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折り上げ天井とは?メリット・デメリットからデザインのポイントまで徹底解説!

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悩んでいる人

折り上げ天井っておしゃれになると聞いたけど、実際どうなんだろう?
せっかく家を建てるならおしゃれで褒められる家にしたい!

家づくりを検討中にそう感じる方も多いのではないでしょうか。

折り上げ天井は天井の一部を高くして空間を広く見せる、デザイン性の高い人気の手法です。

一方で、「費用が上がりそう」「掃除が大変そう」「冷暖房効率が落ちるのでは?」といった不安の声も少なくありません。

この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員のぽりんきが、折り上げ天井の基本からメリット・デメリット、デザインや費用相場までをわかりやすく解説します。

最後まで読むと、自分の理想に合った折り上げ天井を選べるようになりますよ。

この記事の要点
  • 折り上げ天井の基本構造と他の天井との違い
  • 採用するメリット・デメリットとその対策
  • おしゃれに見せるデザインのポイント
  • 施工費用の目安
ぽりんき
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目次

折り上げ天井とは?

悩んでいる人

リビングがなぜか広く見える気がします

その秘密は、天井にひと工夫加えた折り上げ天井です。

中央を少し高くするだけで、空間の印象が大きく変わります。開放感が出て、部屋全体がゆったり感じられるのです。

ここでは、折り上げ天井の特徴と他の天井の比較をわかりやすく解説します。

折り上げ天井の特徴

折り上げ天井とは、天井の中央部分を周囲より一段高く仕上げたデザインです。

立体感が生まれ、視線が自然と上に抜けることで、部屋全体が広くおしゃれに見えます。

フラットな天井は平面的で単調になりがちですが、段差を設けることで光や影の変化が生まれ、空間に奥行きが出ます。

折り上げ天井の特徴
  • 開放感がある
  • 多様なデザインがある
  • 照明との相性が良い
  • 比較的低コストで施工できる(1㎡あたり約1~3万円)

高さや形、照明の組み合わせ次第で、同じ間取りでも雰囲気はまったく変わります。

折り上げ天井は、広く心地よく、美しい空間づくりに役立つデザインです。

折り下げ天井・吹き抜け・勾配天井との違いを比較

折り上げ天井のほかにも、「折り下げ天井」「吹き抜け」「勾配天井」といった代表的な天井デザインがあります。

それぞれ形状や構造、空間の印象、コスト面などに違いがあり、目的や好みによって最適な天井デザインは変わってきます。

ここでは、3つの天井デザインの特徴をそれぞれ見ていきましょう。

折り下げ天井

  • 形状・構造:天井の一部を意図的に低くした形状
  • 空間効果:空間を引き締め、落ち着いた雰囲気を演出。照明を組み合わせると立体感とメリハリを強調できる
  • コスト:1㎡あたり約1〜3万円程度
  • 採用例:キッチン、ダイニング、一部居室など

吹き抜け

  • 形状・構造:上下階の間に天井や床がなく、複数階にわたる空間
  • 空間効果:大空間を演出し、自然光をたっぷり取り込める。明るく開放的な印象を与える
  • コスト:100万円〜300万円程度(断熱対策や照明設置工事費なども含む)
  • 採用例:リビング、玄関、階段スペースなど

勾配天井

  • 形状・構造:屋根の形状に合わせて斜めに傾いた天井
  • 空間効果:高さの変化で広がりを感じさせ、デザイン性が高い
  • コスト:1坪あたり約3~5万円
  • 採用例:リビング、子ども部屋、寝室など

折り上げ天井は、吹き抜けほど大規模な構造変更を必要とせず、比較的低コストで導入できるのが魅力です。

勾配天井のように屋根形状に左右されず、どの部屋にも取り入れやすい点も利点です。

折り下げ天井よりも明るく広がりのある印象をつくれるため、リビングや玄関など開放感を重視した空間に適しています。

ぽりんき

折り上げ天井は「コストを抑えつつ、快適さを保ちながらリビングを広く見せたい」という方には、現実的な選択肢のひとつといえるでしょう。

折り上げ天井のデメリットと対策6選

折り上げ天井はおしゃれで人気の高いデザインですが、実際に採用した人の中には「思ったより大変だった」と感じる方もいます。

ぽりんき

設計と施工の工夫次第でデメリットをある程度軽減できますよ。

ここでは、折り上げ天井のデメリットとその対策を6つご紹介します。

① メンテナンス性が悪い

折り上げ天井は、フラット天井に比べると日常のメンテナンスにやや手間がかかります。

特に掃除のしにくさは、住み始めてから実感する方が多いポイントです。

凹凸のある構造はホコリが溜まりやすく、高い位置にあるため掃除機やモップでは届きません。デザイン性が高い分、掃除道具や方法を工夫しなければ、清潔さを保ちにくいのです。

対策のポイント
  • 専門業者に依頼:高所作業が必要な場合は、定期的に清掃業者へ依頼するのも手
  • 掃除道具の工夫:柄の長いハタキや静電モップを使って手軽にケア
  • デザインの工夫:段差を少なくしたり、凹凸の少ないシンプルな形状にする
  • 照明の見直し:ホコリが付きにくい構造や、メンテナンスしやすい照明器具を選ぶ

折り上げ天井は少し手間がかかりますが、設計段階で掃除のしやすさを意識しておけば、見た目の美しさと快適さを両立できます。

長く愛着を持って使うためにも、「手入れのしやすい工夫」の取り入れが大切です。

② 冷暖房効率が落ちる

折り上げ天井のデザイン性の高さの一方で、「冷暖房効率が下がる」というデメリットがあります。

結果として、光熱費が増えてしまうケースも。

特に冬場は、暖かい空気が上部にたまりやすく、足元が冷えやすいと感じることもあります。

施工費は安く済んでも、住み始めてからのランニングコストが増えるというのは見逃せないポイントです。

以下に、主な対策方法をまとめました。

対策方法内容・効果
シーリングファンの設置上部にたまった暖気を循環させ、温度ムラを防ぐ。電気代の節約にもつながる
断熱性能の高い窓の採用外気の影響を抑え、冷暖房の効率を維持。高窓や天窓にも効果的
断熱材の性能確保天井裏や壁の断熱材をしっかりと施工し、熱の出入りを抑える
高気密・高断熱建材の使用室内の空気を逃がさず、冷暖房の負荷を軽減できる
全館空調の導入室内全体の温度を一定に保ち、折り上げ天井でも快適な空間を実現

設計段階で断熱性や空気の循環を考慮すれば、折り上げ天井でも快適な空間を実現できます。

ぽりんき

工夫次第で、暮らしやすさと光熱費のバランスを改善できますよ。

③ 防音性が低い・音が響きやすい

折り上げ天井は、構造上「音が響きやすい」という特徴があります。

実際に生活してみると、上階からの足音や物音が気になるという声も少なくありません。

天井を一段高くすることで厚みが薄くなり音が伝わりやすくなるうえ、空間が広くなることで音が反響し、生活音が響きやすく感じられることも。

以下に、対策のポイントをまとめました。

対策方法内容・効果
間取りの工夫折り上げ天井の上には、寝室・書斎などの静かな部屋を配置しない。廊下や収納など、音の影響が少ないスペースを設ける
床の補強上階の床にカーペットや防音マットを敷くことで、足音や振動を軽減できる
構造の強化遮音マットや二重床構造を採用し、音の伝達を物理的に遮断する
天井への対策吸音材を施工したり、埋め込み照明を避けることで、防音性を高められる
資材の選定と確認建築時に音の反響しにくい資材を選び、構造設計の段階で専門家に相談する

折り上げ天井は防音性の課題を理解したうえで計画すれば、音の悩みを軽減できます。

④ 構造・法的制限による制約がある

折り上げ天井の施工には構造上や法的な制限があり、思い通りの高さや位置に設置できないケースもあります。

計画段階で確認を怠ると、後になって「ここには設置できなかった」「想定より高さが確保できなかった」と後悔することにもなりかねません。

折り上げ天井は天井裏の空間を活かして段差を作るため、建物の高さや構造、設備、法規制が影響します。特に北側斜線制限や上階の天井高制限、給排水管やダクトの干渉などで設置が難しい場合があります。

ぽりんき

北側斜線制限とは、北側の道路や隣家に日が届くよう、建物の高さを制限するルールです。

以下に、対策のポイントをまとめました。

対策方法内容・効果
事前の確認を徹底する折り上げ天井を希望する場合は、施工可能な場所や高さをハウスメーカーに早めに確認する
構造とのバランスを取る梁をデザインに取り入れる「化粧梁」構造で、強度を保ちながら天井を高く見せる方法も有効
地域の法規制を確認北側斜線制限など、地域によって異なる高さ規制を事前にチェックしておく

構造や法的な制約を理解しながら計画すれば、デザイン性と安全性を両立した空間を目指せます。

⑤ デザイン・仕上がりの心配がある

折り上げ天井は、設計や素材選びを誤ると「安っぽい」「バランスが悪い」と感じてしまうことがあります。

見た目が重要な要素だからこそ、少しの違いでも印象が変わります。

  • クロスやモールディングの質が低いと安っぽく見える
  • 照明計画が不十分だと陰影が不自然で暗く感じる
  • 天井と照明の色味が合わないと器具だけが浮いて見える
  • 折り上げ部分を高くしすぎると全体のバランスが崩れる
  • 部屋のテイストと合わないデザインは統一感を損なう

以下に、対策のポイントをまとめました。

対策方法内容・効果
高さのバランスを考える折り上げ部分の段差は一般的に10〜30cm程度が目安。部屋の広さに合わせて高さを調整
照明計画を重視する間接照明やダウンライトを組み合わせ、光と明るさを事前にシミュレーション
素材と色の統一感天井・照明・床材のトーンを揃えることで、自然でまとまりのある印象に
アクセントの工夫折り上げ部分にアクセントクロスや化粧梁を取り入れて、高級感をプラス
プロと一緒に検討する3Dパースなどで完成イメージを確認しながら、照明位置や色味を調整する

折り上げ天井のデザインは、ほんの少しのバランスで印象が変わります。

ぽりんき

プロと相談しながら、完成後も満足できるデザインを目指しましょう。

⑥ 明るさが足りない可能性がある

折り上げ天井は、照明計画を誤ると部屋が暗く感じられることがあります。

せっかくのデザインが、照明の位置や光の広がり方によって印象を損なうケースも少なくありません。

折上げ天井部分にダウンライトのみ、というのは、少し暗いかも
もしくは暗く感じるかも知れませんね。。

引用元:Yahoo!不動産/(一部抜粋)

照明の位置が通常より高くなるため、光が届きにくくなったり、反射光が弱くなったりすることが原因です。

間接照明だけに頼ると、柔らかく雰囲気のある空間にはなりますが、明るさそのものが不足することも。

ぽりんき

採光のバランスを取るのが難しいため、設計段階から慎重な検討が必要です。

以下に、明るさ不足を防ぐための対策をまとめました。

対策方法内容・ポイント
間接照明とダウンライトを併用する間接照明に加えてダウンライトを設置し、明るさとデザイン性を両立できる
調光機能を活用するリビングなどでは調光式ライトを導入し、シーンに合わせて明るさを調節できるようにする
反射光を最大化する折り上げ部分のクロスを白系にすると光を反射し、空間全体が明るく広く見える
自然光を取り入れる天窓や高窓を設けて、昼間は照明に頼らず自然光を十分に取り込む設計にする
事前の照明計画を行う建築士や照明デザイナーと連携し、光の方向・強さ・配置を事前にシミュレーションする

折り上げ天井を取り入れる際は、デザイン性だけでなく「光の回り方」までをデザインの一部と考えることが大切です。

間接照明や自然光をうまく活かしながら必要な明るさを確保できれば、昼も夜も快適で心地よい空間に仕上げられます。

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折り上げ天井を採用する3つのメリット

折り上げ天井は、天井に奥行きを持たせて空間をのびやかに感じさせる人気のデザインです。

工夫次第でコストを抑えつつもデザイン性を高めやすいのが魅力。

ここでは、折り上げ天井を採用する3つの主なメリットをご紹介します。

① リビングを広く・開放的な印象にできる

折り上げ天井の大きな魅力のひとつは、限られた空間でもリビングを広く、開放的に見せやすくなる点です。

天井の中央部分を一段高くすると、平坦な天井にはない縦方向の奥行きと立体感が生まれます。自然と視線を上へと導くため、部屋が実際よりも広く感じられるのです。

天井の高さが上がることで圧迫感が軽減され、よりリラックスできる快適な雰囲気に。

また、折り上げ部分の近くに高窓や天窓を設けると、自然光が拡散しやすく、部屋の奥まで明るく開放的な印象を与えます。

折り上げ部分を極端に高くするとバランスが崩れるため、高さは10〜30cmを目安に設計するのがおすすめ。

構造や照明計画、クロスの工夫によって、限られた空間でも上質な広がりを演出できるリビングを目指せます。

より広く見せるためのデザインについてはこちら折り上げ天井のデザイン例

② 低コストでおしゃれなデザイン性を高める

折り上げ天井は比較的少ないコストで空間の印象を大きく変えられる、コストパフォーマンスの高いデザイン手法です。

施工費用は一般的に10万〜30万円程度です。

大掛かりな構造変更を伴わずに設置できるため、「吹き抜け」や「天井高を全面的に上げる」ような工事と比べると、費用を抑えやすくなります。

素材や照明、装飾の使い方を工夫すれば、コストを抑えながらも満足度の高い折り上げ天井をつくりやすくなります。

限られた予算の中でポイントを絞って賢く選ぶことが成功の鍵です。

費用については、本記事の折り上げ天井の施工費用の目安」で詳しく解説しています。

③ 2階の床面積を減らさずに開放感を確保できる

折り上げ天井は、2階の床面積に影響を与えず、リビングに開放感を演出できるのが大きな魅力です。

吹き抜けのように1階と2階をつなげる必要がないため、2階の部屋はしっかり確保。

設計次第で空間の広がりを感じながらも、居住面積を最大限に活かすことができます。

2階の床面積は減りませんが、天井高には影響する場合があります。
北側斜線制限のある地域では、折り上げの高さ次第で上階の天井が240cmより低くなることも。

ぽりんき

導入する場合は上階の部屋に影響がないか、設計段階で施工会社としっかり確認しておくと安心です。

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折り上げ天井のデザイン例

折り上げ天井は、天井の高さを活かした立体的な空間デザインが魅力です。

形状の工夫に加えて、照明配置や仕上げ素材を工夫すると、印象を変える効果があります。

ここでは、照明・素材・テイスト別のアイデアを交えながら、折り上げ天井の魅力的なデザイン例をご紹介します。

① 間接照明・ダウンライトで陰影を楽しむ

折り上げ天井の魅力を活かすには、間接照明とダウンライトを上手に使い分けることがポイントです。

光と影のコントラストを作ることで、空間に立体感が生まれ、リビングや寝室がより上質な印象になります。

照明アイディア

間接照明で柔らかく陰影を演出

  • 折り上げ部分に光源を隠す「コーブ照明」を設置すると、天井に光が柔らかく広がり、陰影豊かな表情を作れる
  • 天井の段差が30cmほどあると、光がきれいに反射して立体感が強調される

ダウンライトで立体感とメリハリをプラス

  • 天井に埋め込むタイプのため、器具が目立たず折り上げ天井の高さを活かしたすっきり空間に
  • 部屋の中央に配置すると、スポットライトのように光が集まりメリハリのある印象に
  • 折り上げ天井に仕込むと立体感を強調しつつ、アクセント照明としても活用可能

間接照明とダウンライトを組み合わせる

  • 間接照明で柔らかさや高級感を演出し、ダウンライトで実用的な明るさを確保
  • 時間帯やシーンに応じて光の強弱を調整でき、空間の表情が変化
  • 梁と組み合わせると、さらに立体感や奥行きを感じられるデザインに

間接照明のみだと暗くなることがあるため、ダウンライトなどと組み合わせるのがおすすめです。

ぽりんき

ちょっとした照明の工夫で、家全体がぐっと洗練された印象になるんです。

② 素材と仕上げで印象を変える

折り上げ天井の印象は、素材や仕上げによって大きく変わります。

色や質感、装飾の工夫次第でモダンにもナチュラルにも、クラシックな雰囲気にも演出可能です。わずかな違いで空間の広がりや高級感も変わります。

クロス(壁紙)の工夫

種類特徴向いているテイスト
白クロス明るく開放的、天井を高く見せるシンプル・北欧
アクセントクロス部分的に色や柄を加えるモダン・スタイリッシュ
木目調クロス自然な温かみを演出ナチュラル・和モダン

化粧梁(見せ梁)の活用

化粧梁を取り入れることで、折り上げ天井に立体感と高級感をプラスできます。

天井が単調になりがちな空間も、梁を見せることでデザインのアクセントに。

梁を見せると空間に奥行き・陰影・素材感が生まれます。梁の質感を取り入れることで、温かみやナチュラルな印象を演出できるのも魅力です。

折り上げ部分の段差は一般的に10〜30cm程度ですが、梁を見せる場合は20cm程度を目安にしましょう。

モールディングで上品さをプラス

折り上げ天井の縁にモールディングを取り入れると、空間に高級感と立体的な陰影が生まれます。

ぽりんき

モールディングとは、壁や天井の境目に取り付ける装飾材のこと。

シンプルな天井でも、デザインの完成度を高められます。

境界を美しく整えるだけでなく、光と影のコントラストを生み出して「上質」「クラシック」「ホテルライク」な雰囲気を演出します。

間接照明と組み合わせると、より印象的な天井デザインになります。

③ 最新設備を取り入れる

折り上げ天井は、最新設備を取り入れると暮らしの質を高められます。

天井を少し高く取ることで、照明や音響機器をすっきりと取り入れやすくなり、リビング全体が上質な空間に。

設備

スピーカー付き照明

部屋のどこにいても同じように音が届く。電球タイプやシーリングタイプなど、空間に合わせて選択可能

照明一体型ホームプロジェクター

折り上げ天井に設置するので、厚みのある機器も自然に収まる。照明・スピーカー・プロジェクターが一体化し、配線や設置の手間を減らせる

ぽりんき

スピーカー付き照明は音が天井から包み込むように広がります。
週末は家族でリラックスタイムを楽しむのもおすすめです。

④ テイスト別デザイン例

折り上げ天井は、素材や照明、装飾の選び方次第で、モダンからクラシックまで幅広いテイストを楽しめます。

テイストデザイン要素効果・ポイント
和モダン木目調クロス・格子上品で落ち着いた印象。和に寄せすぎず、洋家具とも調和を。
ナチュラル木製梁・淡い色のクロス温かみを演出。床や家具の色を合わせて統一感を。
モダン/スタイリッシュ白・グレー基調、ダークトーン、ダウンライト光にメリハリをつけ、洗練された都会的な印象に。
ホテルライク/クラシック間接照明・モールディング上品な陰影と華やかさを演出。寝室やリビングに最適。

どのテイストでも共通して大切なのは、空間全体のバランスと家具や照明との調和です。

家具や照明、クロスの色合いを統一し、天井の高さや形状とバランスをとると、家族も来客もゆったりくつろげる空間ができあがります。

折り上げ天井の素材や仕上げ選びで迷ったら、施工実例をチェックしてみましょう。

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悩んでいる人

折り上げ天井って、吹き抜けより安いって聞くけど、実際どのくらいかかるの?

折り上げ天井は、空間に開放感と高級感をプラスできる人気のデザインですが、施工内容によって費用は大きく異なります。

目安を知っておくと、予算計画を立てやすくなります。

費用の種類金額の目安特徴・詳細
最低限の追加費用約10万円〜最低限の加工で済む場合の目安
一般的な施工費10万〜30万円程度居室の広さや設計によって変動。比較的手頃な価格帯
面積あたりの施工費1㎡あたり1万〜3万円程度折り上げ加工部分の施工費用の目安

折り上げ天井は、比較的低コストで、開放感やデザイン性を高められるオプションです。

ぽりんき

費用は以下の要素によって変動するため、事前に把握しておくと安心ですよ。

変動要因詳細
照明工事ダウンライトや間接照明を組み合わせる場合、電気工事費が追加。
追加設備シーリングファンを設置する際は、天井裏の補強が必要な場合も。
意匠対応・素材化粧梁・モールディングなど装飾を加えると、素材や施工内容で費用が変化。
施工面積・高さ折り上げる範囲や高さ、使用材料に応じて施工費が変化。

折り上げ天井を採用する際は、関連するオプションをすべて含めたトータル費用の確認が大切です。

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折り上げ天井に関するよくある質問(FAQ)

ぽりんき

折り上げ天井に興味のある方のために、よくある質問をわかりやすくQ&A形式でまとめました。

折り上げ天井の掃除が難しい理由は?

折り上げ天井は、デザイン性が高い反面、高所で凹凸が多くホコリが溜まりやすい構造のため、掃除やメンテナンスに手間がかかります。

  • 凹凸部分にホコリが溜まりやすい
  • 高所作業が必要で、掃除の手間と危険性がある
  • 照明や装飾が複雑で、清掃しにくい場合がある

対策としては、柄の長いハタキや静電モップを使うほか、段差を抑えたシンプルなデザインにする方法があります。

折り上げ天井の理想的な高さはどれくらい?

折り上げ天井の理想的な高さは、見た目のバランス設備の設置しやすさを両立できるように決めるのがポイントです。

内容高さの目安
一般的な段差約10〜30cm
デザイン住宅で人気約10〜15cm
奥行き(深さ)約10〜20cm
化粧梁を組み合わせる場合約20cm前後
間接照明を入れる場合約30cm前後

高さを取りすぎると、かえって圧迫感や上階の天井高への影響が出ることもあるため、設計者と相談して決めましょう。

吹き抜けと折り上げ天井、どちらを選ぶべき?

吹き抜けは天井高を大きく確保でき開放感が抜群ですが、冷暖房効率が下がりやすいです。

折り上げ天井は段差で広さを演出しつつ、2階の床面積を減らさずに設置できます。

快適性とデザイン性のバランスを重視するなら折り上げ天井、開放感を最優先するなら吹き抜けが適しています。

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まとめ|折り上げ天井でおしゃれで快適な住まいを実現

この記事では、折り上げ天井のメリット・デメリット、対策、施工費用の目安までをわかりやすくご紹介しました。

後悔しないためにも、ポイントをもう一度振り返ってみましょう。

この記事のまとめ

折り上げ天井とは、天井の一部を高くすることで空間に立体感とゆとりをもたらすデザインです。

メリット
デメリット
  • リビングを広く・開放的に見せる
  • 低コストでおしゃれなデザイン性を高める
  • 2階の床面積を減らさずに開放感を確保できる
  • メンテナンス性が悪い
  • 冷暖房効率が落ちる
  • 防音性が低い・音が響きやすい
  • 構造・法的制限による制約がある
  • デザイン・仕上がりの心配がある
  • 明るさが足りない可能性がある

照明やクロスなどの素材にこだわることで、自分好みのテイストを実現できます。

デザイン性と暮らしやすさの両方を意識して、折り上げ天井で理想の空間を叶えましょう。

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