悩んでいる人そもそも土間コンクリートって何?
費用はどのくらい?
業者選びも分からない……
新築やリフォームで外構を検討中の方なら、こんな悩みを抱えていませんか?
土間コンクリートは駐車場や玄関まわりに最適な素材ですが、施工計画の精度が悪いとひび割れや水たまりの原因になり、後悔するケースも少なくありません。



失敗を防ぐには、信頼できる業者選びと正しい知識が欠かせません。
建築士で元ハウスメーカー社員のぽりんきが、土間コンクリートの基本から費用感、メンテナンス方法や業者選びのコツまで、徹底的に解説していきます。
本記事では、下記の疑問にすべてお応えします。
- 土間コンクリートとは?
- コンクリートやモルタルとの違いは?
- 構造は?
- 他の素材との違いは?
- 費用の目安は?
- 施工期間と工程は?
- どんな仕上げ方がある?
- メリット・デメリットは?
- メンテナンス方法は?
- DIYをしてもいい?
- 施工業者を選ぶ際のポイントは?
- 犬走りとの違いは?
- 雨の日でも施工できる?
この記事を読めば、土間コンクリートを安心して取り入れる準備ができます。
ぜひ最後までご覧ください。


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- 辰巳住研(福岡県古賀市)
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- モリケンハウス(滋賀県大津市)
- アールギャラリー/アールプランナー(愛知/東京/一部:岐阜/三重/神奈川/埼玉)
- アッシュホーム(愛知県稲沢市)
- イトコー(愛知県豊川市)
- WITHDOM (ウィズダム)建築設計(福岡、鹿児島、広島、愛知、長野、静岡、長野、神奈川、岐阜、埼玉、千葉)
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土間コンクリート(土間打ち)とは?


外構工事では定番で、駐車場や玄関まわりなどに幅広く利用されています。
もともと「土間」は、日本家屋で使われてきた土の上に直接仕上げ材を敷いた床を指す建築用語です。
それが現代の住宅や外構に合わせて進化したのが「土間コンクリート」です。
次のような場所で土間コンクリートは使われています。
- 店舗や土間玄関
土足OKで、掃除しやすく実用的 - 駐車スペース・カーポート下
車の重さに耐えられる丈夫な床材 - サイクルポート・自転車置き場
自転車やバイクが安定して停められる - 玄関アプローチ
フラットで歩きやすく、見た目もすっきり - ウッドデッキの下
見えない部分も雑草対策になる - スロープや通路
凹凸がなく、車いすやベビーカーも安心
丈夫で長持ちし、雑草や泥汚れも防げることから、日々の暮らしを快適にしてくれる存在です。
コンクリートやモルタルとの違い
一般に「コンクリート」とは、セメント・砂・砂利・水を混ぜた素材そのもののことです。
建物の基礎や柱など、さまざまな構造物に使われます。
一方「土間コンクリート」とは、その素材を地面の床(=土間)に使うための施工方法を指します。
配合や仕上げ方を工夫することで、使う場所に合った強度や滑りにくさ、平らさを確保できるのが特徴です。
また、「モルタル」は砂利を含まず、セメントと砂、水のみで作られるため、主に壁の下地や仕上げ、補修などに使われます。
土間コンクリートの構造



土間コンクリートは、地盤・砕石・コンクリートの3層構造でできています。
コンクリートを直接地面に流し込むと、ひび割れや沈下、雨水の滞留などが起こりやすくなるためです。
具体的には、次の3層で構成されています。
- 地盤
施工前に雑草を取り除き、地面を平らに整地します。 - 砕石層
天然石を砕いた砕石を10cmほど敷き詰め、転圧します。
荷重分散や水はけ向上の役割を果たします。 - コンクリート層
セメント・砂・砂利・水を混ぜた生コンクリートを10cm前後の厚さで打設します。
内部にはワイヤーメッシュを入れ、強度アップとひび割れ防止を図ります。
補足:水勾配の設置
表面には2〜3%程度の水勾配(傾斜)をつけることで、雨水が溜まらず排水されやすくなります。
土間コンクリートの構造はシンプルですが、各工程に技術と配慮が必要です。
伸縮目地が必要


土間コンクリートは温度変化によって伸縮するため、ひび割れ(クラック)を防ぐには伸縮目地の設置が不可欠です。
特に広い面積を一体で施工すると膨張時の逃げ場がなくなり、ひび割れが発生しやすくなります。
目地は単に溝を作るだけではなく、芝・化粧砂利・石材などを組み合わせることができ、好みに合わせてデザインすることができます。
土間コンクリートと他の素材との違い
外構に使われる素材には砂利やアスファルトなどさまざまありますが、土間コンクリートは「強さ・見た目・手入れのしやすさ」のバランスが取れた素材として人気です。
選ぶ素材によって、外構の仕上がりや使い勝手は大きく変わるため、各素材の特性を知っておきましょう。
主な素材の比較は、下記のとおりです。
| 素材 | 特徴(メリット) | デメリット |
|---|---|---|
| 土間コンクリート | 高い強度・雑草防止・美観が整う | 初期費用や工期がややかかる |
| 砂利 | 安価・水はけ◎・DIY向き | デコボコ・雑草・靴汚れ・轍に注意 |
| アスファルト | 短期施工・コスト安・柔軟性あり | 劣化しやすく補修頻度高め |
| インターロッキング | デザイン性・部分補修しやすい | ズレ・沈下・草対策に手間がかかる |
| 透水コンクリート | 水たまり防止・工期短縮・DIY可能 | 費用高・仕上がりの好みが分かれる |


用途や予算によって向き不向きはありますが、駐車場やアプローチなど、長く使う場所には土間コンクリートが選ばれることが多いです。
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金額は?土間コンクリートの費用相場


上記の相場は、以下の最も標準的な仕様を前提とした価格です。
- コンクリートの厚さ:10cm
- 補強:ワイヤーメッシュ有り
- 仕上げ:金ゴテ仕上げ
標準的な駐車場1台分(約15㎡)なら約20万円前後、2台分(約30㎡)なら約30万〜40万円前後が相場です。
面積が広いほど重機代や人件費が分散され、1㎡あたりの単価は安くなる傾向にあります。
反対に、10㎡以下などの小規模工事では、割高になるケースもあるため注意が必要です。



重機が入れない狭小地や残土処分が必要な現場では、追加費用がかかる場合もあります。
価格は地域や仕様によっても変動するため、気になる方はプロに見積もりを依頼しましょう。
費用を抑えるコツ
土間コンクリートの費用をなるべく抑えたい方は、次の4つを意識してみてください。
- 形をシンプルにする
曲線や装飾を避けて、四角い形にすると安く済みます。 - 外構業者に直接依頼
ハウスメーカー経由よりも、中間マージンが省けて割安になる可能性があります。 - 閑散期を狙う
梅雨や真冬などのオフシーズンは、料金が安くなることもあります。 - 相見積もりを取る
複数社に見積もりを取り、価格と内容をしっかり比較しましょう。
見積もりは「一式」表記ではなく、掘削・転圧・ワイヤーメッシュ・打設・仕上げなど、工程別に内訳が明記されているかの確認も忘れずに。
内容が明確であれば、費用の妥当性の判断やトラブル防止にもつながります。
土間コンクリートの施工期間と工程


代表的な施工フローは下記のとおりです。
雑草や木の根を除去し、地面を整えます。
20cm程度掘削し、砕石を敷いて転圧します。
コンクリートの型枠とワイヤーメッシュで強度を確保します。
厚さを均一に打設し、ひび割れを防止します。
金ゴテや刷毛引きなど、用途に応じて仕上げます。
10日ほどで乾燥します。
最大強度を得るには約1カ月かかるため、駐車場の利用は慎重に。



一つひとつの工程が仕上がりと長持ちに直結するため、経験豊富な施工業者に依頼しましょう。
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土間コンクリートの仕上げ方と特徴
場所によって安全性やデザインなどの求められる性能が違うため、用途に合った仕上げを選びましょう。
土間コンクリートの仕上げ方と特徴は、次のとおりです。
| 仕上げ | 特徴 | 適した場所 |
|---|---|---|
| 金ゴテ | ツルツル、美観◎、滑りやすい | 室内・ガレージ |
| 刷毛引き(はけびき) | ザラザラで滑りにくい | 駐車場・通路 |
| 洗い出し | 小石が見えておしゃれ | 玄関・アプローチ |
| スタンプ | レンガ調など装飾◎ | 庭・門まわり |
| 塗装仕上げ | 汚れ防止・保護性◎ | 車庫・室内 |




上記の中で特に有名な土間コンクリートの仕上げ方法として、下記の2つを解説します。
- 金ゴテ仕上げ
- 刷毛引き(はけびき)仕上げ
ひとつずつ紹介しますね。
金ゴテ仕上げ


金ゴテ仕上げは、コンクリートやモルタルの表面を滑らかに仕上げる方法で、掃除やメンテナンスがしやすいという利点があります。
コンクリートが固まり始めた段階で金ゴテを使って押さえることで、表面がツルツルで滑らかな仕上がりになるためです。



玄関まわりや駐車場、倉庫まわりなどに適しています。
ただし、雨天や雪の日は滑りやすくなるため、歩行時には注意が必要です。
金ゴテ仕上げは、掃除がしやすく見た目も美しいため、一般的な土間コンクリートの仕上げ方法として広く使用されています。
刷毛引き(はけびき)仕上げ


刷毛引き(はけびき)仕上げは、コンクリートの表面に細かな筋目をつける方法で、安全性を重視したい場所におすすめです。
コンクリートが乾き始めたタイミングで刷毛を使って筋目模様をつけることで、表面に凹凸ができ、雨天時や雪の日でも滑りにくくなります。



駐車場や歩道など、滑りやすさが気になる場所に多く採用されており、施工費も比較的安価です。
金ゴテ仕上げに比べて掃除はやや難しいものの、実用性・コストパフォーマンスの高さから、広い面積での施工にも適した仕上げ方法です。
土間コンクリートのメリット4つ


土間コンクリートのメリットは、下記の4つです。
- 耐久性が高い
- 雑草ゼロで清掃もカンタン
- 車の泥はね・汚れを防ぎやすい
- デザイン性が高い
それぞれ解説します。
1_耐久性が高い
土間コンクリートは、適切に施工すれば30年以上の耐久性を持つと言われています。
アスファルトよりも硬く、重い車の出入りにも耐えられるため、経年劣化しにくいのが特徴です。
長期的に見れば、メンテナンス費用を抑えられるコスパの良い選択肢です。
2_雑草ゼロで清掃もカンタン
コンクリートが地面を覆うため光や水分を遮断し、雑草が生えにくい構造です。
庭や玄関まわりの防草対策として非常に優秀です。
さらに、草抜きの手間が減り、掃き掃除や水洗いだけで比較的簡単に清掃ができます。
3_車の泥はね・汚れを防ぎやすい
土や砂利と違い、コンクリートは硬くて平滑なため、泥が跳ねにくく車の汚れを防ぎやすい素材です。
勾配をつけることにより水はけの良い構造となり、雨の日も泥汚れが広がりません。
コンクリート表面保護剤を併用すれば、汚れの付着を抑えやすくなり、掃除の手間が軽減されます。
4_デザイン性が高い
土間コンクリートは、仕上げ方法やカラーの自由度が高く、デザイン性に優れています。
刷毛引き・洗い出し・スタンプなどの加工で、ナチュラルにもモダンにも対応できます。
また、植栽・石材・タイルなど他素材との相性もよく、アスファルトや砂利に比べて美観を長く保ちやすいのも大きな魅力です。
外構の雰囲気がまとまり、使いやすさとおしゃれさを両立できます。
土間コンクリートのデメリット4つ


土間コンクリートのデメリットは、下記の4つです。
- 初期費用がやや高め
- 冬は底冷えしやすく、凍害にも注意
- 夏は照り返しが強い
- リフォームが高額になりやすい
それぞれ見ていきましょう。
1_初期費用がやや高め
土間コンクリートは、掘削や型枠づくり、鉄筋の設置などの手間が多くなり初期費用が高くなりがちです。
砂利に比べると土間コンクリートは2倍以上高額になる場合もあります。
また、刷毛引きや金ゴテなどの仕上げ方法に加え、スタンプ模様・カラー塗装などのデザインオプションを加えると、さらにコストが増します。
アスファルトや砂利よりも施工単価が高いため、予算に余裕を持って検討しましょう。
2_冬は底冷えしやすく、凍害にも注意
コンクリートは熱を伝えやすいため、冬は地面の冷たさがダイレクトに伝わり、室内土間スペースでは底冷えしやすいのが難点です。
室内で土間コンクリートを快適に使うには、断熱材の施工や床暖房の導入といった工夫が有効ですが、その分コストが増えてしまいます。
また寒冷地では凍結や剥離などの凍害リスクがあるため、外構に採用する際は、施工業者に具体的な凍害対策の有無を確認しておくと安心です。
3_夏は照り返しが強い
冬は底冷えしやすい一方で、夏場は直射日光によりコンクリート表面が非常に熱くなり照り返しも強まります。
特に真夏の昼間には、コンクリートの表面温度が50〜60℃に達することもあり、外構の土間コンクリートを裸足で歩くと火傷の恐れがあります。
小さなお子様やペットが裸足で触れる可能性がある場所では、日陰をつくる工夫や、人工芝などの熱くなりにくい素材を取り入れると安心です。
4_リフォームが高額になりやすい
土間コンクリートのリフォームは、新設よりも高額になりやすい傾向があります。
既存コンクリートの撤去・処分に費用がかかり、地盤の劣化補修や人件費などが加算されるためです。
「植栽や芝生を残せばよかった」などと後悔しても簡単にやり直すことはできません。
目先の使いやすさだけでなく、数年後の生活スタイルまで考えて検討しましょう。


優良業者を見分ける7つのポイント
土間コンクリート工事で失敗しないためには、価格だけでなく、 誠実な対応と実績のある業者を選ぶことが大切です。
優良業者を見分ける7つのポイントは次のとおりです。
- 建設業許可を持っている
- 施工事例が豊富で写真付き
- 詳細な見積り内訳がある
- 適正価格を提示している
- 質問に専門的かつ丁寧に回答
- 保証制度や保険加入が明確
- 自社施工または信頼できる協力会社で責任が明確
まずは複数社から見積もりを取り、上記のポイントで比較することから始めましょう。
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土間コンクリートのメンテナンス方法


土間コンクリートは、日常の掃除+汚れに応じた洗浄+コンクリート表面保護剤で、美観と機能を長く保てます。
日常的な清掃は、ほうきでの掃き掃除や水洗いで十分です。
洗剤を使う場合は、中性またはアルカリ性洗剤を選びましょう。
※酸性洗剤はコンクリートを傷める恐れがあるため、広範囲での使用は避けてください。
次に、土間コンクリートの汚れと対処法を一覧でまとめました。
| 汚れの種類 | 主な原因 | 対処法(洗剤・道具など) |
|---|---|---|
| タイヤ痕 | ゴムの摩擦・擦れ | 水+ブラシでこする/高圧洗浄 |
| 黒ずみ | 排気ガス・ほこり・雨水など | アルカリ性洗剤や重曹スプレー +ブラシ洗浄 |
| 油ジミ | 自動車のオイル漏れ | 専用洗剤で油を浮かせて拭き取り |
| カビ・苔 | 湿気・日陰 | 強力カビ取り剤+ブラシ洗浄 |
| 白華(はっか) | 水酸化カルシウムの析出 | クエン酸など酸性洗剤で中和 →水洗い |
また、汚れの再付着を防ぐためには、コンクリート床強化剤や撥水コーティングの施工がおすすめです。
施工後や洗浄後に塗布することで、効果を持続させ、コンクリートの美観を長期間保つことができます。
土間コンクリートのDIYをおすすめしない理由


土間コンクリートにおいて、多くの専門家は「DIYではなく、プロに任せたほうが良い」とすすめています。
材料の配合・気温・水分量・勾配(傾斜)・乾燥スピードなど、複数の要素を同時にコントロールする高度な技術が求められるためです。



コンクリートは一度固まるとやり直しがきかない一発勝負の施工でもあります。
よくある失敗例は次のとおりです。
- 勾配不足による水たまり
- ひび割れの発生
- 表面のムラ・凹凸・色むら
- 材料・人手・道具の不足
- 剥がれや仕上げの剥離
実際の口コミも見てみましょう。
今日は1人で大きな土間コン打ちに挑戦しました。開拓史上ベスト3に入るくらいきつかったです。パッと見それっぽいですが、コンクリートをおさえているうちにどんどん固まって作業が追いつかず見事に失敗しました、、、yeah
引用元:X
土間コンクリートのDIYに失敗すれば補修では済まず、撤去・再施工が必要になるケースもあります。
そのため、費用や仕上がりのリスクを考えるとプロに依頼するのが安心です。
土間コンクリートに関するQ&A
土間コンクリートに関するよくある質問を、下記にまとめました。
- 犬走りと土間コンクリートの違いは?
-
犬走り(いぬばしり)は建物の基礎周りに細く設けられる通路状のコンクリートで、主に建物の保護や防犯を目的とします。
一方、土間コンクリートは駐車場やアプローチなど広い面積に施工され、生活動線や機能性を重視した舗装です。
- 雨の日でも施工できる?
-
雨の日の施工は、土間コンクリートの品質に影響を与える可能性があります。
特に打設後や仕上げ工程中の雨は、コンクリートの強度や見た目に悪影響を与えることがあります。雨が予想される場合は、施工を避けるか、適切な養生を行うことが重要です。
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まとめ|土間コンクリートの特徴をおさらい


土間コンクリートとは、日本家屋で使われてきた「土間」が現代の住宅や外構に合わせて進化したものです。
コンクリートは素材で、土間コンクリートは施工方法を意味します。
「強さ・見た目・手入れのしやすさ」のバランスが取れた素材として人気です。
土間コンクリートの項目ごとの特徴は、下記のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 1㎡あたり約9,000〜15,000円が目安 【駐車場】 1台分なら約20万円前後 2台分なら約30万〜40万円前後 ※価格は現場状況や地域によって変動 |
| 構造 | 地盤・砕石層・コンクリート層の3層構造 コンクリート内部にワイヤーメッシュ |
| 施工期間 | 約1~3日 |
| 養生期間 | 約10日 最大強度を得るには約1カ月 |
| 仕上げ | 金ゴテ仕上げと刷毛引き仕上げが有名 |
| メンテナンス | ほうきでの掃き掃除や水洗い 汚れに応じた洗剤を使用 コンクリート床強化剤や撥水コーティングの施工 |
| DIY | 高度な技術が求められるため、おすすめしない |



メリットは、掃除やメンテナンスのしやすさ!
デメリットはやっぱり費用面ですね……
- 耐久性が高い
- 雑草ゼロで清掃もカンタン
- 車の泥はね・汚れを防ぎやすい
- デザイン性が高い
- 初期費用が高め
- 冬は底冷えしやすく、凍害にも注意
- 夏は照り返しが強い
- リフォームが高額になりやすい
土間コンクリートで失敗しないためには、信頼できる業者選びが大切です。
下記の7つのポイントで優良業者を見極めましょう。
- 建設業許可を持っている
- 施工事例が豊富で写真付き
- 詳細な見積り内訳がある
- 適正価格を提示している
- 質問に専門的かつ丁寧に回答
- 保証制度や保険加入が明確
- 自社施工または信頼できる協力会社で責任が明確
いかがでしたでしょうか。
この記事では外構をメインに、土間コンクリートの施工方法や費用相場、注意点などを解説してきました。
そして、もし今「これから家を建てよう」と考えている段階の方であれば、ハウスメーカー選びがとても重要です。
実際、どの会社で建てるかによって外構計画や予算配分にも違いが出てきます。



筆者のぽりんきは、建築士として18年以上、2,000組以上の家づくりをサポートしてきました。
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