
2階リビングって住みにくい?後悔することもある?
人気の間取りだけど、実際の住み心地が気になる…
近年、狭小地住宅などでも開放感がある2階リビングの間取りが人気を集めています。日当たりが良く、眺望も楽しめることから、積極的に導入されることが多い間取りです。



しかし、実際に住んでみると「こんなはずじゃなかった」と後悔する声も少なくありません。
この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、2階リビングで後悔する具体的な理由と、その対策方法を詳しく解説します。
これから家づくりを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
- 2階リビングで後悔する人が多い理由は老後の階段昇降、重い荷物の運搬、夏の暑さ・冬の1階の寒さなど
- 実際の住人の声では「階段すら登れなくなったら老人ホーム」「冷蔵庫搬入でクレーン代33,000円かかった」なども
- メリットも多く、日当たりの良さ、プライバシー確保、眺望、開放感ある空間が魅力
2階リビングの間取りは、明るく開放的な空間を重視する方や狭小地での建築を考えている方には特におすすめです。自分たちのライフプランに合っているか、読み進めながら検討していきましょう。


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2階リビングで後悔する7つの理由と実際の体験談


「2階リビング」を検討する人は年々増えていますが、実際に暮らしてみると想定していなかった不便さや後悔の声も少なくありません。とくに生活動線や暑さ・寒さ、大型家電の運搬など、住んで初めて気づく落とし穴があるのが2階リビングの特徴です。
ここでは、2階リビングを選んだ方々の体験談をもとに、よくある後悔ポイントを7つご紹介します。これから家づくりを考える方は、ぜひチェックしておきましょう。
- 老後に階段の昇り降りが負担になるのが不安
- 食品や荷物、子どもを抱えた状態で階段を使うのが大変
- 夏の2階リビングが暑い
- 逆に冬は1階が冷え込みやすい
- 1階の日当たりが悪く湿気がこもる
- ベビーゲートや安全対策が必須で手間がかかる
- 2階リビングは万人受けしない間取りで、買い手が限定されやすい
後悔の理由1_老後の生活が不安


年齢を重ねるとどうしても階段の昇り降りが負担になってくるため、リビングが2階にあることで生活がしづらくなる可能性があります。
リビングは食事・くつろぎ・家族の集まる場所など、暮らしの中心になる空間。そのため、トイレや浴室が1階にあると、毎日何度も階段を行き来することになり、足腰への負担が大きくなりがちです。
将来的に暮らしやすさを保つために、階段昇降機やホームエレベーターの設置を検討する人もいますが、後付けには高額な費用や大がかりなリフォームが必要になることも。こうした点もふまえて、将来の暮らし方をあらかじめイメージしておくことが大切です。
我が家も2階リビングですが、妻とも『階段すら登れなくなったら老人ホームだね』と話をしています
出典:Yahoo!知恵袋
大変ですよ~!歳になり足が(私の母は70代でなりました。ちなみに母の同級生も何人か。)…となるとホームエレベーターでも付けますか?それとも住み替え?それが出来るなら良いでしょうが。私の友人は2階リビングでしたが、キッチンをやり替えるタイミングで全ての水回りを1階にする為にキッチンを移動するそうです
出典:Yahoo!知恵袋
後悔の理由2_日常的な荷物の運搬がしんどい
また、冷蔵庫や洗濯機といった大型家電の搬入にも注意が必要です。階段が狭い場合はクレーン車を使った搬入になることもあり、思わぬ追加費用が発生するケースもあります。
さらに、お子さんがいる家庭では、ランドセルや学校用品などの荷物が2階のリビングまわりに集まりやすく、収納場所に困ることも。日々の動線や荷物の置き場所についても、事前にシミュレーションしておくことが大切です。
新築2階リビングの家を建てたのですが冷蔵内階段庫搬入ができません・・・・建築業者とは何度も2階リビングの懸念点、冷蔵庫の搬入を気にして内階段で搬入ができる様依頼してきました
出典:Yahoo!知恵袋
最低でも500Lの冷蔵庫を設置したく、購入予定冷蔵庫のスペックを伝達し進めてきましたその時は、建築メーカー回答は『搬入出来ます』の一点張りでした
しかし、結果3社家電量販店にて現地確認した結果階段搬入は出来ないとの事でした
その為、クレーン吊り上げでの搬入となりましたクレーン搬入の場合は、1回33,000円かかります
後悔の理由3_夏の暑さ対策が大変
エアコンの効きも悪くなりやすく、光熱費が高くなる傾向があります。
特に、西向きの窓を設置した場合や開放的な勾配天井を採用すると、熱がより溜まりやすくなり、快適な空間を保つための対策やコストが増えるでしょう。
屋根からの輻射熱:小屋裏のあるタイプと比較したことないのですが、結構あるかと思います。→断熱材を厚くすることをお勧めします
出典:Yahoo!知恵袋
後悔の理由4_冬は1階が寒くなりがち


特に寝室や洗面所などを1階に設けた場合、寒さが原因で「顔を洗うのが億劫」「布団が冷たくて辛い」など生活の快適性が損なわれる可能性も。
2階リビングの冬は1階部分が寒いです!
構造上の問題で夏は2階が暑く、冬は1階が寒いのは仕方ないですね。
参照:スマートパパの毎日プラス!
後悔の理由5_1階の湿気対策が必要
特に住宅が密集するエリアや、敷地が狭小なケースでは、1階にほとんど日が入らず、湿気がこもりやすくなることも。風通しの悪さも重なると、カビや結露、空気のよどみが気になる…といった声も少なくありません。
また、1階を寝室にする場合は、布団に湿気がたまらないようにこまめな換気や布団干しが必要になるなど、日々の手間も増えがちです。
以前二階リビングでしたが、メリットは日当たり、デメリットは買い物の重い、大量の荷物を運ぶのが大変、一日の階段の上り下りが一階リビングより多い、夏は暑すぎる、1階の寝室は日が当たらないと凄いジメジメするって感じでした
出典:Yahoo!知恵袋
後悔の理由6_子育て時期の不便さ


2階リビングは明るく開放的な空間をつくりやすい反面、子育て世代には配慮すべきポイントも多くあります。
また、就学前後のお子さんがいる家庭では、ランドセルや学用品などの収納スペースを2階に確保しておかないと、リビング周辺が散らかりやすくなるという声も。生活動線と片付けのしやすさを両立させるためには、学用品や着替えなど「子どもの荷物」が集まりやすい場所に収納を組み込んでおくことが大切です。
さらに、子どもが成長して個室を1階に配置した場合、家族が顔を合わせる機会が減るという声もあります。たとえば、1階の自室から直接外出できてしまう間取りでは、リビングを通らずに帰宅・登校できてしまうため、日常的なコミュニケーションが減るきっかけにもなりかねません。
息子がぐずってる時は、抱っこしながら荷物を持って上がって…っていうことも多々あり。
参照:住友林業のマイホームで暮らしと時間が整うお家づくり
しかもお腹減ってて機嫌悪くて、
2階に上がるなりすぐにご飯の用意に取りかからないと、
息子の機嫌がおさまらないんですよね
後悔の理由7_売却時に不利になる
家を建てるときにはあまり意識しないかもしれませんが、将来的に住み替えや売却を検討する場面が訪れることもあります。
もちろん、2階リビングを好んで選ぶ購入層も一定数いますが、将来の売却を視野に入れるなら、汎用性のある間取りやエレベーター設置の余地を考慮しておくと安心です。
2階リビングの戸建を内見すると、そのマイナス要因がクリアになるため、2階リビングによって快適な住環境がつくれていることを実感出来ます。
参照:戸建売却職人の戸建売却知っ得情報
ただ、2階リビングは「好き嫌い」がある間取りの為、万人受けはしない事は承知しておいて下さい。
こんな“意外な盲点”も…
2階リビングの後悔には動線や暑さ寒さのほかにも、「こんなところが不便だった…」という意外なポイントでのストレスを挙げる声も見受けられます。
一階リビングの場合、二階に誰も居ない日中に全ての窓を開け放って換気をしていたのに、
出典:OKWAVE
二階リビングになってからは、一階に誰も居ないのに窓を開けておくのが防犯的に怖い
ずっとアパートなどで暮らしていたからかも知れませんが、2Fリビングは非常に快適です。
出典:OKWAVE
ただし、リビングの下の1Fにいる人は大変なようです。
結構夜遅くまで起きているため、1Fではうるさくて眠れないそうです。
キッチン~洗面所とお風呂場の真下がちょうど子供部屋で、洗濯機とお風呂の真下に当たる場所に長男次男の二段ベッドを置いてる感じです。
出典:Yahoo!知恵袋
シャワーの音や風呂場でイスを引きづる音はかなり聞こえると言ってました。
私は排水管の高圧洗浄を生業とする者ですが、特に2階に台所を設置した場合に、どうしても排水管の距離が長くなってしまい、詰まりやすくなります。
出典:Yahoo!知恵袋
詰まるだけなら良いのですが、シンク下の施工の仕方によってはそこから溢れて下の階の天井から雨が降ることになります(汗)
こうした後悔ポイントも、事前に知っておけば多くは対策可能なものばかりです。
たとえば、
- 水回りの真下は寝室を避ける、防音材を施工する
- 定期的に排水管の点検・清掃をする、施工会社に配管経路を確認しておく
- 1階の窓には面格子をつける、人目のある位置に設置する
などで対策できます。



2階リビングには特有の快適さがありますが、こうした「見えにくい落とし穴」にも目を向けることが、後悔しない家づくりへの第一歩です。


2階リビングの4つのメリット


後悔する理由ばかりお伝えしましたが、2階リビングには魅力的なメリットも数多くあります。
開放感やプライバシーの確保など、暮らしやすさにつながるポイントも多く、上手に取り入れれば満足度の高い住まいに。
この章では、2階リビングの主なメリットを4つの視点から紹介していきます。デメリットとあわせて比較することで、自分たちに合った住まいかどうか判断していきましょう。
日当たりが良く明るい空間に
隣家が密集した狭小地や旗竿地でも、2階なら日差しが入りやすく、リビングが自然光で満たされます。とくに南向きに大きな窓を設ければ、開放感もぐっと高まります。
2Fリビングは「ぱーっ」と明いですし(それに比べると1Fはかなり暗い感じがします)、間取り次第ですが、廊下が必要ない分、広くて開放的な空間がつくれます。
出典:OKWAVE
うちは(キッチン)-(ダイニング+リビング)-(和室)を一直線につなげた間取りにしています(2×4ですと耐力壁というものが必要になるので、完全に壁がないわけではありません)が、同じ建坪の1Fリビングに家に住んでる人が「何でこんなに広いの?」と驚いていました。
1階では隣家の影に入ってしまうような土地でも、2階なら光をしっかり取り込めるため洗濯物が乾きやすく、室内も快適。立地条件をカバーできる点は、2階リビングならではのメリットといえるでしょう。
外からの視線を気にせず、くつろげる空間に
1階リビングでは通行人の目が気になってカーテンを閉めがちですが、2階なら窓を開けて自然光をたっぷり取り込めます。夜でも外から室内が見えにくいため安心感があり、リラックスしやすいのも嬉しいポイントです。
家族でゆったり過ごす時間や来客の多いご家庭にとっては、視線を気にしなくていいことは大きなメリットといえるでしょう。
2階リビングならではの眺望が楽しめる


周囲に住宅が建ち並ぶエリアでも、2階の高さを活かすことで視界が抜けやすくなり、圧迫感のない快適な空間が実現できます。立地によっては、季節ごとの風景変化や夜景、夏の花火大会なども自宅から楽しめる贅沢なロケーションに。
また、リビングとバルコニーをつなげれば、アウトドアリビングとしての使い方も可能です。朝食やティータイムを外の空気とともに楽しむなど、住まいの過ごし方に広がりが生まれます。
勾配天井や吹き抜けで、より開放感のある空間に


上階に部屋がないため構造の制約が少なく、天井を高く設計しやすくなります。天井が高くなることで視界が広がり、実際の床面積以上に広々と感じられるため、開放感のあるリビングを求める方には特におすすめです。圧迫感がなく、明るく風通しの良い居心地のいい空間が実現できます。
また、高さを活かしてロフトスペースを設けることで、収納や趣味部屋としても活用可能です。子どもの遊び場やワークスペースとして使うなど、ライフスタイルに応じた多目的な使い方ができるのも魅力です。
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2階リビングで後悔しないための5つの対策方法


2階リビングを選んで「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためには、しっかりとした事前の準備が大切です。間取りを考える段階から、暮らしやすさや将来の変化を見越して対策しておくことで、よくある失敗を防げます。
ここでは2階リビングで後悔しないためのポイントを、一つずつ詳しくご紹介します。
1_階段幅を広く確保しておく(推奨:幅90cm以上)


階段幅は日々の過ごしやすさに大きく影響します。米や飲料など、大きなものを抱えて狭い階段を昇るのは辛いという方も多いでしょう。
建築基準法では75cm以上と定められていますが、2階リビングの場合は90cm以上の幅を確保することをお勧めします。また、直線よりも緩くカーブした階段の方が勢いよく降りてしまうことが無く、安全性が高くなります。
- 大型家具や家電の搬入がしやすい
- 高齢になっても安全に昇降できる
- 手すりを両側に設置できる
- 荷物を持ちながらでも余裕を持って通れる



小さなお子さんがいる場合は、子どもを抱っこしながら荷物を持って昇ることもあります。そういったケースも想定して、余裕のある階段幅を意識して設計してもらうと良いでしょう。
2_将来のエレベーター設置スペースの確保


現在は必要なくても、将来的にエレベーター設置を検討するなら、あらかじめスペースを確保しておく必要があります。
家庭用エレベーターの設置には約300万円〜500万円程度の費用がかかりますが、後から設置するより新築時に配慮した方がコストを抑えられます。最低でも1畳程度のスペースがあれば設置可能です。エレベーターを設置するまでは収納スペースとして活用すると良いでしょう。
- 小荷物専用昇降機
人は乗らず、荷物だけ載せられれば良いという方向け。
費用:100~150万円 - ホームエレベーター
2人以上の人が乗るならこちら。
費用:250~500万円 - いす式階段昇降機
階段に取り付けるタイプの昇降機で導入コストも安価。1人だけ昇り降りできれば良い方はこちらがおすすめ。
費用:60~100万円



家庭用エレベーターは、導入後にも電気代やメンテナンス費用が発生します。設置する場合は、ランニングコストも含めて検討すると良いでしょう。
3_屋根や窓の断熱性能を確保


2階リビングの暑さ対策には、高い断熱性能が欠かせません。特に、屋根や窓サッシの断熱性能はこだわりたい部分です。
- 屋根(天井)の断熱
屋根(天井)は直射日光を最も受けやすく、室温上昇の主因になるため、高性能な断熱材を用いた施工が不可欠です。
充填断熱・外張り断熱などの工法の違いや、使用する断熱材はメーカーによって異なるので、契約前にしっかり比較検討しましょう。 - 遮熱性のある屋根材(瓦屋根など)
屋根材にも遮熱性・断熱性の高い素材を使うと安心です。
特に瓦屋根などが断熱性に優れていますが、難しい場合は遮熱塗料という手段も。遮熱塗料を塗布することで、屋根表面温度を最大20℃前後抑えられるとされており、 室内の暑さ軽減にも効果が期待できます。 - 窓の断熱
窓は外気の影響を受けやすいため、断熱性の高い樹脂フレームサッシ+Low-E複層ガラス(ペアガラス以上)の組み合わせが効果的です。
特に南向き・西向きの窓は、室内に熱を通しにくい遮熱タイプのガラスを選ぶと◎。


4_2階リビングの水回りの配置
2階リビングを採用する際に悩みやすいのが「水回りの配置」です。浴室・洗面・トイレ・洗濯機といった水回り設備をどの階に配置するかで、暮らしやすさや家の使い勝手が大きく変わってきます。
ここでは、水回りを1階に集めたパターンと2階に集めたパターンそれぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
1階:浴室・洗面・トイレ・洗濯機
2階:LDK(キッチン含む)
メリット
- 配管がシンプルになり、施工費やメンテナンスコストを抑えやすい
- 水漏れしても1階にとどまるため、リスクが低い
- 2階に水回りがないことで、LDKのスペースにゆとりが生まれて開放的な空間に
(畳コーナーやパントリーを設ける余裕も)
デメリット
- トイレや洗面を使うたびに階段の上り下りが必要
- キッチンで料理中に洗濯ができないなど、家事動線が分断されやすい
- 水回りのある1階で生活が完結してしまい、子どもがLDKに顔を出さなくなる可能性も



広々としたリビングを優先する場合は、水回りを1階にする方が多いです。その場合、2階にも小さな洗面台やトイレを設けると快適さもアップしますよ。
1階:玄関・寝室・収納
2階:LDK・浴室・洗面・トイレ・洗濯機
メリット
- 家事動線がコンパクトで、洗う→干す→しまうの流れがスムーズ
- リビング・洗面・トイレが同フロアにあることで生活のしやすさが向上
- 家族が自然と2階に集まりやすくなり、家族の気配が感じられる間取りに
デメリット
- 水回りスペースが2階LDKを圧迫しやすく、広さの確保が難しくなる
- 配管が複雑になり、施工費が若干高くなる傾向
- 水漏れや排水音が1階に響くため、下階の部屋配置に配慮が必要
広い敷地の場合は問題ありませんが、狭小地などではLDKの広さを優先するか、生活動線の利便性を優先するか、優先順位をはっきりさせておくことが重要です。



2階に洗濯物を干す場合、「リビングから洗濯物が丸見え…」というケースが起こりやすいです。
その場合は、LDKとつながったバルコニーとは別の物干し場を作っておくのもおすすめですよ。
5_収納スペース、どう確保する?


2階リビングの家づくりで意外と見落とされがちなのが、「収納をどこに、どれだけ、どう配置するか」という点です。
1階リビングとは違い、居住スペースと収納スペースが階で分かれてしまう可能性があるため、配置次第で暮らしやすさに大きな差が。
ここでは、2階リビングだからこそ意識すべき収納のポイントを解説します。
- 2階に衣類収納を設置
たとえば、寝室やWIC(ウォークインクローゼット)が1階にある場合でも、朝は2階リビングで身支度をしたいシーンが多くあります。
特に子育て世代では、「朝ごはんのあとに子どもが着替える」「リビング学習中に体操服を出す」といったことも多く、その都度階段移動が発生するのは億劫ですよね。
ですので家族全員分でなくても、2階に“サブ衣類収納”を確保するのがおすすめです。階段を往復せずに済むので、ストレスがぐっと減ります。 - パントリーや日用品収納
2階キッチンのある家では、食材や日用品のストックを2階で管理する必要があります。
しかしLDK+水回りでスペースがタイトになりがちな2階では、真っ先にパントリーや物入れが削られやすいのも事実です。
そこで、壁面収納や吊り戸棚、階段上の空間など、小さな隙間も無駄なく使った収納設計が求められます。
また、洗面スペースの近くにはタオル・下着・洗剤などのリネン収納やランドリーラックを備えておくと便利です。
水回りや収納の配置は、その家庭のライフスタイルによってベストな形が変わってきます。だからこそ、「自分たちは何を優先したいのか」をあらかじめ考えておくことが大切。
暮らし方に合った配置ができれば、2階リビングでも無理なく快適に過ごせます。
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2階リビングはこんな人におすすめ


2階リビングって、ちょっとクセがありそう…と思われがちですが、実は住む人のライフスタイルによっては理想的な選択肢になることも。日当たりやプライバシー、間取りの自由度など、1階リビングとはまた違った魅力があります。
ここでは、どんな人に2階リビングが向いているのか、暮らし方の特徴とあわせて紹介していきます。
- 明るく開放的なリビングにこだわりたい人
周囲に建物が多いエリアでも、自然光を取り入れやすいのが2階リビングの強みです。
南向きの窓を大きく取ることで、明るく開放的な空間になります。 - 人目を気にせず、くつろげる空間を作りたい人
道路からの視線を避けやすく、カーテンを開けてもプライバシーが保てるのも大きなメリット。
また、急な来客があっても散らかりやすいリビングが2階なので、慌てずに対応できるといった声も。 - 眺望や景色を楽しみたい人
夕食後に子どもと星を眺めたり、地域によっては夏の花火大会を眺めるなど、2階リビングからの景色が大きな魅力になります。
バルコニーとつなげれば、開放感のあるアウトドアリビングとしても◎。 - コンパクトな土地でも広がりを感じたい人
勾配天井や吹き抜けを採用しやすいため、床面積以上に開放的な印象になります。
狭小地での空間づくりにも効果的です。
一方で、以下のような方は注意が必要です。
- 小さな子どもがいる子育て世代
- 将来的に売却や賃貸を検討している人
- 音や配管トラブルに敏感な人



小さなお子さまがいるご家庭では、安全性の観点から特に注意が必要です。階段での転倒リスクや、2階からの転落事故を防ぐための対策をしっかりと検討しましょう。


2階リビングの家を建てるならこのハウスメーカーがおすすめ



2階リビングを採用するなら、どのハウスメーカーを選ぶべき?
2階リビングは、暑さ・寒さの影響や生活動線の不便さが懸念される間取りです。また、多くは住宅が密集する都市部や狭小地で採用される間取りですので、ハウスメーカー選びは「断熱性能」「狭小地での実績」「設計力・提案力」を重視して選ぶのがおすすめ。



ここでは、そうした観点から2階リビングに向いているハウスメーカーを厳選してご紹介します。失敗しない家づくりのために、ぜひ参考にしてください。
断熱性能で選ぶならこのハウスメーカーがおすすめ


ダイワハウス
ダイワハウスの「xevo GranWood(ジーヴォグランウッド)」は、断熱等級6に標準で対応。最高グレードである断熱等級7にも対応できる断熱仕様が用意されています。




一条工務店
一条工務店では、外と内双方に断熱材を使う「外内ダブル断熱構法」を採用。窓にもLow-Eトリプル樹脂サッシを使っており、業界トップクラスの断熱性能を誇ります。


狭小地での施工実績で選ぶならこのハウスメーカーがおすすめ


タマホーム
ローコストメーカーとして絶大な知名度を誇ります。コストを抑えながらも長期優良住宅に標準対応しており、狭小地での施工実績も豊富です。




ヤマト住建
コストパフォーマンスが高く、狭小地の施工実績も豊富なハウスメーカーです。全館空調にも対応しているので、冬の1階が寒いという2階リビングのデメリットもカバーできます。


設計力で選ぶならこのハウスメーカーがおすすめ


積水ハウス
設計士の高い設計力が評価されているハウスメーカーです。ブランド力も高く、とことんこだわった個性のある住まいを作りたい、という方にもおすすめ。




住友林業
耐震性・耐久性にも優れ、大開口や大空間も得意としています。また、なんといっても床材(無垢材)の種類の豊富さに魅了される方が後を絶ちません。
設計・提案力も高く、施主への「設計満足度アンケート」では満足度99.2%をマークしています。


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まとめ|2階リビングで後悔しないためのポイントをおさらい
この記事では、2階リビングの間取りについて、後悔しやすい理由やメリットなどを詳しく解説してきました。後悔しないためのポイントを、もう一度振り返ってみましょう。
この記事のまとめ
日当たりの良さやプライバシー確保などのメリットがある一方で、階段昇降や暑さ・寒さの問題など、住んでから気づく課題も多いため、事前の対策が重要です。
特に注意すべき後悔ポイント
- 老後の階段昇降が負担になり、生活の質が下がる可能性
- 重い荷物の運搬が日常的にストレスになる(冷蔵庫搬入でクレーン代33,000円の例も)
- 夏の暑さ・冬の1階の寒さで光熱費が高くなりがち
- 子育て時期の安全対策が必須
後悔しないためのポイント
- 階段幅は90cm以上を確保し、将来のエレベーター設置スペースも考慮する
- 断熱性能を重視し、屋根・窓の断熱材や遮熱対策を徹底する
- 水回りの配置を生活動線に合わせて慎重に検討する
- 2階に収納スペースを設け、日用品や衣類の置き場所を確保する
将来のライフプランも踏まえて、メリットとデメリットをじっくり比較しながら、自分たちに合った住まい方を見つけていくことが大切です。



2階リビング、我が家には合っていそう!でも、どこの会社で建てればいいか迷うな…。



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