一建設はひどい？後悔する理由と満足している人の違いを建築士が解説

こんな不安を抱えながらも、予算的には魅力を感じている方は多いのではないでしょうか。昨今は住宅価格が高騰しており、少しでも安く建てられる一建設は有力候補の1つですよね。

この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、「一建設はひどい」「やばい」といった口コミの背景を読み解きつつ、どんな人に向いているのかを建築士の視点から解説します。

一建設（はじめけんせつ）ってどんな会社？

一建設は、飯田グループホールディングス傘下の大手ハウスメーカーです。

建売住宅を中心に展開しており、全国で年間約9,000棟を手がける日本最大級の施工実績を誇ります。グループにはこの一建設のほかにも、飯田産業・東栄住宅・タクトホーム・アーネストワン・アイディホームといった住宅会社が名を連ねており、グループ全体では2025年3月期に38,627棟を販売。これは国内トップの着工数です。

気になる坪単価は55万～68万円が目安。大手ハウスメーカーが坪100万円を超える中、その半値程度で建てられることになります。

参考
決算短信｜投資家情報｜飯田グループホールディングス

一建設は「ひどい」「後悔」の声多数？ネットの噂を徹底検証

ネット上では、一建設に関するネガティブな評判や体験談が目につきます。特に多いのは、「施工が雑だった」「アフター対応が遅い」「後悔している」といった声。価格の安さが魅力のローコスト住宅ですが、その裏側に“安かろう悪かろう”のリスクが潜んでいるのでしょうか？

この章では、実際に一建設で建てた施主の口コミを良い口コミ・悪い口コミ両面から見ていきましょう。

一建設をめぐるネット上の気になる噂・口コミ

入居までに間に合わせると言っていたエアコン、食洗機、カップボード、フロアコーティング。
書類提出から1ヶ月もあったのにカーテンレールしか付けれていない。
挙げ句の果てに床の音鳴り、家に大量のトビムシが出る、玄関の目印に穴が空いている、壁紙からノリが出ていて色が変わっているなど。

参照:注文住宅 ハウスメーカー・工務店掲示板

東京23区内で一建設の建売を買いました。
以前から工事中にできた傷を直さないで引き渡して来るとは小耳には挟んでいましたが、本当にそのまま渡してくるのですね。
登記前の立ち合いでクロス・フローリングの傷の他、ビルドイン照明のスイッチに不具合がみつかり、その際は「引渡し前には直します」と仰っていましたが修繕されませんでした。

参照:注文住宅 ハウスメーカー・工務店掲示板

工期も2ヶ月と短く、夜遅くまで作業しています。
恐ろしいほどのスピードで家が建っていきます。
現場も散らかり放題でくわえタバコでの作業もしており、
他人事ながら家のクオリティに疑問を持ちます。
その代わりとても安いです。

参照:Yahoo！知恵袋

一建設で注文住宅を建てました。施主検査での修正箇所が多くてびっくりしました。まず、硝子は傷が多いのでよく確認したほうが良いです。サッシもたてつきが悪く嫌な音がしました。巾木の角を取れかけていたり、クロスも隙間があったり。。。コンセントの口数も間違ってたりしたので、よーーーーく確認したほうが良いと思います

参照:注文住宅 ハウスメーカー・工務店掲示板

多くの口コミに共通して見られるのが、「仕上がりの粗さ」と「対応の遅さ」。

現場管理や作業マナーに不満を感じたという声も複数あり、価格の安さの裏側には人手不足や施工の急ぎすぎといった課題も透けて見えます。とくに建売住宅は、引渡し時点で不具合が放置されているケースも少なくなく、現地確認や内覧時のチェックが極めて重要です。

一建設の良い口コミ

本日、担当者から便器の詰まりの返答が来ました。全額保証して頂ける事になりました。誠心誠意を見せてくれたので今回の件は、許す事にしました。
今後同じ事が起きたら連絡先や対処の方も親切に教えて頂きました。一建設のイメージや信頼度が良くなって来ました。クレーム対応のスピードが早ければもっと良いです。企業イメージも上がります。今後の成長を期待したいと思います。

参照:注文住宅 ハウスメーカー・工務店掲示板

一建設の新築に住み始めて半年、松脂というものがベランダから出てきた(よくあるそうですが)のでアフターに電話したところ土日祝日挟んで10日間かかるかもと言われ、それまで待てるかー！と思い近くの営業所に連絡したところ、祝日開けてすぐ直しに来てくれました。
アフターのレスポンスが気になる場合は営業所の担当に伝えてもいいかもしれないですね(緊急を要する場合)
私の場合玄関に垂れて生活に支障が出そうだったので連絡してみたところ、早く対応していただけました。

参照:注文住宅 ハウスメーカー・工務店掲示板

家の性能的には建売だなぁという感じ。
断熱は特に快適に過ごせてます。
設備も個人的には十分。

参照:注文住宅 ハウスメーカー・工務店掲示板

住んで4年です。冬は寒いですが外気温との差はあります。（略）安物なので大手に比べたら品質は落ちるが今のところ不具合はないです。

参照:Yahoo！知恵袋

少し気になる箇所もありましたが、無料の定期点検ですぐに対応いただけましたし 質問はすぐに回答いただけて、真摯な対応をしていただけます。価格・質ともに、とても満足しています。

参照:Googleマップ

低価格帯の住宅であることを理解した上で購入した人ほど、「思ったより快適」「対応は丁寧だった」と評価する傾向があります。アフターサービスの対応スピードにはばらつきがあるものの、営業所への直接連絡などでスムーズに進む例も。

一建設が「やばい」？5つの後悔ポイント

「一建設で建てて後悔した」「安いけど失敗だったかも」——ネット上では、そんな声も一定数見られます。もちろん、価格に惹かれて選んだ人が多いからこそ、細かい不満が出やすいのも事実。

この章では、一建設を選んだ人がどんな点で後悔しやすいのか、その傾向を実際の口コミとともに掘り下げていきます。

あらかじめ知っておくことで、後悔を未然に防げるポイントもあります。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

1_「安っぽい」「チープな質感」との声がある

ローコスト住宅である以上、内装の質感や建具のグレードに対しては厳しい目もあります。とくに壁紙や扉、収納の仕様について「価格相応」「安っぽい」と感じる人は少なくありません。

一方で、それ以外の点には満足しているという声も。

一建設建売9年住んで改めて思うのは ほんっとーによくできているってこと。年々その思いが強くなる。壁紙、建具類のチープさ収納の少なさ以外は完璧に近い。

参照:kouwaka🪭40代FIRE🏁さん2024年7月5日/ X

チープさはあるものの、コストパフォーマンスの高さと住みやすさを実感している人も多いです。

2_夏暑く冬寒い？断熱性に不満を感じる人も

「冬は寒い」「夏は暑い」といった断熱性能に関する不満も一部で見られます。断熱材や窓の仕様が最小限で、住宅性能を重視する層にとっては物足りなく感じられる可能性があります。

住んで4年です。冬は寒いですが外気温との差はあります。（略）安物なので大手に比べたら品質は落ちるが今のところ不具合はないです。

参照:Yahoo！知恵袋

断熱性能を上げると、それだけ建設費用は高くなります。性能が「最低限」であることを理解して建てれば、大きな後悔にはつながりにくいでしょう。

内窓を設置するメリットは以下のとおり。

費用は1窓あたり10万円前後ですが、寒さや光熱費のストレスを軽減できるなら、コスパの良い後付けリフォームとして検討する価値は十分にあります。

おすすめの内窓商品
ウチリモ プラマード U（YKK ap）：3か所窓リフォームで30万円～
インプラス（LIXIL）：1か所窓リフォームで79,200円～

3_施工ミスや仕上がりの粗さが目立つことも

口コミでは、クロスの隙間、サッシの立て付け、コンセントの設置ミスなど「仕上がりに不満がある」という声が複数見られます。

とくに建売住宅では建築中に現場確認できないため、不具合がそのまま引き渡されるケースも。

4_アフターサービスの対応の遅さ

アフター対応に関しては、「丁寧だった」という声もある一方で、「連絡してもすぐに対応してもらえなかった」「営業所に直接言ってようやく来てもらえた」など、対応スピードや窓口の分かりにくさに不満を感じたという声も見られます。

だからこそ、不具合が起きた時の連絡先、繋がらないときの対応方法などを事前に確認しておくことが後悔回避のポイントです。

5_デザインが画一的で「安っぽい」と感じる人が多い

建売住宅を中心に展開する一建設では、外観や間取りが似通っており、「個性がない」「安っぽく見える」と感じる人も。

近所のダイワハウスの分譲あれで6000万かよ。高過ぎる！すぐ側にある一建設の分譲なんてそれの半額。見るからに安っぽい家だけど。。。

参照：きょーすけさん2015年7月16日/ X

価格を抑えるために外観をパターン化しているため、「デザイン性」や「注文住宅らしさ」を求める方は慎重に判断したほうが良いでしょう。

一建設に「満足している」声も？評価される4つのポイント

一建設には「安かろう悪かろう」というイメージもあるかもしれませんが、実際には価格と性能のバランスに満足している声も多く見られます。

特に、次のような点が評価されている理由として挙げられます。

「子どもの教育費や老後の資金にも余裕を持ちたいし、マイホームだけにお金をかけすぎるのは不安」
そんな方にとって、一建設の家は現実的で頼れる選択肢。

価格を抑えながらも必要な性能を備えた住まいを手に入れたい方は、候補の1つとしてチェックしてみてはいかがでしょうか。

建設の住宅性能・標準仕様はどう？

ローコスト住宅のイメージが強い一建設ですが、住宅性能にも一定のこだわりがあります。注文住宅・分譲住宅（建売）ともに、住宅性能表示制度に基づいた「最高等級取得」を標準化しており、安心して長く住める家づくりを支えています。

一建設の住宅では、この制度における5分野7項目で最高等級を取得。そこでこの章では、特に重視される性能を「耐震」「断熱」「換気システム」の3つに分けて、ポイントを解説します。

耐震性能｜等級3をダブル取得、安心の構造強度

一建設の注文住宅は住宅性能表示制度における「耐震等級」において、以下の2項目で最高等級（等級3）が標準仕様となっています。

• 耐震等級（倒壊防止）
  大地震（震度6強〜7）でも建物が倒壊・崩壊しにくい構造
• 耐震等級（損傷防止）
  大規模修繕が必要になるような損傷を起こしにくい構造

構造躯体は木造軸組工法（在来工法）で、外壁全体を構造用面材で覆っています。建物にかかる地震の力を一点に集中させず、面材全体で受け止めて分散させることで、揺れに強い構造になっています。

さらに、耐風等級も等級2を取得しており、台風・暴風にも備えた強度が確保されています。

断熱性能｜断熱等級5・一次エネルギー消費量等級6を標準装備

一建設では、住宅の快適性に直結する断熱性能においても断熱性能等級5など、ZEH（ゼッチ）水準を標準仕様で確保しています。

• 断熱等性能等級：等級5（ZEH相当）
  外気の影響を受けにくく、冷暖房効率を高める断熱構造
• 一次エネルギー消費量等級：等級6（ZEH水準）
  エネルギーの使用効率が高く、光熱費を抑えやすい設計

エネルギー消費を抑えて国全体の脱炭素・省エネを実現するために、住宅の断熱性能の水準は年々高まっています。

2025年からは断熱等級4をクリアすることが法律で義務化されました。さらに、2030年には断熱等級5が最低水準となります。断熱等級5を下回っていたり、性能評価書の交付を受けていない場合、将来的な売却でも不利になるでしょう。

換気システム｜第3種換気方式を採用・全熱交換式標準プランも

一建設の換気システムは、第3種換気方式です。

第3種換気とは、室内に新鮮な空気を自然に取り入れ、汚れた空気はファンを使って強制的に排出する方式のこと。各部屋に給気口を設け、トイレや浴室などの「汚れた空気が溜まりやすい場所」から効率よく排気を行います。

この方式のメリットは以下の通り。

住宅内の空気環境を整えることで、カビ・結露・ダニなどの発生を抑え、快適な住環境の維持に役立ちます。ただし、外の空気をそのまま自然に取り込む仕組みのため、外気温や湿度の影響を受けやすいデメリットも。

せっかくエアコンで快適な温度・湿度にしているのに、換気のたびに外気を入れていたら効率が落ちてしまいます。そんな心配がある方には、一建設の高性能住宅プランがおすすめです。

全熱交換型の24時間換気システムは、室内の空気を入れ替えながら熱も一緒に交換するため、外気温の影響を受けにくく、冷暖房の効率が高まります。冬は室内が極端に乾燥しにくく、夏はジメジメしすぎないなど、湿度もある程度キープできるのが特徴です。エアコン効率が落ちにくく、年間光熱費の削減にも効果的です。

一建設の商品ラインナップ

一建設の注文住宅は、ある程度間取りのパターンが決まっており、セミオーダーに近いスタイル。家族構成やライフスタイルに合わせて選べるプランを複数展開しています。

この章では、それぞれのプランの特徴を詳しく紹介します。

2階建て住宅｜暮らしやすさを追求したスタンダードプラン

一建設の2階建て住宅は、対面型のオープンキッチンや折り上げ天井など、空間の広がりと家族の一体感を重視した設計が特徴。
家事動線や生活導線を短くまとめ、効率よく暮らせる工夫が随所に見られます。

収納力を高めるために、ウォークインクローゼットや大容量のパントリーを確保。家事スペースにはカウンターも設けられ、アイロンがけやパソコン作業など、多目的に使える空間が用意されています。

また、無駄な廊下を極力省き広めのリビングや居室に面積を充てることで、限られた面積でもゆとりを感じられる住まいを実現しています。

外観・内装は公式サイトをチェック
2階建ての注文住宅 ｜プラン・デザイン ｜ 一建設株式会社

3階建て住宅｜限られた敷地を最大限に活かす都市型プラン

一建設の3階建て住宅は、狭小地でも4LDKを確保できる設計が魅力。
LDKを2階に配置することで採光やプライバシーにも配慮しています。

玄関ポーチのアーチ天井や、折れ戸型のウィンドウでウッドデッキと一体感を演出。コンパクトな敷地でも開放感を重視した設計です。

また、陶器風の手洗い器や、輸入ドアによるデザイン性にもこだわり、限られた空間を快適に仕上げています。

外観・内装は公式サイトをチェック
3階建ての注文住宅 ｜プラン・デザイン ｜ 一建設株式会社

平屋住宅｜生活動線をコンパクトにまとめたワンフロアプラン

一建設は平屋プランも用意されています。階段がないことで日々の暮らしがラクに。
限られた延床面積でも居室を広く確保できるのが平屋の魅力です。

エコカラットやシューズインクローゼット、長めの廊下やファミリークローゼットなど、暮らしやすさを追求した細やかな工夫が随所に見られます。

和モダンな畳コーナーや広々とした洗面台など、家事のしやすさと心地よい空間を両立。部屋数がそれほど必要ない方や、敷地が十分ある方におすすめのプランです。

外観・内装は公式サイトをチェック
平屋の注文住宅｜プラン・デザイン｜一建設株式会社

二世帯住宅｜暮らし方に合わせて設計できる柔軟性の高いプラン

一建設では完全分離型・一部共用型など、ライフスタイルに応じた自由な設計が可能です。

家族が集まりやすい2階LDKや、開放感のある対面キッチン、生活感を隠せる大容量の収納など、快適に同居できる工夫が満載。

限られた敷地でも廊下の省スペース化により、快適な居住空間を実現しています。

外観・内装は公式サイトをチェック
二世帯住宅の注文住宅 ｜プラン・デザイン ｜ 一建設株式会社

高性能住宅｜断熱性と快適性を両立するワンランク上のプラン

全熱交換型の24時間換気システムを標準装備し、外気の影響を受けにくい快適な室内環境を実現。

冷暖房の効率を高め、省エネ性も優秀。温度差の少ない住空間で、ヒートショックリスクの低減にもつながります。

家事動線や収納にも配慮されており、快適性と機能性を兼ね備えたプランです。

外観・内装は公式サイトをチェック
高性能住宅の注文住宅 ｜プラン・デザイン ｜一建設株式会社

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後悔しないために｜一建設で契約前にチェックすべきポイント

一建設での家づくりは、価格面での魅力が非常に大きい一方、施工の粗さやアフター対応の差など、注意すべき点も存在します。後悔を避けるためには、契約前に以下のポイントを確認・検討しておくことが重要です。

建築状況・仕上がりを必ず確認する

注文住宅では契約後に工事が進むため、完成してから「思っていたのと違う」と後悔するケースも少なくありません。そうならないためには、契約前から工事中・引き渡し前までの各段階で、現地をできるだけ確認しておくことが重要です。

モデルハウスは見学予約してから行くのがおすすめ。混雑時でも優先的に案内されるので、効率的に見学できます。

見学予約はこちらから 全国の住宅展示場・モデルハウス | 一建設株式会社

アフターサポートの連絡体制を確認しておく

一建設では、最長35年の長期保証や点検サービスなど、充実したアフターサポート体制が整えられています。

ただし、24時間対応の問い合わせ窓口で「メンテナンスまでに10日かかると言われた」といった声もあるため、緊急時の対応については事前に確認しておくことが重要です。

契約前に営業担当に確認し、トラブル時のフローを把握しておくと安心です。

日々のメンテナンス方法や注意点を確認しておく

一建設では、引き渡しの際に「メンテナンスファイル」と「住まいのメンテナンスガイド」を配布しています。
参照：住まいのメンテナンスガイド

これには、住宅設備の使い方や各部位の点検・清掃の方法、注意すべきポイントなどがまとめられており、日々の暮らしの中でトラブルを未然に防ぐための手引きとなります。

とくに以下のような項目は、事前に目を通しておくと安心です。

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一建設に関するよくある質問（Q＆A）

一建設の坪単価はいくらですか？

注文住宅・建売住宅ともに、坪単価の目安は55万～68万円程度です。

仕様やエリアによって前後しますが、大手ハウスメーカーと比べてかなりリーズナブルな価格帯といえます。

一建設の注文住宅は建売と何が違いますか？

建売住宅は、すでに間取りや仕様が決まっている状態で販売されるため、完成済みまたは建築中の物件をそのまま購入するスタイルです。
対して注文住宅は、間取りや内装などをある程度自由に選べるのが特徴ですが、一建設では「セミオーダー」に近い形になります。完全なフルオーダーではないため、選択肢には一定の制約があります。

なお、オーダーメイド仕様でのプラン対応も可能ですが、その場合は大量発注によるコスト削減といった“スケールメリット”が受けられず、価格が大幅に上がる可能性がある点に注意が必要です。希望がある場合は、早めに営業担当に相談しましょう。

一建設の注文住宅でも断熱性は十分ですか？

断熱等級5（ZEH水準）を標準で取得しており、基本性能としては十分です。

ただし、寒冷地や高気密高断熱を重視する方は、窓グレードの変更や内窓追加などで性能を補強するのがおすすめ。より断熱等級6以上や高気密住宅を求める方には向きませんので、他社ハウスメーカーもあわせて検討すると良いでしょう。

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アフターサービスはしっかりしていますか？

一建設では、アフター対応を地域ごとの提携業者が担うため、営業所によって対応の質に差が出ることもあります。実際、口コミでも「担当者による対応のバラつき」が指摘されています。

そのため、契約前にはアフターの連絡窓口や対応フローを必ず確認しておきましょう。また、引き渡し時に配布される「住まいのメンテナンスガイド」や「メンテナンスファイル」に目を通し、日常的な手入れを欠かさず行うことも、快適な暮らしを長く維持するうえで重要です。

一建設は土地探しからも対応してくれますか？

はい、対応可能です。

飯田グループのネットワークを活かして、全国15,000社の提携不動産会社から土地情報を提供してもらえます。建物とのセット提案も可能なので、土地探しから任せたい方にも向いています。

まとめ｜一建設で建てて後悔しないためのポイントをおさらい

この記事では、一建設の口コミ・評判について建築士の目線から詳しく解説してきました。後悔しないハウスメーカー選びのために、ポイントをおさらいしましょう。

家づくりは下調べをせずに進めると完成後に「え？もっと良い会社あったじゃん！調べておけばよかった〜！」と後悔する人が続出します。

そのため、まずやるべきは

建てたいエリアに、「どんな住宅会社があるのか？」を知るところから始めるのがオススメ

とはいえ、一つずつ調べていくのも大変なので、最近は、一度にカタログが取り寄せできる「一括資料請求サイト」が人気です。

しかし、一括資料請求サイトということもあり、サイト選びを間違えると、カタログが届かなかったり、強引な営業を受けることにもなります。

良質な資料請求サイトを利用して、まずは興味がある会社をピックアップしましょう。

たくさんの中から最もおすすめな資料請求サイトは、下記の3つ

この3つは、大手企業が運営しており、登録されている住宅会社は厳しい審査をクリアしている会社のみです。

そのため、カタログを取り寄せたからといって強引な営業をしてこないため、まずはカタログを集めて情報収集する家づくり初心者さんには大変メリットの大きいサービスです。

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