
静岡で注文住宅を建てたくて、サン工房が候補に挙がっているけど、口コミが少なくて心配。実際の評判や価格はどうなの?
静岡県、愛知県で施工が可能なサン工房は、手掛ける家屋の全てが、長期間良好な状態で過ごすための基準をクリアした「長期優良住宅」です。
丈夫で高性能、そして伝統工法を活かした趣のある日本家屋に定評があります。



「長期優良住宅」と聞くだけで、「価格が高くなりそう」と思う人も多いでしょう。
この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、サン工房の口コミ評判・坪単価・住宅性能・アフターサービスの内容など、詳しく解説します。
70~100万円以上との情報あり
坪単価帯の目安は約- 図面を書く設計士と、現場の施工管理をする設計士が1棟を担当。設計士集団の工務店だからこそ、高性能でこだわりの家が叶う
- 長期優良住宅で丈夫な家なので、2世代、3世代に受け継ぐことができる
- 日本の伝統工法を活かした木造建築で、無垢材などの自然素材が好みの人に人気
工期が長くかかるので、スケジュールにはゆとりが必要
サン工房は、自然素材を活かした木造建築で、こだわった家づくりをしたい人にピッタリな工務店です。
しかし、どのハウスメーカーにも注意点はつきもの。「後悔しないポイント」を押さえて、家づくりのヒントにしてください。


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サン工房とは?会社概要と特徴


株式会社サン工房は、静岡県に本社を構える、地域密着型の工務店です。関連子会社として、愛知県に株式会社サン工房・スタジオがあります。
まずは、サン工房の会社概要と、家づくりの特徴について詳しく解説します。
サン工房 会社概要
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | 株式会社サン工房 |
本社所在地 | 〒432-8068 静岡県浜松市中央区大平台3丁目7-30 |
設立 | 平成2年5月(創業昭和57年8月) |
事業内容 | 戸建て住宅・商業施設建築・リフォーム・リノベーション設計・施工、造園設計・施工、不動産取引 |
関連子会社 | 株式会社サン工房・スタジオ 〒444-0921 愛知県岡崎市中岡崎町6-1 |
対応エリア | 静岡県西部・中部(島田市、焼津市、藤枝市) 愛知県東部(豊橋市、豊川市) 愛知県(岡崎市、豊田市、名古屋市) |
昭和57年(1982年)の創業当時は、設計事務所として設立。ほかの一般的な設計事務所と同様、設計後の施工については、工務店に委託していました。
しかし、住まいづくりに最後まで携わりたい、と8年後の平成2年(1990年)に「設計」と「施工」の両方を請け負う、今のスタイルに生まれ変わりました。



経営理念に「物造りにおいて妥協しない」を掲げる、サン工房の強いこだわりが感じられます。
サン工房の家づくりとは?
サン工房の家づくりの特徴を、5つご紹介していきましょう。
- 「紙」から始まる家づくり
図面を書く設計士と、現場で施工管理をする設計士がチームとなり、1棟の家づくりに関わるのがサン工房のスタイルです。
ヒアリングした施主の希望は、スケッチやプラン計画図、そして見積書に忠実に落とし込む、という「紙」から始まる家づくりを、サン工房は大切にしています。これは、口頭だけではなく、紙だからこそ、施主の希望が具体的に表現できるという考えからです。
希望が反映された図面から、現場にも施主の家づくりの思いが共有されます。しかし、ただ図面に忠実に造るだけではありません。施工にも設計士が携わるからこそ、現場ならではの創意工夫が施され、より良い家ができるのです。 - 施工
サン工房の家は、伝統工法を大切にしており、熟練の職人たちによる、「職人技」が光ります。
施工は信頼している大工が担当し、時間をかけて丁寧に造り上げます。 - 庭造り
家屋だけでなく、庭の見せ方も徹底的に検討するのが、サン工房のこだわりです。
家の中からの見え方、樹木への光の当たり方、樹の種類によって変わる影など、さまざまな視点から庭を設計し、心地よい庭にします。 - アフターフォロー
安心して永く住めるように、引き渡し後も「家守り」として関わってくれます。
10年間は無償での定期点検とメンテナンスが行われ、11年目以降も、有償での点検が可能です。 - セカンドオピニオン
サン工房には、設計士が多く従事しています。
設計途中に疑問が出てきたときに、担当以外の設計士の意見を聞ける「設計のセカンドオピニオン」という、サン工房だからこそできる体制をつくっています。
最終的に、施主が納得感と満足感が得られるように、不安要素は徹底的に取り除く、サン工房の強いこだわりです。


サン工房の評判・口コミ



サン工房の評判を知りたいけど、口コミがあまりないな…
サン工房のホームページで、家づくりにおける強いこだわりが感じられるものの、実際に建てた人の口コミは、大手ハウスメーカーに比べると、多くありません。
そこで、過去の掲示板やブログ記事、SNSを活用して徹底調査しました。その結果、比較的良い口コミが多くありました。
どのような評判があるか、一部をご紹介します。
良い口コミ


日本の家!って感じだけど、古さは感じないカッコよさもあると思います。
和服が似合いそうな感じでもあります。
ローコストのありきたりの家を見ていたせいか、とても新鮮で高級感を感じます。
出典:マンションコミュニティ「浜松のサン工房について」
現在建築中の者です!
……とてもとても丁寧に家づくりをしている会社です。
私は沢山見学に行き、大手の営業マンの『家を売る』姿勢にげんなりしている時にサン工房さんに見学に行き、『家を建てる』姿勢にとても感動したのを覚えています。
確かに価格はかかりますが、とことんとことん施主の希望を聞いてくれます。
出典:マンションコミュニティ「浜松のサン工房について」
私は木が好きなので、木の家にこだわった工務店さんを探していたんです。サン工房さんは、木をふんだんに使いつつ、余白を感じさせるシックな佇まいが気に入りました。私たちの家も、仕上げ材に無節の無垢材を使用し、シンプルで洗練された空間にしていただきました。漆喰や障子戸など和を取り入れた落ち着きのある雰囲気も気に入っています。
出典:プラスOの住まい「こころと暮らしが整う、平屋のわが家」
工務店も入れながら自分たちでも手を入れていきます。元々は浜松では定評のあるサン工房さんが建てたお家なので間違いないです。しかもOMソーラー搭載だから冬もあったか。
出典:X
事務所は木の温もりが感じられる、よくある実務的な事務所であったり、大手建築会社のイメージとは違う、
個を大切にした、和の落ち着きが感じられました。
浜松佐鳴湖近くのサン工房建築の喫茶店も、
和モダンなお洒落が感じられます。
社長さんも親切、丁寧な方でした。
出典:Googleマップ(サン工房・スタジオ)
2年点検に来ていただきました
思わぬ発見があってビックリ
それは、蜂の巣で5cm大位、早速片付けて頂きました。
いつも丁寧に対応してくださるので、信頼しています。
薪用木材も届けてもらい、本当にありがとうございました!
出典:Googleマップ(サン工房・スタジオ)
「和」を感じられる木造建築に定評があることが、口コミから伺えます。
そして、社長をはじめとするスタッフの丁寧で、真摯な家づくりへの姿勢も、サン工房に依頼する大きな決め手のようです。
気になる口コミ
良い口コミが目立つ一方、中には気になる口コミもありました。
主に価格や工期に関する口コミです。
価格はそれなりにするみたいです。
予算があり、高級感がある木の家が好きな人にはいいかも。
出典:マンションコミュニティ「浜松のサン工房について」
坪単価70万というレスもあります。
その位だと大手ハウスメーカーとも比較検討できる予算になりますが…。
出典:マンションコミュニティ「浜松のサン工房について」
サン工房専属の大工さんが基本的には1人でやられるので、数ヶ月かかります。
出典:マンションコミュニティ「浜松のサン工房について」
基本的には、大工さんが丁寧に時間をかけて作るスタイルでした。
出典:家語-いえがたり-「サン工房の評判!住んでみて感じたことすべて」
ローコスト住宅の場合、坪単価の目安は30~50万円程度といわれています。



口コミだけでは、実際の予算について分かりませんでしたが、安価を売りはしていないことが伺えます。
また工期の長さも気になるところ。
「費用を抑えたい」「短時間で効率良く家を建てたい」という人は、ほかのハウスメーカーと比較しながら検討するのが良いでしょう。
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サン工房は高い?坪単価を徹底解説


気になる口コミで見られたように、サン工房は「高そう…」という印象があるようです。
実際に、どれくらいの予算が必要か詳しく解説していきます。
サン工房の坪単価は?
前述したように、サン工房にはパッケージがなく、完全オーダーメイドです。家によって設計・施工内容は変わり、公式ホームページには、金額について触れているものはありません。
しかし、「住宅展示場.ネット」で社屋(建築資料館)の工事請負価格が掲載されていたので、こちらを参考に紹介します。


項目 | 内容 |
---|---|
延床面積 | 173.06㎡(52.4坪) |
施工延床面積 | 212.94㎡(64.5坪) |
工法 | 木造軸組工法 |
耐震等級 | 3等級 |
断熱等級 | 6等級 |
主要構造材 | 土台:ヒノキ 柱・梁:ヒノキ、スギ |
保証制度 | 10年 住宅瑕疵保証 |
断熱仕様 | 屋根断熱 外壁充填断熱 床断熱 |
通気仕様 | 外壁通気工法 |
換気仕様 | 第三種換気 |
ほかにも、家語‐いえがたり‐「サン工房の評判!住んでみて感じたことすべて」には、平屋の坪単価が紹介されています。
項目 | 内容 |
---|---|
延床面積 | 34.6坪 |
工法 | 木造軸組工法(在来工法) |
こちらの家屋は、耐震性などの記述はありませんでした。また、建築当時と現在では家の性能も価格も変わっていますので、注意が必要です。
造られる家によって差が出ますが、上記でご紹介した家屋の坪単価78万円、坪単価119万円は、大手ハウスメーカーの坪単価と引けを取らないことが分かります。
また、株式会社健康快適住宅工房では浜松市の工務店の坪単価が紹介されており、サン工房は70~100万円と記載がありました。
これらの調査から、サン工房はローコストでは建てられない工務店であることは間違いないでしょう。



高価であるのは、技術・性能・手厚いフォローアップがあってこそです。
後ほど、サン工房が高い理由を解説していきます。
建物代以外にかかる費用も要チェック
坪単価は、一般的に建物本体の価格を指します。そのため、そのほかの費用が見落とされがちです。
- 付帯工事費(地盤改良工事、外構、上下水道、ガス、給排水引き込みなど)
- 土地代(土地を持っていない場合)
- 土地仲介手数料
- オプション(照明、キッチン、収納、インテリア関連など)
- 諸経費(建築確認申請費、登記費用、火災・地震保険、地鎮祭や上棟式の費用など)
特に地盤改良工事は、地盤調査の結果によっては50〜100万円程度と、金額の幅が大きくなります。実際に調査をしないと分からない部分なので、見積もりには高めの金額を入れておくと良いでしょう。



本体価格以外の費用を念頭においておかないと、後々予算オーバーになりかねません。
総合的にどの程度予算が必要か、必要経費の項目を洗い出し、他社とも比較していきましょう。
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サン工房の家はなぜ高い?|サン工房の家の特徴


サン工房は「丈夫で長持ちする家」をモットーに、設計と性能の両立を考えた家づくりをしています。施工した家は全て「長期優良住宅認定」を取得しています。
長期優良住宅とは、長期にわたって良好な状態で使用するために、国土交通省が設けている基準を満たした住宅のことです。
その基準については、国土交通省のホームページに掲載されています。
(2)認定基準
所管行政庁による認定を受けるには、申請する建築及び維持保全に関する計画が以下に掲げる基準に適合する必要があります。
1.住宅の構造および設備について長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられていること。
2.住宅の面積が良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること。
3.地域の居住環境の維持・向上に配慮されたものであること。
4.維持保全計画が適切なものであること。
5.自然災害による被害の発生の防止、軽減に配慮がされたものであること。
出典:国土交通省
サン工房はこれらの基準を満たし、2世代、3世代と受け継ぐことのできる、資産価値の高い家づくりをしています。
具体的にどのような家なのか、その性能を見ていきましょう。


全棟耐震等級3を取得
耐震等級3は、耐震の最高等級です。


建物の耐震に加えて、建物を支える地盤の補強にも注力しています。工事着工前に行う地盤調査の考察に従って、地盤補強・基礎形式を選択し、長く住むための地盤づくりを行います。
その上で、引き渡した家に対して地盤保証が10年間つくので、大きな安心材料となるでしょう。
断熱・気密性能
「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(Net Zero Energy House)」の略称で、住宅の断熱性能と省エネ性能を高め、太陽光発電などにより年間のエネルギー収支をゼロにすることを目指す住宅です。
一定の基準を満たすことで、国や自治体からの補助金対象となることもあります。
一般の住宅に比べ、断熱性が高く、効果的な設備機器を導入するので、光熱費が抑えられます。


ちなみに、住んでいる地域によって、住宅の省エネ基準は異なります。日本を8地域で区分し、寒冷な地域ほど厳しく、温暖な地域ほど比較的緩い基準が設定されています。
静岡県中西部の省エネ基準は「6地域」です。
「6地域」で基準に適合させるためには、断熱等性能等級6を目指すか、それ以上の「ZEH」の基準を満たす必要があります。
サン工房では、断熱性能等級5(ZEH水準)を最低レベルとし、年間を通じた室内環境と、ライフサイクルコストのバランスから等級6(HEAT20G2)前後を推奨しています。




全棟で、施工中に温熱環境シミュレーションソフトで気密測定を実施し、外気温の影響を推察します。その上で、各建物に適切な計画(第1種換気~第3種換気)を行います。






その他の省エネ・創エネ設備
全ての部屋の温度を一定に保ちたい人に、サン工房では全館空調・床下エアコンをおすすめしています。エアコン1~2台で、家全体の室温を調整することが可能です。
また、太陽光発電やエネファームなどの創エネ設備を設置すれば、電気の自給自足が叶います。



節電したい人、災害時に備えたい人は、ぜひ相談してみてください。
劣化対策等級3
サン工房の家は、もっとも厳しい水準の劣化対策等級3です。これは、通常の管理下ならば建物が限界を迎えるまでの期間が3世代以上とされています。
木造建築の場合、以下の劣化対策が、評価の水準です。
「a. 外壁の軸組等」における一定の防腐・防蟻措置
「b.土台」における一定の防腐・防蟻措置
「c.浴室及び脱衣室」における一定の防水措置等
「d.地盤」における一定の防蟻措置
「f.床下」における一定の防湿・換気措置
「g.小屋裏」における一定の換気措置
「h.構造部材等」における基準法施行令規定への適合
出典:国土交通省「評価方法基準案(劣化対策)の各等級に要求される水準の考え方」
維持管理等級3
ガス管や給湯管などの専用配管は、住宅設備の中において、耐久年数が比較的短いものです。そのため、長く暮らしていく中で、点検やメンテナンス、そして場合によっては買い替えが必要となることが、何度か訪れるでしょう。
そのときに、もし配管がコンクリートで埋め込まれていると、コンクリートを壊す必要があり、点検すらも大がかりなものになります。
サン工房は、維持管理等級3を取得しており、最も高い対策内容となっています。
サン工房のこだわり


前章で、サン工房の手掛ける家が、各評価において高い水準を満たしている、長期優良住宅であることが分かったかと思います。
高性能な家づくり以外にも、家づくりのこだわりがサン工房にはあります。



きっとサン工房を選択するポイントにもなるので、是非参考にしてください。
無垢材などの自然素材を取り入れる


日本家屋で使われる自然素材は、高い調湿機能があったり、耐久性が優れていたりします。湿度が高く、自然災害が少なくない日本にピッタリな特徴といえるでしょう。
サン工房では、地元産の自然素材を上手に取り入れ、環境と共生する家づくりをしています。
サン工房は、口コミでも定評があったように、木をふんだんに使った「総合木造建築業」の工務店です。木材、特に無垢材の特性を深く知っているからこそ、木造建築としての評判が良いのでしょう。
環境に配慮した家づくり


実は、木材を使用した建築そのものが、温暖化対策防止・脱炭素社会に寄与されているといわれています。
その理由は、木が光合成をする過程で取り込まれた二酸化炭素は、伐採し、木材になってからも、炭素となって保有され続けるからです。
家が建っている限り、炭素が保有され続けるので、サン工房のように長期優良住宅であれば、長い間二酸化炭素を取り込んでくれます。その量は約14トンといわれ、木造建築は、環境保全に大きな役割を果たしているのです。
またサン工房は、LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅を目指しています。
家の建設から解体までの全ての過程(ライフサイクル)において、二酸化炭素排出量をマイナスにする住宅のことです。
長く住めるエネルギー消費の少ない住宅を建築することのほかに、解体時に木材を再利用することで、さらなる二酸化炭素排出量削減に貢献しています。
構造材加工場・災害備蓄倉庫


「職人の技」を次世代に伝えることを大切にしているサン工房は、手刻みの構造材加工場を令和3年(2021年)に開設しました。



手刻みとは、大工が木材に印をつけ、ノコギリやカンナなどを使って加工する、日本に古くから伝わる伝統的な木材加工の方法です。
開設された加工場は、職人たちが集まり、伝統を継承するコミュニティの場になっています。
そして、この倉庫は「災害備蓄倉庫」としての役割も担っています。
地震や台風などの自然災害が発生したとき、サン工房のほか、連携会社、建築関係会社、職人、技術者がいち早く行動するための物品、材料を事前に用意しています。
サン工房の高い防災意識


これは、静岡が全国の中でも地震のリスクが高い地域だからでしょう。
静岡は活断層が多く、南海トラフ地震の被害も懸念され、「地震防災対策強化地域」に指定されています。
静岡に本社を置くサン工房は、災害後に応急仮設住宅を建設する幹事会社をまとめる主幹事会社として、静岡県と協定を結んでいます。
また災害が発生しても、大切な業務が中断しないよう、お客様フローを準備。さらに、復興活動への対策を社内で標準化するなど、さまざまな災害対策をしているので、いざというときに安心です。
静岡に住む人は防災意識が高く、被災した場合、家屋の損傷や倒壊が気がかりな人は多くいるでしょう。



災害に対して事前に対策を講じている住宅事業者は、とても心強い存在になるはずです。


サン工房の注意点|口コミからわかる後悔しないためのポイント



サン工房の魅力は分かったけど、注意した方がいいことってある?
ここまで、サン工房の良い口コミから、魅力的な家の性能や、家づくりのこだわりを中心に解説してきました。しかし、押さえるべき注意点も存在します。
依頼をしてから後悔しないように、サン工房の注意点もチェックしておきましょう。
工期が長い
サン工房の工期は、公式には明記されていませんが、気になる口コミで紹介したように、丁寧に時間をかけるとのことなので、一般的なハウスメーカーよりも長い工期であると予測されます。



ハウスメーカーの一般的な工期は3〜4ヶ月といわれています。
ローコストのハウスメーカーだと、2〜3ヶ月のところもあります。
短期間で家を建てたい人にとってはデメリットですが、工期が長いからこそ、その過程を楽しめたという声が、サン工房のインタビュー記事で見られました。
また、サン工房は工期が長いので家づくりの過程を見て楽しむこともできました。
大工さんと話もでき、細かなアドバイスも聞けたので良かったです。
出典:サン工房「街角のサン工房|灯香の平屋_住みごこちインタビュー」
11年目以降の点検は有料
11年目からは有料(5,000円)ですので、不具合があるときだけで良いかなと思っています。
出典:家語-いえがたり-「サン工房の評判!住んでみて感じたことすべて」
サン工房には、引き渡した住宅に、10年間の住宅瑕疵担保責任保険が付保されるほか、10年間無料の定期点検サービスがあります。
サン工房の家づくりの特徴でご紹介した「家守り」です。



期間としては、一般的な工務店の中で、決して短いというわけではありません。
しかし、大手ハウスメーカーには20~30年、条件を満たせば60年と、長期にわたったアフターフォロー制度があります。
比較したときに、10年では短く感じる人もいるかもしれません。
より充実したサポート体制が整った会社がいい人は、ほかのハウスメーカーも検討しましょう。
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密なコミュニケーションが求められる


担当の設計士と密なコミュニケーションがとれることは、大きなメリットです。
しかし、向き不向きが大きく分かれるポイントでもあります。
細かな確認をされることが想定されるので、億劫に思う人もいるかもしれません。
また、要望を言語化すること、遠慮せずに修正や疑問を伝える気持ちを持つことが求められます。加えて、オーダーメイドであるからこそ選択肢が多く、決断力も必要でしょう。
サン工房に向いている人・向いていない人


注文住宅を依頼するとき、契約を結んでから「思っていたのと違う」と後悔することも、少なくありません。



自分たちに合っている会社かどうかの見極めが重要です。
これまで解説したサン工房の特徴や口コミから、サン工房に向いている人、向いていない人をまとめてみました。
- 細部までこだわった家づくりがしたい人
パッケージがないので、フルオーダーメイドの家が実現します。理想を設計士が汲み取り、熟練の大工が形にしてくれます。デザインや性能など、こだわった家にしたい人におすすめです。 - じっくりと打ち合わせをして、家づくりをしたい人
パッケージ化されていると、決まった仕様で進むので、打ち合わせが短縮されます。しかし、サン工房はパッケージがなく、設計士との対話が重要になります。事務的な対応ではなく、丁寧な家づくりをしてもらいたい人にピッタリな工務店です。 - 耐久性のある、長く住める家にしたい人
サン工房の手掛ける家は「長期優良住宅」です。耐久性に優れ、3世代に受け継ぐことができ、資産価値が高い家になります。 - 日本家屋(和の家)にしたい人
サン工房は、伝統工法を大切にした家づくりをしています。作品集からも和モダンなデザインが目を惹き、口コミからも人気があることが伺えます。
- ローコスト重視の人
高性能で耐久性があり、こだわった設えが叶う分、コストがかかります。費用を抑えたい人は、ほかのハウスメーカーも選択肢に入れましょう。 - 設計士(メーカー)にある程度丸投げしたい人
自由に設計できる分、選択肢が増え、悩むことが煩わしく思う人もいるかと思います。自分で決めるより、仕様がある程度決まっていて、設計士に任せてしまいたい人には不向きといえます。 - ラグジュアリーな雰囲気や無機質でクールな空間が好きな人
サン工房は、「総合木造建築業」の工務店です。木を中心に、自然素材を使った家に人気があります。一方、コンクリートの壁や、大理石の床など、無機質な雰囲気が好きな人にとっては、求める雰囲気と離れたものになるでしょう。 - 短時間で効率良く家を建てたい人
サン工房では、設計の期間・工期と、家が建つまでに時間がかかることが予測されます。効率良く、短時間で家を建てたい人は、ある程度パッケージ化されたハウスメーカーが良いかもしれません。


サン工房に関するQ&A
サン工房に関するよくある質問を、Q&A形式でまとめました。
- サン工房で安く家を建てられますか?
-
安さを重視して家づくりをする人にとっては不向きでしょう。
坪単価は公表されていませんが、一部の口コミやブログでは、70~100万円以上という情報があり、やや高めです。しかし、長く住める丈夫な家が叶い、素材もこだわっているので、コスパが悪いわけではありません。
- 施工エリアはどこですか?
-
本社のある静岡、子会社のある愛知で施工可能です。
- アフターサービスは充実していますか?
-
引き渡し後こそ、密なお付き合い「家守り」をしています。
引き渡し後6ヶ月:暮らしながら気が付いたことや要望を伝えられます。
1・2・5・8・10年後:定期的な点検やメンテナンスを実施します。
11年以降は、有償になりますが、引き続き点検等の依頼が可能です。
- サン工房が建てた家を見ることはできますか?
-
社屋やアトリエなど、見学することが可能です。
実際にサン工房で家を建てた方の完成見学会も、実施しています。
- リフォーム、リノベーションの相談もできますか?
-
リフォーム、リノベーションも可能です。
部分的なリフォームから、中古住宅、他社が建てた建物のリフォームまで、何でも相談できます。
耐震・耐久性の診断など、外側から分からないことも調査し、適切な改修方法を提案してくれます。
まとめ|サン工房で後悔せずに家づくりをするために押さえたいポイント



これまで解説した、サン工房の押さえるべきポイントを、改めておさらいしましょう。
この記事のまとめ
【
坪単価目安】口コミやブログ等の情報から、約70~100万円がサン工房の相場です。
【口コミで評価されているポイント】
- 設計士が施主の希望を丁寧に汲み取って、家づくりをする
- 長期優良住宅認定
- こだわった木造の日本家屋が実現できる
【口コミで見られる注意点】
- 工務店の中では、坪単価が高め
- 工期が長い
設計士と足並みを揃えて、とことんこだわった家にしたい人にはおすすめの工務店です。
予算にはゆとりを持たせなければなりませんが、1世代に留まらず、後世に受け継ぐことができる家になるので、資産価値の高い家になります。
また、工期の長さもネックポイントとして挙げられるので、余裕をもったスケジュールを組み、長い期間を楽しみながら家づくりをしてください。



静岡・愛知に住んでいる人で、サン工房が気になる人は、一度問い合わせをしてみましょう。
しかし、静岡県、愛知県に限らず、ハウスメーカー、工務店は数多くあり、その特徴もさまざまです。
家づくりを検討し始めた人は、情報収集をすることからスタートしましょう。
どんな性能・デザインの家ができるか
無理のないスケジュールで進められるか
しかし、たくさんあるハウスメーカー、工務店の情報収集を一件一件するのは、時間も労力もかかってしまいます。
家づくりは下調べをせずに進めると完成後に「え?もっと良い会社あったじゃん!調べておけばよかった〜!」と後悔する人が続出します。
そのため、まずやるべきは
とはいえ、一つずつ調べていくのも大変なので、最近は、一度にカタログが取り寄せできる「一括資料請求サイト」が人気です。
しかし、一括資料請求サイトということもあり、サイト選びを間違えると、カタログが届かなかったり、強引な営業を受けることにもなります。
良質な資料請求サイトを利用して、まずは興味がある会社をピックアップしましょう。
この3つは、大手企業が運営しており、登録されている住宅会社は厳しい審査をクリアしている会社のみです。
そのため、カタログを取り寄せたからといって強引な営業をしてこないため、まずはカタログを集めて情報収集する家づくり初心者さんには大変メリットの大きいサービスです。
ぜひ、信頼できる一括資料請求サイトを利用し、効率よく家づくりを進めてください。



