道路沿いの家が気になっているんだけど、音や揺れがどうなるのか不安で悩む。やっぱりやめておいた方が良いの?
マイホームを建てるとき、立地はとても重要なポイントですよね。その中でも道路沿いの家は、一見便利そうに見えますが、実際に住むとさまざまなデメリットが浮き彫りになります。騒音や汚れ、プライバシーの問題など、道路沿い特有の悩みを経験した人も少なくありません。
特に子育て世代のご家庭では、小さなお子さんへの影響が気になるところです。道路が近いので排気ガスなどの大気への影響も無視できません。
この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、道路沿いの家を避けるべきリアルな理由を9つに分けて詳しく解説します。また、道路沿いの家ならではのメリットや対策、実際に住んだ人の口コミも紹介するので、住宅選びの参考材料にしてくださいね。
道路沿いの家は汚れや騒音など、無視できないデメリット・リスクがあります。特にまだ幼い子がいる子育て世代では、アレルギー発症のリスクが高くなったり、交通事故のリスクも高まるので慎重に検討する必要があります。一方で交通の利便性や日当たりの良さなどの魅力的なメリットもあります。
メリット・デメリットの双方を確認して、家族全員が後悔のない住まい作りを楽しみましょう。
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道路沿いの家はやめたほうがいい!リアルな9つの理由
ここでは道路沿いの家を購入する前に知っておいてほしい9つのデメリットについて解説していきます。中には生活のしやすさが著しく低下するデメリットもあるので、この記事を読んで後悔のない選択をしていただければ幸いです。
理由1_排気ガスやタイヤカスで黒く汚れる
道路沿いでは、車の排気ガスやタイヤの摩耗による黒い汚れが家の外壁やバルコニー、窓に付着しやすくなります。
特に交通量の多い場所ではこの汚れが蓄積しやすいので注意が必要となります。放置していると汚れがこびりついて掃除が大変なので、こまめに清掃することになります。
また、窓を開けての換気では、あまり車が通らない早朝に行うなどの配慮が必要になります。日中に窓を開けておくと外からの汚れが室内に入りやすく、車の走行音も響くのでストレスに感じるかもしれません。
理由2_洗濯物を外に干しにくい
道路沿いの家では、排気ガスや砂ぼこりの影響で洗濯物を外干しすると、汚れが付着する可能性があります。
特に小さな子どもがいる家庭では、外干しで服やタオルが汚れることで肌荒れやアレルギーの原因となることも。
洗濯物同様に、布団の外干しも難しいでしょう。外干し用の防汚ネットを使うなどの工夫が必要になるので、通常よりも手間やコストがかかることを理解しておく必要があります。
理由3_車の走行音やクラクション
道路沿いの家で真っ先に思い浮かぶデメリットは騒音ではないでしょうか。昼夜を問わず車の走行音やクラクションが響くので、静かな住宅地を希望している方には向きません。
騒音問題は健康への影響も大きく、人によっては不眠やストレスの原因となる場合もあるため、防音カーテンや二重窓などの設置を検討すると良いでしょう。
理由4_大型トラックなどが通ると揺れる
道路沿いでは、大型トラックやバスが通行する際に建物が揺れることがあります。
築年数が古くなるに連れ、揺れが頻繁に起こることで基礎に負担がかかります。基礎の割れを放置していると安全性にも悪影響を与えることがあるため、基礎に気になるひび割れがないかこまめにチェックする必要があります。
理由5_駐車場に入れにくい・出しにくい
交通量が多い道路沿いでは、自宅の駐車場に車を出し入れするときにスムーズに行えないことがあります。
自転車や歩行者の往来も多く、スピードを出す車も多いため、事故発生の可能性が高くなることにも注意したいですね。リスクを減らすためにも、駐車スペースの位置や周辺環境を事前に確認しておくことが重要です。
理由6_飛び込み営業が多い
道路沿いという立地上、飛び込み営業や勧誘が頻繁に訪れることも。住宅関連の営業やインターネット回線の営業、宗教の勧誘など様々な訪問があり、ストレスに感じる人も多いです。
インターホンには必ずカメラ付きのものを設置し、覚えのない訪問者には対応しないようにすることが重要です。飛び込み営業に対しては、すべての業者に対してインターホン越しにお断りするようにすると安心です。また、玄関ドアに「営業お断り」のサインを貼ることで、不要な訪問を減らす工夫も有効です。
理由7_深夜は通行人の話し声や歌声が響く
深夜でも通行人の話し声や歌声が響くことがあります。特に繁華街や飲食店が近い場合には酔っ払いの声による影響がより深刻です。生活の質を低下させる原因になるため、対策として厚手のカーテンや二重窓、内窓などを設置すると良いでしょう。
理由8_プライバシーが低い
道路沿いでは家の中が外から見えやすくなるため、プライバシーが守られにくい環境です。カーテンは遮像性能の高いものを採用し、さらに目隠しフェンスがあれば安心感が高くなります。植栽や窓フィルムを利用するのも有効です。
夜間は家の中の電気をつけると外から丸見えになるため、厚手のカーテンまたは雨戸をきっちり閉める必要があります。
理由9_家を特定されやすい
道路沿いの家は目立つため、知らない人に家を特定されやすいというリスクがあります。そのため防犯面での対策が重要になります。
セキュリティカメラの設置や、郵便受けに名前を記載しないなどの対策も有効です。
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道路沿いの家ならではの良さって?メリット4つを解説
前章では道路沿いのリスクやデメリットを解説してきましたが、道路沿いの家にも他の立地にはないメリットがあります。ここでは道路沿いの家ならではのメリット4つについて解説していきます。
メリット1_日当たりが良く空がよく見える
遮るものが少ないため、日当たりが良好で広い空を望むことができます。このため部屋が明るく感じられ、室内環境が快適になります。
また、ガーデニングや家庭菜園を楽しみたいという場合にも適した環境といえます。日当たり最高なので日を好む植物ならグングン成長しますよ。夜になれば月や星も見えやすいので、子どもとベランダでお月見するのもいいですね。
メリット2_ソーラーパネルとの相性が良い
日照条件が良いためソーラーパネルの設置に適しており、効率的に発電が可能です。ZEH(ゼロエネルギーハウス)とも相性がよく、余った電力の売電なども可能となるため光熱費削減につながり経済的なメリットがあります。
ZEH(ゼロエネルギーハウス)、通称「ゼッチ」とは
- 高断熱で消費エネルギーを最小限に留める
- 省エネルギーの高性能設備を使用している
- 太陽光発電等のエネルギー自給
以上の3点により、
エネルギーの年間使用量
自給エネルギー量 0(年間消費量)になる住宅を指し、これからの時代の住宅のあり方として注目されています。
メリット3_バス停へのアクセスが良い
道路沿いは公共交通機関へのアクセスが良い場合が多く、通勤や通学に便利です。特にバス停が近いケースが多く、車を持たない家庭にとっても大きなメリットとなります。雨の日だけは駅までバスを使うという選択肢もとれるので、非常に利便性が高いですね。
また、タクシーや配送サービスの利用もしやすい環境です。子どもが送迎ありの習い事をする場合にも、道路沿いに待合指定場所があるケースが多いので便利です。
メリット4_コンビニなど商業施設が近いことが多い
道路沿いは商業施設が近い場合が多く、買い物や外出の際に便利です。「明日の食パンがない」ときや、「お母さん、国語のノート明日の分がもうない!」と夜に言われたとき、そんな急な買い物や食事の調達が容易になるので助かる場面が多いでしょう。また、娯楽施設や飲食店が近い場合は、外出の選択肢が増えることも魅力です。
道路沿いの家についてのQ&A
ここでは道路沿いの家について、よくある質問をQ&A形式で解説していきます。なんとなく感じていた疑問や不安の解消につながれば幸いです。
Q.道路沿いの家は防犯性が高いって本当?
道路沿いは人目につきやすいため防犯性が高いと言われていますね。実際はどうでしょうか。ホームセキュリティで有名なALSOK(アルソック)によると、空き巣に狙われやすい家とは次の3か所となっています。
これを見ると、道路に面している部分が多い道路沿いの家は防犯性が高いと言えます。
ただし、交通量が非常に多い幹線道路(国道や高速道路)沿いになると逆に空き巣に狙われやすくなります。これは車の走行音が絶えず続くので、窓を割るなど侵入する際に発生する音に気付きにくいためです。
Q.道路沿いの家は車で生活しやすいの?
駅や商業施設、主要道路へのアクセスは良好であるケースが多いです。車を頻繁に利用する人にとって、交通アクセスの良さは魅力的ですよね。ただし、駐車場の使いやすさも確認しましょう。交通量の多い道路沿いは出入りに苦戦することが予想されるので、道路からの出入りが容易な設計や駐車スペースの広さが確保されているかについてしっかり確認することが重要です。縁石や電柱の位置によっては、駐車場からの出入りが相当なストレスとなることもあります。
Q.排気ガスによる子どもへの影響は?
車の排気ガスが健康に影響を与える可能性があります。特に小さな子どもがいる家庭では換気対策が重要です。
排気ガスの影響で最も身近なのが「花粉症」です。花粉は自然のままであれば2割程度しか割れず、アレルギー症状を引き起こすことは少ないのですが、排気ガスや黄砂などの大気汚染物質に触れると8割が破裂しアレルゲン物質を拡散させることが分かっています。そのため、道路沿いに住んでいる人は花粉症の発症リスクが高くなる傾向があるのです。
参照:国立大学55工学系学部HP
窓を開けての換気は難しいので、空気清浄機の導入やフィルター付き換気システムを利用するなどの工夫が必要になります。または、早朝などの交通量の少ない時間を狙って換気することも有効です。
道路沿いの家に住む時の具体的な対策とは
道路沿いの家に住む場合、どういった対策をとれば良いでしょうか。この章では道沿いの家でも快適さを向上させる具体的な対策方法について詳しく解説していきます。
乾燥機かサンルームどちらかを導入しよう
道路沿いの家では洗濯物を干す場所がネックになることが予想されます。快適な生活のためにも、排気ガスや砂ぼこりの影響を受けずに洗濯物を乾かせる環境を整えておきましょう。
具体的には乾燥機やサンルームを設置することをおすすめします。サンルームを設置することで、外干しと同じように太陽光を利用できます。一方、乾燥機の導入は省スペースで、特に雨の日でも確実に衣類を乾かせるメリットがあります。ガス乾燥機ならば短時間で乾かすことができるので生乾きの嫌な臭いとも無縁ですし、子どものお漏らしなどにも重宝します。
換気システムには貼るタイプのフィルターが必須
室内に入る空気の質を高めるためには、換気システムにフィルターを設置することが有効です。特に、細かいホコリや排気ガスの粒子を取り除くフィルターを選ぶことで、空気中の汚染物質を大幅に減らせます。
定期的な交換が必要なので手間とコストはかかりますが、道路沿いの家はこれをしないと換気扇が真っ黒に汚れてしまうので清掃が大変です。住むと決めたら早めにフィルターを貼ると良いでしょう。
窓はペアガラスかトリプルガラスにする
騒音対策や断熱効果を高めるためには、窓の性能を見直すことが不可欠です。ペアガラスやトリプルガラスは防音性にも優れており、断熱能力も通常の窓より高く経済的です。道路沿いは車の走行音が一日中響くので、窓の防音性にはこだわりたいところですね。
建売で買う場合でも、上の画像のように後付けできる内窓の商品も出ているので検討すると良いでしょう。実際に住んでみて、予想より音がうるさかったら内窓を付けるという方法もあります。ぜひ参考にしてくださいね。
全自動掃除機を導入する
道路沿いでは、排気ガスや砂ぼこりによる床汚れが目立つことがあります。小さな子どもがいると、床のほこりや汚れはアレルギー発症の原因になるのでこまめに掃除したいところです。ですが、育児や家事に追われていることがほとんどですので、常に床をきれいにしておくのは現実的とは言えません。そこで、全自動掃除機の導入も検討すると良いでしょう。
頻繁な掃除の手間を軽減できます。特に、スケジュール設定ができるモデルを選ぶと、自動的に清掃を行ってくれるため手間をかけず効率的に家を清潔に保てますよ。
実際に道路沿いに住んだことのある人の口コミ
ここでは実際に道路沿いの家やマンションに住んだことがある人の口コミを集めてみました。どの話もリアルな声として参考になります。
騒音が気になる
道路沿いの家のため部屋の騒音 常に50db以上 、夜間も同じです。外は常に70db位です。(Yahoo!知恵袋)
道路沿いの家では交通量にもよりますが、窓の対策を取らないと常に50~55db程度の騒音がします。騒音問題は住んでからでないと実感しにくいですが、音に敏感な方には不向きな環境であることは間違いないので慎重に検討する必要があります。
道路沿い・角地なので敷地内をショートカットしていく車がいる
道路沿いに家があります。 角の家で、曲がる際に敷地内をショートカットして曲がって行く車が見られます。(Yahoo!知恵袋)
道路沿いかつ角地という立地では、一部マナーの悪いドライバーや自転車、歩行者がショートカットしていくケースがあります。物を壊されたり、事故が起きた時に対応しやすくするためにも防犯カメラを設置しておくと安心ですね。
大型トラックが通ると揺れる
道路沿いの家に住んでおり そこは分譲地なのですが、 そこに水道を引くために道路を一部掘ってまたアスファルトをしてますが その部分が少し段差になっており大型トラック等通ったさいドカンとゆう音とともに家が揺れます(Yahoo!知恵袋)
道路に段差があって揺れるということであれば、その道路を管轄する行政に連絡をすれば修繕してくれます。国道であれば道路緊急ダイヤル(#9910)、市道であれば市役所の土木課、県道などは都道府県庁の道路管理課や土木事務所が相談先となります。
あまりに揺れがひどくなるような段差がある場合には、毎回家に負担がかかってしまうので早めに連絡すると良いでしょう。
通行量が多いので子どもの飛び出しが怖い
マンションから家に買い換える時、一時期だけ仮住まいで賃貸マンションにいたのですが、
そのマンション前の通りが広い直線で車もスピード出して通るようなところで、子供にはドアの外に出るとき、毎回大声で注意喚起でした。言えば解る年齢になっていましたがそれでもです。大変です^^;(教えて!goo)
子どものうちは視野も極端に狭く、また危険を予測して行動するということができません。通行量の多い道路沿いの家に住む場合には、必ず手を握ったり子ども用のハーネスをつけるなど安全第一の対応が必須となります。
外から中が見えそうで落ち着かない
道路からよく見えるのでレースを閉めっぱなしですが(これは事前にわかっていました)、それでも家の中からはレースを通して道路が見えるので、外から見えているのではないかと落ち着かないです。曇りの日などは特に。(発言小町)
中からカーテン越しに通行人や車が見えるので、外からも見えるのではと不安になる方は多いと思います。結論としては光の条件とカーテンの特性によるところが大きいです。
昼間は部屋の中より外の方が明るいため、外の光がカーテンに反射します。結果、外側からはカーテン自体が目立ち、内部の細かい様子は分かりにくくなります。
一方で曇りの日や夜間で電気をつける場合はレースカーテンはほとんど機能せず、丸見えになります。最近のカーテンには遮像性能の高いカーテンもあるので、カーテンを選ぶ際にはデザイン性だけではなく遮像性能にも注目して選ぶと安心感が高まります。
まとめ|道路沿いの家はやめておいた方が良い理由
この記事では道路沿いの家のデメリットやリスク、デメリットに対する具体的な対策方法を解説してきました。
この記事のまとめ
道路沿いの家はやめたほうが良い理由
- 排気ガスやタイヤカスで黒く汚れる
- 洗濯物を外に干しにくい
- 車の走行音やクラクションがうるさい
- 大型トラックなどが通ると揺れる
- 駐車場の出し入れが難しい
- 飛び込み営業が多い
- 深夜は通行人の話し声や歌声が響く
- プライバシーが低い
- 家を特定されやすい
道路沿いの家のメリット
- 日当たりが良く空がよく見える
- ソーラーパネルとの相性が良い
- バス停へのアクセスが良い
- コンビニなど商業施設が近いことが多い
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