一条工務店ハグミーを建てた人の口コミ！総額やいつまでなのか確認ポイントを解説

一条工務店には、ハグミー（HUGme）と呼ばれるプランがあります。

ハグミーにはどのような特徴があるのでしょうか。
この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、一条工務店のハグミーで家を建てた人の口コミや、総額いくらなのか、ハグミーはいつまで販売しているのかについてを徹底解説しています。

一条工務店ハグミーを建てた人の口コミを紹介

一条工務店ハグミーは2023年1月に販売開始した住宅プランのため、口コミはあまり多くありませんでした。

実際に家を建てた人やハグミーと他のハウスメーカーと比較した人の口コミを集めてみましたのでご紹介します。

一条工務店ハグミーの良い口コミ

コスパが良い

色々比較してるが一条工務店のHUGmeのコスパが良すぎてびびる

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自分でオプションをつけても安く購入できる

コスパは良いんじゃないでしょうか。

間取りプランは決まっていますし、断熱仕様もアイスマートより劣りますが、必要なオプション（トリプルガラスにするとか）をある程度選択してもかなり安くつきそうです。

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一条工務店ハグミーはとにかくコスパが良いと感じた人が多くいます。

とにかく快適に過ごせる

ハグミーでも全館床暖房と 高気密高断熱で超快適です。 風呂上がりに家族全員パンツ1枚で アイス食べてます

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居心地が良い

本日、一条工務店Hugme引渡しでした！ 長野県ではまだ数少ないハグミーかと思います

肝心の引渡し後の家の中の写真を撮り忘れたのでまた後日w 2時間くらい居ましたが、控え目に言って居心地最高でした

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一条工務店は住宅性能の高さが強みですが、価格の安いハグミーでも満足のいく快適さを感じられるようです。

全館床暖房はオプションで追加しなければなりませんが、元々の本体価格が安いので予算が許すのであれば追加するのも良いでしょう。

選べる建売みたい

チラッと見ましたが良さそうですね。

元々規格型みたいなもんですが、名実とも規格型にする事で経費を抑えた感じですかね。

決まった間取りから選んで色を決めるみたいな。

選べる建売みたいな感じでいいと思います。

一条工務店ハグミーは決まった間取りからしか選べないため、設計の自由度は低いです。

ただ、選べる間取りの種類が多いので、その中から自分たちの生活に合うプランを選びやすくなっています。

一条工務店ハグミーの悪い口コミ

アイスマートよりは性能が劣る

断熱性能を示すUA値について、ハグミーは公表されていませんが、おそらく0.5くらいだと思います。 ※i-smartは0.25です。 0.6がZEH基準とされているので、一般的にはハグミーは優秀な断熱性能です。 そのため、ハグミーに床暖房オプションを搭載すれば、快適に過ごせると思われます。 一方、断熱性能が劣るため、光熱費が i-smart等と比較して、10％～20％ほど高くなると思います。 年間3～5万円くらいは高くなると思っておくと良いです。 光熱費が高くなったとしても、トータルコストはi-smartの方が高くなります。 （そりゃそうだ！）

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悪い口コミというほどではありませんが、ハグミーは価格が安い分、他の一条工務店の商品よりも断熱性能が劣ります。

ただ、それでもZEH基準を超えた断熱性能を有しています。

自由度がない

一条の「ハグミー」は完全な規格住宅で、一切の自由度がありませんから、余程敷地に余裕がある場合には、理想の家が完成する可能性もありますが、その点が一番の課題でしょうね。 断熱性能は他のグレードと比較すると劣る点もありますが、その分だけ金額が低く設定されていますので、ある程度満足する事は可能だと思います。

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外壁が白一色しか選べない

一条工務店のハグミーで建築予定です。外壁のことで質問なのですが、標準仕様でいこうと思っていてカラーが選べると思っていました。が、選べずホワイトですと言われました。私はグレーが良かったのですごく落ち込みました…インスタなどでハグミーで建てた人で、カラーを自分で選んだという投稿を見ましたが、実際はどうなのでしょうか？？教えてください、お願い致します(＞人＜;)

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本体価格が安い分、選べる選択肢が少なく自由度が低いという口コミがありました。

ハグミーで家を建てるなら、その選択肢の少なさでも問題ないかをしっかりと考える必要があるようです。

一条工務店のハグミーは45周年記念の限定プラン

一条工務店のハグミーとは、一条工務店の設立45周年を記念して2023年1月に販売を開始した棟数限定・期間限定のプランです。

近年、ウッドショックや半導体不足・ウクライナ侵攻などの影響や物価高により住宅の購入価格が上がり続けており、一条工務店でも価格を上げざるを得ない状況でした。

そんな状況の中、ハグミーは低価格帯で商品提供をしており、2024年になった現在でも注目を集めている商品です。

ハグミーはいつまで続くの？

ハグミーは2023年1月に販売を開始してからすでに1年以上経過し、順調に棟数も増え続けています。

そこで気になるのが、いつまでハグミーの販売が続くのかということです。

ハグミーは棟数限定・期間限定商品ですが、一条工務店は棟数の上限を公表しておらず、いつまで限定販売されているのかは不明です。

そのため、ひょっとしたら予告なく急に終了する可能性や、好評が続けば標準の商品ラインナップに加わる可能性もあるかもしれません。

一条工務店ハグミーの特徴

一条工務店ハグミートの特徴を解説していきます。

それぞれの特徴について解説していきます。

坪単価50万円で総額1,490万円〜で安い

まず、ハグミーの最大の特徴といえば、価格が安いことです。

坪単価は50万円程度で、本体価格は1,490万円〜でマイホームを手に入れることができます。

一条工務店での商品ラインナップでは、アイスマイルの坪単価60万円程度が最安値でしたが、それをさらに下回る金額で一条工務店の家を購入できます。

100種類の間取りから選べる

次に、ハグミーは一条工務店の規格住宅ですが、選べるプランや間取りが100種類もあります。

自由設計の注文住宅とは異なり、自分の希望で間取りの変更をすることはできませんが、100種類もあるプランから自分たちの生活に合うプランを選ぶことが可能です。

一条工務店の設計士がプロの視点でとことん「暮らしやすさ」を追求したプランになっているので、家族の思想の住まいに合ったプランを探すことができるでしょう。

住む人に合わせてオプションが追加できる

3つ目の特徴は、暮らす人に合わせてオプションを追加してカスタマイズができる点です。

ハグミーは規格住宅の基本プランがありますが、そこから自分の好みや要望に合わせて設備を追加することができます。

例えば、全館床暖房や屋根一体型太陽光パネル、セルフクリーニング効果のあるハイドロテクトタイルなどがオプションで選択可能です。

基本プランが1,490万円と安いので、予算に余裕があれば必要なオプションも追加しやすいというメリットもあります。

一条工務店ハグミーが安い3つの理由

ハグミーを安く購入できる理由は3つあります。

間取り変更ができないから

自由設計の注文住宅の場合、0からプランを作成し、何度も打ち合わせを重ねて自分たちが納得のいく間取りを作る必要があります。

ハグミーはすでに規格住宅の100種類にプランが絞られているため注文住宅よりも打ち合わせ回数を減らせて人件費の削減に繋がっており、これがハグミーを安く提供できる1つの理由です。

2×4（ツーバイフォー）工法だから

一条工務店の他の商品では、2×6（ツーバイシックス）工法で建てられており、2×4工法よりも壁内の寸法が1.6倍も分厚くなっています。壁が分厚いということは、その分断熱材を多く入れることができ、気密性・断熱性が高い家を建てることが可能です。

つまり、壁の厚みが異なる分、ハグミーは他の商品よりも住宅性能に差があるため、安く購入することができます。

全館床暖房がオプション扱いだから

一条工務店の他の商品ラインナップでは、全館床暖房が標準仕様になっていますが、ハグミーはオプション扱いになっています。

その分建物本体価格を安くすることが可能です。

全館床暖房を必要としていないけど、一条工務店で家を建てたい人はハグミーで家を建てるのが良いかもしれませんね。

一条工務店ハグミーの注意点・ポイント

一条工務店のハグミーは安く、自由設計ではないものの厳選された100プランから自分たちにあうプランが選べます。

自分たちに合わせてオプションを選択することも可能です。

ただ、いくつか注意点やポイントもあるので、ここでチェックしてみましょう。

それぞれの注意点・ポイントを見ていきましょう。

期間・棟数限定のため予告なく終了する可能性がある

先にも述べましたが、ハグミーは一条工務店45周年記念の棟数限定・期間限定の商品のため、棟数上限がきたら販売を終了する可能性があります。

2024年4月現在もハグミーの販売は続けられていますが、棟数上限数は公表されておらず、また期間もいつまで続くかわかりません。

ひょっとしたら予告もなく終了する可能性もあるし、順調に販売頭数を伸ばしているため標準の商品ラインナップとして継続して販売が続ける可能性もあります。

ただ、どうなるかは現時点ではわからないため、ハグミーで家を建てるかどうか検討中の方は、早めに決定した方が良いでしょう。

本体価格に含まれていない費用がある

ハグミーの本体価格は1,490万円ですが、この中には以下の費用が含まれていません。

そのため、総額1,490万円で家を建てられるわけではないことは頭に入れておきましょう。

これらの追加費用を含めて、総額でどのくらいになるかは営業担当者に見積もりを出してもらって確認するようにしましょう。

床暖房はオプションで追加しなければならない

こちらも先にお伝えしていますが、一条工務店の特徴でもある全館床暖房はハグミーには含まれていません。

全館床暖房のある一条工務店の家を建てたい方は、ハグミーにオプションとして全館床暖房を追加するか、全館床暖房が標準仕様になっている他の商品を選ぶ必要があります。

ただ、元々全館床暖房は必要ないけど、一条工務店で家を建てたい人にとってはハグミーはおすすめです。

仕様によっては注文住宅の方が安い場合もある

ハグミーは規格住宅のため、間取りの変更ができません。

そのため、必要のない部屋やスペースができて、その分のコストが無駄になってしまう可能性もあります。

また、ハグミーに床暖房や太陽光、そのほかオプションをたくさんつけた場合、当然ですがその分総額も高くなります。結局、自由設計の注文住宅を購入するのと変わらない金額になることもあるでしょう。

自分たちのマイホームにどんな仕様や間取りを望んでいるのかをしっかりと家族で話し合った上で、ハグミーを選ぶか他の商品を選ぶかを決めてください。

選べる住宅設備の種類が少ない

ハグミーはオプションを追加することで、自分が使いやすいようにカスタマイズすることが可能です。

しかし、中にはハグミーでは採用できないものもあり、選べる住宅設備の種類が少ないというデメリットがあります。

契約前に選べる住宅設備や仕様について細かく営業担当者に確認しておくことをおすすめします。

外壁や壁紙の選べる種類が少ない

特に外観は、選べる色やデザインが制限されていることから、外観にオリジナリティを出すのが難しいです。

そのため、ハグミーを建てた他のお客様の家と似た雰囲気になってしまうこともあります。

外観や壁紙にオリジナリティを出したい方には、ハグミーは向いていないかもしれません。

間取りは変更できない

ハグミーは規格住宅で、厳選された100種類の中から間取りを選ぶため、そこから間取りの変更をすることは出来ません。

間取りを自分たちの希望通りに変更したいという場合、自由設計の注文住宅で家を建てる必要があります。

ハグミーのプランは一条工務店の設計士が考えた間取りなので、家事動線や使い勝手の良い間取りになっています。

しかし、自分たちの生活スタイルに合う間取りがないのであれば、注文住宅で家づくりを進める方が合っているかもしれません。

特殊な形の土地に家が合わない可能性がある

ハグミーの100種類の間取りは、基本的には四角形の敷地に合う間取りが揃えられています。

変わった形の特殊な土地だと、家が合わない可能性があります。

ハグミーの間取りを変わった形状の土地に合わせてみたところ、土地にデッドスペースができてしまったり、駐車場スペースをうまく確保できないなどの問題が発生することもあるでしょう。

標準仕様の断熱性能が低い

一条工務店は高い住宅性能を強みとしているハウスメーカーです。

そのため、一条工務店の主力商品であるアイスマートなどは、ZEH住宅以上の快適性能を有しています。

しかし、ハグミーはアイスマートなどの商品よりもワンランクほど下の断熱性能のため、性能に関して物足りなさを感じてしまうかもしれません。

たとえば、断熱材の厚みがアイスマートよりも約67%薄かったり、窓ガラスがトリプルガラスになっていなかったりなど、性能が低いものになっています。

高い住宅性能を有した家に住みたいという方は、ハグミーよりも他の商品を選んだ方が良いかもしれません。

一条工務店ハグミーがおすすめの人

一条工務店ハグミーがおすすめの人をご紹介します。

それぞれのおすすめの人について、理由を解説していきます。

若い世代のファミリー層

ハグミーはコストパフォーマンスに優れているため、まだ収入があまり高くない20代や30代前半などの若いファミリー層におすすめです。

設備や間取りの自由度は高くありませんが、仕様がシンプルでわかりやすくコスパに優れているなどメリットも多くあります。

ローコストで家を建てたい人

ローコストで家を建てたい人にもハグミーがおすすめです。

ハグミーは他の一条工務店の商品よりも価格が安いですが、コストパフォーマンスに優れています。

省エネ性能は、アイスマートなどよりかは低いですが、同じ価格帯の別のハウスメーカーの家よりも高い性能を持っています。

また、耐震性能は建築基準法の2.0倍も高い性能を持っており、これは国の最高等級である「耐震等級3」よりも強い家です。

時間をかけずに家を建てたい人

ハグミーは間取りや選べる設備の仕様が限定されているため、打ち合わせ回数も少なく、時間をかけずに家を建てることができます。

できるだけ時間をかけずにサクッと打ち合わせをしたい方にはおすすめです。

自分仕様の家づくりをしたい人

ハグミーは間取りや設備は限定されていますが、全館床暖房や屋根一体型太陽光パネルなど、オプションをつけることで自分に合う家づくりをすることができます。

追加費用はかかりますが、元々の本体価格が1,490万円と安いので予算が余るようならその分オプションを付けて自分のオリジナリティを出すことも可能です。

一条工務店ハグミーをおすすめしない人

一条工務店ハグミーはコスパの良い家ですが、中にはハグミーで建てるのをおすすめしないタイプの人もいます。

それぞれについて、解説していきます。

高い性能の家に住みたい人

ハグミーは、他の一条工務店の家よりも住宅性能の低い家です。

他のハウスメーカーの同価格の家より性能は高いですが、より快適性能な家を求める場合は、ハグミーよりもアイスマートなどの他の商品を選ぶ方が良いでしょう。

間取りや外観をこだわりたい人

ハグミーは自由に間取りの変更ができません。

また、外壁の色の種類も限定されており、自分のオリジナリティを出すのが難しいです。

自分たちの生活に合う間取りにしたいなら、自由設計の注文住宅での家づくりをおすすめします。

また、一条工務店は他の商品ラインナップでも選べる外観の種類があまり多くないため、どれも似たり寄ったりな家になりやすいです。

自分のオリジナルの外観をデザインしたいなら、他のハウスメーカーや工務店の方が相性が良いかもしれません。

まとめ

一条工務店ハグミーの特徴について解説しました。

一条工務店45周年記念の限定商品ですが、販売から1年経過してからも順調に棟数を伸ばしています。

口コミでもハグミーのコストパフォーマンスの良さなどで、高い評価をしている人も多いです。

ただ、ハグミーは限定商品のため、いつ販売を終了するかわかりません。

ハグミーが気になっている方は、早めに購入するかどうかを決断した方が良いでしょう。