家を買う時代はもう終わったと聞きましたが、本当に終わってしまったのでしょうか?
家を買おうと検討している人は、「家を買う時代が終わった」などと言われてしまうと、買わない方がいいのかと悩んでしまいそうです。なぜ家を買う時代が終わったといわれるのか、実際のところはどうなのかが気になります。
結論から言うと、家を買う時代は終わっていません。ただし、マイホームの購入にはメリットだけでなくデメリットもあり、どちらも把握したうえで決めることが大切です。
この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、なぜ「家を買う時代が終わった」と言われるのか、詳しく解説していきます。マイホームは購入費用だけでなく、維持費や将来の修繕費などをトータルで考えることが大切です。マイホームのメリットやデメリットについてはもちろん、向いている人・向いていない人についても解説しているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
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家を買う時代が終わったと言われる理由
最近では「家を買う時代は終わった」と言われることがあります。これは、お金に関するものに原因があるようです。
・不動産価格の上昇
・建築費用の上昇
・資産にならない可能性
・維持費用がかかる
・賃貸派の増加
不動産価格の上昇
近年はマンションなど住宅価格の上昇が話題になりますが、特に都市部では地価も上昇していることも大きいです。
不動産価格が上昇している原因として考えられることは、金融緩和によって住宅ローンの金利が下がったことで、不動産を購入する人が増えたためです。需要が増えれば価格が上がり、家を買う人は減少の傾向が見られます。
しかし、今度は今までとは逆に金利が上がり始めています。金利が上がれば地価の上昇が落ち着き、また購入を検討する人が増えるでしょう。
不動産の購入を検討している場合は、地価の動向をチェックしていると、高騰したタイミングでの購入を回避できます。
建築費用の上昇
円安や物価高の影響により建築費用が上昇しているため、購入を難しく感じる人が多くなります。輸入の資材は比較的安価だといわれていましたが、円安が続く影響や海外でも物価が上昇していることから、現在では安価と言えない状況です。
建築費用に関しては、国土交通省が公表している「不動産価格指数」を見ることで、価格がどのように推移しているのかがわかります。
資産にならない可能性がある
家を所有していると資産になる、といわれてきました。実際に、購入した価格の倍以上の価格で売却できだという話が多く聞かれた時期があります。しかし、現在では住宅ローンの支払いが終わる頃には家が老朽化し、売却が必要となったときに、希望するような価格で売れないことが一般的です。
維持費用がかかる
持ち家を維持するには、さまざまな費用が必要です。
・固定資産税
・修繕やメンテナンスの費用
・住宅ローン
賃貸だと毎月の家賃が必要ですが、メンテナンスや修繕、税金などは必要ありません。修繕に関しても、建物や内装だけでなく、エアコンやガスコンロなどが最初から設置されている場合には、設備に関しても修繕や買い替えは大家さんが行います。
このように、賃貸だと支払う必要がない維持費用の出費があることも、家を買わなくなる一因です。
賃貸派の増加
近年では、敢えて家を買わずに賃貸を選ぶ人が増えています。賃貸派が多くなったことも、家を買う時代が終わったと言われてしまう大きな要因のひとつです。
賃貸派が増えている原因として、ライフスタイルの柔軟化を重視する人が増えていることが考えられます。場所に縛られることなく、自由に住む場所を変えられる生活を求めれば、家を買うという選択肢がなくなります。
コロナ禍にリモートワークなど、働く環境が大きく変化したことが、人々のライフスタイルに対する価値観に大きな影響を与えました。
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本当に家を買う時代は終わった?持ち家のメリット
「家を買う時代は終わった」と言われるなら、マイホームを持つメリットがなくなってしまったのでしょうか。持ち家のメリットを4つ紹介します。
自由に空間づくりができる
自分が所有するマイホームでは、間取りや外観、壁紙やフローリングなど、自由に決めて家づくりができます。注文住宅では建築時から自分たちで決めて、家族の人数やライフスタイル、価値観に合わせた家づくりが可能です。
建売やマンションの場合は、入居時の自由度が低いものの、賃貸のように元に戻す必要がありません。リフォームやリノベーションが自由にできるので、入居後に自分らしい空間に変えられます。
資産として運用できる
マイホームをどのように使うかは、自分たちで自由に決められます。引越しなどで不要になった場合には、売却することはもちろん、そのまま所有を続けて賃貸に出して運用できることもメリットです。
老後の支出を抑えられる
老後の支出を抑えられるのも、マイホームのメリットです。住宅ローンの返済が終われば、毎月の住居費が不要になり、生活に余裕ができます。
賃貸の場合は、毎月家賃の支払いが必要なため、老後は負担が大きく感じてしまう人も多いです。
社会的信用度が高い
持ち家の存在は社会的信用度などステータス面でもメリットがあり、クレジットカードの申し込みや、車や教育などの高額なローンを組む際には、賃貸よりも持ち家のほうが審査に通りやすいと言われています。
家を購入できる経済状況や、住宅ローンの審査に通る信用度が評価されるほか、賃貸のように夜逃げが簡単にできないことも一因です。
マイホームを持つデメリット
マイホームにはメリットだけでなく、デメリットもあります。家を買う時代が終わった、と言われる背景にも関係していることが考えられるため、見逃すわけにはいかないポイントです。
引越しが難しくなる
マイホームがあると簡単に引越しができなくなり、引越しが必要な人や同じ土地に長く住みたくない人にとって、デメリットとなります。
また、賃貸のように経済状況に合わせて物件のレベルを変えることができないため、収入の増減が激しい人も、引越しが難しいマイホームに住みにくさを感じやすいかもしれません。
しかし、現在ではマイホームを購入する際には、ライフスタイルの変化も見据えて計画することが一般的です。ハウスメーカーやファイナンシャルプランナーなど、プロに相談すれば自分に合うアドバイスがもらえます。
転勤が多い人でなければ、マイホームの購入を視野に入れて、ぜひ検討してみてくださいね。
固定資産税がかかる
土地や建物などの不動産を所有すると、固定資産税がかかります。もちろんマンションでも、自分で所有しているなら、固定資産税の課税対象です。
賃貸だと固定資産税がかからないため、持ち家ならではのデメリットと考えられます。しかし、住宅ローン減税もあり、マイナスポイントばかりではありません。
メンテナンスが必要
家は買って終了ではなく、定期的なメンテナンスが必要です。また、損傷などが見つかれば修繕をしなければなりません。
必要なメンテナンスには、以下のようなものがあります。
・外壁塗装
・屋根塗装
・シロアリ
・水回り
賃貸では借主がメンテナンスをする必要がないため、持ち家ならではの負担といえます。しかし、自分の好みに合わせてメンテナンスや修繕ができることは、メリットとも考えられるでしょう。
たとえば、外壁塗装では色や塗料を選べるため、外観の雰囲気を大きく変えることも可能です。水回りも最新の機能を取り入れたり、おしゃれなデザインを選んだり、自分らしい家づくりができます。
家を買うか借りるかを迷ったときに検討すべきこと
マイホームを購入するか、賃貸に住み続けるのかを迷った場合には、さまざまな条件で違いを検討したり、今後のライフスタイルを考えたりすることが必要です。しっかりと検討したうえで、マイホームか賃貸かを決めることが後悔のない選択につながります。
迷ったときに検討するべきことを解説するので、ひとつずつ確認してみてください。
住まいにかかる費用
マイホーム派と賃貸派の「買うか借りるか論争」でも話題になるものが、住まいにかかる費用です。
マイホーム | 賃貸 |
住宅ローンの返済 メンテナンス 修繕 固定資産税 火災・地震保険料 管理費(マンションの場合) | 家賃 共益費 更新料 火災・地震保険料 駐車場代(車所有の場合) |
表からはマイホームのほうが賃貸よりも多く費用がかかるように見えますが、実はそれぞれにかかる費用は物件や価値観によって大きく異なります。
マイホーム
賃貸は自分のものにならないのに、家賃を払い続けるのはもったいない!
賃貸ではなくマイホームを選ぶ人に多く見られる考え方に、家賃を払い続けても自分のものにならないなら、住宅ローンを支払ってマイホームの購入をするほうがお得、というものがあります。
賃貸
持ち家は維持費や税金がかかるから、なんだか損している気分になる!
賃貸を選ぶ人に多く見られるのは、固定資産税や維持費が高いという意見です。賃貸だとどちらも不要なことが、賃貸のほうがお得といわれる理由です。
今後はどこに住むのか
これからの生活を考え、同じ地域に住み続けるのか、転勤などで引越しが必要なのか、長いスパンで考えることが必要です。転勤が多い、老後に住みたい場所があるなど、今の場所にずっと住み続けることが難しい人は、持ち家よりも賃貸が向いています。
同じ場所に長く住みたい人や、住宅の性能を重視したい人は、賃貸よりもマイホームを購入するのが向いている可能性が高いです。また、ライフスタイルにこだわりたい人も、自由度が高いマイホームのほうが、快適に生活を実現できそうです。
老後の住まいはどのようにするのか
マイホームか賃貸で迷っているときには、老後の住まいが重要なポイントといえます。相続などで老後の住居を確保できる場合は問題がないのですが、賃貸での生活を考えている人は注意が必要です。
高齢者は賃貸物件に入居を希望しても、断られるケースが増えています。十分な蓄えがある人や、年金が高額な人は、自分は家賃の支払いに困らないから問題ないと考えているかもしれません。しかし、高齢者が賃貸の入居を断られるのは、お金だけの問題ではないのです。実際に、契約時に1~2年分の家賃を前納すると言っても断られたケースがあります。
老後の賃貸問題というと「お金」と思われがちですが、孤独死や高齢者ならではのご近所トラブルも問題になっています。
不動産会社や大家さんが不安に感じているのは、孤独死やご近所トラブルです。耳が聞こえにくくなると、テレビや音楽を聴くときに音量が大きくなりがちなため、ご近所トラブルの原因となります。
マイホームが向いている人
マイホームの購入が向いているのは、どのような人なのでしょうか。向いている人の傾向を紹介します。この後で賃貸に向いている人の特徴も紹介するので、マイホームと賃貸のどちらにするのかを検討する際の参考にしてください。
・同じ場所に長く住みたい人
・住宅の性能や住環境を重視したい人
・生涯独身の可能性が高い人
同じ場所に長く住みたい人
同じ場所に長く住み続けるなら、賃貸よりもマイホームが向いている可能性が高いです。マイホームを購入すると住宅ローンを返済していかなければなりませんが、返済が終われば毎月の費用がかからなくなります。賃貸だと、借りている限りずっと家賃の支払いが続きます。
同じように住宅費用を支払うなら、自分の資産となるマイホームがお得です。賃貸なら元の状態で返さなければなりませんが、マイホームは変化も自由で、傷んだ部分も自分の裁量で修繕できます。特に子どもやペットがいる場合は、マイホームのほうが安心です。
住宅の性能や住環境を重視したい人
住宅の性能やデザイン、エリアなど住環境にこだわりたい人は、賃貸よりも家を買うほうが向いています。好きなエリアで間取りやデザイン、性能などが満足できる賃貸物件を探すことは簡単ではありません。
マイホームが満足できるとは限りませんが、自由度が高いのは圧倒的にマイホームです!
もちろんマイホームだからといって、すべてを満たしたものを購入できるとは限らないでしょう。しかし、マイホームの場合は、最初からすべてを備えることが難しくても、家の性能や設備などは少しずつ整えていけます。
生涯独身の可能性が高い人
結婚に興味が無いなど、生涯を独身で過ごす可能性が高い人は、マイホームが向いていると考えられます。独身で子どもがいない人の場合、賃貸では老後に保証人がいないことがネックとなり、借りられないなどのトラブルが起こりかねません。マイホームがあれば、老後も住み続けられるので安心です。
マイホームを購入した後で結婚する場合も、広さによってはそのままマイホームで生活を続けられます。引越すならマイホームを売却する以外に、賃貸に出すという選択肢もあります。
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賃貸が向いている人
マイホームよりも賃貸が向いている人はどのような人なのか、主な特徴を紹介します。
・転勤などライフスタイルの変化が大きい人
・住宅ローンの借入に抵抗がある人
・税金対策など賃貸のほうがメリットが大きい人
転勤などライフスタイルの変化が大きい人
転勤が多い人や、いろいろな土地に住んでみたい人は、賃貸が向いています。転勤の場合は、将来的に戻ってくるのであれば賃貸に出すという方法もあり、一概に向いていないとは言えません。しかし、いろいろと住む場所を変えたいという人は、気軽に引越しができる賃貸が良いでしょう。
住宅ローンの借入に抵抗がある人
住宅ローンは借金であるため、抵抗を感じる人もいます。最後まで返済を続けられるのか、不安に感じる人もいるでしょう。抵抗や不安を感じる人は、完済するまでストレスを抱える可能性があり、賃貸のほうが向いています。
住宅ローンの返済がなくても、毎月家賃の支払いが必要。家賃と同額の返済額で、どのような家が買えるのかを見てみるのもおすすめです!
税金対策など賃貸のほうがメリットが大きい人
経営者や個人事業主など、家賃を経費として計上できる人は、賃貸のほうがメリットが大きいと考えられます。しかし、一人ひとり状況が異なるため、マイホームのほうがお得な場合があり、注意が必要です。
また、会社員で勤務先の住宅手当が手厚い場合も、賃貸のほうがお得になることがあります。
まとめ|家を買う時代はまだ終わっていない!
この記事では、家を買う時代が終わっていないことを、マイホームのメリットやデメリットとともに解説しました
結論として、家を買う時代は終わっていません。
マイホームには、次のようなメリットがあります。
・自由に空間づくりができる
・資産運用ができる
・老後の支出を抑えられる
・社会的信用度が高い
ライフスタイルの多様化によって、マイホームを必要としない人が増えています。そのために、家を買う時代が終わったという声が聞かれるようになりましたが、まだまだマイホーム派が多数。家を買う時代が終わるどころか、今後もまだまだ続くと考えられます。
この記事を参考に、快適で満足度が高いマイホームを手に入れましょう。
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