますね。
失敗しないためにも、ぜひチェックしておきたいポイントです。
オープンキッチンを選んだことを後悔するポイントとは、主に以下の6点が挙げられます。
- 油汚れが気になる
- ニオイが広がる
- 収納スペースの減少
- 間取りの制限
- 生活感が出る
- ベビーゲートが設置しにくい
なぜ後悔するのか、オープンキッチンならではの原因と解決するための方法を解説しましょう。
油汚れが気になる


オープンキッチンはキッチンとリビングを隔てる壁がないため、油はねを遮ることができません。
キッチン周りのはねは拭き取れますが、細かい油汚れは気づかない間に蓄積されていくため、リビングの壁や天井が汚れやすくなります。
コンロの周辺にパーテーションなど、油はねを遮るものを設置して油が天井や壁に飛ばないようにすると、部屋の油汚れを防げます。床も汚れがちなので、汚れが付きにくく掃除がしやすい素材を選ぶとよいでしょう。
油はねガードなどパーテーションを設置すると、油汚れは防げても、見た目のおしゃれさや開放感が損なわれるのではないかと心配されるかもしれません。
キッチンを使う時だけ設置し、使わないときや来客時に簡単に外せる状態のものを選ぶことで解決できます。
ニオイが広がる
オープンキッチンは開放感がある反面、仕切りがなくリビングと一体化しているために、どうしてもニオイが広がりやすいです。
ただ単にニオイが広がるだけであれば、時間が経過するとニオイは消滅します。
しかし、壁やカーテン、家具などにニオイが付いてしまう可能性もあり、後悔につながるでしょう。
部屋の広さやオープンキッチンであることを考慮したうえで、適切な換気扇やレンジフードを選ぶと、効果的にニオイを軽減できるでしょう。
また、空気清浄機を導入すると、キッチンのニオイが広がることを防ぐ効果が期待できます。
リビングを清潔に保つことにもつながるため、検討してみてはいかがでしょうか。
収納スペースの減少
オープンキッチンは、キッチン周りの壁面が少ないために収納スペースの確保が難しくなります。
たとえば、収納スペースが付いたダイニングテーブルやイスを使ったり、壁の空いているスペースに棚を設置したりするなどの方法が考えられます。
新築やリフォームを考えている方で、キッチンに棚をつけにくい場合は、パントリーなどの収納スペースを設けるのも一つの方法です。
間取り・レイアウトの制限
オープンキッチンはスペースを広く占有するため、間取りが制限されることがあります。
また、家具を思い通りに配置できなくなる可能性があり、後悔するポイントのひとつです。
もし家具の設置が難しい場合は、数を減らしたりサイズを調整したりする工夫が必要です。
しかし、間取りや家具の制限はハウスメーカーによってさまざま。
複数の住宅会社に相談すると、理想どおりのキッチンをつくれる会社が見つかる可能性があります。
会社選びの失敗や、キッチンなど水回りの失敗については、こちらの記事でくわしく解説しているのでご覧ください。


生活感が出る


オープンキッチンはリビングに対してフラットなつくりのため、リビングからキッチンが丸見えの状態です。キッチンをキレイに片付けておかなければ、生活感が出てしまいます。
冷蔵庫を開けたときにリビングから見える状況は、生活感にあふれた雰囲気となる一因です。
来客時には特に気になるため、設置場所に気をつけましょう。
キッチンが見えることはどうしても避けられないため、片付けが苦手な人は、オープンキッチンにすると後悔する可能性が高いです。
リビングから見えないタイプのキッチンにすることも、検討してみてはいかがでしょうか。
ベビーゲートが設置しにくい
キッチンには危険なものが多いため、ベビーゲートを設置する家庭が多いです。
しかし、オープンキッチンの場合は壁面が少ないため、ベビーゲートがつけられないことが珍しくありません。
収納部分を勝手に開けて、包丁など危険な調理器具に触ることを避けるためには、収納スペースにはチャイルドロックが必須です。
また、解決策の一つとしてリビングにベビーサークルを設置する方法もあります。料理中、赤ちゃんはベビーサークルの中にいてもらうことで、思わぬ事故を防げるでしょう。


オープンキッチンと他のキッチン、どれを選ぶ?向き不向きを比較


オープンキッチンに憧れる人が多い反面、実際に設置して使い始めると、さまざまな問題点が見えてきて後悔する人もいます。
キッチンのタイプによって向いている人が異なるため、自分に合うキッチンを選ぶことが大切です。
それぞれのキッチンが、どのような人に向いているのかを見ていきましょう。
オープンキッチン


オープンキッチンが向いている人
- キッチンをおしゃれにしたい人
- 複数人で料理をしたい人
- 家族とコミュニケーションをとりながら料理をしたい人
- 整理整頓が苦手ではない人
- 子どもやペットの様子を見ながら料理をしたい人
- 食器やキッチン家電をオープン棚に置きたい人
オープンキッチンは、棚などの収納スペースがオープンになっていることが多く、食器や家電をディスプレイしておしゃれにしたい人に向いています。
リビングから丸見えになるため、整理整頓やこまめな掃除は必須といえるでしょう。
夫婦や親子など複数人で料理がしやすいのも、オープンキッチンの特徴です。
自宅で料理教室やお菓子教室を開いている人にも、オープンキッチンがよく選ばれています。
また、リビングと一体化しているため、リビングで過ごすお子さんやペットの様子を見ながら料理ができるのも、オープンキッチンのメリットです。
対面キッチン


対面キッチンが向いている人
- 家族とコミュニケーションをとりながら料理をしたい人
- 開放感を大切にしたいけれどキッチンが全部見えるのは避けたい人
- 子どもやペットの様子を見ながら料理をしたい人
対面キッチンもオープンキッチンと同じように、リビングを向いて料理ができるので、家族とコミュニケーションをとりやすいのが魅力です。
お子さんやペットの様子を見ながら料理ができ、安心感が得られるでしょう。
ただ、オープンキッチンと違いリビングとキッチンの間に壁などの仕切りがあるため、どうしても死角ができてしまい注意や対策が必要です。
対面キッチンは開放感がありながらリビングとの仕切りもあるため、キッチンを隠す効果があります。
キッチンが丸見えにならないので、来客時も安心です。
壁付けキッチン


壁付けキッチンが向いている人
- キッチンよりもリビングの広さを重視する人
- 油はね・水はねが気になる人
- ひとりで料理に集中したい人
壁付けキッチンは広いスペースを必要としないため、リビングの広さを確保できます。
リビングに背を向けるタイプなので、リビングにいる家族を気にせずに料理に集中したい人におすすめです。
対面キッチンが登場するまでは、壁付けキッチンがスタンダードなタイプでした。対面キッチンやオープンキッチンはおしゃれさがあるものの、リビングが狭くなりがちです。
最近は、リビングを広く使える壁付けキッチンが注目されています。
独立型キッチン
独立型キッチンが向いている人
- 生活スペースと来客スペースを分けたい人
- キッチンに収納スペースを十分に確保したい人
- 油はね・水はねやニオイなどが特に気になる人
- キッチンに子どもやペットを入れたくない人
独立キッチンは、キッチンが一つの部屋として独立しているタイプです。部屋が分かれているタイプのほかに、リビングに隣接しているタイプもあります。
隣接タイプは「別の部屋」ではありませんが、キッチンスペースはリビングときっちり分かれて独立しています。
生活スペースと来客スペースを分けたい人はもちろん、料理を楽しみたい人にもおすすめです。
キッチンのための部屋なので、鍋などの調理器具や食器類をたっぷり収納できることが大きなメリットといえます。
オープンキッチンの種類とレイアウト
オープンキッチンにはどのようなタイプがあるのか、種類を紹介します。
レイアウトや部屋の形状などにより、適したキッチンの種類が異なるため、特徴を知ることが大切です。
アイランドキッチン


アイランドキッチンの「アイランド」は「島」を意味するので、島のようにすべての面が壁に接していないキッチンです。
どの方向からでもキッチンを使用でき、複数人で調理をする場合に使いやすいことから、料理やお菓子の自宅サロンを開く人にも人気があります。
高級感があり、SNS映えするアイランドキッチンは、憧れる人も多いです。
島のように周囲から独立した形状のため、アイランドキッチンを設置するには広いスペースを必要とします。
憧れだけで決めずに、設置の際には十分検討してから決めましょう。


ペニンシュラキッチン


ペニンシュラキッチンの「ペニンシュラ」とは「半島」のことをいい、左右のどちらか一方が壁に接している形状が半島に見えることが特徴です。
アイランドキッチンのように広いスペースを必要としないため、取り入れやすいキッチンといえるでしょう。
片側が壁に接していることで、油はねなどリビングが汚れる原因を抑えることができます。
オープンキッチンの3つのメリット
オープンキッチンのメリットは以下のとおりです。
- 開放感がある
- おしゃれ
- 家族とのコミュニケーションが取りやすい
開放感がある
オープンキッチンはリビングとの間を遮る壁がなく、キッチンからはもちろんですが、リビングからも開放感を得られます。
リビングとキッチンがつながっている状態なので、広く感じられることも魅力です。
おしゃれ
オープンキッチンはリビングとキッチンに一体感があり、おしゃれな雰囲気を演出できます。
リビングから見えるためムダなものを出しっぱなしにしたり、食器や鍋などを洗わずに放置したりするとリビングから丸見えなので、意識してキレイに整頓する人が多いです。
また、リビングと一体化することで、キッチンの照明や調理家電などもおしゃれなものを選ぶ傾向が見られます。
部屋全体が洗練された印象になるでしょう。
家族とのコミュニケーションがとりやすい
オープンキッチンは、キッチンとリビングを遮る壁がないため、同じ部屋にいる感覚でコミュニケーションがとれます。
リビングで過ごす家族と気軽に会話でき、料理をしながら子どもの様子も見守れます。そのため孤立感が和らぎ、家事を負担に感じにくくなる人も多いです。
オープンキッチンへのリフォーム費用はどのくらい?


オープンキッチンにリフォームをする場合、どの程度の費用がかかるのか気になる人は多いでしょう。
リフォーム費用は、リフォームの規模やキッチンのグレードによって大きく異なりますが、リフォーム会社による違いもあります。
具体的な費用は見積もりを出してもらう必要がありますが、ここではアイランドキッチンとペニンシュラキッチンの一般的なリフォーム費用をご紹介します。
見積もりはキッチン単体のものではなく、リフォーム工事全体にかかる費用を確認することが大切です。
また、キッチンのリフォームは、キッチンの取り替えのみの場合は2~3日でできます。
レイアウトの変更をする場合は、2~3週間程度を見ておくとよいでしょう。
アイランドキッチンへのリフォーム費用
グレードによって費用が異なり、一般的なアイランドキッチンの場合は100~150万円程度、ハイグレードなものだと175~200万円ほどかかります。
アイランドキッチンにリフォームする費用は、他のタイプのキッチンよりも50万円ほど高い傾向が見られます。
リフォーム費用が高額になる理由は、アイランドキッチンが島のような形状なので、キッチンの移設工事が必要となるためです。
また、追加でセンターフードの設置が必要で、その費用も含まれます。
ペニンシュラキッチンへのリフォーム費用
アイランドキッチンと同じように、新しく設置するキッチンのグレードや必要な工事によって金額が異なるため、条件を提示して見積もりを出してもらいましょう。
床や壁紙の張り替えが必要な場合は、追加で費用がかかります。
オープンキッチンに関するよくある質問



オープンキッチンに関するよくある質問に、Q&A方式でお答えしていきましょう。
- オープンキッチンにはどのような照明が合いますか?
-
ダウンライトやスポットライトが合います。ダウンライトは天井に埋め込むタイプの照明で、スポットライトは照明の向きを変えられることが魅力です。
- オープンキッチンだと生ゴミのニオイが気になりますか?
-
ニオイが気になる可能性がありますが、管理方法によって軽減ができます。フタがついたゴミ箱を使うなど、適切な管理や処理が必要です。
- オープンキッチンとカウンターキッチンとの違いは何ですか?
-
カウンターキッチンとは、キッチンとダイニングの間にカウンターが設置されているものをいいます。オープンキッチンにもカウンターの設置は可能です。
まとめ|後悔しないオープンキッチンはハウスメーカー選びが重要
この記事では、人気のオープンキッチンを設置して後悔する場合、何が原因となっているのかを解説しました。解決策についても紹介しています。
失敗の原因がわかれば、オープンキッチンを設置する前の対策が可能です。
この記事のまとめ
後悔しないオープンキッチンをつくるハウスメーカー選びのポイント
- 過去の施工実績はどうか
- 設計の自由度は高いか
- 実際の施主による口コミや評判はどうか
- 担当者の対応スピードや誠実さは十分か
- 事例を紹介しているか
以上のようなことに注意してハウスメーカーを選び、後悔のないオープンキッチンを目指しましょう。
オープンキッチンは見た目がおしゃれな反面、リビングのスペースや収納スペース、間取りなどが制限されることも多いです。ベビーゲートやペットゲートが設置できないこともあります。
このようなマイナス面を、設計でどこまで解決できるのかはハウスメーカーなどの住宅会社によって異なります。理想どおりは難しくても、理想に近いオープンキッチンをつくるためには、ハウスメーカー選びが重要です。



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