オープンハウスの坪単価はなぜ安い？欠陥が多く危ない・後悔ばかりって本当？

ハウスメーカーを検討する中で、オープンハウスの価格の安さに魅力を感じている人もいるのではないでしょうか。

最近では住宅の価格が高騰していることから、住宅を低価格で提供できるハウスメーカーに注目が集まっています。

その中でも今回は、テレビCMでも知名度の高いオープンハウスについてご紹介。

オープンハウスは、首都圏を中心に、建売から注文住宅まで低価格で販売しているハウスメーカーです。

価格の安さが魅力である一方で、

• 品質に問題はないのか？
• 悪い噂はないのか？
• 後悔したらどうしよう

と不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。

オープンハウスで家を建てる際には、会社の特徴や低価格の理由、悪い噂の真相について正しく理解しておくことが重要です。

結論として、オープンハウスの価格が安い理由は、設計から施工までグループ会社で一貫しておこなうことで中間コストを省いているから。

また、実際に住宅に欠陥があったというケースもあるようですが、会社全体というよりは一部の工事業者によるミスが原因と考えられます。

この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、オープンハウスの坪単価が安い理由と、危ない噂の原因となった事例について徹底解説をしていきます。

オープンハウスが安い理由はグループで一貫した家づくり

オープンハウスは、首都圏を中心に低価格で住宅を販売しているハウスメーカーです。

低価格の理由は、グループ全体で一貫した家づくりをすることで、中間コストを抑えているから。

ここからは、オープンハウスが安い理由についてさらに詳しく解説をしていきます。

グループ会社で一貫した家づくり

オープンハウスが低価格で住宅を提供できる理由の1つ目は、グループ会社で一貫した家づくりをおこなっているからです。

オープンハウスグループは、

• 土地の仕入れ
• 企画
• 設計
• 建築
• 販売

上記の業務を一貫して自社グループ内でおこなうことで、中間コストを大幅に抑えて『好立地の家』を実現します。

例えば、土地の仕入れから設計、施工までを自社グループでおこなうことで、外部業者に依頼する際の手数料や管理費用を削減できます。

また、オープンハウスグループの建築会社が直接施工をおこなうため、品質管理が徹底された高品質な住宅を低価格で建てられます。

標準装備の性能を抑えている

オープンハウスの坪単価が安い理由の2つ目は、高性能な住宅設備は導入せずに、シンプルな設備を揃えているから。

一般的な性能の標準装備とすることでコストを抑えられて、その分、販売価格を抑えて提供することが可能となります。

高価格帯のハウスメーカーと比較すると、標準装備の内容がシンプルで万人受けする住宅であるのが特徴です。

例えば、設備の性能を必要最低限にすることで、基本的な住宅性能を保ちながらも余分なコストを抑えられます。

不動産に強く割安な土地を持っている

オープンハウスが安い理由の3つ目は、不動産業の強みを活かして割安な土地を仕入れられるからです。

オープンハウスでは、グループ内で組織的な土地の仕入れ体制を構築しています。

他社では手に入らないような、市場価格よりも割安な土地を豊富に揃えていることで、好立地な家を低価格で販売できるのが特徴です。

例えば、人気のエリアでも割安な土地を紹介することで、土地と建物のトータルコストを抑えた家づくりを提案できます。

オープンハウスは危ない？実際に後悔している7つの事例

ここからは、実際にオープンハウスで家を建てて後悔している事例についてご紹介をしていきます。

これから紹介する事例を知っておくことで、あなたの家づくりで後悔しないための対策を立てられます。

①壁や床に傷があった

オープンハウスで家を建てたユーザーの中には、壁や床に傷があったという不満がありました。

注文住宅では、引き渡し後に壁や床に傷が見つかるケースがあります。多くの場合、施工時の品質管理やチェック不足が原因であることがほとんどです。

施工時の品質管理に問題がある場合、引き渡し後に壁や床に傷が見つかることがあります。

注意していただきたいのが、引き渡し後に傷を見つけた場合は、傷の場所によっては家具の移動が必要になり多少面倒だということです。

また、業者との日程調整も必要なため、なかなか修繕されないこともあります。

対策として、なるべくなら建築現場に足を運んで、建築中からこまめにチェックすることが大切です。

②住宅に欠陥があった

オープンハウスで家を建てたユーザーの中には、住宅に欠陥があったと不満を持つ人もいるようです。以下に、具体的な欠陥事例を4つ紹介します。

1.床が軋む

床が軋むという問題は、住宅の欠陥ではよく耳にする話ですが、オープンハウスでも同様の事例がありました。

https://twitter.com/khf2277/status/1373107853007888384?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1373107853007888384%7Ctwgr%5E3fbf1b04ae839e817625576202e1bfb2d2381469%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fieagent.jp%2Fhousemaker%2Fopenhouse%2F

こちらは友人宅を訪問した人によるXの投稿ですが、床が軋んでいて驚いたとのことです。

さらに、引き渡し後に欠陥を見つけて指摘したところ、修理費用が自己負担となったケースもあるようです。

こういった施工不良による欠陥は、住宅の引き渡し前に見つけることが重要です。

• 建築中の現場にこまめに顔をだす
• 施主立会いの検査の際には遠慮せずに細かく確認する

そうすることで、欠陥住宅を回避できる可能性があります。

2.床が傾いている

床が傾いているという深刻な欠陥も報告されています。

【今日の話題記事】
第3弾：住民が連続告発「キッチンの床が傾いて冷蔵庫が閉まらない」オープンハウスの“欠陥住宅トラブル”写真#スクープ速報 #週刊文春 #文春オンラインhttps://t.co/YzbfquhZPd

— 文春オンライン (@bunshun_online) June 16, 2023

こちらはネットでもかなり話題になったニュースです。

どうやら、キッチンの床の柱が足りないことが原因と考えられているようです。

3.シロアリが発生した

オープンハウスでは、シロアリが発生したという問題も報告されています。

【今日の話題記事】
第2弾：オープンハウス“欠陥住宅トラブル”に新たな告発「羽が散らばって…」住民が発見した玄関のシロアリ写真#文春オンラインhttps://t.co/OxXs6ensNh

— 文春オンライン (@bunshun_online) June 22, 2023

記事によると、引き渡されて間もない住宅の玄関にシロアリがいたことと、シロアリの羽が散乱していたとか。

シロアリは住宅の柱を食害して、建物の強度に深刻なダメージを与えます。そのため、木造住宅では十分な防蟻処理が必要です。

シロアリ対策については、ハウスメーカーを信用しすぎずに、こちらからもきちんと防蟻処理をしてくれたのか確認したほうが良いでしょう。

4.配管に穴が空いていた

最後に、配管に穴が空いていたという欠陥です。

https://twitter.com/makou_kuzira/status/1229980584249675777

こちらは、お湯の配管から水が漏れていたことで欠陥が発覚したケースです。内容としては、壁に打つビスが配管を貫通してしまい、配管に穴が空いていたようです。

配管の水漏れによって柱が濡れてしまうと、木材が腐食して家の耐久性が落ちるだけでなく、シロアリ被害のリスクも高まりとても危険です。

きれいな現場ほど、施工の精度も高い傾向にあります。そのため、こまめに現場に足を運んで、施工の様子をチェックすることも重要です。

③保証期間が短い

オープンハウスの保証期間は10年間と、大手ハウスメーカーと比較して短めです。

具体的には、以下に対して10年間の保証期間が設けられています。

オープンハウスを検討する際には、契約前に保証内容と期間について、事前に確認しておくことが重要です。

④断熱性が低い

オープンハウスの断熱性能は、他社と比較しても決して高くはありません。

前提として、住宅の断熱方法には大きく分けて以下の3つがあります。

1. 充填断熱
2. 外張断熱
3. 付加断熱

上記の中で、オープンハウスでは充填断熱を採用しています。

充填断熱とは柱と柱の間に断熱材を敷き詰めていく断熱方法です。

充填断熱のメリットは

• 柱と柱のスペースを有効活用するため無駄がない
• コストが安い

一方で、充填断熱のデメリットは

• 気密性を確保するために、丁寧な施工が必要
• 柱には断熱材がないため、外気の影響を受けやすい

オープンハウスの断熱方法はごく一般的な充填断熱のため、過度な期待には注意が必要です。

断熱性が低いと、夏暑く冬寒いことに加え、予想よりも冷暖房費が高くなってしまい後悔してしまうかもしれません。

そのため、後悔を避けるためにも、モデルハウスなどで実際の性能を体験するのがおすすめです。

⑤標準装備が使いにくい

オープンハウスの標準装備が使いにくいと感じるユーザーもいるようです。

オープンハウスでは、建築コストを抑えるために、シンプルな機能に絞って住宅設備を揃えています。そのため、実際に暮らしてみると使い勝手がよくないと不満が生じる場合があるので注意しましょう。

例えば、標準的なグレードのキッチンでは思ったよりも調理の効率が悪かったり、洗面台の収納が足りないといったケースがあります。

標準装備ではどのような機能が備わっているのか、また、希望すればオプションで変更は可能かどうかなど、事前に確認をして納得した上で契約しましょう。

⑥担当者との相性が合わなかった

担当者との相性が合わなかったため、満足のいく家づくりができなかったユーザーもいます。

担当者とのコミュニケーションがうまくいかない場合、要望がきちんと伝わらずに想定外のトラブルに発展する恐れがあります。

とくに家づくりの打ち合わせでは「言った言わない」のトラブルが発生しやすいです。

家担当者とのコミュニケーションを大切にして、信頼できる担当者を選ぶことが重要です。

⑦契約までが遅く完成予定よりも遅れた

予定よりも契約手続きに時間がかかり、引き渡しが遅れたため、引越しのスケジュールに支障をきたしたケースもあるようです。

理由は、複数の建設を同時におこなっている場合が多いため、スケジュール管理が複雑になり、管理が難しくなるから。その結果、スケジュールに漏れが生じて工期が遅れ、住宅の引き渡し時期にも影響してしまうわけです。

対策として、相手に任せきりにせずに、一つ一つの工程ごとにこちらから作業の進捗を確認することが重要です。

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オープンハウスで建てて良かった7つの事例

オープンハウスで家を建てたユーザーの中には、「満足のいく家づくりができた」という声も多くあります。以下に、オープンハウスで建てて良かったと感じた具体的な7つの事例についてご紹介していきます。

①低予算でも戸建てを建てられた

オープンハウスは、都心でもマイホームを建てられるようにと、土地と建物をできるだけ低価格で販売できるような提案をしてくれるハウスメーカーです。

そのため、予算が限られているユーザーでも無理なく戸建てを建てられます。

例えば、オープンハウスの注文住宅では、建物の費用の目安が1,200〜1,500万円と非常にリーズナブルな価格設定となっています。

予算が原因で戸建てを諦めていた人は、一度オープンハウスを検討してみると良いでしょう。

②首都圏でも割安で土地を購入できた

オープンハウスは、土地仕入れの専門チームを組織化することで、市場価格よりも割安な土地を取り揃えています。

好立地の土地を割安で購入できるため、建物を含めたトータルの費用を抑えらるのがメリットです。

あるユーザーのケースでは、駅近の物件を割安で購入できたため、他のハウスメーカーでは諦めていた住宅購入を実現できました。

オープンハウスはとくに首都圏の不動産に強いため、土地の負担が大きくて住宅購入を諦めていた都心部のユーザーにおすすめなハウスメーカーです。

③狭小地でも満足のいく設計をしてもらえた

オープンハウスには、都市部の狭い土地でも住宅を建てられる、高い設計力があります。

オープンハウスは首都圏に強いハウスメーカーとして、限られたスペースを最大限に活用した住みやすい間取りを提案してくれます。

例えば、2階建てでは十分なスペースの確保が難しい場合に、3階建ての間取りにすることで、1つ1つ空間にゆとりを持たせた設計を提案してくれます。

④担当者の提案力が高かった

担当者に良い提案をしてもらえたおかげで、満足のいく家づくりができた人もいました。

オープンハウスは都心部をメインに住宅を販売しているハウスメーカーです。そのため、オープンハウスの営業マンは、限られた土地への提案力が高い傾向にあります。

一部のユーザーでは、担当者がユーザのー要望を的確に読み取って、最適な提案をしたことで、理想の住まいを実現できたケースもあるようです。

⑤資金計画や住宅ローンについても相談できた

オープンハウスでは、経験豊富なスタッフが、資金計画や住宅ローンのアドバイスもしてくれます。

そのため、無理のない返済計画を立てて、安心して家づくりを進められます。

マイホームを検討しているが、資金面で不安を抱えている人も多いでしょう。オープンハウスなら、資金計画も含めて、あなたに最適な住宅を提案してくれます。

⑥地盤保証が充実していて安心

注文住宅では、建物の安全性だけでなく、地盤の安全性にも注意が必要です。

どんなに頑丈な住宅も、地盤が弱い土地では地盤沈下によって住宅に住み続けられなくなる可能性があります。

そのため、オープンハウスでは建物の保証とは別に、地震保証システムを用意しているんです。

地震保証システムでは、万が一地震で地盤沈下を起こした際に、最大で5,000万円の保証費用が20年間受けられます。

これにより、地盤に不安がある土地でも安心して家づくりを進められることも、オープンハウスで家を建てるメリットの1つです。

⑦セミオーダーで家づくりをスムーズに進められた

オープンハウスで家を建てたユーザーの中には、打ち合わせにそれほど手間をかけることなく、家づくりを進められたと満足している人もいます。

オープンハウスの注文住宅は、あらかじめ設計士が作成したプランをもとに、好みに合わせて内装をカスタマイズできる『セミオーダー型』であるのが特徴です。

そのため、一から設計する完全自由設計の住宅と比べて、打ち合わせにかかる負担と費用を大幅に削減できるメリットがあります。

ユーザーによっては、打ち合わせのために多くの時間を確保することが難しい人や、住宅の知識がなく、決められた選択肢から選んでいくほうがいい場合もあるでしょう。

オープンハウスとは首都圏でも低価格で家を建てられるハウスメーカー

オープンハウスの特徴

オープンハウスは、首都圏を中心として土地や戸建ての仲介や販売をおこなっている会社です。

オープンハウスでは、グループ会社と連携して土地から建物の販売まで一貫して自社でおこなうことで、低価格で住宅を提供しています。

セミオーダーの家づくり

オープンハウスでは『参考プラン』というベースのプランをもとに、あなたのライフスタイルに合わせたカスタマイズが可能です。

例えば、

• 間取り
• 内外装
• 設備

など、家族のライフスタイルに合わせ選べます。

また、セミオーダーにすることで、打ち合わせにかかる手間とコストを大幅に削減できることもメリットです。

建物価格の目安は1,200〜1,500万円

参考プランで家を建てる際の費用目安は1,200万〜1,500万円です。

参考プランでは、土地の形状や周辺環境を考慮して、設計士がおすすめの間取りプランを提案しています。

設計から施工までグループ会社で一貫しておこなうため、低価格でコストパフォーマンスに優れた住宅を提供してくれるのが特徴です。

これにより、予算が限られている家庭でも無理なく家を建てられます。

オープンハウスの対応エリア

オープンハウスの対応エリアは以下のとおり。

会社概要

会社名	株式会社オープンハウスグループ
本社所在地	東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー20F（総合受付）・21F
取締役	荒井 正昭
設立	1997年9月
資本金	201億3,148万円
社員数	4,904名 （2023年9月末）
公式サイト	公式サイトはこちら

オープンハウスで後悔しないためにおすすめのオプション

オープンハウスでは、ユーザーのライフスタイルや家づくりのこだわりに合わせて、さまざまなオプションを用意しています。

こちらでは、住宅の住み心地を高めるためのオプションについてご紹介していきます。予算やこだわりに応じて、オプションを追加することも検討してみましょう。

基本性能を高めるおすすめオプション

制震装置

制震装置を導入することで、地震の揺れを軽減して、建物にかかるダメージを抑える効果が期待できます。

ピン工法

接合部の金物を変更することで、より強固で耐震性の高い家づくりができます。

高性能断熱

断熱材のグレードを高めることで、外気の影響を受けにくくなり、光熱費の削減にも繋がります。

樹脂窓

一般的なアルミサッシよりも熱伝導率の低い樹脂サッシ窓に変更することで、断熱性の向上と結露の発生リスクを防げます。

デザイン性を高めるおすすめオプション

鉄骨階段

木材の階段から鉄骨階段に変更することで、見た目のおしゃれさだけでなく、空間が広く見える効果が期待できます。

アクセントクロス

ワンポイントのアクセントとして、クロスを変更するだけで手軽に室内の雰囲気を変えられるため、採用する人も多いオプションです。

天然木フローリング

床材を無垢に変更することで、リビング全体が木の温もりが感じられる空間になります。さらに、足触りが良く足もとの冷えを防止できる効果も期待できます。

モザイクタイル

タイルは水に強いため、キッチンや洗面室のにタイルを採用することで、水濡れで床材が傷む心配がなくなります。

機能性を高めるおすすめオプション

調光機能付ダウンライト

リビングの照明を調光式にすることで、作業やリラックスしたい時など、生活シーンに合わせて雰囲気を変更できます。

水まわり収納

水まわりの収納を充実させることで、すっきりと整頓できるだけでなく、効率よく身支度ができます。

宅配ボックス

宅配サービスをよく利用する家庭なら、宅配ボックスはとくにおすすめです。不在でも荷物を受け取れて、再配達の手間もなくなります。

エコカラット

エコカラットには調湿効果があるため、部屋の湿度を適度に調節してくれる効果があります。

オープンハウスで家を建てる際に気をつける5つのこと

オープンハウスで家を建てる際には、以下の注意点についても事前に確認しておくことが重要です。

注意点を理解してオープンハウスを選ぶことで、後悔のない家づくりができます。

①標準装備では物足りない場合がある

基本的に、オープンハウスの標準装備はシンプルな性能のものを採用しています。

そのため、快適性を求めるユーザーには、標準装備だけでは物足りないと感じてしまうかもしれません。

例えば、キッチンや洗面台など、日常的に使用する設備の使い勝手が悪いことでストレスとなります。

住み始めてから、「想像と違った」と後悔しないためにも、事前に標準仕様について詳しく確認しておくのがおすすめです。

あなたと家族のニーズに合っているかを確認して、必要であればオプションで変更することも検討しましょう。

②オプション追加による予算オーバーに注意

オプションを追加しすぎたことで、予算オーバーとなるケースもあるので注意しましょう。

オープンハウスの注文住宅では、ライフスタイルやこだわりに合わせて設備のグレードアップが可能です。

ただし、オプションを追加しすぎてしまうと、想定していた予算を大幅に超えた費用となる場合があります。

オプションを追加する際には、あらかじめ設定した予算の範囲内で、必要なものに優先順位をつけて採用すると良いでしょう。

③保証内容を確認する

家を建ててから後悔しないように、保証内容についても契約前にしっかり確認しておきましょう。

オープンハウスの保証期間は10年と、他のハウスメーカーと比較しても手薄です。

保証期間について理解しないまま契約をしてしまうと、万が一の際に想定外の出費が生じてしまい資金ぐりに困ってしまう恐れがあります。

オープンハウスの注文住宅を検討する際には、必ず保証内容も確認して、納得した上で契約するようにしましょう。

④担当者との相性を見極める

オープンハウスを検討する際には、担当者が信頼できる人かどうかを見極めることが重要です。

家づくりは一生に一度あるかないかの大きな決断です。相性の合わない担当者と家づくりを進めてしまうと、満足のいく家づくりができずに後悔してしまうかもしれません。

例えば、設計士があなたの要望をうまく汲み取ってくれないことで、思い描いていた住宅とならない可能性があります。

また、連絡の返事が遅い担当者の場合、工期の遅れや引越しのスケジュールにも影響してしまう恐れがあります。

担当者との相性を見極めて、合わないと思ったら早めに担当者を変えてもらうか、もしくは他のハウスメーカーを検討するという判断も必要です。

⑤ほかのハウスメーカーも比較する

オープンハウスを検討する際には、なるべく複数のハウスメーカーと比較するのがおすすめです。

ハウスメーカーには、それぞれ特徴や強みに違いがあります。そのため、複数のハウスメーカーを比較することで、本当にあなたの理想の家づくりと相性のいい会社を見つけられます。

初めから一社に絞ってハウスメーカーを選んでしまった人の中には、もっと慎重に決断すればよかったと後悔している人もいます。

あなたの理想の家づくりを実現するためにも、必ず複数のハウスメーカーを比較・検討して、あなたにもっとも最適な提案をしてくれる会社を見つけましょう。

まとめ：オープンハウスを検討するなら特徴を理解した上で選ぶことが大切

この記事では、オープンハウスの坪単価が安い理由と、危ない噂の原因となった事例について徹底解説をしてきました。

オープンハウスが低価格で住宅を提供できる理由はこちら。

オープンハウスは価格が安い一方で、壁や床に傷がある、住宅に欠陥があるなどのトラブルもいくつか報告されています。

ですが、以下のようにオープンハウスでの家づくりに満足している人もいるようです。

大切なことは、オープンハウスの特徴から、標準装備や保証内容について契約前にしっかりと確認すること。そして、必ず複数のハウスメーカーと比較して、あなたにとって最適な選択をすることです。

この記事を参考に、オープンハウスの特徴についてよく理解した上で、あなたの理想の家づくりができるハウスメーカーを選びましょう。