悩んでいる人一条工務店の床暖房は本当におすすめ？
寒いって噂もあるけど、実際どうなの？
一条工務店の床暖房について詳しく知りたい。
一条工務店といえば、家中どこでも快適な自社オリジナルの全館床暖房ですよね。実際『一条工務店＝床暖房』のイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
一条工務店の全館床暖房は、部屋ごとの温度差もなく、冬でも素足で過ごせるほど快適なことから、採用する方も多く非常に満足しているといった声も多いです。
ぽりんき一方で、「一条工務店の床暖房は寒い」という意見もあることから、本当に床暖房を採用して良いのだろうかと悩んでしまいますよね。
実際に利用している方の意見について調べてみたところ、個人差はあれど、暖かい・寒いというよりは『ちょうどいい』という意見が多く見られました。
この記事では、建築士で元ハウスメーカー社員の筆者ぽりんきが、一条工務店の床暖房が寒いという噂についてリアルな感想をご紹介。
調査してわかった4つの特徴から、メリット・デメリットまで徹底解説していきます。
一条工務店の全館床暖房を採用するか悩んでいる方は、最後まで記事を読み進めてみてください。
【寒くない】一条工務店の床暖房を使ってみたリアルな感想を紹介
それでは、一条工務店の床暖房の性能について詳しく見ていきましょう。まずは、実際に一条工務店の家に住んでみて感じたリアルな感想を4つほどご紹介していきますね。
- 冬でも暖かく床暖房がとにかく最高
- 家に帰った瞬間からポカポカ
- 風呂上がりの熱が冷めない
- シーズン中付けっぱなしでも電気代が安い
冬でも暖かく床暖房がとにかく最高
床暖房だけで、本当に家中暖かくなるのかと不安に思いますよね。実際に一条工務店で家を建てたオーナーさんの中にも、きっと同じように考えていた人も多いと思います。
ぽりんきやはり一条工務店の床暖房は、実際に住んで体感することで、その効果を実感して驚く人が多いようですね。
多くの一条工務店オーナーさんが、SNSなどに室温計を載せて性能をアピールしていますが、どれも21℃前後と、一般的に快適と感じるちょうどいい温度になっていることがわかります。
家に帰った瞬間からポカポカ
家中に床暖房が備わっているため、普通なら気温差を感じる玄関ホールでも、一条工務店の家なら暖かさを実感できます。
ぽりんきしかも、全館床暖房が標準装備（対象商品あり）な点も、一条工務店を選ぶ決め手になりますね。
暖かくも寒くもなくちょうどいい室温
感覚は人それぞれ違うかもしれませんが、平均して21℃前後の室温を保ってくれます。
ぽりんき真冬でも長袖1枚で心地よく過ごせるのは、一条工務店の高性能な家だからこそのメリットですね。
シーズン中付けっぱなしでも電気代が安い
基本的に、床暖房の電源はシーズン中つけたままにしておく家庭が多いようです。そのため、いつでも家中が暖かいと満足している人が多いみたいですね。
一条工務店の家は、高気密・高断熱に加えて太陽光パネルで発電することで、床暖房を稼働し続けても電気代がそれほどかかりません。
ぽりんき高性能な家は、快適なだけでなく経済的にも優れているんですね。
一条工務店の床暖房の4つの特徴
続いて、一条工務店の床暖房の特徴について詳しく見ていきましょう。こちらでは、4つの特徴に分けて解説をしていきます。
一条工務店の床暖房について詳しく知ることで、性能に納得した上で採用を検討してください。
- 一条工務店の床暖房は自社オリジナル製品
- トイレからお風呂まで全館に床暖房を配置
- ヒートポンプ式床暖房を採用している
- 夏も快適に過ごすための独自の除湿システム
1.一条工務店の床暖房は自社オリジナル製品
一条工務店の全館床暖房は、設計から施工までを一貫して自社でおこなっています。そのため、あなたの間取りに合わせたオリジナルの設計で無駄なく床暖房を導入できるのが特徴です。
さらに、配管にアルミを巻いて熱のロスを少なくするなど、一条工務店ならではの工夫が施されています。
また、自社で製造することで、本来100万円以上する床暖房を60万円ほど（30坪の場合）とかなりお得に導入できます。商品によっては、全館床暖房が標準装備として用意されているため、追加費用がかからずに導入できるのもうれしいですね。
全館床暖房の対象商品については記事下部の「よくある質問」をご覧ください。
2.トイレからお風呂まで全館に床暖房を配置
一般的に他のハウスメーカーでは、リビングだけに床暖房を導入するなど、一部分にのみ採用するところ、一条工務店ではトイレやお風呂など家中くまなく床暖房を設置できます。
これにより、部屋ごとの温度差を無くしてどこでも快適に過ごせるだけでなく、急激な温度変化によるヒートショックのリスクから家族を守ることにも繋がります。
ただし、実際に暮らしているユーザーからのデメリットな意見として、家中が暖かいため外出時の服装選びを間違えてしまうことがあるようです。
ぽりんき室内だけでなく、玄関から外に出る際のヒートショックには注意が必要かもしれません。
3.ヒートポンプ式床暖房を採用している
ヒートポンプ式のメリットは、一般的な住宅に採用されているガス温水式床暖房と比較して、ランニングコストがとにかく安いことです。
ガス温水式の床暖房の場合、月の電気代が4〜5万円なのに対して、ヒートポンプ式の場合は月7〜8千円と大幅に電気代が削減できます。
※使用環境により誤差があります。
一方で、ヒートポンプ式床暖房のデメリットとして
- 立ち上がりに時間がかかる
- 温度がそこまで高くない
という2点が挙げられます。
ただし、上記のデメリットは一般的な住宅の場合に当てはまるもので、一条工務店の住宅ではデメリットを補うほど断熱性能が高いため、ヒートポンプ式でも25℃くらいの温水を無理なく効率的につくれるんです。
ぽりんき一条工務店×ヒートポンプ式床暖房だからこそ、快適かつ経済的な全館床暖房が可能なんですね。
4.夏も快適に過ごすための独自の除湿システム『全館さらぽか空調』
冬は家中暖かく過ごせる全館床暖房ですが、夏も快適に過ごすために、独自の除湿システム『全館さらぽか空調』もオプションとして選択が可能です。
この『全館さらぽか空調』によって、夏は除湿でさらっと、冬は保温でぽかぽか暖かい一年中快適な住まいを実現できます。
一条工務店の床暖房のメリット・デメリット
全館床暖房の特徴について知識を深めたところで、続いて一条工務店の全館床暖房だからこそのメリットとデメリットについても詳しく解説をしていきます。
メリットとデメリットをまとめたものがこちら。
メリット・デメリットについて理解しておくことで、全館床暖房が本当にあなたの家づくりにとって必要なのかを判断するための材料となるでしょう。
一条工務店の床暖房の4つのメリット
- ガス温水式床暖房と比較してランニングコストが安い
- 自社製造により導入コストが圧倒的に安い
- 室内ごとの温度差がなく、ヒートショックを防げる
- 高気密・高断熱なため運転効率がよく経済的
1.ガス温水式床暖房と比較してランニングコストが安い
一条工務店の全館床暖房はヒートポンプ式を採用しているため、一般的なハウスメーカーで多く採用されているガス温水式に比べて毎月のランニングコストが大幅に削減できます。
ガス温水式の床暖房では、高温にあたためた水温を床下のパイプに流すことで床の温度を温めています。しかし、水温を維持するために、お風呂の追い焚きのように常に高いパワーで稼働し続けなければなりません。
そのため、かなりの電力を消費することに。また、断熱性の低い住宅ではさらに電気代がかかることになります。
具体的には、ガス温水式の床暖房の光熱費が月4〜5万円なのに対して、ヒートポンプ式の床暖房ではおよそ1/6の月7〜8千円に抑えることができます。
ぽりんき注文住宅では、住宅ローン以外に光熱費も毎月の大きな負担ですよね。
一条工務店の高性能な住宅と、ヒートポンプ式の床暖房を組み合わせることで、お財布に優しい家づくりができます。
2.自社製造により導入コストが圧倒的に安い
導入コストが圧倒的に安いことも、一条工務店ならではのメリットです。
一条工務店では住宅設備の多くを、設計から製造、現場の施工まで自社グループでおこなっています。これにより、高性能な設備をコストを抑えてユーザーに提供できます。全館床暖房もその一つ。
他社よりも価格を抑えて導入できるため、一条工務店では商品ラインナップによっては追加費用がかからずに標準装備として全館床暖房を提供しています。
ぽりんきこれは住宅の工業化を突き詰めている一条工務店だからこその強みですね。
3.室内ごとの温度差がなく、ヒートショックを防げる
一般的なハウスメーカーでは、床暖房はリビングのみなど、住宅の一部分に採用する場合がほとんどです。一条工務店の場合、家中に床暖房を設置するため、部屋ごとの温度差がなくなり、家族がヒートショックを起こすリスクを防ぐ効果が期待できます。
ヒートショックは、とくに冬場の脱衣室とお風呂場の温度差によって引き起こされることが多いです。
下記の図からわかるように、冬の寒い時期にヒートショックで命を落とす人が増加する傾向にあります。
一条工務店の全館床暖房なら、リビングなどの一部分だけでなく、家全体を床暖房で温めることで、家族の健康にも配慮した安心な家づくりができます。
4.高気密・高断熱なため運転効率がよく経済的
一条工務店の高気密・高断熱な住宅と、全館床暖房は非常に相性がいいと言えます。
その理由は以下の３つです。
- 断熱性が高いため少ないエネルギーで家全体が温まる
- 温まった室温を長時間保てる
- 温水を無理なく効率的につくれて経済的
一条工務店の床暖房の3つのデメリット
- 立ち上がりに時間がかかる
- 温度がそこまで高くない
- 無垢床は採用できない
1.立ち上がりに時間がかかる
一条工務店が採用しているヒートポンプ式の床暖房の特徴として、立ち上がりまでに時間がかかることがデメリットとして挙げられます。
一刻も早く温まりたい時に、寒い室内で立ち上がりを待つのは大変ですよね。ですが、このヒートポンプ式のデメリットも、一条工務店の高断熱な住宅であれば解消できるんです。
なぜなら断熱性が高いことで、床暖房を温めるエネルギーを無駄なく効率的に作り出すことができるからです。
ぽりんきつまり、ヒートポンプ式のデメリットと、一条工務店の家は相性抜群ということだね。
2.温度がそこまで高くない
一般的に採用されることの多いガス温水式の床暖房の場合、およそ60℃の高温の温水を床下のパイプに流すことで一気に床を温めます。
一方、ヒートポンプ式ではエアコンと同じように、空気を圧縮した時に発生する熱を利用して床を温める方式です。そのため、ガス温水式に比べて消費電力が大幅に少ない反面、温度がそこまで高くありません。
ですが、こちらのデメリットに関しても、先に説明したように一条工務店の高断熱な家であれば、十分に補うことが可能です。
一条工務店ほどの高い断熱性能があれば、ヒートポンプ式の床暖房でも効率よく温水をつくることが可能となります。
さらに、ヒートポンプ式は電力消費もそれほど高くないため、一度運転したらワンシーズンつけたままというご家庭がほとんどです。
3.無垢床は採用できない
全館床暖房を採用する際には、一条工務店では自社オリジナルのシート系床材を提案されます。
シート系床材のメリットはとにかく価格がやすいことですが、
一方でデメリットとして足触りがペタペタする、本物の気ではないので安っぽく見えるといったことが挙げられます。
そのため、本物の木の質感を求めている方の場合、一条工務店では無垢床を採用できないため不満が残る可能性があります。
ただし、一条工務店のシート系床材は自社でオリジナルに開発した商品を採用しており、一般的なシート系床材と比べて、見た目や質感が段違いに良いことが特徴です。
無垢床は採用できませんが、少しでも床の質感にこだわりたい人は、一度展示場で一条工務店のシート系を体感してみることをおすすめします。
Wi-Fiが弱くなるという噂の真相と対策
一条工務店について調べていると、「Wi-Fiが弱くなる」といった口コミをいくつか見かけます。
一条工務店の家はなぜWi-Fiが弱くなると言われているのでしょうか？詳しく調べてみたところ、原因は断熱材の厚みと床暖房のパネルによるものであることが分かりました。
ぽりんき快適性を求めた高性能住宅ならではの弊害ということですね。
Wi-Fi機器の設置場所の工夫や中継機で解決
一条工務店の家に住み始めて、もしWi-Fiが弱くなったと感じた場合には、以下の対策を試してみることで問題が解消されるかもしれません。
- Wi-Fi機器の設置場所を変えてみる
- 中継機を増設してみる
- より高速なWi-Fi機器に買い替えてみる
1.Wi-Fi機器の設置場所を変えてみる
壁や床があることで、Wi-Fiの電波が弱くなっている可能性があります。
普段、よくネットを使う部屋から遠い位置にWi-Fi機器がある場合には、なるべく近くにWi-Fi機器を設置してみましょう。
2.中継機を増設してみる
間取り上、Wi-Fi機器の移動が難しい場合には、中継機を増設することも検討してみましょう。
1階と2階で通信速度が違う場合には、中継機を設置することで環境が改善されるかもしれません。
3.より高速なWi-Fi機器に買い替えてみる
単純にWi-Fi機器の性能が低いことも考えられます。
例えば、アパートに住んでいたところから、一条工務店の戸建て住宅に住み替えた場合に、住宅の規模や壁の厚みなどの違いから、今まで使用していたWi-Fi機器では能力不足となることがあります。
Wi-Fiルーターの選び方にはいくつかポイントがありますが、詳しくなければ『下り速度（Mbps）』の数値だけ確認してみましょう。
よくアパートで利用されるWi-Fiルーターの場合、下り速度1,000Mbps程度のものが一般的です。もし戸建てで十分な通信環境を得たい場合には、最低でも下り速度2,000Mbps以上のWi-Fiルーターを選ぶのがおすすめです。
一条工務店の床暖房についてよくある質問
- 一条工務店の床暖房は乾燥するって本当？
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基本的に、一条工務店の家では全館床暖房を24時間稼働させているご家庭が多いです。そのため、床暖房の熱が空気中の水分を蒸発させることで、空気が乾燥しやすくなります。
実際のユーザーの声をみても、やはり乾燥を実感しているユーザーは多く、加湿器を設置したりオプションでうるサラを導入するなどの対策をしているようです。
室内が乾燥すると、風邪や肌トラブルといった健康被害の原因にもなります。全館床暖房を検討するなら乾燥対策は必須と考えておきましょう。
- カーペットを敷いても大丈夫？
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床暖房対応のカーペットであれば問題なく使用できます。
ぽりんき実際、多くのユーザーがカーペットを敷いていますよ。
- 床暖房が故障したら修理の費用はどのくらいかかるの？
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実例を調べたところ修理費用でとくに多かったのが、不凍液を暖めるために連動している、CHOFUのRAYエアコンの交換費用25〜30万円でした。
また、修理費ではないですが、10年ごとにパイプ内の不凍液の交換費用として5万円のメンテナンス費が必要です。
- 床暖房が標準装備の商品を教えて
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全館床暖房が標準装備となっている商品ラインナップはこちら。
- アイ・スマイル
- アイ・キューブ
- アイ・スマート
- グラン・セゾン
- グラン・スマート
上記以外の商品の場合、オプション（2万円/坪）で全館床暖房を採用することが可能です。
まとめ：一条工務店の床暖房なら真冬でも素足で歩けて電気代もお得
一条工務店の床暖房は寒いという噂がある一方で、以下のように性能に大変満足しているユーザーが多いことが分かります。
- 冬でも暖かく床暖房がとにかく最高
- 家に帰った瞬間からポカポカ
- 風呂上がりの熱が冷めない
- シーズン中付けっぱなしでも電気代が安い
一条工務店では、床暖房の製造から施工まで一貫して自社でおこなうことで、あなたの住宅に合わせたオリジナルな床暖房を低価格で提供しています。
一条工務店の全館床暖房のメリット・デメリットをまとめたものがこちら。
結論、一条工務店の床暖房は、真冬でも素足で歩けて電気代もお得なおすすめできる設備です。
一条工務店の床暖房を採用するか悩んでいる方は、この記事を参考にしてあなたの家づくりにとってベストな選択をしましょう。
