旗竿地ってなんで恥ずかしいの?
値段も安く魅力的だから後悔しない選び方が知りたい。
「旗竿地は恥ずかしい」と言われることがあります。
実際、旗竿地は周辺より価格が安いものの、周囲を建物に囲まれることから通気や日当たりが悪く、敷地に入るのに時間がかかるなどの理由で恥ずかしいと思う人が多いようです。
では、旗竿地には恥ずかしいと思うデメリットしかないのでしょうか?
本記事では、旗竿地の本当の価値を見出すために、意外と知らないメリットや選び方のコツをご紹介します。旗竿地を選ぶ時には注意点もありますが、旗竿地自体の理解を深めることで不動産選びの選択肢を増やしていきましょう。
紹介割引実施中!
下記ボタンから希望する住宅会社にお問い合わせで…
【紹介割引】で理想の住宅が建築可能!
本体価格の3%前後が目安なので90~150万近い割引になることも!!
浮いたお金でオプションを追加したり、最新家電を購入したりと選択肢が広がるので使わないのは完全に損です!!
紹介割引は「当サイト限定」ですので先着枠が埋まる前にお早めに登録くださいね!
紹介割引対応のハウスメーカー
- ヤマダホームズ
- 桧家住宅
- アイ工務店
- パナソニックホームズ
- 住友不動産
- アキュラホーム
- ミサワホーム
- トヨタホーム
- ヘーベルハウス
- 大和ハウス
- 三井ホーム
- 積水ハウス
- パパまるハウス
- レスコハウス
- シアーズホーム(九州全域)
- クレバリーホーム(*神奈川/鳥取/島根/広島のみ)
- 飛鳥住宅(石川県金沢市)
- きゅあホーム(福岡県宗像市)
- 辰巳住研(福岡県古賀市)
- ゼルコバデザイン(大阪府高槻市)
- モリケンハウス(滋賀県大津市)
- アッシュホーム(愛知県稲沢市)
- イトコー(愛知県豊川市)
- アークホーム(神奈川県相模原市)
※先着順&人数に限りがあります
お早めにお申し込みください。
旗竿地とはどんな土地を指すのか
土地が竿の先端に旗を付けたような形状であるため、旗竿地と言われます。
なお、建築基準法において住宅等を建てる土地は、接道義務を満たす必要があります。接道義務とは、建築基準法上の道路(公道など)に2m以上接することです。
旗竿地は住宅街の土地を効率よく使い、囲繞地を無くすための効果的な方法とも言えます。特に人口が多いエリアの住宅街では、旗竿地が当たり前のように存在しています。
旗竿地が恥ずかしいと言われる理由5選
旗竿地が恥ずかしいと言われる理由は主に5つあります。
- 日当たりや通気が悪いときがある
- 道路から家に入るのに時間がかかる
- 土地の価格が周辺より安い
- 通路に車が停まっていると通りにくい
- 売却がしにくい傾向がある
①日当たりや通気が悪いときがある
旗竿地は、日当たりや通気が悪いときがあります。なぜなら、旗竿地は周囲を建物等に囲まれているからです。
例えば、周囲を2階建てもしくは3階建ての住宅に囲まれている敷地と間口が広い角地では、角地のほうが日当たりや通気が高くなるでしょう。
つまり、旗竿地は周囲を囲まれることでおのずと日当たりが悪くなる時間が多く、自然の風が抜けにくいことがあります。
②道路から家に入るのに時間がかかる
旗竿地は、道路から家に入るのに時間がかかります。理由は道路から奥まったところにまとまった敷地がある土地形状であるからです。
旗竿地の形状によっては、通路部分が極端に長くなることもあるでしょう。
通路が長ければ敷地部分に占める割合も増え、敷地を効率的に使えないというデメリットもあります。
③土地の価格が周辺より安い
旗竿地の土地価格は、周辺より安くなります。旗竿地は角地等の間口が広い土地に比べて需要が低いからです。
実際、角地や間口が広い土地は人気があり、旗竿地は奥まった土地で出入りがしにくいので一般的に人気はありません。
よって、旗竿地の土地価格は、周辺の間口が広い土地に比べて安くなる傾向があります。
④通路に車が停まっていると通りにくい
旗竿地は、通路に車が停まっていると通りにくいデメリットがあります。旗竿地の通路幅は狭いことが多く、車幅ギリギリのケースが多いからです。
車が停まっていれば自転車や荷物を持った状態で通りにくく、生活導線で若干支障が生まれることもあるでしょう。
⑤売却がしにくい傾向がある
旗竿地は、売却がしにくい傾向があります。理由は、旗竿地自体の需要が低く人気がないためです。
つまり、間口が狭い旗竿地よりは間口が広い土地を求める傾向があり、価格を安くしなければ売却できないケースが多いでしょう。
意外と知らない旗竿地のメリット
一般的に恥ずかしいと言われる旗竿地ですが、意外と知られていないメリットがあります。
- 条件の良い好立地で土地を安く取得できる
- 固定資産税や都市計画税が安い
- プライバシー性が高い
- 静かな住環境になりやすい
- 家自体にお金をかけやすい
- 風が強い日でも気にならないことが多い
①条件の良い好立地で土地を安く取得できる
旗竿地は周辺より価格が安い傾向があるので、条件の良い好立地を安く取得できる可能性があります。
一般的に人気の土地は、間口が広い整形地です。
接面道路から敷地内に入りやすいことと形が整った土地であれば、建物を建てやすいからになります。
よって、好立地で旗竿地のような変形地であれば、土地を安く取得できることがあります。
②固定資産税や都市計画税が安い
旗竿地は、固定資産税や都市計画税が安いので税負担を軽減できます。旗竿地の土地評価額は変形地であることで、低く設定されているからです。
土地評価額が低く抑えられているので、固定資産税等は周辺より安くなります。
③プライバシー性が高い
旗竿地は、プライバシー性が高いというメリットがあります。道路から奥まった敷地で周囲を建物で囲まれているため、不特定多数の通行人から家が見えづらいからです。
道路から家が見えづらいので、通行人の目線等を気にすることなく生活できます。
よって、旗竿地はプライバシー性が高い立地と言えるでしょう。
④静かな住環境になりやすい
旗竿地は、静かな住環境になりやすいというメリットもあります。奥まった敷地であるため、道路を走る車等の騒音や通行人の話し声などが聞こえにくいからです。
周囲を建物に囲まれているので、静かな環境を実現しやすくなります。
⑤家自体にお金をかけやすい
旗竿地は、家自体にお金をかけやすいというメリットもあります。理由は土地価格が安い分を建物代にかけやすいからです。
決まった予算のなかで希望の住宅を建てたい場合に、土地価格が周囲より比較的安い旗竿地を選ぶことで理想の家を実現しやすくなります。
⑥風が強い日でも気にならないことが多い
風が強い日でも気にならないことが多いというメリットもあります。旗竿地では周囲の建物が強風等を遮る可能性があるからです。
旗竿地では周囲を囲まれている分、強風が気にならないケースがあり、台風などの天災でも被害を最小限に抑えられる可能性があります。
後悔しない!旗竿地を選ぶときのコツ5選
旗竿地を選ぶときには、下記の5つを意識して土地選びをしましょう。
- 間口が広い土地を選ぶ
- 日当たりが良い土地を選ぶ
- 旗部分の土地の形が良いものを選ぶ
- 周辺に嫌悪施設等がない土地を選ぶ
- 更地を選ぶ
①間口が広い土地を選ぶ
間口が広ければ敷地への出入りがしやすくなるからです。
例えば、通路部分を駐車場で使うのであれば、間口が4m程度あれば自転車や大きな荷物を持っていても余裕をもって通れます。
例えば、通路部分を駐車場で使うのであれば、間口が4m程度あれば自転車や大きな荷物を持っていても余裕をもって通れます。
また、間口が広ければ工事車両も敷地内に入りやすく、工期や工事費の削減につながることもあるでしょう。
よって、旗竿地を選ぶ時には接道義務ギリギリを満たす間口2mではなく、3m以上などなるべく間口が広い土地を選ぶようにします。
②日当たりが良い土地を選ぶ
旗竿地でもさまざまな土地の形状がありますが、奥まった敷地部分がなるべく成形に近く広さがある土地を選ぶようにします。
奥まった敷地部分が狭い旗竿地では、周囲の建物との距離が近く日当たりや通気が悪くなるでしょう。
よって、日当たりが良い土地を選ぶには、広さが取れている旗竿地を選ぶようにします。
③旗部分の土地の形が良いものを選ぶ
旗竿地であっても旗部分の形が良ければ、建物自体を建てやすいからです。
仮に、旗部分の土地が変形であれば、建物の設計や工事自体がしにくく工事費が高くなる可能性があります。
よって、旗部分が成形に近いものを選ぶことで工期や工事費の削減、理想の住宅を建てやすくなるでしょう。
④周辺に嫌悪施設等がない土地を選ぶ
周囲に嫌悪施設等がない旗竿地を選ぶようにしましょう。嫌悪施設があることで将来的な売却が難しくなる可能性が高いからです。
例えば、墓地や宗教施設、空き家になっている廃屋、接面道路が大通りなどになります。
流通性が低い旗竿地でさらにデメリットとなる要素があれば、売却がしにくいのは明らかです。
よって、旗竿地を選ぶ時には、周囲に嫌悪施設がない土地を選びます。
⑤更地を選ぶ
更地であれば土地の状態を確認できるからです。仮に古屋が残っていれば、土地の状態を確認しにくく、解体工事費用もかかってしまいます。
さらに、建物の工事をすぐに始めやすいというメリットもあります。工期を短くできるので、住宅ローンを使うのであればつなぎ融資の期間を短縮でき、費用削減につながります。
よって、旗竿地を選ぶ時にはすぐに工事しやすい更地を選びましょう。
旗竿地を選ぶ時の注意点
旗竿地を選ぶ時の注意点について解説します。
- 希望の建物が建つ土地であるか
- 工事費が高くなる可能性がある
- 通路部分の幅が2m以上あること
①希望の建物が建つ土地であるか
土地には、建蔽率や容積率、高さ制限や日影規制など多くの取り決めや規制があります。
よって、土地を選ぶ際には理想の家が建設できるのかなどを、不動産業者やハウスメーカーなどの専門家に確認しながら取得すると良いでしょう。
②工事費が高くなる可能性がある
旗竿地は奥まった土地であるので、敷地内に工事車両が入りにくいことで工期が長くなる可能性があるからです。
水道管の引込み管が長くなることや電気の引込みでは電柱を建てる必要があるなど、接面道路からのライフラインの引込み工事に費用がかかるという理由もあります。
また、水道管の引込み管が長くなることや電気の引込みでは電柱を建てる必要があるなど、接面道路からのライフラインの引込み工事に費用がかかるという理由もあります。
よって、旗竿地は工事費が高くなる可能性があるので注意しましょう。
③通路部分の幅が2m以上あること
2m未満であれば再建築不可物件であり、現状の土地形状では新たな建物を建築できない土地であるからです。
よって、旗竿地取得時に間口が2mであれば、現状の土地でも新たな建物が建てられるかを確認しておきましょう。
おすすめは3m以上ある土地です。
まとめ
本記事では、旗竿地の一般的なデメリットと意外と知られていないメリット、旗竿地を選ぶ時のコツや注意点について解説してきました。
旗竿地には、好立地でもお得に土地を取得でき税負担も安いなどのメリットがあり、けっして恥ずかしいと言える不動産ではありません。
土地代が安いので理想の立地で家を建てやすく、プライバシー性も高いことも特徴と言えるでしょう。旗竿地を選ぶコツや注意点を実践しながら、理想の家を建ててみてはいかがでしょうか?