
ビルトインガレージって憧れるけど、費用はいくら?
固定資産税が高くなるって聞いたけど本当?
家づくりを検討する中で、ビルトインガレージに魅力を感じている方は多いのではないでしょうか。車を雨風から守れるだけでなく、趣味や収納スペースとしても活用できるのがビルトインガレージの魅力です。ただその一方で、「建築費用が高そう」「固定資産税が高くなるって聞いたけど、どういうこと?」といった不安から、なかなか踏み切れない方も少なくありません。
中には「容積率から除外されるから固定資産税もかからない」といった誤解も見受けられますが、これは完全な間違いです。



筆者も、「ビルトインガレージは税金もかからないと思ってた」と驚くお客様を多く見てきました。でも、実際には容積率と固定資産税の課税基準とは全く別の話。知らないと損をするポイントも多いんです。
この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、ビルトインガレージの建築費用と固定資産税についてわかりやすく解説します。課税の仕組みや費用の目安だけでなく、課税されない条件や自治体の違い、建築時の注意点まで幅広く取り上げていきますので参考材料にしてください。
- ビルトインガレージは容積率の緩和対象でも、固定資産税の課税対象になる。
- ビルトインガレージの固定資産税の相場は年間23,100円~65,520円。
- 建築費用は坪60万円が目安。構造によって坪50万~80万円ほどの幅がある。
ガレージ付き住宅は、家族のライフスタイルに豊かさをプラスしてくれる反面、計画を間違えるとコスト面で後悔する可能性も。
この記事を通じて、ビルトインガレージに関するコスト面や税金の不安を解消していきましょう。


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ビルトインガレージとは?特徴とメリットを解説





ビルトインガレージってそもそもどういうもの?屋外の車庫と何が違うの?
ビルトインガレージに興味はあるけれど、具体的にどんな特徴があって、他の駐車スペースとどう違うのかがわからず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。まずはビルトインガレージの基本的な構造や特徴、選ばれる理由について見ていきましょう。
ビルトインガレージの定義と構造
1階部分に車を停めるスペースを確保し、その上に居住スペースがあるようなつくりが一般的です。最大の特徴は、建物と構造的に一体化していること。屋根や壁、柱、基礎などが住宅と共有されており、駐車スペースから家へのアクセスが良いことが最大の魅力です。
都市部など敷地が限られる場所で、居住空間と駐車スペースを効率よく確保できるという点でも人気が高まっています。また、車だけでなく、自転車やアウトドア用品の収納、趣味用の作業スペースとしても活用されています。
ビルトインガレージのメリットとデメリット
ビルトインガレージには利便性などメリットも多いですが、注意点もあります。採用してから後悔しないために、まずはメリット・デメリットを見ていきましょう。
- 雨風から車を守れる
車が濡れたり傷んだりしにくく、劣化を防ぎます。 - 乗り降りが快適
雨の日でも濡れずに室内へ移動できる動線の良さが魅力。 - 収納や趣味空間にも活用可能
自転車、アウトドア用品、工具などの収納スペースに。DIYやバイクいじりの空間として使う方も増えています。 - 敷地を有効活用できる
特に狭小地では、ガレージを建物内に組み込むことで建蔽率(=敷地面積に対する建築面積の割合)やスペースの制約をクリアしやすいです。
- 居住空間が狭くなる可能性
1階に車庫を組み込む分、居住スペースが制限される場合があります。 - 防音・排気対策が必要
居住空間とつながっているため、車の音や排気ガスが気になることも。
屋外ガレージ・カーポートとの違い




ビルトインガレージと比較されやすいのが、屋外に設置するガレージやカーポートです。それぞれの特徴を比較してみましょう。
- 屋外ガレージ(独立型の車庫)
建物とは別に設けられた独立型の車庫。
建物と離れているため音やにおいの問題が少なく、駐車スペースだけでなく趣味のスペースとして利用することも多い。基本的には固定資産税の対象となる。
商品価格は1台用で50万円~、2台用で80万円~が目安。施工費や残土処理などの諸費用を入れると150万円~が必要になる。
施工は着工から引き渡しまで2ヶ月前後かかる。(建築確認の時間を除けば1週間~10日程度) - カーポート
柱と屋根だけの簡易構造で、壁がないため固定資産税の対象外になるケースが多い(自治体による)。
費用は比較的安く、工事も短期間(数日程度)で済む。
商品価格は1台用で27万円~、2台用で50万円~が目安。工期が短いため施工費用も安い。


安価に建てられるカーポートですが、デザイン性の高いものは1台用で280万円ほど(施工費等別)の商品もあります。例えば、三協アルミの「アトラード」という商品は、2,778,900円~です。※2025年現在の価格
安く済ませるつもりが、結果的にガレージ以上の費用になってしまうケースもあるため、想定以上に高額になることを避けるためにも、あらかじめ予算に合ったタイプをチェックしておくことが大切です。



一方でビルトインガレージは、家と一体化した構造で利便性は高いものの、その分建築費や税金面での影響が大きくなる点に注意が必要です。


ビルトインガレージの固定資産税はどうなる?





ビルトインガレージにすると、固定資産税はどうなるの?
税金の計算方法や評価額などの話はやや複雑なため、漠然とした不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
この章では、ビルトインガレージが固定資産税の対象になる条件や、よくある勘違いの原因、評価の考え方についてわかりやすく解説していきます。損をしないためにも、制度の仕組みをしっかり確認しておきましょう。
そもそも固定資産税とは
ビルトインガレージに固定資産税がかかるかどうかは、「建物」として評価されるかどうかにかかっています。評価対象となる建物には、以下の3つの要件が求められます。
- 外気分断性がある
屋根や壁で外気と明確に遮断されている構造であること。
三方向以上が壁で囲まれ、屋根がある構造。 - 定着性があること
建物が地盤にしっかり固定されていて、簡単に動かせない状態であること。
基礎や柱でしっかり固定されている。 - 用途性があること
建物がある目的のために利用できる状態であること。
駐車スペースとして実際に使えるガレージや、物置などを含む



ビルトインガレージは、この3つの要件すべてに当てはまるので「建物」として扱われます。つまり、固定資産税の課税対象です。
「ビルトインガレージは固定資産税がかからない」という誤解の原因



ビルトインガレージは固定資産税がかからないって聞いたけど…
これはよくある誤解のひとつで、その原因は「容積率の緩和」と「課税対象」をごちゃまぜに考えてしまっていることです。
容積率とは、敷地面積に対する延べ床面積の割合のことです。
建築基準法に基づき、土地にどのくらいの規模の建物を建てられるかを制限するために定められています。
165㎡ × 150% = 247.5㎡
→ なので、延べ床面積は247.5㎡(約75坪)までの建物が建てられる、ということになります。
ビルトインガレージは、一定の条件を満たせば容積率の計算をする際の「延べ床面積」に含めなくてもよいという特例があります。
例として、次のような土地を考えてみましょう。
【敷地面積が50坪(約165㎡)で容積率が150%の場合】
この土地では、延べ床面積が247.5㎡(約75坪)までの建物が建てられます。
ここで、たとえば車2台分のビルトインガレージ(約12㎡)を建てたとしましょう。
このガレージ面積が建物全体の延べ床面積の1/5以内に収まる場合、その分は容積率から除外できるので、実質的に約12㎡分、容積率の余裕が生まれることになります。
つまり、建物本体で使える面積が247.5㎡+12㎡=259.5㎡相当になるイメージです(法定上はあくまで247.5㎡以内の扱い)。
また、地下に車庫を設ける場合は、建物全体の延べ床面積の1/3までは容積率に算入しなくてもよいことになっています。



ビルトインガレージは容積率に含まれない、という情報だけが一人歩きして、「だったら固定資産税もかからないのでは?」と誤解されるケースが多いんです。
容積率の緩和はあくまで建築基準法上の規制の話です。一方で、固定資産税は建物自体の評価額に対して課税されるもの。容積率が緩和されても、建物の評価額が低くなるわけではありません。
つまり、容積率に含まれない=課税されない、というのは完全に別の話なのです。
シャッターの有無で固定資産税は変わる?
また、シャッターが無ければ「外気分断性」に当てはまらなくなるので、固定資産にならないのではという声もあります。
しかし、「外気分断性」の要件は”三方向以上が壁で囲まれ、屋根がある構造”ですので、ビルトインガレージのシャッターの有無は固定資産税には関係ありません。



シャッターがなくても、三方向が壁や屋根で囲まれていれば、固定資産税の対象です。
ビルトインガレージの建築費用」と「固定資産税がどのくらいかかるか」を見ていきましょう。
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ビルトインガレージの建築費用はどのくらい?





ビルトインガレージってかっこいいけど、いったいどれくらい費用がかかるの?
家づくりを考えるうえで、費用の見通しは特に重要なポイントです。ビルトインガレージは見た目も機能性も魅力的ですが、構造が特殊なぶん普通よりコストがかかるのではと不安に感じる方は多いと思います。
ここでは、具体的な費用の相場や広さ・階数による違いについて詳しく見ていきましょう。
ビルトインガレージの坪単価目安
坪単価を見ると、通常の住宅の坪単価と大差はないことがわかります。
ただし、2台並列駐車のビルトインガレージはこの目安より高くなるケースも。これは、開口部(車の出入り部分)を大きく取る必要があり、耐震性を確保するために構造が複雑になることが原因です。
また、余った部屋をリノベーションでビルトインガレージにする場合にも、間取りや構造によっては施工費用が大幅に高くなることもあるため注意しましょう。



新築でビルトインガレージを採用すると、家全体の間取りに大きく影響します。しかし、ガレージを設けたからといって、必ず建築費が極端に高くなるわけではありません。
ビルトインガレージの建築費用
駐車スペースの幅や奥行を考えると、余裕を持たせて1台用なら約5.5~6坪、2台用なら約11~15坪必要です。
それぞれの広さごとの建築費用はこのようになります。(※坪単価60万円で計算)
駐車台数・駐車方法 | 必要な広さ | 建築費用 |
---|---|---|
1台駐車 | 間口3m〜3.5m×奥行6m (約5.5~6坪) | 330万~360万円 |
2台縦列駐車 | 間口3m〜3.5m×奥行14m (約12~15坪程度) | 720万~900万円 |
2台並列駐車 | 間口6m〜7m×奥行6m (約11坪~13坪) | 660万~780万円 |
次のセクションでは、固定資産税の具体的な計算方法についても紹介します。
ビルトインガレージの固定資産税はどれくらい?計算方法は?





固定資産税って、どれくらいかかるものなの?
家を建てたあとは、毎年かかってくるのが「固定資産税」です。ビルトインガレージも、基本的には建物部分として評価されるので課税の対象。この章では、固定資産税の仕組みとビルトインガレージの評価方法、税額の目安について解説します。
固定資産税の計算方法
固定資産税は、評価額に一定の税率をかけて計算されます。税率は原則として1.4%です(※市町村によって異なる場合あり)。
固定資産税額=固定資産税評価額 × 税率(1.4%)
税率は、市町村によって異なる税率を設定していることもあります。正確な税率は、毎年4月に送付される「固定資産税の納税通知書」を確認しましょう。



固定資産税の納税通知書には、固定資産税評価額と税率が書かれているのでぜひチェックしてみてください。
ビルトインガレージの「固定資産税評価額」の相場は?
固定資産税の金額を計算するためには、まずは「固定資産税評価額」を知る必要があります。



実は、建築費=評価額ではないんです。
ここでは、固定資産税の金額を決めるもとになる「固定資産税評価額」の考え方をやさしく解説していきます。
土地や建物に対して固定資産税を計算するための基準となる金額で、各自治体が独自に算定します。
建物の場合は、建築費のおよそ50~60%程度が目安とされています。
土地の場合は、土地の時価の約70%程度が目安です。
ビルトインガレージの建築費用は、構造や仕上げによって異なりますが、おおよそ以下のような価格帯です。
- 1台駐車用の場合
建築費の目安:330万~360万円 - 2台縦列駐車(前後に停める場合)
建築費の目安:720万~900万円 - 2台並列駐車(横に並べて停める場合)
建築費の目安:660万~780万円
したがって、ビルトインガレージの固定資産税評価額の目安は、建築費の50~60%程度と考えると、以下のようになります。
- 1台駐車用の場合
約165万~216万円 - 2台縦列駐車の場合
約360万~540万円 - 2台並列駐車の場合
約330万~468万円
ビルトインガレージの固定資産税の相場


評価額の目安がわかったところで、実際にどのくらいの固定資産税がかかるのかも見ておきましょう。
税額は、先述のとおり「評価額 × 税率(1.4%)」で計算されます。たとえば──
- 評価額:180万円
- 税率:1.4%
この場合、年間の固定資産税は25,200円になります。
以下は、建築費と評価額から算出した、おおよその税額イメージです。
駐車台数・方式 | 評価額の目安 | 年間の固定資産税(1.4%換算) |
---|---|---|
1台駐車用 | 約165万~216万円 | 約23,100円~30,240円 |
2台縦列駐車 | 約360万~540万円 | 約50,400円~75,600円 |
2台並列駐車 | 約330万~468万円 | 約46,200円~65,520円 |
※上記はあくまで概算の目安です。実際の税額は自治体の評価や税率によって異なります。
また、電動式のシャッターやオーバースライダー(オーバーヘッドドア)など高額な設備を設けると、固定資産評価額がさらに高くなり、固定資産税も上がります。
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ビルトインガレージを設置する場合の4つの注意点


ビルトインガレージには多くのメリットがありますが、その一方で「思ったより費用がかかった」「使い勝手に想定外の不便があった」という声も少なくありません。
ここでは、よくある費用面や設計上の注意点を具体的に解説します。
- 費用が思ったよりもかかった
- 将来の車の買い替えや車の追加を考慮していなかった
- 1階のスペースが狭くなった、車の騒音がする
- シャッターの開閉スピードが遅い
1_想定以上に費用がかかるケースも
ビルトインガレージ、坪単価80万ほどした記憶があります。
ガラス張りではなくて壁です。
出典:Yahoo!知恵袋|2015/04
ドアが二箇所(ひとつは内玄関に入るドア、ひとつはシャッターの脇から道路に出るドア)、ガレージシャッター、壁収納がついています。
特に、以下のような追加要素によって費用が上乗せされることが多いので注意しましょう。
- 車の出入りを考慮して間口を広げ、耐震構造を強化する必要がある
- シャッターやドアの設置費用(特に電動式は高額)
- 車庫内の照明・コンセントなどの電気配線
- 排気ガス対策としての窓や換気設備の追加
また、防火地域や準防火地域に指定されているエリアでは、ビルトインガレージの構造にも制限がかかります。



たとえば、天井や壁には不燃性の建材を使う必要があるなど通常より厳しい基準が設けられているため、仕様によっては建築コストが上がることもあります。
そのため、ビルトインガレージを設ける場合は、建築予定地がどの地域区分に該当するかを事前に確認しておくことが重要です。
2_将来の車の買い替えや台数の追加に注意
ガレージのサイズや形状は、一度作ると簡単には変えられません。将来のことも見据えて、以下の点を考慮しておくと安心です。
- ミニバンやSUVなど将来の車種にも対応できる寸法を確保する
- 2台目・3台目を想定した敷地計画や外構設計をしておく
1階スペースが減る/間取りや生活動線にも影響
2階リビングにする場合、高齢になったときに階段の上り下りが負担になる可能性もあるため、将来の生活動線も意識しておきましょう。
2階リビングの注意点や対策は、こちらの記事で詳しく解説しています。併せて参考にしてください。


騒音やシャッターの使い勝手にも注意


我が家のビルトインガレージの手動式シャッターですが、
出典:Yahoo!知恵袋
車庫の上に母の部屋がある為、音が気になり、早朝や深夜には、
車を使うことを極力控えています。
また、シャッターの種類によっても使い勝手に差があります。実際にビルトインガレージを設置した方に聞くと、特に静音性を重視してシャッターを選んだという声が多いです。
オーバースライダーを取り付けましたが、静音性を考慮されたオーバースライダーは深夜でも近所を気にすることなく開け閉め出来ます。
ただ、オーバースライダーは車輪が複数付いている為、レールジョイント部分を通過する時にコトンコトンと音がします。
参照:Yahoo!知恵袋
ビルトインガレージのシャッターには「手動タイプ」と「電動タイプ」があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、使い勝手や予算に応じて選びましょう。
手動シャッター
メリット
- 初期費用が安く、コストを抑えやすい
- 故障の心配がほとんどなく、シンプルな構造
デメリット
- サイズが大きくなると重くて開け閉めが大変
- 雨風の強い日や深夜の出入り時に不便
- 開閉時の音が大きく、家族や近隣への配慮が必要
電動シャッター
メリット
- ボタンひとつで開閉でき、力がいらず便利
- 雨の日でもスイッチやセンサーで開け閉め可能で楽
- 開閉音が比較的静かで、深夜の出入りにも向いている
デメリット
- 故障時には修理や手動切替が必要になる場合も
- 初期費用が高め
- 開閉スピードがゆっくりで、急いでいるときに不便
ビルトインガレージに関するよくある質問(Q&A)



ここでは、ビルトインガレージに関するよくある質問にQ&A形式でお答えします。
- ビルトインガレージの固定資産税はどのくらいかかりますか?
-
ビルトインガレージの建築費によって幅がありますが、年間23,100円~65,520円が相場です。
固定資産税は、建築費の50~60%が評価額となり、これに税率(原則1.4%)をかけて算出されます。
たとえば、建築費が360万円の1台用ガレージなら、評価額は約180万円。税額は年間25,200円前後になります。2台用の場合は評価額が300万~500万円程度になるケースが多く、税額は年間4~7万円台が目安です。
※評価額や税率は自治体によって異なるため、詳細は納税通知書などで確認しましょう。 - シャッターを付けなければ、固定資産税はかかりませんか?
-
いいえ、かかります。
固定資産税が課されるかどうかは「外気分断性・定着性・用途性」の3要件によって判断されます。三方向以上が壁で囲まれ、屋根があれば、シャッターがなくても固定資産として評価される可能性が高いです。
- 車が増えたら、後からビルトインガレージを増設できますか?
-
増設自体は可能ですが、既存住宅との構造的な整合性や強度確保が必要なため、簡単なリフォームとは異なります。
間取りや耐震性への影響も大きく、費用も割高になりやすいです。将来の台数をある程度想定したうえで、最初から余裕を持った設計を検討するのがおすすめです。
- ビルトインガレージを採用すると、間取りにどんな影響がありますか?
-
一番大きな影響は1階の床面積が削られることです。
敷地に限りがある場合、リビングや水回りを2階に配置する間取りになるケースも多くなります。特に2階リビングは、高齢になったときの生活動線に配慮が必要です。階段の昇り降りが負担にならないよう、将来を見据えた間取り計画が重要です。
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まとめ|ビルトインガレージの建築費用と固定資産税についておさらい
この記事では、ビルトインガレージには固定資産税がかかるのか、費用の相場はいくらくらいなのかについて解説しました。
この記事のまとめ
建築費用の目安
- 坪単価はおおむね50万~80万円(構造・仕様によって変動)
- 1台用:330万~360万円
- 2台用:660万~900万円
固定資産税の相場
- 評価額は建築費の50~60%程度が相場
- 年間の税額はおおよそ2万~7万円台
- 評価額・税率は自治体により異なるため、納税通知書の確認が必要
ビルトインガレージは、デザイン性・快適性・利便性に優れた設備ですが、建築コストと維持費(税金)を含めて総合的に判断することが大切です。
将来のライフスタイルも視野に入れながら、後悔のない家づくりを進めていきましょう。



具体的な費用や税金のことを教えてほしいけど、どこに相談すればいいかわからない…



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